介護・障害福祉分野の賃金問題を解説。厚労省調査で明らかになった全産業平均との格差(約8万円)、業界団体の緊急調査開始、看護職員の処遇改善要求など、最新動向と今後の課題についてお伝えします。 2025年4月、厚生労働省から発表された障害福祉職員の賃金に関する調査結果は、業界に大きな衝撃を与えました。新設された処遇改善加算の効果もあり、平均月給は32万7,720円に達しましたが、それでも全産業平均との間には約8万円もの差が存在し、その格差は拡大傾向にある可能性が指摘されています。 fukushishimbun.com fukushishimbun.com 賃金格差への危機感と業界の対応 この状況を…