秋田放送の略称
Asset Backed Security
資産担保証券
資産が産み出すキャッシュフローを担保として発行される証券。
証券化商品全体を指す用語として使われる場合と、証券化商品からいわゆるMBS(モーゲージ)やCDOを除いた、ローン、リース、消費者金融、企業間信用などの各種債権を裏付け資産とした債券を指す場合とがある。
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂。
【antilocked braking system】
自動車(四輪車・二輪車)で、制動時にタイヤのロックを検知し、ロック時に自動でブレーキをゆるめる制御を行うことでタイヤロックによる空走を押さえる装置。
タイヤのグリップを100とすると、タイヤがロックしてしまうとそのグリップの100が制動に使われてしまい、ステアリングを切っても「曲がる」操作にグリップが使われなくなる。
ABSでは、タイヤがロックしたら一秒に約50〜80回ブレーキをかけたり緩めたりを繰り返すことで、例えば止まる操作に90・曲がる操作に10とグリップを振り分けて全制動時でもステアリングで緊急回避操作を行えるようになる。
また、雪道やウェットコンディション・スポーツ走行でフロントタイヤがロックするとリアタイヤが横滑りしてスピンしたり、FF車(MT)ではフロントロックするとエンジンが停まってしまう*1が、それらを抑制する効果もある。
ABSの最大のメリットは、いざという場面でエンスト・スピンを気にせずにフルブレーキングが出来る点なのだが、ABSの性能をフルに発揮させるには、ドライバーが十二分にブレーキを踏みこまなければならない。
一般的な乗用車に搭載されているABSは、介入が早いものが多く、タイヤのグリップが残っている段階でもペダルからキックバック*2があることも多く、一般のドライバーではブレーキを最後まで踏み切れず、不充分な制動になってしまうことが多い。
:交通用語