岡山生まれの作庭家。京都の東福寺方丈庭園などが有名。
重森三玲(しげもり みれい) 1896−1975年。岡山生まれ。作庭家、庭園史研究家。前衛いけばなを提唱するなど多分野で活躍。庭園を独学で学び、京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園など国内に約200もの庭園を作庭。「枯山水」、「日本庭園史図鑑」、「日本庭園史大系」などの著書がある。三玲の名はフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名したもの。 重森三玲略歴
重森三玲(しげもり みれい) 1896−1975年。岡山生まれ。作庭家、庭園史研究家。前衛いけばなを提唱するなど多分野で活躍。庭園を独学で学び、京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園など国内に約200もの庭園を作庭。「枯山水」、「日本庭園史図鑑」、「日本庭園史大系」などの著書がある。三玲の名はフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名したもの。
重森三玲庭園美術館<六日目 11月7日(木)続き 晴れ>京都に戻りました 「ROKU KYOTO、LXR Hotels&Resorts」上の地図で右上 ヒルトン系列 京都における最上級ホテルの1つです唯一の欠点は交通の便が悪いこと タクシー利用が常識になっています地図上で 一番北に楕円で示されている京都市バス道に出るにはどこを通ればいいのですかと女性の従業員に尋ねるも 即座に回答得られず!ようやく回答を得たものの18:00までに時間が無いと不満をぶつけゴルフカートで通れる限界である 赤線の途中まで送ってもらえました 青豆のムースからスタートですレストラン「ボルドー」も本日が3回目で コース概要…
重森三玲作庭の波心庭 東福寺については、以前書いた。 9月の東福寺はまだ暑かった - よそもんが京都で暮らす 1年余り経った10月、今回は、東福寺から少し南側に行ったところにある塔頭の光明院を訪ねてみた。最寄駅は京阪本線の東福寺駅ではなく、1駅隣の鳥羽街道駅となる。駅から5分くらい緩やかな坂道を上ると着く。光明院は、1236年から1255年にかけて開かれた東福寺から約150年後の1391年に創建された。光明院HPの説明がなかなかよい。 山門より入ってすぐの、前庭である雲嶺庭には勝負の守護神「摩利支尊天」が鎮座する。「虹の苔寺」の異名をとり、苔と砂の見事な調和を見せる主庭、「波心庭」は、昭和の作…
久々に京都に行ってきたので、健忘録! 重森三玲美術館 松尾大社 重森三玲美術館 1日目のメインイベントは重森三玲庭園美術館。 要予約のため、1週間前には予約が必要。 所要時間:20分〜40分 料金:一人1000円(R6.7時点) 重森三玲の旧宅書院・庭園(重森三玲庭園美術館) 重森美玲という有名な作庭家の旧家を美術館として公開している場所。 重森三玲がほぼ一から作った庭と、茶室を見ることができる。 簡単な説明をしてくれるので、全く無知識でもなんとかなるかと。 ※ただし、接客はかなりドライなので、親切な説明などは求めてはいけない! 所要時間は20分くらい。そのあと、自由に見学もできるけど、そんな…
*本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 今回は東福寺の塔頭寺院の一つである「光明院」について紹介します。光明院は室町時代(1391年)に創建されたお寺です。東福寺のすぐ南にあります。 山門をくぐると雲嶺庭があります。 建物に入り、部屋を抜けると多数の石を配した枯山水の庭が広がります。 こちらの庭「波心庭」も昭和時代に活躍した作庭家 重森三玲氏によるものです。 訪れたのが夏だったので苔も乾いていましたが、青々とした時期に見てみたいと思いました。 色々な角度から撮った写真をいくつか載せます。 真夏の暑い日だったので、汗が落ち着くまで縁側に座ってしばし庭を眺めました。 お寺の公式HPはこち…
京都『東福寺』は京都市東山区本町にある臨済宗東福寺派の総本山 広大な敷地面積には多くの塔頭、寺院を囲む建物で構成されています。 今は紅葉の季節で多くの観光客で賑わっていることと思います。わたしがココに来たのは5月ですから随分と様相は異なります。 正面入口 東福寺は紅葉か新緑の季節がベスト 重森三玲の世界観 東福寺は紅葉か新緑の季節がベスト 2023年3月7日~5月7日迄 東福寺初の大規模展覧会が東京国立博物館で開催されておりました。現在は京都で開催されています。そんな東福寺に来た目的はこれ。2019年から長い歳月を経て修復された『大涅槃図』特別公開でした。 『吉山明兆』57歳の時の作品 縦11…
*基本データ 場所:東京国立博物館 平成館 行った日:2023/3 展覧会URL⇒東京国立博物館 - 展示・催し物 総合文化展一覧 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「東福寺」 (tnm.jp) 臨済宗大本山 東福寺について深みのある鑑賞が出来ます。 東福寺は京都を代表する禅寺の一つ。1236年、九条道家の発願により中国で禅を学んだ円爾(えんに・聖一国師)を開山に迎えて創建されました。「東福寺」の名は、奈良の東大寺と興福寺の一字ずつをとったことに由来しているそうです。円爾は中国からお茶や饅頭、麺類の作り方を伝えた人物としても有名です。前期の展示では円爾の師である国宝《無準師範像》も展示されて…
2022年11月10日(木)松尾大社その1~上卯祭からのつづき。 昭和を代表する作庭家・重森三玲の最晩年の代表作が、松尾大社の《松風苑》です。《松風苑》の4つの庭はいずれも素晴らしく、写真撮影OKというのも松尾さんの嬉しい心づくし。 庭園散策の合間には神像館の社宝も鑑賞できるようになっていて、充実した空間構成になっていました。 曲水の庭(1)曲水の庭はその名の通り、平安貴族が曲水の宴などを催した宮中庭園をモチーフにしています。いまにも美酒をたたえた盃が、曲がりくねった遣水をゆったりと流れてくるような優雅なお庭。水辺の石組は、歌を詠もうと頭をひねる平安貴族たちを模しているのでしょうか。 曲水の庭…
京都寺院探訪 東福寺・塔頭 霊 雲 院 住所 京都府京都市東山区本町15丁目801 宗派 臨済宗東福寺派 拝観 500円 駐車場 東福寺駐車場 無料 ※周辺有料駐車場 ご朱印 あり ランク ★★(1.7)(5段階) 九山八海庭・重森三玲改修 🔴霊雲院は、東福寺・塔頭で明徳元年(1390)東福寺80世岐陽方秀によって開山 され当初は「不二庵」といった。その後室町時代に霊雲院と改めました。 幕末に西郷隆盛と僧・月照が討幕の密談をした場所。また日露戦争のロシア人捕虜 収容所としても使われ、当時の品が展示されています。 臥雲庭より九山八海の庭を望む(重森三玲作庭) ●みどころは庭園です。九山八海の庭の…
正覚院を少し南に下ったところにあるのが、同じく東福寺の塔頭である光明院。 重森三玲の手になる波心の庭が有名である。 2階から見るとお庭全体が見渡せるのだが、撮影禁止と言うことで1階から眺める。 昨晩再放送していたNHKBSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」では、このお庭の場面から物語がスタートした。もちろん、2階からの眺めもしっかりと見ることが出来た、、、。このお寺は禅寺の形式にとらわれず、進取の精神があると見え、他にも斬新でおしゃれな意匠を色んなところで目にすることが出来る。 玄関の三和土にこれ程凝ったデザインを施したお寺は見たことがない。
東福寺方丈では、方丈を囲んで東西南北それぞれに異なるお庭が配され、八相の庭と呼ばれている。 他の禅寺に多い伝統的な枯山水とは趣が違っているが、これが昭和の作庭家重森三玲の手になるものである。 南庭 同行したM君は自宅で小さな庭を楽しんでおり、この文様の描き方(作業の仕方)に興味津々であった。 斬新なデザインの北庭西庭東庭南庭も角度を変えて見るのも面白い。いつも思うのだが、伝統に捉われることなく革新的な庭を作り出した重森三玲も素晴らしいが、それを許容した東福寺も立派だと思う。不易流行と言うか、単に古いものを墨守するだけでなく、新しいものも積極的に取り入れてきたからこそ京都は常に新鮮であることの、…