山形県庄内平野の北に颯爽と聳え立つ山。標高2236m。日本百名山のひとつ。 標高は「夫婦(22)で見ろ(36)」と覚えると良い。
ここにして 浪の上なる みちのくの 鳥海山は さやけき山ぞ 茂吉
（本頁は「【リメイク】2015年5月30日の鳥海山・中編」の続きである。）これは鳥海湖。 御浜付近から鳥海湖と鍋森を眺める。鍋森は黒いのですぐ判るが、鳥の海はまだ輪郭が判らない。 扇子森の山頂をめざす。 花は御浜の前後とほぼ同じだった。 扇子森山頂から千畳ヶ原方面を望む。 御田ヶ原まで来たが、この先、花は望めそうにない。もちろんチョウカイフスマなどはまだおねんねの最中だろう。よって今日の鳥海山はここまで。昼餉をしたため、湧き出した雲の切れ目を待つ。 もういいだろう。ミネザクラや稲倉岳を眺めながら下山して行く。 青い虫にも出会った。 大昔、息子に買ってあげた昆虫図鑑をあたったら、アオゾウムシとあ…
（本頁は「【リメイク】2015年5月30日の鳥海山・前編」の続きである。）長坂道の稜線に立つと、南側の視界が急に開ける。 南東方から葉山。左奥に霞むのは蔵王連峰。 月山 朝日連峰 雪の融けた稜線上ではハクサンイチゲが咲きだしていた。 こんなに新鮮なハクサンイチゲを見たのは初めてかもしれない。 ハクサンイチゲの蕾は青みがかっていた。 明るい黄花はミヤマキンバイ。 ミヤマキンバイは御浜の方に多い傾向が有った。 長坂道の稜線を御浜の方に進んで、西側、笙ヶ岳方面を振り返ると、ハクサンイチゲの花畑が延々と続いていた。 足元にはコバイケイソウやニッコウキスゲの芽出し。奥には鍋森。鍋森と庄内平野、月山を眺め…
1日目はこちら trthff.hatenablog.com はじめに 山形遠征2日目の記録。 この日は朝から鳥海山へ登る。上りの間ガスに包まれていた山容は、下山時にその真の姿を現す。 2日目：大スケールの鳥海山 起床、鉾立登山口へ 前日は車中泊。鳥海山のふもと、遊佐町にある道の駅鳥海ふらっとにて一夜を過ごしたのだった。暑くもなく寒くもない適温で熟睡、5時にすっきり起床に成功。 車を走らせて登山口へGO。 鳥海山には秋田県側・山形県側の両方にいくつもの登山口があるが、今回は秋田県側かつ日本海側の鉾立登山口を採用した。 yamap.com 鳥海山の横をすり抜けて山形・秋田県境をつなぐ道路「鳥海ブル…
2015年5月30日、秋田市は東北六魂祭で湧きかえっているが、 (´π`; 人混みが苦手なワタシは単身、鳥海山に向かった。登る前に見た鳥海山。早朝5時頃、にかほ市田抓から。 山体上部にはウサギとパンダの雪形が健在だ。 にかほ市畑地区の道路は鳥海山の参拝道のようだ。 五合目・鉾立に到着。参考マップ ここから登山道が始まるが、最初に見たのは北の彼方、男鹿半島。 北東方向には八幡平や秋田駒ヶ岳、岩手山などの山々が見えた。 少し歩いて鉾立展望台からの大観。 鳥海山本体と白糸の滝 早朝、この展望台から見る鳥海山や奈曽渓谷は逆光になっている。午後は順光になり、見やすくなるが、今度は雲が湧いて見えないことが…
2025年5月16日(金) その③の続きで、カシオペア紀行秋田行に乗車して秋田を目指していきます。 カシオペア紀行は山形県は鶴岡駅を出発し庄内地方へ。 羽越本線は先ほどまでと打って変わって水田の広がる平野部を疾走して行きます。 鳥海山 余目駅を過ぎると遠くに日本百名山の鳥海山の姿が見えてきました。 山頂付近は雲がかかっていますが、その山体がだんだん近づいてきます。 酒田駅 そうこうしていると列車は8時36分酒田駅に到着。 ここで秋田統括センターの乗務員と交代し、終点秋田を目指していきます。 よき 鳥海山を横目に見つつ吹浦を過ぎると再びカシオペア紀行は海岸線沿いを走行していきます。 再び カシオ…
（本頁は「登れなかった栗駒山・前編」の続きである。）今回は苔花平（たいかだい）の少し先で、身の危険を感じたので、そこで登山を中止した。帰り道、名残ヶ原から賽の河原に立ち寄ってみた。奥に見える岩山は剣岳。 ゆげ山の麓はダケカンバの林 樹林に入ると、豪雪の影響か、樹木は匍匐していたものの、歩けないほどではなかった。 樹林を抜けると剣岳。 その北側にあるのはゆげ山続きの小山。 小山に途中まで登ってみる。 剣岳を振り返る。 今日の須川高原はこの通りの状況だったので、咲いている花はとても少なかった。が一応、列記してみる。ショウジョウバカマ ミヤマスミレ イワカガミ ミネズオウ 名残ヶ原では帰りになったら…
今年春の秋田は天候不順が続いた。5月3日の地元紙（秋田魁新報）に「秋田市の四月の日照時間は過去最少」との報道があったほどだ。この傾向は五月も続いた。しかし月末になり、5月26日から晴天が続くようになった。28日は家人の許可を得て、栗駒山に登ることにした。未明に秋田市自宅を出発。横手実家の近くで日の出を迎えた。写真は日の出の少し後、4時半頃、十文字町郊外から見えた鳥海山だ。 東に雲が有って朝日が遮られたため、メリハリはイマイチだったが、今の季節の風物詩「ねんねこぼぼこ」の雪形が見えた。今日の目的、ミッションのひとつは栗駒山からも鳥海山を眺めることだった。ここで簡単なマップを。 今日はこの後、（横…
こんにちは～～～ 今日は晴れ、最高気温26度、最低気温13度の予報です。 日中はすっかり暑くなってきましたが未だ朝夕が涼しくて気温差が激しいです。 今週はずっとこんな感じですが 週末からまた気温が下がってお天気も崩れそうです。 お休みにお天気が悪いとちょっと気持ちが沈みますね╯︿╰ さてさて今日は土曜日に雨が降る前にと出かけた時の様子です この日はまた蕨を採りに行ってきましたのよ 収穫は？ 前の週ほどではなかったけれどたくさん採れました。 娘の友達が食べたいというのであく抜きして送ってやりました。 また前にも娘のところに送ってやったのですが 孫たちが気に入ってまたほしいとのことでまた送りました…
こんにちは～～～ 今日は晴れ、最高気温24度、最低気温7度の予報です。 なんとまあ～～～一日でもこの気温差ですよo*1o. 朝はひんやりしていましたが今外は暑いくらいになってきました。 朝起きての散歩はジャンパーを羽織ってでしたが今は半そででもいいかも((〃艸〃)ﾑﾌｯ さてと散歩に出かけますね また福がチョコにちょっかいを出していますヾ(≧▽≦*)o 田んぼの畔に来ましたよ。 水田がとてもきれいですね～～～ ハルジオンが可愛く咲いています 鳥海山もとってもきれいに出ています。 今日もまた逆さ鳥海山がみられました。 ハルジオン このハルジオン他の花よりとっても濃い色です。 こんなに赤いハルジオ…
（本頁は「2025年5月15日の鳥海山中島台・前編」の続きである。）異形ブナの森を奥に進むと、木道はふたつに分かれる。右に進むと、川の流れに突き当たる。 この川は獅子ヶ鼻湿原から流れて来たものだが、その中に生えている緑色の苔のようなものは、「鳥海マリモ」とも呼ばれる。 東北森林管理局のホームページによると、『「鳥海マリモ」は、湧き水の周辺や川底に球状・クッション状に密生しており、50年～100年の歳月をかけて生育すると言われています。「鳥海マリモ」を構成しているヒラウロコゴケは、日本では八ヶ岳と獅子ヶ鼻湿原の2カ所、世界的にみても、スペイン・イタリア・トルコなどの地中海沿岸でしか生息していない…
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