コロナやオミクロンのお陰で、病院に行くと体温を必ず計られる。病院の入口に『37.5度以上』と掲示されていて、発熱かどうかの指標となっている模様。 日本では感染症法届出基準に『発熱とは体温が37.5度以上を呈した状態をいい、高熱とは体温が38.0度以上を呈した状態をいう』と明記されている。また、インフルエンザワクチンなどの予診票に『明らかな発熱のある人(37.5度を超える人)は予防接種を受けられない』という注意書きがある。法令的にはこの感染症法の記載が『発熱基準の根拠』となっている。 朝起きて1時間後の体温が基礎体温と言われ、健康な人の基礎体温は約36.5度で、平熱の定義は『36.5~37.2度…