この本についてブログで記事を書こうとすると大変なことになるので、何も書かない。 とにかく「たったいま読むべき本」ということしかない。いま読まないと後悔する。 ゼッタイに後悔する。 もっとも驚くことは人類がこの問題に対し、古くから懲りていないという点について「チャップリン」を題材に示したことだ。チャップリンの映画は放浪者チャーリーを描く。放浪者とは浮浪者、すなわちホームレスだ。モノクロサイレント映画時代の大恐慌から、人類は全く懲りることなく資本主義経済を「民主主義」だと決めつけている。実は資本主義も社会主義もどちらも「民主主義」ではない。民主主義など実は存在しないのだ。存在しない幻想のような「民…