コミックエッセイなどの軽い読み物はいったん置いておくと、今年最後に読書をしたのは3月の暮れ。約3ヶ月ぶりの読書をいたしました。 今回は竹内義和さんの『PERFECT BLUE 夢なら醒めて』を読みましたので、感想をネタバレ交えて綴っていきたいと思います。また、作品の内容上センシティブな表現を含みますので、ご了承ください。 どんな本? 『夢なら醒めて』について 『涙、あふれて』について 『君をこんなに抱きしめても』について よもやま話 どんな本? うら若き美少女アイドルに忍び寄る黒い影。ストーカーへと変貌してしまった熱狂的なファンと、それに怯えるアイドルの姿を描いたサイコホラーです。本作は『夢な…