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E501系

(一般)
いーごひゃくいちけい

読み方は「いー・ご・まる・いちけい」などとも。

JR東日本が1995年に投入した車輌。俗にいわゆる「走ルンです」の一種。
勝田車両センターに所属している4編成60両のみで、その後の増産は無い。

1995年より常磐線上野〜土浦間の中距離列車限定運用。
従前、常磐線上野口の「快速電車」が直流電化区間の関係上取手止まりであった事に対して、土浦方面へも通勤電車並みのラッシュアワー対策として快速電車並みの増発が欲しいという問題が提起され、その答えとして全国初の交直流型4扉電車の投入となったのがこの形式。
見た目や内装などは209系などの首都圏の通勤型車輌と非常に似たものであるが、実際には老朽化した415系の置き換え用で運用上は「普通列車」である。

2007年3月18日改正からE531系増備に伴い、上野〜土浦間の運用から離脱。それに先駆けて2月下旬より順次常磐線土浦〜いわき間および水戸線での運行に配置転換となった。
上野口運用による常磐線取手以北への直通運用*1に対応する為に交直両対応となっている。このため配置転換でも小山駅構内が直流電化となっている水戸線への転用が容易であった*2
検査時はE531系が代走する。

京急2100形と同様にシーメンス製のVVVFインバータを搭載しており、加速時には「ファソラシド〜」のような音階を奏でる。
減速時はその逆の音階を奏でる。(京急2100形にはない)
2007年より東芝製に順次変更され、シーメンス製VVVF車はなくなりつつある。

(2007年2月21日で上野口運用離脱)

*1:地磁気観測所への影響を抑える為、取手以北は交流電源になっている

*2:配置転換における主な改造点はトイレの増設である

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