新星が発見されると、我も我もと観測されていた時代がありましたが、最近は観測者が減っています。古典新星となると、典型的な新星のふるまいをするだけなので、観測としては面白味が無いのでしょう。それより矮新星のスーパーハンプの検出などアマチュアの観測が必要とされる領域に興味が移行しています。増光天体が発見されても、新星に矮がつかない星だと残念がる人さえいます。今年、いて座に三つの新星が発見されました。この新星をVSOLJに観測報告している人は5名で、ほぼ同じ人達です。ところが、今回のおおかみ座新星は、明るいので眼視観測の方も含め10人以上の観測者から報告が上がっています。久々の人気の新星になっています…