３０代の死

２月１０日（月） ２月の祝日は２日。今日を休めば４連休、２４日も３連休と連休の多い２月、 去年はtaka34は生きていた。 なんで居ないのだろうと子供を亡くした親は誰もが思う。 悔しい、悲しい、後悔と未来への希望を無くした事への無気力。 急に落ち込むのはうつ病と変わらない。 日本中に何十万人いるのだろう。 交通事故も病気も命は一つしかないから失うと終わり。 この悲しみは妻とは違うが、心の穴が埋まらない感覚は失った人しか分からない。 バリバリの世代から外れていく自分はまだましなんだろう。 これが３０代や４０代だと影響する事が大きすぎて生きる事すら辛い。 去年の２月は生きていたが、会えば喧嘩だから…

１２月２５日（水） クリスマスケーキもサンタクロースも思い出となって消えていく。 子供と過ごしたクリスマス。 小さいころだけは覚えているが、大人になってからは各々のクリスマス。 しかし、もう一緒にケーキを食べる事も出来なくなったのは寂しい。 自分たちはどんどん年を取り、老人になっていき、クリスマスとは どんどん無縁となる。 クリスマスの曲がかかるこのシーズンは、何故か寂しさが増す。 恋人や雪山、スキー、忘年会、人の楽しさ、笑い声が心に染みる。 悲しいクリスマス。

１２月２４日（火） 巷はクリスマスなのに、私に届いた電話は労働基準監督署から taka34の死亡について労働災害には当たらない為 労災保険給付等の不支給決定の電話だった。 完全に労働時間内の交通事故なのだが、病院も警察も 何も決定的な判断をしていないのに、労働災害では無いと 決定されたことに腹が立った。 仕事中に、不注意で怪我をして労災認定はされる。 それが、怪我が無く病気という判断なのだろう。 エアーバックも開いておらずハンドルに胸を強打した可能性もある。 誰も見ていないのだから、誰も決定してはいけない。 病歴の無い人間が、仕事中に意識を無くし、 低酸素脳症となった。 事実だけを見て、結果を…

１２月２３日（月） １２月１９日のtaka34の月命日に事故りました。 息子は毎年事故るぐらい運転に不向きと私は怒っていた。 そんな私が、息子の月命日におかまを掘った。 私も細かい事故は１０代の頃やってたたなと振り返った。 事故はブレーキを離した程度なので軽いものだったが、相手の方がいる事故 だったので、凄くショックだった。 息子には怒鳴っていた自分が事故を起こした。 その日はとにかく、会社の事件的な大問題を解決するために血眼になって 動き、やっと解決した矢先のものだったので疲労困憊。 怒る資格もない。 何とも情けない。 ごめん。taka34 .

１２月９日（月） 何歳でも子供なんだな。 自分が２０代の時は幼い子供を可愛がる、あやす、それが６０代であろうと８０代であろうと子供がいくつになっても子供は子供。 心配し、可愛い、愛おしい。 変わらない感情が必ずある。 過去には喧嘩、ぶつかり合いもある。 それでも守るという母性が特に母親は強い。 父親に母性とは違うが、守るというのは、動物の社会でもある。 崖から突き落とす時もある。 息子は悪い事をしたことも、借金も多数あった。 でも守るべき時は全力で守ったつもりである。 つもりというのは、結果が正しかったのか、分からないから。 答えは死ぬ時だとおもってきた。 でもその死は自分の死だった。 息子の…

１０月１５日（火） taka34は大きな持病の無いにもかかわらず、現状は突然死扱いで、 各方面の調整が止まっている。 突然死や自然に起きた心肺停止について交通事故一つとっても 事故による疾病を受けられない。 交通事故による脳損傷・心臓損傷は、非常に手厚く、費用も保険適用で 完全に病院の扱いが変わる。 未だ、原因不明、直接の死亡は夜勤が少ない、夜勤の先生の質の低下 が原因だと思っているし、ここを戦う照準にすれば弁護士をたてて 解明をするが、私自身は３月２９日の心肺停止に納得が出来ない。 納得というか、理解が出来ない。 頭がついていけない。 苦しみや悲しみが生涯続くのであれば、一つっづつ解明したい…

１０月１０日（木） ３月戻りたい。 息子と喧嘩をして、それ以来会えない。話せない。 戻りたい。どうしても戻りたい。 念ずれば戻れるのか、遺影に話しかける。 お前はどこにいる？ 会いたい。過去に戻れる方法は無いのか？ 話を聞いてあげたい。 どうしても話したいことがあったはず。 聞いてあげたい。 ３月に戻りたい。