2024年度の「羽田空港機能強化に係る情報提供・意見把握検討等業務」は、博報堂が2.5億円で受注した。過去8年で7回目の受注となるが、23年度だけは東北新社がその椅子を奪っている(次表)。 背景にはあの事件がある。 2020年東京五輪テスト大会をめぐる独占禁止法違反疑惑によって23年2月28日、東京地検特捜部は博報堂など法人6社を独占禁止法違反の罪で起訴。その結果、博報堂はこの業務の入札日( 23年3月27日)を含む期間、国交省から入札への指名停止措置(23年3月6日~12月5日)を食らっていためである。 「解明!24年度「羽田空港機能強化に係る情報提供・意見把握検討等業務」より 博報堂が国交…