鉄道の模型。
線路を組みたて路線を作り、その上を走らせて楽しむだけに留まらず、一両の車両を精密に作る車両工作、鉄道を含む風景そのものを作り上げるジオラマ、ミニチュアの鉄道システムを作り上げ、車両を走行させるレイアウトなど、多岐にわたるホビーである。
縮尺と線路幅で分ける国際規格として、基本的に以下の物が存在する。
Gゲージ:1/20〜:45mm
Oゲージ:1/45:32mm
HOゲージ:1/80:16.5mm
Nゲージ:1/150:9mm
Zゲージ:1/220:6.5mm
他にも、以下の物等が存在する。
HOe:1/80or1/87:9mm
HOの縮尺で軽便鉄道を再現した物。
国際的には1/80がポピュラーだが、日本ではディティールがはっきりとした1/87と若干大きな物が普及。
HO:1/80:13mm
日本の在来線の線路幅をHOで表現する為、線路幅を13mmとしたもの。
完成品以外にも、既存のHO車輌の台車と線路を換装したりして楽しむ場合もある。
N:1/160:9mm
日本のNゲージで、車体の大きな新幹線の車輌を、それ以外の車輌と同じコレクション性を追求させるために、一回り小さなスケールとした物。
このうち32mm以上のものは、屋外にレールを敷設し、庭園鉄道として楽しむ事も出来る。
又、さらに大きなレール幅のものとして、人が実際にのって運転できるライブスチームなどがある。
鉄道ファンの中でも、鉄道模型ファンは別派をなしている。