岡山生まれの作庭家。京都の東福寺方丈庭園などが有名。
重森三玲(しげもり みれい) 1896−1975年。岡山生まれ。作庭家、庭園史研究家。前衛いけばなを提唱するなど多分野で活躍。庭園を独学で学び、京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園など国内に約200もの庭園を作庭。「枯山水」、「日本庭園史図鑑」、「日本庭園史大系」などの著書がある。三玲の名はフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名したもの。 重森三玲略歴
重森三玲(しげもり みれい) 1896−1975年。岡山生まれ。作庭家、庭園史研究家。前衛いけばなを提唱するなど多分野で活躍。庭園を独学で学び、京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園など国内に約200もの庭園を作庭。「枯山水」、「日本庭園史図鑑」、「日本庭園史大系」などの著書がある。三玲の名はフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名したもの。
久々に京都に行ってきたので、健忘録! 重森三玲美術館 松尾大社 重森三玲美術館 1日目のメインイベントは重森三玲庭園美術館。 要予約のため、1週間前には予約が必要。 所要時間:20分〜40分 料金:一人1000円(R6.7時点) 重森三玲の旧宅書院・庭園(重森三玲庭園美術館) 重森美玲という有名な作庭家の旧家を美術館として公開している場所。 重森三玲がほぼ一から作った庭と、茶室を見ることができる。 簡単な説明をしてくれるので、全く無知識でもなんとかなるかと。 ※ただし、接客はかなりドライなので、親切な説明などは求めてはいけない! 所要時間は20分くらい。そのあと、自由に見学もできるけど、そんな…
*本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 今回は東福寺の塔頭寺院の一つである「光明院」について紹介します。光明院は室町時代(1391年)に創建されたお寺です。東福寺のすぐ南にあります。 山門をくぐると雲嶺庭があります。 建物に入り、部屋を抜けると多数の石を配した枯山水の庭が広がります。 こちらの庭「波心庭」も昭和時代に活躍した作庭家 重森三玲氏によるものです。 訪れたのが夏だったので苔も乾いていましたが、青々とした時期に見てみたいと思いました。 色々な角度から撮った写真をいくつか載せます。 真夏の暑い日だったので、汗が落ち着くまで縁側に座ってしばし庭を眺めました。 お寺の公式HPはこち…
京都『東福寺』は京都市東山区本町にある臨済宗東福寺派の総本山 広大な敷地面積には多くの塔頭、寺院を囲む建物で構成されています。 今は紅葉の季節で多くの観光客で賑わっていることと思います。わたしがココに来たのは5月ですから随分と様相は異なります。 正面入口 東福寺は紅葉か新緑の季節がベスト 重森三玲の世界観 東福寺は紅葉か新緑の季節がベスト 2023年3月7日~5月7日迄 東福寺初の大規模展覧会が東京国立博物館で開催されておりました。現在は京都で開催されています。そんな東福寺に来た目的はこれ。2019年から長い歳月を経て修復された『大涅槃図』特別公開でした。 『吉山明兆』57歳の時の作品 縦11…
2022年11月10日(木)松尾大社その1~上卯祭からのつづき。 昭和を代表する作庭家・重森三玲の最晩年の代表作が、松尾大社の《松風苑》です。《松風苑》の4つの庭はいずれも素晴らしく、写真撮影OKというのも松尾さんの嬉しい心づくし。 庭園散策の合間には神像館の社宝も鑑賞できるようになっていて、充実した空間構成になっていました。 曲水の庭(1)曲水の庭はその名の通り、平安貴族が曲水の宴などを催した宮中庭園をモチーフにしています。いまにも美酒をたたえた盃が、曲がりくねった遣水をゆったりと流れてくるような優雅なお庭。水辺の石組は、歌を詠もうと頭をひねる平安貴族たちを模しているのでしょうか。 曲水の庭…
京都寺院探訪 東福寺・塔頭 霊 雲 院 住所 京都府京都市東山区本町15丁目801 宗派 臨済宗東福寺派 拝観 500円 駐車場 東福寺駐車場 無料 ※周辺有料駐車場 ご朱印 あり ランク ★★(1.7)(5段階) 九山八海庭・重森三玲改修 🔴霊雲院は、東福寺・塔頭で明徳元年(1390)東福寺80世岐陽方秀によって開山 され当初は「不二庵」といった。その後室町時代に霊雲院と改めました。 幕末に西郷隆盛と僧・月照が討幕の密談をした場所。また日露戦争のロシア人捕虜 収容所としても使われ、当時の品が展示されています。 臥雲庭より九山八海の庭を望む(重森三玲作庭) ●みどころは庭園です。九山八海の庭の…
正覚院を少し南に下ったところにあるのが、同じく東福寺の塔頭である光明院。 重森三玲の手になる波心の庭が有名である。 2階から見るとお庭全体が見渡せるのだが、撮影禁止と言うことで1階から眺める。 昨晩再放送していたNHKBSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」では、このお庭の場面から物語がスタートした。もちろん、2階からの眺めもしっかりと見ることが出来た、、、。このお寺は禅寺の形式にとらわれず、進取の精神があると見え、他にも斬新でおしゃれな意匠を色んなところで目にすることが出来る。 玄関の三和土にこれ程凝ったデザインを施したお寺は見たことがない。
東福寺方丈では、方丈を囲んで東西南北それぞれに異なるお庭が配され、八相の庭と呼ばれている。 他の禅寺に多い伝統的な枯山水とは趣が違っているが、これが昭和の作庭家重森三玲の手になるものである。 南庭 同行したM君は自宅で小さな庭を楽しんでおり、この文様の描き方(作業の仕方)に興味津々であった。 斬新なデザインの北庭西庭東庭南庭も角度を変えて見るのも面白い。いつも思うのだが、伝統に捉われることなく革新的な庭を作り出した重森三玲も素晴らしいが、それを許容した東福寺も立派だと思う。不易流行と言うか、単に古いものを墨守するだけでなく、新しいものも積極的に取り入れてきたからこそ京都は常に新鮮であることの、…
東福寺に三の橋川が流れ 臥雲橋を渡り 通天橋を通り過ぎ 洗玉澗に掛かる一番奥の橋 偃月橋を渡ると恋い焦がれた龍吟庵がありますようやく足を踏み入れることができました (((o(´∀`)o))) 鎌倉時代 九条道家は東福寺の開山として、当時宋での修行を終えて帰国していた禅僧・円爾を迎えました東福寺は京都五山の第四位の禅寺として栄えました その東福寺の塔頭 龍吟庵は東福寺第三世住持、無関普門(大明国師)の住居跡で東福寺塔頭の第一位に置かれています というのは無関普門は 亀山上皇の離宮に出没する妖怪を降伏した功により南禅寺開山となったのです 南禅寺は京都五山の第一位よりも上特別のお寺です 地位だけで人…
京都御苑の南西部にある閑院宮邸跡は、環境省が平成15年から3ヶ年をかけて建築物や塀 池など全面的な改修を行い、平成18年から一般公開を行い、今年で公開から10年になるのを記念し4月から連続講演会を開催、その最終回に山折哲夫さんがお話をされます。 リアル山折哲夫さんが見られる機会もこれからはそうないと思い京都御苑に来てます。 ところがやはり高齢のためか30分の講演時間、しかもウッカリ出町柳まで行ってしまい歩いて戻ったので10分位しかお聞きできませんでした。 講演の内容は、折から話題に成ってる天皇の生前譲位を話題にされたらしく、大嘗祭の意義やその仕組み、明治期に持ち込んだドイツ法制と大嘗祭との不整…
本尊は文殊菩薩、1390年に岐陽方秀が開基。 見所は枯山水の庭で「九山八海の庭」「臥雲の庭」の2庭、久しく荒廃していた物を、昭和を代表する造園家・重森三玲が1970年に復元。 幕末には、西郷隆盛と勤王の僧「月照」が維新へ向けて密議を交わした寺とされ、日露戦争当時にはロシア兵捕虜収容所と成り、50名のロシア兵捕虜を8ヵ月に渡って収容していたそうです。 霊雲院は「京都十三仏霊場」第三番霊場です。 帰り際に立ち寄ったためタイムオーバー閉門でした。 ランキング参加中京都 ランキング参加中神社仏閣巡り
お客さんの中には 旅行好きな人がいらして、ノジュールを定期購読しています。今日届きました。10月号の大特集 和を学ぶひとり旅。六つのテーマがあり、そのひとつ 日本庭園×島根は懐かしく見ました。島根と言えば、足立美術館の日本庭園。世界的に有名です。行ったことはありませんが、由志園。松平不昧公が広めた茶の湯の文化に紐づいた素晴らしい庭園が松江にはあります。県庁の中庭も重森三玲氏の長男の作だそうです。 つい最近、高校の同級生が大学時代の同級会が松江で行われ、その時の写真をラインで送ってくれて、ノジュールに載っている写真と角度はちょっと違うけど、ほぼ同じでした。
今回の厚狭への帰省で、立ち寄りを計画したもう一箇所が山口県周南市鹿野の臨済宗南禅寺派の名刹・漢陽寺で、この地に暮らす中学同級生に案内して貰った。 (余談ながら歌舞伎で大盗・石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」と見得を切るのが京の南禅寺山門である。) このブログでも2019年12月27日『周南市「漢陽寺」名前の由来』などで触れたことがあるが実際に訪れるのは初めてになる。 訪れてみて寺の山号が鹿苑山(ろくおんざん)ということを初めて知った。鹿苑とは字のごとく鹿の園で、一般に釈迦が法を説いた場所とされる鹿野苑(ろくやおん)から来ている。 すなわちこの山号は古くからの鹿野の地名にも関連しているのではない…
こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 さて、数回に渡り、 人混みを避けたマイナーな 【京都ひとり旅】について書いています。 スムーズに移動ができず、 予定になかった嵐山に立ち寄った後、 渡月橋から歩きました。 hitorijikan-nico2.hatenablog.com そして、 ようやくたどり着いた 『松尾大社』 (まつのおたいしゃ)。 渡月橋から松尾大社までの距離は 約2kmで大したことはないのですが、 暑かった~💦 東京もかなり暑いですが、 夏の盆地を舐めてはいけない…と 強く思いました。 《【京都ひとり旅】『松尾大社』大鳥居》©nico…
今回は和歌山県の高野山・橋本周辺のおすすめホテル・旅館を15個紹介したいと思います。宿泊サイトで評価が高いホテルや旅館を厳選して記事にまとめました。ぜひ参考になれば幸いです。(情報は記事掲載時点のものであるため、詳細をきちんと確認してからご予約お願い致します。 各ホテルの施設情報を確認できるリンクを用意してあるので、そこからスムーズに確認することができます。)
京都旅行を計画すると、ガイドブックやSNSで行ってみたいところがたくさん見つかりますよね。 実は、京都の観光名所の中には予約が必要なところもあり、特に紅葉シーズン限定で予約が必要な施設もあるので注意が必要です。行ってから「しまった!」とならないように、拝観・見学に予約が必要な場所をまとめたので、この記事を見て、準備万端で京都旅を楽しみましょう。京都らしい特別な体験を予約できるサイトもご紹介します。 必ず予約が必要な場所 見学する時期や人数に関わらず、見学するために必ず予約が必要なスポットを紹介します。予約は少しハードルを感じるかもしれませんが、少人数で落ち着いて見学できたり、係の方がガイドツア…
朝家を出て広島へ。夕方からTHE POOLの2人展会場でミーティング一件…の前に時間が少しだけあったので市街から少し離れた三瀧寺を訪れました。境内の「補陀落の庭」が重森三玲整備らしいと知って行ってみました。ただ最寄りの三滝駅からは徒歩15分強。普段であればなんてことはないのですが猛暑炎天下ではなかなかの道のり。境内に入っても山の湿気で汗が滲みます。 お庭は小さな滝を眺めるように池や岩が配された静かなところで、登り坂を登る途中の陽当たりの面白い場所にありました。 しかしこのお寺のエリアも原爆の爆心地から4km以内。写真の多宝塔は違いますが、お寺の建物は被曝建物として登録されています。 市街に戻る…
展覧会『走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代』(後期)菊池寛実記念 智美術館にて、2024年7月5日~9月1日。 1948年、京焼の中心地である五条坂周辺で製陶業に従事していた八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で陶芸家集団「走泥社」が結成された(「走泥」は蚯蚓が泥の上を這ったような痕を指す「蚯蚓走泥文」に因む)。同人が入れ替わりながら50年にわたり活動し、実用の器ではなく、「オブジェ陶」とも呼ばれる芸術作品としての陶芸を確立した。本展は走泥社の活動の前半を振り返るもので、智美術館会場では2期に分けて開催される。後期では1964年に開催され、小山冨士夫のセレクションで紹介された海外の…
もし君が鮎パイをいただいたらどうする?ハハハ、きっと速攻で食って終わるだろう。ったく、よくそんな分かりやすい行動パターンで47年間も生きてこられたもんだ。ちなみに、もし君が47歳でなければ各自で数字を置き換えてほしい。だから、そんなことはどーでもいいんです。僕クラスのゲージツをこよなく愛す哺乳類になると「これで糖を摂る前に涼を取ろう」となる。そこでだ、作庭家の重森三玲が手掛ける枯山水庭園を鮎パイ、4種の甘納豆、スイートポテトで見事に再現してみた。しかし、唯一の想定外は「ん?ちっとも鮎の形じゃねぇじゃん」だった。ま、たしかに春華堂のうなぎパイもちっとも鰻の形をしちゃいないので今回だけは許す。最後…
京都の無料写真素材光明院は、 東福寺の塔頭として 建立された美しい庭園風景が人気の寺院です。 特に、 苔と砂が見事に調和する 枯山水庭園「波心庭」は、 昭和初期に活躍した 名作庭家・重森三玲が手がけたもので、 その美しさは 訪れる人々の心を癒します。 季節ごとに大きく表情を変えることから、 「虹の苔寺」 とも称されるようになりました。 光明院の歴史 光明院は1391年(明徳2年)に 建立されました。 東福寺の塔頭として、 長い歴史を持つこの寺院は、 数々の文化財や 美しい庭園を有しています。 京都の無料写真素材 割引クーポン配布中❗ hb.afl.rakuten.co.jp 注意点 光明院を訪…
★★☆☆☆ あらすじ 幼い頃に父親を殺され復讐のために生きる男は、ある男に復讐相手の情報と引き換えに組織に入るよう勧誘される。GIジョーの人気キャラクター「スネークアイズ」誕生を描くスピンオフ作品。 www.youtube.com シリーズ第3作目でリブート作品。原題は「Snake Eyes: G.I. Joe Origins」。121分。 感想 リブート作品とはいえ前の2作とだいたい同じでミリタリーものだろうと思っていたのに、終始忍者ものでイライラする。GIジョーの人気キャラ「スネークアイズ」の誕生を描く物語だ。 これは邦題に問題がある。「GIジョー外伝 スネークアイズ誕生!」みたいな原題と…
東横インあべの天王寺。起床は6時。6時半から朝食。8時半に出発。今日こそ岸和田に行くことにした。 南海本線の新今宮駅まで歩いた。御堂筋線の動物園前駅を越えると、前方に高架が見えた。おそらく南海本線だった。景色はどの建物も黒く薄汚れていて、荒んでいた。間口が狭くて、奥行きがあり、背の高い店が並んでいる様子は、まるで中国だった。あちこちにはホテルが建っていた。こういう安宿に外国人が泊まるのだろうか?今はほとんど見かけない咥えタバコのおっさんを3人くらい見かけた。なんならスクーターに乗ってるおっさんも咥えタバコだった。まるで映画かなんか非現実的な世界に迷いこんだみたいだった。 新今宮駅には阪堺電気軌…
おはようございます🌞 久しぶりに歴史の話をします。写真は中国が明の時代の絵図です。(故宮博物院に所蔵されているもの) この絵図をみると「いけばな」の立花(りっか)*立華とも言う のようなアシンメトリーな構成になっています。これなどを見て「いけばな」のルーツは中国!という方がいらっしゃいますけどそとはおおきく違いますので誤解のないようにしてください。そもそも日本は古の時代から中国を手本としてそこから独自の文化を生み出してきました。教え、建築、政治、服装etc・・・・いけばなもそうです。確かに明と貿易をしていた室町時代に「いけばな」が成立(正しくは形を整えてきた)したと言われるところから見れば形は…
東山東福寺の塔頭芬陀院(ふんだいん)は、正式には芬陀利華院といい、芬陀利華とは白蓮華であり、寺の創建である関白一條内経(うちつね)の法名芬陀利華院に因んでいる。一條内経は歌人としての顔を持ち、このような歌を詠んだ。吹く風のさそふともなき梢よりおつる枯葉の音ぞさびしき。この内経の曾孫、長男経通の養子経嗣の六男兼良に請われ東福寺と縁のあった雪舟の手によるものとされる芬陀院の庭について歴史家中村直勝はこう記している。「芬陀院の庭園は一條禅閤兼良の作とも言い、画聖雪舟の造築とも伝えられる。枯山水庭で、百二十坪ばかりの苔地に、鶴島亀島があったらしい。亀島は俤(おもかげ)を存するが、鶴島の方は原形を偲(し…
お城について 篠山城が見えるホテル 篠山観光ホテル お城巡りおすすめの書籍・他 お城について 城名 別名 都道府県 篠山城 桐ヶ城 兵庫県 篠山城は日本100名城のひとつです。 篠山城が見えるホテル 篠山城が見えるホテルを紹介しています。 他のお城が見える・近いホテルは一覧からどうぞ。 国内「お城が見えるホテル」一覧が便利!日本100名城巡りにも - ChikaMie 篠山観光ホテル お城 mie point 👇 篠山城を眺める部屋 和室・ツイン 1~4名 point 👇 重森三玲の庭園と栗入り味噌のぼたん鍋が楽しめる/JR篠山口より車かバスで15分/駐車場あり無料 宿泊プランを探す じゃらん…