もやかかったような 頭のなか 霧かなあ… このまま…? このまま…シーちゃん と そのつぎの 言葉 恐怖 こわさにわく言葉に 決まってる 独り言やめた ぼんやり 霧のなかの恐怖 言葉になるな…と ながれるように と 待つ 夜 まったく眠れなかった そのまま 起きた 真夜中 気温が 朝夕も10℃近くなってきて 蚕みたいにお布団くるまってなくても 生きてられそうな気温になってくれて みんな破れてた指のしもやけ 最後の穴が閉じてくれそうだ お水も 手が切れるほど 痛いほど冷たかったのに すこし温んできてくれてる ありがとう ほんとう ありがとう… ありがたく お掃除しているのに つい 夏は… 生きて…