ランキング参加中映画 2006年 日本映画 117分 登場人物は『私』『博士』『ルート』『未亡人』。 家政婦として働く『私』は、数学の『博士』の家で働くことになる。博士は事故の後遺症で記憶が80分しか続かないのであった。私には10歳の息子がいた。息子は博士によって『ルート』と名付けられた。賢い気持ちがたくさん詰まっていて、何でも包み込むルート(平方根)である。博士は離れに住んでいた。母屋には博士の義姉『未亡人』が住んでいた。 優しい私と、素直なルート。そしてルートの人格を認め、ひとりの人間として接する博士。謎に辛く当たる未亡人の行動の理由は? 脂が抜けた初老男性を演じる寺尾聰の醸し出す空気感に…