鬱陶しい梅雨空。三連休の最終日だというのに、外にも出られず、部屋の中で鬱々と。こんな日には、いや、こんな日だからこそ、重厚長大なクラシック音楽ではないかと思い、ロリン・マゼール&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のマーラー交響曲第7番をチョイス。1984年録音、2023年リマスタ、SACD。流れてきた重い音楽を聴いているうちに、ふと思い出したことがあります。以前、私のオーディオシステムでは、ウィーン楽友協会で録音された演奏を鳴らすのが難しかった、苦手だったことを。あのホール独特の残響音が部屋に回り込んでしまい、主音と残響とが混濁してしまう傾向にあったのです。これは2022年頃に導入したパワーデ…