岡山生まれの作庭家。京都の東福寺方丈庭園などが有名。
重森三玲(しげもり みれい) 1896−1975年。岡山生まれ。作庭家、庭園史研究家。前衛いけばなを提唱するなど多分野で活躍。庭園を独学で学び、京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園など国内に約200もの庭園を作庭。「枯山水」、「日本庭園史図鑑」、「日本庭園史大系」などの著書がある。三玲の名はフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名したもの。 重森三玲略歴
重森三玲(しげもり みれい) 1896−1975年。岡山生まれ。作庭家、庭園史研究家。前衛いけばなを提唱するなど多分野で活躍。庭園を独学で学び、京都の東福寺方丈庭園、光明院庭園、松尾大社庭園など国内に約200もの庭園を作庭。「枯山水」、「日本庭園史図鑑」、「日本庭園史大系」などの著書がある。三玲の名はフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名したもの。
京都寺院探訪 東福寺・塔頭 霊 雲 院 住所 京都府京都市東山区本町15丁目801 宗派 臨済宗東福寺派 拝観 500円 駐車場 東福寺駐車場 無料 ※周辺有料駐車場 ご朱印 あり ランク ★★(1.7)(5段階) 九山八海庭・重森三玲改修 🔴霊雲院は、東福寺・塔頭で明徳元年(1390)東福寺80世岐陽方秀によって開山 され当初は「不二庵」といった。その後室町時代に霊雲院と改めました。 幕末に西郷隆盛と僧・月照が討幕の密談をした場所。また日露戦争のロシア人捕虜 収容所としても使われ、当時の品が展示されています。 臥雲庭より九山八海の庭を望む(重森三玲作庭) ●みどころは庭園です。九山八海の庭の…
岸和田城 by:photo-ac ▶一休高級ホテル・旅館が最大60%OFF! ▶【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元! お城大好き雑記も70回目になりました! 今回は大阪府の岸和田城です。 勇壮なだんじり祭で有名な岸和田。 14世紀初めの頃、楠正成(くすのき まさしげ)の一族・和田氏が、当時「岸」と呼ばれていたこの地に城を築き、根拠地としました。 そのことから「岸の和田氏」と呼ばれ、「岸和田」の地名の起こりとなったそうですよ。 「岸和田城 いま むかし」という本に書かれていました。 岸和田城は、紀州街道と大阪湾の水上交通を押さえた要衝の地に築城された平城です。…
正覚院を少し南に下ったところにあるのが、同じく東福寺の塔頭である光明院。 重森三玲の手になる波心の庭が有名である。 2階から見るとお庭全体が見渡せるのだが、撮影禁止と言うことで1階から眺める。 昨晩再放送していたNHKBSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」では、このお庭の場面から物語がスタートした。もちろん、2階からの眺めもしっかりと見ることが出来た、、、。このお寺は禅寺の形式にとらわれず、進取の精神があると見え、他にも斬新でおしゃれな意匠を色んなところで目にすることが出来る。 玄関の三和土にこれ程凝ったデザインを施したお寺は見たことがない。
東福寺方丈では、方丈を囲んで東西南北それぞれに異なるお庭が配され、八相の庭と呼ばれている。 他の禅寺に多い伝統的な枯山水とは趣が違っているが、これが昭和の作庭家重森三玲の手になるものである。 南庭 同行したM君は自宅で小さな庭を楽しんでおり、この文様の描き方(作業の仕方)に興味津々であった。 斬新なデザインの北庭西庭東庭南庭も角度を変えて見るのも面白い。いつも思うのだが、伝統に捉われることなく革新的な庭を作り出した重森三玲も素晴らしいが、それを許容した東福寺も立派だと思う。不易流行と言うか、単に古いものを墨守するだけでなく、新しいものも積極的に取り入れてきたからこそ京都は常に新鮮であることの、…
東福寺に三の橋川が流れ 臥雲橋を渡り 通天橋を通り過ぎ 洗玉澗に掛かる一番奥の橋 偃月橋を渡ると恋い焦がれた龍吟庵がありますようやく足を踏み入れることができました (((o(´∀`)o))) 鎌倉時代 九条道家は東福寺の開山として、当時宋での修行を終えて帰国していた禅僧・円爾を迎えました東福寺は京都五山の第四位の禅寺として栄えました その東福寺の塔頭 龍吟庵は東福寺第三世住持、無関普門(大明国師)の住居跡で東福寺塔頭の第一位に置かれています というのは無関普門は 亀山上皇の離宮に出没する妖怪を降伏した功により南禅寺開山となったのです 南禅寺は京都五山の第一位よりも上特別のお寺です 地位だけで人…
本尊は文殊菩薩、1390年に岐陽方秀が開基。 見所は枯山水の庭で「九山八海の庭」「臥雲の庭」の2庭、久しく荒廃していた物を、昭和を代表する造園家・重森三玲が1970年に復元。 幕末には、西郷隆盛と勤王の僧「月照」が維新へ向けて密議を交わした寺とされ、日露戦争当時にはロシア兵捕虜収容所と成り、50名のロシア兵捕虜を8ヵ月に渡って収容していたそうです。 霊雲院は「京都十三仏霊場」第三番霊場です。 帰り際に立ち寄ったためタイムオーバー閉門でした。
7泊8日の京都旅行、5日目。 9時08分に京都駅発の地下鉄烏丸線で約5分、9時12分に四条駅に到着。 9時22分に烏丸駅発の阪急京都線で約5分、9時28分に桂駅に到着。 10時00分から、約60分の桂離宮ガイドツアー 書院は工事中のため、建物を覆う素屋根が建てられており、内部を見れなかった。 つまり、天下の三棚の一つ、桂棚を見れなかった。 宮内庁参観案内:施設情報:桂離宮 11時30分に桂駅発の阪急嵐山線で約7分、11時37分に嵐山駅に到着。 渡月橋を渡り、天龍寺。 世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ 天龍寺は諸堂も庭園も見なかったため、野宮神社から、竹林の小径へ…
もう夏もここまで来てしまったけれど、6月の終わりに京都に行ったことを思い出していて、その頃はまだ、今ほどは騒がしくはなく、時間があったということもあって、休日に何をしようかと考える余裕もあった。その日は、東福寺で蓮が咲いているとツイッターで知って、東福寺を訪れたのだった。 東福寺は好きなお寺のひとつで、もちろん、あの、もみじや、重森三玲の庭園という魅力もあるけれど、がらんとした雰囲気が気に入っている。がらんといえば、東寺もがらんとしている。けれど、真言宗のお寺はいかついところがある。私は、東寺の立体曼荼羅は唯一無二といえば良いのだろうか、あのかっこよさにやられている1人ではあるけれど、それにし…
【京都】【完全予約制のレアスポット!作庭家「重森三玲」の集大成!】 作庭家、庭園史研究家である、重森三玲。彼は昭和を代表する庭園家です。 京都では、 東福寺方丈庭園 光明院波心庭 大徳寺瑞峯庵庭園 松尾大社松風苑 などを作庭したことでも知られる、日本庭園界の巨匠です。 そんな重森三玲氏が、自ら住んだ旧宅が、実は完全予約制で公開されているんです! それがここ『重森三玲庭園美術館』。日本庭園お好きな方なら、絶対に行くべきスポットです! 重森三玲庭園美術館のアクセスと拝観方法 『重森三玲庭園美術館』は、京都大学のキャンパスから程近く、「吉田神社」の麓に建てられています。 最寄り駅は京阪電車の出町柳駅…
こんにちは、あとりです❤️ 京都、『東福寺』に行ってきました。(22年7月23日) 前回からの続きです。 前回は通天橋を主に書いています。青もみじの美しい景色の写真を載せていますので、よかったら見てください⤵️ 【唐門】 【庫裡】 建物に入り拝観受付を済ませ、方丈の庭園をまわりました。 『東福寺』方丈庭園は、昭和14年(1939年)に作庭家・重森三玲が完成させたものです。 方丈の東西南北に四庭が配され「八相の庭」と呼ばれています。 【北斗の庭(東庭)】 北斗七星に見立てた円柱の石は、もと東司(旧便所)の柱石の余りを利用したものです。 【南庭】 巨石を配した枯山水庭園です。 中国の蓬莱(ほうらい…
長濱八幡宮放生池 撮影:2022.04.30 庭園情報 名称:長濱八幡宮放生池 完成:天正期(1573-1592)と推定*1 保護:長浜市指定名勝 長浜八幡宮放生池 太閤殿下ゆかりの市指定名勝庭園 長浜曳山まつりで有名な長濱八幡宮。ここに太閤・豊臣秀吉公が長浜城主時代に造営されたと推定される放生池があります。小規模ながら、安土桃山時代の豪健な石組がみられる、長浜市指定の名勝庭園です。 訪問当日の様子は下記のページでも掲載していますので、よろしければご参照ください。 zuito.hatenablog.com *1:重森三玲・重森完途(1971)『日本庭園史大系8 桃山の庭(一)』p42
午前中に、八日市のリサーチ。ガチャ・コン音楽祭コーディネーターの野田さん、永尾さんと、八日市駅周辺を散策。Googleマップによれば、駅から鐘鋳の地蔵まで徒歩10分。では、その道中はどのようなものか、実際に歩いてみる。踏切を渡ると、すぐに参道。そのまま吸い込まれるように、松尾神社に立ち寄ったが、ここの庭が現代美術のようにワイルドでカッコいい。島袋道浩キュレーションによる野外展と言われたら、信じてしまいそう。実は、昭和初期に重森三玲が発見した庭園らしい。駅のこんな近くに、こんな場所があるなんて、八日市恐るべし。鐘鋳の地蔵までの道中の景色も楽しく、この散策コースおすすめ。そして、到着してみると、こ…
こんにちは、あとりです❤️ 京都、『貴船神社』に行ってきました。(22年7年1日) 『貴船神社』は叡山電鉄・貴船口からバスに乗り、バス停・貴船から徒歩すぐになります。 叡山電鉄の車内に、もみじのプレートが❗ 座席のシートも、もみじ模様でした。 車窓の外は青もみじのトンネル❤️、座席が窓に対面して並んであります。 叡山電鉄の市原から二ノ瀬駅の間は「もみじのトンネル」と呼ばれていて、もみじが言葉の通りトンネルのように迫っていました。 青もみじや紅葉の時期に、ライトアップも行われます。 紅葉の時期に、また乗ってみたいなぁ❗ 『貴船神社』は、伝説によると神武天皇の皇母・玉依姫命が黄船に乗って、大阪湾か…
奈良時代、天平13年(741年)ごろ創建。 その後、兵火による焼失を経て江戸時代中期に再建され、このたび令和の大改修を終えた阿波 国分寺…重森三玲も絶賛した見事な石庭とともに、およそ200年ぶりに創建当時の風景を変わりなく継承することが出来た! 向拝唐破風の“両垂れ付き”袖丸に、一つ一つが上半身ほどもある大きな谷平と谷巴にと…すべて手作り対応で製作した苦労が思い出され感慨深い。 屋根では0歳と200歳の瓦達が仲良く恊働し建築と風景を守る姿が頼もしく、そして微笑ましい(^^) この瓦づくりも含め、なにより悠久の歴史を紡げる素材と、それを納める大工技術、瓦葺き技術とは改めて素晴らしく…“持続可能”…
秋芳洞 秋芳洞は、山口県美祢市(みねし)の秋吉台南麓にある有名な鍾乳洞。 入り口の高さは24m、幅は8m、全長10kmあり、内部は石灰華の段丘や黄金柱など変化に富んで神秘、まさに霊の洞窟といった感じです。 ちょっと意外だったのは、秋芳洞の命名者が昭和天皇だということ。大正15年の皇太子時代に秋芳洞を探勝されたことがあるそうですね。 鍾乳洞入り口 写真のように修学旅行生もいっぱい来ていました。 通路の横は谷川で、洞窟から流出した地下水が川になって下っています。 全長10kmのうち、一般に開放されている(観光コース)のは1kmだけとのことですが、内部には照明も通路も完備されていて十分見応えがありま…
大通寺含山軒庭園 撮影:2022.04.30 庭園情報 名称:大通寺庭園 住所:滋賀県長浜市元浜町32-9 完成 含山軒庭園:宝暦年間(1751~1764)*1 学問所庭園:宝暦年間~明和年間(1751~1772)*2 蘭亭庭園:明和年間(1764~1772)*3 作庭:(推定)横超院真央 保護 国指定名勝 大通寺含山軒および蘭亭庭園 長浜市指定名勝 大通寺学問所庭園 長浜御坊の三つの名勝庭園 滋賀県長浜市にある大通寺。地元では「長浜御坊」の名で親しまれている寺院です。この大通寺には国の名勝に指定されている含山軒庭園、蘭亭庭園、そして長浜市の名勝に指定されている学問所庭園があります。 訪問当日…
巻頭特集「京都でしたいこと10」の06は"おだしが主役の美食に酔う"。 うどんすきの権太呂、親子丼のひさご、しっぽくうどんの冨美家など、ひさごはいつも行列だが、並ぶ価値はある。 親子丼は西陣鳥岩楼も美味しかった。 07は"幕末の歴史の舞台へ"、新選組の訓練所だった壬生寺、屯所の八木家、前田邸など見学したが、花街島原の揚屋跡、角屋もてなしの文化美術館にも行ってみたい。 08"近現代アート巡り"は殆ど経験していない。 京都国際ミュージアム、何必館・京都現代美術館、京都国立博物館、河井寛次郎記念館、重森三玲庭園美術館、細見美術館など。 建築物では中京郵便局、文椿ビルヂング、京都文化博物館、1928ビ…
今回は和歌山県の高野山・橋本周辺のおすすめホテル・旅館を15個紹介したいと思います。宿泊サイトで評価が高いホテルや旅館を厳選して記事にまとめました。ぜひ参考になれば幸いです。(情報は記事掲載時点のものであるため、詳細をきちんと確認してからご予約お願い致します。 各ホテルの施設情報を確認できるリンクを用意してあるので、そこからスムーズに確認することができます。)
昨年末の関西遠征を振り返っていきます。最初は続百名城の岸和田城。 岸和田と聞いてもだんじりくらいしか浮かばない人間でしたが、なかなか立派な復興天守に水堀に石垣そりゃ駅でおススメされるだけはありますね。 お城:岸和田城(161)大阪府岸和田市HP:岸和田城特設サイト- 岸和田市公式ウェブサイト訪問日:2021年12月 概要 訪問記 おまけ:特急ひのとりで大阪南部へ 感想 アクセス 概要 築城時期は不明ですが、岸和田古城から戦国時代に現地に移ったとみられます。 1585年には羽柴秀吉の紀州討伐の後、秀吉の叔父、小出秀政が整備し、5層の天守も築かれました。その後の歴代城主たちも、惣構えや城下、外堀や…
こんにちは!旅人サイファです。 日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』です。 私はただいま京都に滞在しています。 いやあ、GW明けのこの時期は、旅行には最適ですね!まず何より人が少ない!そしてオフシーズンのため費用も安い!さらに気候も最適!…と、良いこと尽くし! 本当に5月半ば~6月初旬は、旅行の穴場です。祝日が無いのでまとまった休みが取りにくいという難点もありますが、そこはぜひお休みを取ってください(笑) 5月~6月の京都は、本当に美しいです。特に青もみじの輝きはこの時期でしか味わえません!新緑を愛でるには最高の季節ですね。 ちなみに昨日は、南禅寺、…
7時、起床。疲れていて何もやりたくない気分だった。820出発。今日は東福寺に行った。東福寺もまた妙心寺や大徳寺と同じく臨済宗の寺だった。四条高倉から東福寺行きのバスに乗ろうとすると、大量の修学旅行生がorz。このバスは清水寺でガラガラになった。 バス停から東福寺の方に歩くと塔頭が現れた。後で行くことにして、先に進むと、妙心寺や大徳寺と同じように雰囲気のある道となった。すると前方に木橋が現れた。臥雲橋。橋から写真を撮ってる人がいた。その方向を見ると、たくさんの青もみじが見えた。足元には小川が流れていた。 東福寺はでかくて、人も多かった。私は東福寺は駅名になっているイメージしかなかったが、寺も有名…