先日、養老山系の古地図『多藝山之図』を紹介しました。 今回の品は、よく似ていますが、もう少し長い絵地図です。 27.7㎝x248.5㎝、天明7(1787)年。 拡大します。 上(西)方に、琵琶湖が描かれています。 右(北)から左(南)へすすんで、養老の滝附近。 めくれ?が気になります。 大きな川は津屋川。 この絵図の最後は、多藝(養老)山系の南端、伊勢國(三重県)境附近です。 先の『多藝山之図』では、南北25㎞にもおよぶ養老(多藝)山系の南半分が欠けていました。しかし、今回の『西山道絵図』は、養老山系全体を網羅しています。 これまで何度かブログで紹介してきた養老の滝附近を拡大してみます。 以前…