高志の国文学館で本日(12/16)から開催の企画展「没後50年 コスモポリタン 翁久允 OKINA Kyuin 脱日本人!展」へ 「翁久允のことば」特別上映会&制作担当者トーク 翁久允展を鑑賞 徒歩圏内で周れる翁久允巡り 「翁久允のことば」特別上映会&制作担当者トーク 展示初日だったこの日、北日本放送(KNB)で放送された特別番組「翁久允のことば」の特別上映会&制作担当者・松本芽久美さんによるトークイベントもありました。 番組「翁久允のことば」は本放送時うっかり見逃してしまったため、今回のイベントは貴重な視聴チャンス。 富山で長い歴史を持つ民放局・KNBには生前の翁久允さんが出演された映像や音…
高志の国文学館での人気イベント「朗読と音楽の夕べ」に今年も行ってきました。 ↓昨年は「朗読と音楽の集い」に行きました 今回は『星の王子さま』とチェロの調べ 前方の席に座りたくて受付開始時刻に受付前で待機 朗読はチューリップテレビの小西鼓子さん、演奏は井上貴信さんのチェロで。 感想 『星の王子さま』は冒頭の「蛇に食べられた象の絵」がやたらと印象に残ってて、どんなストーリーだったかは全く覚えてなかった私。 星の王子さま (新潮文庫) 作者:サン=テグジュペリ 新潮社 Amazon 小西さんの朗読は登場人物に合わせた可愛らしい声でありながらも、とても聞き取りやすかったです。場面をイメージしながら『星…
●歌は、「もののふの八十娘子らが汲み乱ふ寺井の上の堅香子の花」である。 富山市「高志の国文学館」玄関前敷石群歌石版⑮(大伴家持) 20230705撮影 ●歌石板⑮は、富山市「高志の国文学館」玄関前敷石群にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「攀折堅香子草花歌一首」<堅香子草(かたかご)の花を攀(よ)ぢ折る歌一首>である。 (注)よづ【捩づ・攀づ】他動詞:つかんで引き寄せる。よじる。(weblio古語辞典 学研全訳古語辞典 (注)かたかご【堅香子】名詞:植物の名。かたくりの古名。(学研) ◆物部乃 八十▼嬬等之 挹乱 寺井之於乃 堅香子之花 (大伴家持 巻十九 四一四三) ※▼は「女偏に感」⇒「…
夏の暑さも落ち着き秋らしくなってきた8月最後の日曜日。高志の国文学館の向かいにある… 富山県教育文化会館へ… 「朗読と音楽の集い2022」を聴きに来ました。 今回の開催は上市町「おおかみこどもの雨と雪」公開10周年記念イベントのひとつ。 おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫) 作者:細田 守 KADOKAWA Amazon 実は先日慌てて西田美術館へ駆け込んだのは、今回の集いの予習も兼ねていたのです。 ↓西田美術館「おおかみこどもの雨と雪10周年企画展」 を訪ねた日記はこちら 朗読はFMとやまのパーソナリティでもあるフリーアナウンサーの垣田 文子さん。ピアノ演奏は佐藤 祐希さん。 垣田さんの安定…
5月9日は富山県民ふるさとの日ということで、県立の美術館や博物館等の施設が無料開放! この日を利用してこの春注目を集めてる富山県美術館のポーラ美術館コレクション展に行きたいな…と少し頭をよぎりましたが、無料開放で大混雑する中だと落ち着いて見られないかも?と思い、日中はGW中の日記を書いてましたが… 2021年GWのおでかけ日記はこちら 夕暮れ時が近づく頃、やっぱり無料開放を利用したい!と思い、高志の国文学館へ。 富山出身の映画監督・本木克英展が開催中。これも見たかった企画展! 2021年1月公開で富山県内で大きな話題を呼んだ『大コメ騒動』をはじめ、『空飛ぶタイヤ』『超高速!参勤交代』『釣りバカ…
今年はコロナ禍でどこにも行けていませんが、以前、富山市にある「高志の国文学館」に行った時、5x3の情報カードに書いたメモが出てきたので、書き出してみました。 高志の国文学館 | ホーム 富山ゆかりの作家や漫画家、アニメーターについて展示されており、その中から、作家の直筆原稿の展示を見て、使用されている用紙とインクをメモしたものです。 ただし、用紙は用紙の名前が入っているので分かりますが、インクは筆記線から推測したものなので、あくまでも私見にすぎません。 作家 用紙 インク 宮本 輝 専用箋 セピア? 木崎 さと子 コクヨ原稿用紙、LIFE COPY NOTE モンブランBB?、ボルドー? 柏原…
2024年の能登地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。 私は前日の大みそかに富山の友人と5時間ほど通話した後の地震でした。友人たちは無事でした。「人生であんなに揺れたことはない」と皆呟いており、私が学生の時に地震が殆どなかったこと、立山連峰に囲まれているおかげで大きな災害が無いことを教えてもらったことを思い出しました。立山神話、と言われるものです。実際、私が過ごした4年間で、震度3以上は無かった気がします。 私は東北出身で、当時の富山大には東北の人間が殆どいませんでした。出身者は富山、石川の人間が大部分を占めていましたが、他に福井、長野、愛知、岐阜、新潟。滋賀と山梨、京都、埼玉、…
気付いたらもう2023年も終わりでびっくりです。 2022年ラストのブログを読み返しましたが、今年は去年よりも更に更新が少なくなってしまった上に同人誌も結局作れなかったという…。 何か体調を崩してばかりだったので、来年は普通に健康に過ごしたいです。 思い返すと今年は ・2月、富山に高志の国文学館「川端康成展」を見に行きました。北陸はまたゆっくり行きたいです! ・夏、大阪の川端康成文学館さんにお邪魔する途中で今東光資料館さんにも寄ることが出来ました。川端康成文学館さんも今東光資料館さんも色々質問に答えて下さいまして、本当にありがとうございました!川端康成文学館さんの近くで、念願の「少年」の聖地巡…
●歌は、「立山に降り置ける雪の常夏に消ずてわたるは神ながらとぞ」である。 富山市松川べり 越中万葉歌碑ⓐ(大伴家持) 20230705撮影 ●歌碑は、富山市松川べり 越中万葉歌碑ⓐである。 ●歌をみていこう。 四〇〇〇~四〇〇二歌の題詞は、「立山賦一首并短歌 此山者有新河郡也」<立山(たちやま)の賦(ふ)一首幷(あは)せて短歌 この山は新川の郡に有り>である。 (注)立山:富山県の東南部に聳える立山連峰。越中国府から眺望できる。(伊藤脚注) (注)ふ【賦】〘名〙:① 割り当てること。割りつけること。配ること。② みつぎもの。年貢。租税。また、賦役。③ 「詩経」の六義(りくぎ)の一つで、比・興と…
『室井滋の文学サロン キトキトの仲間たち』高志の国文学館館長の室井さんが対談…映画監督の本木克英さん (msn.com)
当館について | 高志の国文学館 (koshibun.jp) 女優でエッセイストの 室井滋さんは、 富山県出身で、 今は富山の文学館の 館長さんもなさっています。 早稲田大学出身でエッセイストという 文化人でもある 室井さんにオファーがあったということですね。 情報発信力が高い女優さんですので、 来場者の増加につながりそうです。
富山新聞創刊100年の企画展「ドナルド・キーン-世界から見た日本文学展」(高志の国文学館、富山新聞社主催)の講演会は7日、富山市の同館で開かれた。文芸評論家の尾崎真理子氏が、キーン氏と作家三島由紀夫の関係について解説した。 三島と友情、尊敬 文芸評論家の尾崎氏講演 高志の国文学館のドナルド・キーン展 (msn.com)
マムシグサ 富山新聞創刊100年記念「ドナルド・キーン 世界から見た日本文学展」が、高志の国文学館(富山県富山市)にて開催される記事がありました。『石川啄木』第1章の原稿など出品予定。 「ドナルド・キーン 世界から見た日本文学展」
●歌は、「あゆの風いたく吹くらし奈呉の海人の釣する小舟漕ぎ隠る見ゆ」である。 富山市松川べり 越中万葉歌碑(大伴家持) 20230705撮影 ●歌碑©は、富山市松川べり 越中万葉歌碑(大伴家持)である。 ●歌をみていこう。 ◆東風<越俗語東風謂之安由乃可是也> 伊多久布久良之 奈呉乃安麻能 都利須流乎夫祢 許藝可久流見由 (大伴家持 巻十七 四〇一七) ≪書き下し≫あゆの風(かぜ)<越の俗の語には東風をあゆのかぜといふ> いたく吹くらし奈呉(なご)の海人(あま)の釣(つり)する小舟(おぶね)漕(こ)ぎ隠(かく)る見(み)ゆ (訳)東風(あゆのかぜ)<越(こし)の土地言葉で、東風を「あゆの風」と…
「世界一美しいスタバ」が富山にある。その情報をキャッチした取材班は一路、富山県に向かった――。前編では、ギラギラしたガラス美術館やみそラーメンなどをレポートした。後編では、富山のスタバが「世界一美しい」根拠とはなんなのか、そして富山ブラックはうまいのかどうかなどを詳報する。 まあ、ゆったりやっていきましょう。朝、宿の朝食。適当に好きな小鉢を拾ってお盆に乗せていくスタイルだった。健康に良さそう。 まずは近所の抗原検査センターで検査を受けた(理由は前編を参照)。仕切られたブースに梅干しの写真と輪切りのレモンの写真が貼ってあって面白かった。 で、昨日も使ったシェアサイクルで自転車を借り、目当ての場所…
―その2221― ●歌は、「秋さらば見つつ偲へと妹が植ゑしやどのなでしこ咲きにけるかも」である。 名古屋市千種区東山元町 東山動植物園万葉の散歩道万葉歌碑(プレート)<大伴家持> 20210216撮影 ●歌碑(プレート)は、名古屋市千種区東山元町 東山動植物園万葉の散歩道にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「又家持見砌上瞿麦花作歌一首」<また、家持、砌(みぎり)の上(うへ)の瞿麦(なでしこ)の花を見て作る歌一首>である。 (注)みぎり【砌】名詞:①雨滴を受けるために、軒下などに石などを敷いた所。また、転じて、庭。②場所。所。③時。折。場合。 ⇒参考:「水(み)限(きり)(=「限(きり)」は限…