この年末は近畿でも北のほうはよく雪が降っている。滋賀でも大津坂本あたりではうっすらと地面が白くなる程度だが彦根や米原では数十センチの積雪。年末の掃除は暖かい日を選んで少しずつやって今はすっかり終えているし、競馬の有馬記念もボートレースのグランプリも終わったし(グランプリ優勝戦はとんでもないレースだった)、騒がしいばかりのテレビ番組を見るのもアホらしいし、今年の回顧番組も楽しいことはないし、というわけで、つれづれなるままに身近にある詩集から雪をうたった詩をいくつか探し出して読んでみた。まずはなんといっても三好達治のとても有名な「雪」。 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋…