小学生の当時、絶対に見ることは出来ないけど、脳裏にその題名が焼き付けられた映画。 それが大島渚監督の問題作「愛のコリーダ」(1976) 実際にあった「阿部定事件」が題材の日仏合作映画。 ワイセツか芸術かでもめた映画でもあります。 監督の大島渚さんは、松竹ヌーベルバーグの旗手の一人として、作家性の強い監督です。 だからこそ、こんな議論が起こったんじゃないでしょうか。 その問題作が今回、横浜シネマリンで上映されたので、早速見に行きました! (あらすじ) 元女郎のさだは、料亭で中居として働き始め、そこで主人の吉の愛人となる。やがて定は店を辞め、宿屋で吉と一緒の生活を始める。さだの愛情はどんどん膨らん…