文具

英数字と6種類の記号だけしか打てない。でも、それが飛行機のコーションマークみたいでカッコいいです。

大正4年（1915年）の創業から100年以上の歴史を誇り、広島の知と文化を支え続けてきた老舗書店「廣文館」。その事業を継承する株式会社廣文館の第6期（2024年10月期）決算公告が、2025年3月21日付の官報に掲載されました。本記事では、その決算内容を読み解きながら、激動の時代において地域と共に歩む書店の現在地と未来への戦略を探ります。 20241031_6_廣文館決算 第6期 決算のポイント（単位：百万円）資産合計: 1,069百万円 (約10.7億円)負債合計: 986百万円 (約9.9億円)純資産合計: 84百万円 (約0.8億円)当期純利益: 22百万円 (約0.2億円) 今回の決算…

中川家とすっちーが潜入！茨城・ぺんてる水性ペン工場が描く“幸せの筆跡”とは ― 世界で愛される日本の文房具、その原点に迫る ― はじめに：誰かの手描きが、誰かの心を動かす 私たちの生活に溶け込んでいる「文房具」。その中でも、水性ペンは誰しもが一度は手にしたことがあるアイテムだろう。今回、NHKの人気番組『探検ファクトリー』で取り上げられたのは、茨城県小美玉市にある「ぺんてる」の水性ペン工場だ。日本における筆記具の代表格として知られるこの企業の現場には、アナログとテクノロジーが融合したものづくりの精神と、“手描き”にこだわる確かな信念が息づいていた。 案内役は、中川家の二人とすっちー。バラエティ…

アメリカ大統領も愛用、宇宙に行った水性ペン──茨城発・世界へ羽ばたく“ぺんてるアーツ”の物語 はじめに：「日常に潜むアート」の力 毎日使うノートや付箋、伝言メモ、落書き。何気なく使っている「ペン」には、誰かの想いが、そして驚くほど精緻なものづくりの叡智が詰まっています。漫才コンビ・中川家とすっちーが工場見学で訪れた茨城・小美玉市。ここに、世界中で使われるロングセラー水性ペン「ぺんてるアーツ」の秘密があります。 「誰かが描いたもので、誰かの心が動く」──それは、SNSでイラストが「いいね」される時だけじゃない。付箋に描いたメッセージに友達が笑顔になる瞬間も、小さなアートが世界を彩っているのです。…

私が愛用しているポメラは旧型のDM100なのですが、12000円ほどの見積を経て、無事に修理から戻ってきました。ヤマダ電機の店員さんから「修理から戻ってきましたので、引き取りにおいでください」と連絡いただいた時の嬉しかったことといったらもう！ 嬉しすぎて引き取りは書類が必要なことも忘れて家を出てしまい、我に返って書類を取りに戻ってから再び家を出ました。それぐらい浮かれていましたがお金を払わないといけないことは覚えていたので、ちゃんと現金を用意。それでも60円ほどお釣りをもらうことになってしまって申し訳なかったですが、引き取りは完了。店頭で付属品（SDカードと専用ケース）がそろっていることを確認…

これまで、主として、明治期に作られた陶磁胎七宝についてブログで紹介してきました。 今回の品は、同時期の輸出品ですが、陶磁胎ではなく、通常の七宝と同様、金属(銅)の器に七宝を施した物です。 幅 13.2cm、高 9.2㎝。重 501g。明治。 七宝を施したボディ(銅)に、装飾がほどこされた金属蓋が被せられています(蓋部ははずせません)。 これは一体何だろう？ ４個の口があります。 そのうち、一番大きな口は(４つのうちで下方)、 蓋が開きます。 そこには、ガラス瓶が入っていて、 取り出せます。 ガラス瓶の底には、カラカラに乾いた青色の粉がこびりついています。 これは、インク瓶ですね。このように大き…

かつては自称文具オタクでありまして。小学生の頃はロケットえんぴつとか多機能筆箱とかを使うような普通の少年でしたが、中学になるころからマイナーな文具を使い始めるようになり、気がつけば文房具に妙にくわしいオタクと成り果てたわけです（笑）。え？ ロケットえんぴつを知らない？ https://amzn.to/445swYN それはともかく、文具オタクの第一歩となったのがミストラルのような折って芯を出すボディノックタイプのシャープペンシル。いまはもう実物が手元にないのでメーカーも型番もわからず残念です。同様に実物が残ってないものに上下逆になったボールペン（ペン先にクリップがついている）やサイドノック式の…