2014 TOP10

おはようございますの方もこれからお休みになる方も不眠症の方もこにゃにゃにゃにゃ。

毎度の事ながら久方ぶりの日記更新でございます。

今回は、2014年のど個人的な音楽ベストアルバムトップ10の発表の回でございます。

年が明けてからもう20日ほど過ぎ去ってはいますが、良しとしましょうよね。

一生懸命書きましたがもうなんじゃらほい終始ぷあッぷあした文章です。でも修正はしない主義。めんどいから。

って事で、さぁもうどんどこ行きましょ。うどんはたまに食べたくなります。よろしくお願いします。


10.くるり&同率でエイヴィテア

 

くるりはもう少し上の順位でも良かったくらいなのですが、毎回問題作のくせに老若男女に受け入れられちゃうズルい感じがもう10年くらい前からあるのであえて10位です!笑 なんかズルいんだもの。

とりあえずMVにもなったこの曲の凄さですね。

発売前から「変な新曲」として業界の人や、LIVEで一足早く聴いた人達の間で噂されていて、僕も発売前に某フェスでこの曲を聴けたのですが、「こんな感じの変さだったら良いなぁ」と勝手に思って求めていた変さに見事ハマって、なんだよ最高かよ、となりました。

この感じを日本の新しいバンドの人達が出してくれたらなぁ。と凄い思いました。何故かとか、どういう所が、とかは何となくはしょりまス。

でももう何かやっぱズルいけどヤるよなぁ。ズルヤるい。

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同率10位のエイヴィテアは、最初試聴した時はスルーでした。なんかもうグルグルしたサイケサウンドはお腹いっぱいって感じで。

でも後日、知人が「メロディ最高」的な事を言ってきて、え?そうだった?っと思いつつまた試聴してみたら確かにメロディ重視で聴いてみると楽しく聴けて結局結構お気に入りのアルバムになりました。

単純に人に影響されやすいだけな感も拭いきれませぬが。


きもかわいいMVですね。

アニマルコレクティブ関連でいうと、今年(2015)出たパンダベアの新譜も最高すぎかよ。ってなって今のところ早速2015年の1位です 笑


9.フレーミングリップス

でました。我が心の父フレーミングリップス。

心の父とは言ってみたものの、正直に言うとここ数年の音源はセッションしてとりあえずどんどん録音してどんどん発表してる感があって(もう30年選手だし、一通りやりつくしたけどまだまだ終わんねぇぞ!ってバイタリティの表れかもですが)、しかもダークでノイジーサウンドが多くなってきてて、ちょっともう良いかな。。とか思ってたんですが、この作品はビートルズの傑作「サージェントペパーズ」のまるまるカバーで、さすがにこれは発表された時からワクワクしました(僕個人もビートルズはサージェントペパーズかホワイトアルバムが1番好きなアルバムなのです)。

サウンドはやはりここ最近の流れと似た様な荒い感じの音なのですが、元々の曲のメロディだったり曲調だったりにポップさがあるので、その「荒さ」がそのまま「力強さ」になって宇宙的なパワフルさと壮大さをかもし出す事に成功してます 笑 本当それこそ、初めて音楽という物に出逢った宇宙人が興奮してサージェントペパーズを即興でリアレンジして演奏してるみたいで凄いエネルギッシュです。


このアルバムには、リップスの他にも色々な愉快な仲間たちが参加していて色々と愉快です。

ピンクフロイドのカバーアルバムもあるけど、やっぱこっちの方がポップで好きです。


8.モグワイ

インストバンドの覇王、モグワイ

モグワイは個人的に「Come On Die Young」というアルバムをこえる作品がなかなか出ないなぁ(the beastとか鷹のジャケのアルバムとかも好きではあるけど)とか生意気にも思ってて、気持ちが少し離れて行っていたのですが、ここに来て『これぞわしがモグワイにやって欲しかった音じゃ!あ〜!おしっこしたい!けど我慢して聴き続けちゃう!と思ってたらお腹痛くなってきちゃった!...けど聴く!』みたいな曲が一曲目からガツンときたのでそれだけで最高にテンション上がって今回のアルバムを買ってからしばらくずっとこればかり聴いてました。


昔から勝手に僕の心のお兄ちゃん的なバンドです。どうでもいいか。


7.クリプトシティ

ex.ナンバーガール中尾憲太郎が一体どこから見つけてきたのか、最強で最狂の最驚なメンツで始動したバンド、クリプトシティ。

そのドラマーとギタリストが惜しくも抜ける事になって第1期終了の節目として出たLIVE盤。

LIVE盤とは思えない音のクオリティで、ギャンギャンのゴンリゴリのバンドサウンドなのに格好良さはそのままにかなり聴きやすいLIVEアルバムになってます。


でもまぁ、当たり前だけどやっぱり生で観るLIVEが一番バリクソかっこ良いですけどもね!

第2期のメンバーにアートスクールの戸高賢史/Guitarと、ブラッドサースティーブッチャーズの小松正宏/Drumsを加えて、もう既にLIVE活動が再スタートしていて、僕もさっそく第2期での初LIVEに参戦してきましたのですが、ステージ内の緊張感が半端なく伝わってきてドキンドキンでした。第2期での新曲もどうなるのか今からクソ楽しみです。

そんで、LIVEで見たことない人、本当このバンドは絶対に見に行った方がいいです。


6.マックデマルコ

カナダが生んだお調子者で脱力系のスキッ歯野郎の2ndアルバム。

チューニングが合ってないのか何なのか音が不安定な感じで曲調もだいたいフヨフヨしてるし聴いてると酔ってきそうなんだけど、録音にはお気に入りのボロボロのギターでしか弾かないらしく、適当なのかこだわりがあるのかよく分からない感じがなんか笑えちゃって良いです。

あとブックレットか何かにYMOが好きらしく影響うけてるとか書いてあったのですが、それを読みながら聴いてて、どの辺に影響があるのか全然わからんくてウケました 笑 (単に僕が無知なだけだと思いますが)


とにかく愉快な兄ちゃんです。

よくわからないまま6位!笑

と、書いた後に実は1/15に来日LIVEに行ってきたのですが予想をはるかにこえてめちゃくちゃ楽しいLIVEでした!

ユルユルフヨフヨな曲調より、ヤンチャさの方が大きく上回ってて(マックデマルコの地元の知人、友人達もステージに上がってほぼ全員上半身裸でワイワイするは、本人がダイブ→会場後方にわっしょいと運ばれる→会場後方の2階によじ登る→2階から背面ダイブして会場スタッフに呆れられる、等々)カオスな盛り上がりを見せてました。

フレーミングリップスぶりに沢山笑ったLIVEでした。

5.坂本慎太郎

一見平和な感じだけどこわい。霧の中に実在しないはずの街が現れて、街中みんな笑顔だけどマネキンみたいに誰も動かなくて、そのくせ話し声や笑い声や陽気な音楽だけが街に響いてるような世にも奇妙な感じ、みたいな空気をアルバム全体から受けました。不気味ポップ。

この感覚を自分以外の世界中の坂本慎太郎好きも味わってるのかなぁとか考えて、その他者と一緒に語らったらどんな語らいあいになるかなぁ?と思ったのですが、やっぱり語らいあいたくないかもしれない。最終的に沈黙しちゃいそうで。。

僕は「あなたもロボットになれる」と「好きではないけど懐かしい」が特に好きです。


これは「あなたもロボットになれる」を、かもめ児童合唱団にうたってもらってるバージョンです。恐ろしさが逆に増してる気がする。。。笑


4.FKAツィッグス

最初はTwitterで上記のジャケの画像が流れてきて、気色わるい様で気色いい様なそうでもない様な感じが気になって、リンク先のMVを観てみたのだけど曲にそれほど惹かれる事もなく、ただただやっぱりビジュアルが印象的で気になるってだけの存在でした。

そうして数ヶ月して、発売の時に試聴機で割とじっくり聴いてみたのですが、やっぱりそこでもそんなにピンとこず。でも、ジャケが好きな感じだし買っちゃえ買っちゃえ!って買って、家で寝る前に聴いてみたら何故かめちゃくちゃ良くて本当に買っといて良かったなと思う1枚です。


正直、何が良いのかはよくわかんないというか説明はできないけど聴いてて気持ちいいです。

ジェイムスブレイクにもあったような、リズムじゃないリズムみたいな音があってそれが小気味よかったりして、小気味いいなぁ〜と思ったりしてます。おわり。


3.パフュームジーニアス

2014年に一番大きな変化を遂げたミュージシャンは彼なんじゃないでしょうか。

暗く内省的で、繊細なガラス細工の様にか細く歌うのが印象的だったゲイが、殻をやぶったっつうか、未知の生物が繭から孵化したっつうか、とにかく一気に内なる化け物が姿を現して突き抜けた感が凄まじいパフュームジーニアスの3rdアルバム。


最初の頃はこういう感じ。ひたすら暗いけどこれも良いすね。


そして今作のこのMVを観たときは、そのかもし出すオーラの変わりように心が高鳴りしニヤけました。「Queen」て曲のMVも良い感じ出してます。

今後どこまでいってどうなって行くのでしょうかね。楽しみ。


2.アリエルピンク

ど変人野郎アリエルピンクのソロ。

変態とか変人とか言われちゃってたり言われたいなぁって人はとりあえず全員このアメリカ版志茂田景樹(見た目)のつくったアルバムを聴いてほしいです。バリ笑えつつ脳にフィットです。

何年か前にブロンドレットヘッドとディアハンターとこのアリエルのバンドが出たイベントに行って存在を知ったのですが、その時は何かバンドの意思がバラバラというか演奏が噛み合ってないし集中できてないバンドだなぁ、と思ってたけどそれもそのはずで中心人物が度をこえたど変人だから仕様がなかったのですきっと 笑

でもそれから音源も買ってみて聴いてみると変な曲多いけど何だかんだメロディがポップで良いのです。

そこにきてこのソロの凄いのはことさらポップな曲をポップなままぶち壊しつつ、壊れちゃってるんだけどそれでもやっぱり最終的にポップな所なのです。

ポップが曲中で爆破してポップの破片が飛び散ったりするけど飛び散った破片も元がポップなのだからやはり結局ポップなのですと言ってはみたものの今眠気と戦いつつ適当に書いてるので知りませんけども、そんな感じです。

そういう事ってなかなかできそうでできないのでシンプルに凄いなぁと思うし楽しい作品です。


この曲はわかりやすくPOPが爆発してますね。


さぁ、ついに1位です!多分2014年の総括でこのバンドを1位にする人はあんまりいないでしょう 笑

1.ザ・ヴァインズ

ザ・ヴァインズです!

アルバム出すたびに「あれ!?まだやってたんだ!」って思っちゃうヴァインズ。

正直、前の2〜3作品は「またこの感じかー」と言う感想で買ってなかったのですが、今回ここに来て二枚組のアルバムって所に惹かれて「もう買ったれ買ったれっ」つって試聴せずに買って帰って、寝る前に聴いたらずんずんに切なくなってきちゃって何か泣きそうになりました 笑

やっぱり何も変わってなかったけどむしろそこがキちゃって、心臓のどっか隅っこにカピカピに乾いて引っついちゃってカスカスになってた「青春のトキメキじゅんじゅわゾーン」に水分が沁みてくようでたまらんかったです。

中心人物のクレイグが、色々あってもこのバンドを続けている事の切実さにたまらなくやられました。


最高だぜ、クレイグ。

って事で、2014年、字のごとくに一番感情が動いたのはこのアルバムでした。いやぁ泣けちゃう。


.  .  .


おわたー。

こうしてふりかえってみると、、、我が事ながら何か、けっこう気持ちわりぃのばっかですね!笑 

自分でも今見返してちょっとひいてる。。。

まぁいいか。OKOKね。



あとは、次点で思いつく所だと
ディアフーフ
フォクシジェン
エイフェックスツイン
アーケイドファイア
ベック
テンプルズ
ナカコーのソロ
等々なんかも聴いてました。


それと試聴して、めっちゃかっこいい気がする!と思いつつも、買わなかったけど未だに気にしてるアルバムだと
スカイフェレイラとか、

このライブ動画がかなりカッコ良い。

フライングロータス

試聴したらささくれ立ったジャズ感が超よかったけど、レコ屋でflaming lips探してる時に、100%の確率でflying lotusって文字面がややこしくて見間違うから、生活の邪魔されてる恨みもあって買わなかったです 笑


あとはニュース的な所だと、ダウニーシロップ16gバーガーナッズなど、僕が多感期に良く聴いていた日本のバンドの再始動が単純に喜ばしかったのと、デイヴフリッドマンによるナンバーガールのリマスターに興奮してました。



そんな感じですかね。2014年。(しかし、思ったり感じたりしてばかりの文章しか書けないなぁ、と自分でも思ってるのでどうか殺さないでくださいね☆)



ではでは、長くなりましたが…


これからお出かけになる方もこれからお休みになる方もマサイ族からパリジェンヌまで世界の皆様、また会う日まで、さようなら。

ハッピーニューイヤー。




おわり。

Do You Realize??

行って参りましたよ。我等がFLAMING LIPSの来日ライブに。

僕、2010年の来日の時に初めて彼等のライブを観まして、爆笑しましてですね。バンドのライブ観に行って爆笑することなんてまぁないんですけど爆笑したんですねコレが。

で、めっちゃ最高だなぁ〜、絶対また来よう〜、あぁ〜笑った。と思ってて、そんで今日行ってきたわけです。

今回は前回と違って(ダークなアルバムのツアーだからか)、巨大モニターに映し出された女性の股の部分からメンバーが登場したり、デカい風船や、風船に入ったウェインおじさんが客席にきたりは無かったので、爆笑まではいきませんでしたが、でもやっぱり笑えました。アレですね、だいたいニヤニヤしてました。

始まる前のセッティングの時点からニヤニヤは始まります。


ステージ中央のペダル?が付いたマイクスタンドらしき物の周りに何かが雑に置かれてゆきます。何でしょう。



どんどん大小さまざまな何かが雑に置かれてゆきます。何なんでしょう。



顔面毛むくじゃらの男があーでもないこーでもないしてますね。誰なんでしょうか。



顔面毛むくじゃらの男が今度はホースの束を持ってきました。すさまじい屁をかましたのでしょうか。まったく何なんでしょう。



ホースが素麺のようです。これは素麺ですね。(顔面毛むくじゃらの男は自然消滅しました。)



あ!ボーカルのウェインおじさん(もじゃもじゃの髪の毛の人物)が登場です。スタッフに何か言ってます。何でしょうか。



どうやらマイクスタンドについたペダル?を「はずしちまえ。それ邪魔やさかい。」と言ったようです。最初に言ってよねって感じのスタッフです。



お。スタッフが消えました。完成でしょうか。



完成っぽいです!何なんでしょうか。めっちゃ笑えます。



おほほ!ホース光る!(白っぽく見えますが実際には様々な色に光ります。)めっちゃ笑えます。

そうして、本番が始まるんですが、上記の謎のオブジェがデカくて僕のポジションからドラムがまったく見えませんでしたね。笑

いやーでも楽しかったです。本当行けて良かった。また行きたい。

女子の皆さんが「ディズニーは行った翌日でも行けるなら行きたい」とかなんとか言ってるのを聞いて、おまさん頭ん中米炊けとんのか、とか思ってたんですけど、僕もフレーミング・リップスのライブがそんな感じの場所になって女子の皆さんの気持ちが少しばかりわかった感じで心はIKKOさんバリです。

て事で、みなさんもフレーミング・リップスのライブをフェスやどこかで観れる機会があったらオススメします。めっちゃ楽しいですよ。

あ、今日のサポートアクトのHAPPYも凄い良かったです。

つかれました。

最後にフレーミング・リップスの有名な曲でおわかれです。

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「Do You Realize??」 

わかるかい?
君は誰よりも美しい顔をしている
わかるかい?
僕らは宇宙に浮かんでいる
わかるかい?
あんまり幸せだと泣けてくる
わかるかい?
君の知っている人全員がいつかは死ぬ

別れの言葉を何度も繰り返すより
皆に教えてやれ
人生は短く
いいことは長続きしないものだと

太陽は沈まないとわかっていても
地球が回転するからそんな錯覚に陥る
わかるかい?
わかるかい?
君の知っている人全員がいつかは死んでしまう

別れの言葉を何度も繰り返すより
皆に教えてやれ
人生は短く
いいことは長続きしないものだと
太陽は沈まないと解っていても
地球が回転するからそんな錯覚に陥る

わかるかい?
君は誰よりも美しい顔をしている

わかるかい?


                                                  • -

おわり。

茶の味。

ジュースが好き。

ご飯たべる時もほぼジュースで、炭酸なら尚のこと最高です。(微炭酸はこの世から消えても真顔で拍手して見送れるくらいの存在ですが。)

そんな僕も最近はもっぱらお茶という飲み物を飲むように心がけるようになりました。もっぱら。もっぱらは、嘘ですね。何だもっぱらって。一日のうちに昼間にコーラ、夜間に三ツ矢サイダー。たまに気ぃ使ってオレンジジュース。といった具合を、本日は昼間スプライトを飲んだ事だし、夜間は伊右衛門でも飲みますか。はい、そうしましょうよ僕。「髪の毛〜♪」って具合に心がけるようにしたぐらいです。

そんな毎日を送っている僕のこの数ヶ月を彩った音楽を、久々に目についた順にここにこぼしていきましょ。にここにこここここここここここここ。こぼれた〜。

てな感じで、貴方も茶でも飲んでおつき合い下さればコレ幸いです。

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Tame Impala

まずは、僕がしばらく空目して「チーム・エンパイア」って読んでた「テーム・インパラ」。完全に好きです。もう一曲くらいのせとこう。

んー!映像もよろしいござんすね。OK〜。次。

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Pond

ほげ。かっけえ。何か調べたら上記のTame Impalaのメンバーも在籍しとるらしいですわ。我ながらアンテナが鋭いと言うのか、趣味が狭いと言うのか、ほげ。って感じ。
こっちの方がより「バンド」って感じですね。フレーミング・リップスが大好物の僕はこの感じはもう、ほげ。かっけえ。って感じ丸出しの表情おさえきれんって感じな感じでイイ感じ。

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Kurt Vile

この人の事はCD屋においてあったフリーペーパー?フリー冊子?に載ってて、何かオルタナ界隈というかインディー界隈というかの色んな人にスゲー褒められている。的な事が書いてあって、そんなの僕も褒めたいじゃん。褒めさせてよ。と思って買いました。何となく個人的には、数年前出したサーストン・ムーアのソロ(このソロもすごい良かった!)を思い出す感じで、ずっと聴ける系のアルバムでめっちゃイイっす。ほほ。ついに僕も褒めちゃいました。
この曲のMVもYouTubeにあったんですけど、こっちの動画もステキですよね。娘ですかね、この少女は。まぁいいか。

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Dead Gaze

これは僕が現代人的にネットサーフィンしてたら見つけた人です。この曲の前奏がめっちゃカッコ良くて、即、買お。って思って。まぁ、即では買えなかったけど、のちのちに買いました。っていうか昨日聴きはじめたばっかです。
アルバムを一聴した感じではWavvesの曲のBPMをゆったりめにしてやたら格パートの音を歪ませて録ってあるみたいな楽曲が多っかたです。笑。あとやたらモコモコした音で個人的にそこが最高にグッときました。モコモコしてんな〜って。笑。

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FOXYGEN

いやー、性格わるそうですねぇー!彼等の事は知人に、面白い奴らみつけましたよ!って教えてもらって知りました。ほんと性格わるそうで笑えます。アルバムだけ聴いてると結構なスウィーティーさなんですけどね。そのギャップがズルい。
スウィーティー感↓

多分このフォクシゲン、性格わるそうなボーカルと、ギター弾いてる影の薄い青年の2人組なんですけど、その影の薄いギターの方(JONATHAN RADO)のソロも出てて、僕そっちも買いまして、丁度今聴きながらこれ書いてます。こいつ…見た目同様、楽曲も地味っちゅうかシブいすわ。笑。でも音楽がクソ好きなんだろうなぁって雰囲気。あ!わりとフレッシュな曲がはじまった!シブさだけじゃなくて安心しました。あ、すぐ終わった!短!
気になった人はYouTubeで「JONATHAN RADO」で検索かけて見て下さい。まだ全曲聴けてないからここには上げないでおきます。

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さて、もうしんどくなってきました。風呂はいってコーラ飲んで寝ます。


おわり。

おしらせ。

うなるほどに久々の日記です。誰か見てる人がいるのかどうかよくわかりませんが、こんにちは、こんばんは、お久しぶりです。

急ですが、報告があります。2つです。

まず1つ目は、長らく、しぶとく、続けてきた我がバンドCODYは、この2013年6月に解散致しました。

解散に至ったこまごまな事柄や理由は書けませんが、ただ、もう「バンド」として機能の限界でした。個人的には、悲しさとか悔しさもありますが、情けないという思いが今一番強くあります。

これまでCODYに関わって頂いた方々、応援して頂いた方々には本当に感謝致します。心から、ありがとうございました。


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2つ目は、そんな「おわり」にいつまでも留まっていても何もならないのと、すぐ動かないと結構、精神的に参りそうだったので、勢いでソロプロジェクトを立ち上げました。

Kotaro Ozeki Project - TARTS YELLOWS BLACKS -

まだ何処をめざして、何をどうして行こうかとか具体的なヴィジョンは無くて、思いついたものを思いついたままにとりあえずやってみよう。といった段階なのですが、手始めにソロプロジェクト用のホームページをつくりました。

とりあえず僕がひとりでできるのは、絵と音楽とこの日記くらいなので、絵は落書きから、音楽もラフなものから気楽に発表していこうと考えています。

音楽はこれからソロ用に曲を書いて、やっぱりライブもしてみたいです。。。ひとりで。。か。(弾き語りで聴かせれる曲ひとつもないから研究の旅に出なきゃ。。)

プロジェクト名の「TARTS YELLOWS BLACKS」というのは、1〜2年前にトイレで思い浮かんで、何かカッコイイな、と思ってメモってあったのをそのまま使いました。

読み方は、タルトス・イエローズ・ブラックスです。カッコイイ。


ではでは、そんなこんなですが、この日記もまたチョイチョイ更新していくと思うので、物好きな方がいらっしゃるのならば、チョイチョイよろしくお願いします。

おぜき
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おわり。

白い感覚。

唐突だが。漫画家「しりあがり寿」という人物をご存知であろうか。

わかりやすい所で言うと、クドカンこと宮藤官九郎氏の監督した映画『真夜中の弥次さん喜多さん』の原作者である。
(この映画は当時バンドメンバーと映画館で観たのだが、観終わった後に皆が口をそろえて「麻生久美子の生足がたまらん。」と言っていた。僕はちょうどそのシーンの時、母からの電話に出ており見逃してしまっている。とっても残念である。)

僕が初めて手にしたしりあがり氏の作品もその『弥次喜多』だった。
たぶん2003年頃の事だと思う。最初読んだ時はもう、わけわからんかった。いや、わけわからん漫画だろうなぁと思って買ったのだが、予想を超えてわけわからんかった。
当時の僕は今よりもっと理屈屋で、今よりもっとアタマも固く、ツジツマの合わないものは敵とみなして、何に対してもとにかく「明確な答え」を求めていた。すべて理屈で解決してやんぜッ!てなぐあいにギラギラでガチンガチンの脳の持ち主だった。
そんな感じだから、当時の僕は開いて2、3ページ目で、だんご屋のオヤジの姿がヘチマになった時点でもう、手に持った漫画にメンチを切っていた。しばらく読み進めるも、ツジツマもクソも無く、一コマペースで更新される不可解な展開に、ついには漫画を閉じ、不機嫌をあらわにした顔面でタバコを吸い、気付けばさっきまでのその時間を曖昧に煙にまく事に専念していた。そうして時間が過ぎ、月日が流れた。

人間、不思議なものでちょっと前まで好みでは無かったモノに急に興味がわく事がある。中学生の頃は糞ダサいと思っていたビッグスクーターが、高2くらいで急にカッコ良く見え出すアノ感じ。アノ不思議。

ソノ不思議が『弥次喜多』初見の数ヶ月後に僕の中に現れ、無性にまた読みたくなり手にとってみるとアラ不思議、アノ不思議。超すんなりストーリーが僕の脳髄に流れ込んでくる。しかも物凄く気持ちイイ。そして読んでいるうちに気付く。これはアタマで考える「理屈」では無く、脳で受け取る「感覚」でストーリーが僕に流れ込んでいるのだ!と。めっちゃ気持ちイイったらない。
1巻を読み終えた僕は、すぐのこりの巻を集めようと本屋に脱兎のごとくダッシュした。

そうして今では、しりあがり氏の作品をいくつか所持し、隙あらばコレ等を読み返している。

※右上の『ゲロゲロプースカ』の隣に立っている表紙が黒っぽく写っている本は、つげ義春氏の文庫版の『ねじ式』と『李さん一家』。つげ義春氏の作品も僕としては、とても「感覚」的である。

前置きが思ったより長くなったが、僕は今しがた、そのしりあがり寿氏の『双子のオヤジ』という単行本を読み終えたトコロなのである。

この『双子のオヤジ』がヒジョーに僕の脳髄にフィットしたのでテンションあがってそのままこの文を書いているという状態の現状なワケである。
読んでいて、コレ僕じゃん、と思うくらいにジャストフィット。

内容は、どこだかは誰にもわからないとにかく物凄い山奥に双子のオヤジがいる。双子のオヤジは2人で支離滅裂ながらも、問題を提示して考えてみたり、思いつきでやってみたい事をやってみたりしてすごしている。

ただそれだけの内容。

なんかジタバタっぷりというか、ドタバタっぷりというか、言いたい事はあるんだけど、ごにょごにょぐちゃぐちゃして、ほへーっておわる感じが、この日記とちょっと似てるな〜と、勝手に思ってなんか変にテンション上がってしまったのだ。


あと、しりあがり寿氏も、つげ義春氏も共通して「白い」感覚の作品が多くて好き。空洞感というのか何というのか。絶望とか希望とか自分の内側にあるものでの表現ではなくて、外側からの表現。時には絶/希望よりも重いんだけど、重いという感覚すら無い所からの表現。…ん、うまく言えんわ。まぁいいや。


そう、それで驚くのは『双子のオヤジ』は10年以上前に描かれたモノなのが衝撃。色あせないテーマで描かれている証拠である。
衝撃ついでに、2007年に発売されたしりあがり氏の『ゲロゲロプースカ』という作品の設定は「放射能が世界中に広がった後」の物語。むぅん。
この『ゲロゲロプースカ』と、去年の3月11日の後に緊急出版された『あの日からのマンガ』は今読んでおきたい漫画のトップではないだろうか。どうだろうか。僕はこれらを読んではアタマをぐるぐるさせて唸るばかりである。



どうしようか。テンションにまかせて書き出したから、着地点が見つからない。



とにかく、僕はしりあがり寿氏の作品が好きであり、『弥次喜多』は僕のバイブルなのであり、『双子のオヤジ』も買って良かったなぁ、と思っている現在なのだ。



締めに、「白い」感覚について考えていた時にできた詩を一部分だけのせて終わろう。だいぶ前からできてる曲だがまだライブではやっていない曲の詩。この詩に、タイトルは無い。





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ぼんやり屋はここに立ってるよ

うっかり君の声忘れるよ


曖昧な手を起こしたら、外に連れてって

こんなにも白い世界から、僕を連れ出して


線をえがく事

そして

もう嫌になる事

そして

幾つもの夜をこえる事


永遠をただでもし拾っても

延々ただ寝坊し

そして

幾つもの夜をこえる。


急いても遅れても さして変わらぬ様子

ジョークをとばしても 何も紛れぬ今日

そうでしょう 誰もが何もわからぬまま

遠くのカモメ 水平線を飛んで行く



「ハロー。」




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おわり。

音楽の不思議で生活に味つけを。キューピーマヨ◯ーズ。

天候すぐれぬ日が続いてますね。

僕はかなり引きこもり率が増していて、家でラーメン(出前一丁)ばかり食べています。と言っても一日中ラーメンを食べ続けているわけでは勿論ありません。たまにはパンも食べます。

まぁそんな具合に日々を食しているわけですが、どんな間の抜けた生活風景にもバックミュージックをひとつ加わえることによってただの「風景」を「シーン」に変えることができる事実をみなさんはご存知でしょうか。僕は今気づきました。音楽の不思議。魔法のスパイス。


という事で、最近僕が生活の味付けに加えている音楽を紹介してゆきます。
※とくに最新の音源ばかり、というわけではないです。


最近買った中では、よく聴いているのがWise Bloodの「These Wings」。
最高すぎました。全曲良かった。6曲入り(+1曲ボーナス)のミニアルバムなんだけど、あと5曲くらいまとめて聴いていたい感じ。

聴いてて、何だかとっても異国感。自部屋に居ながら「シーン」としては異国。


同時期に買ったThe War On Drugsもイイ。
ドリーミーなサウンド群にのせてボブ・ディランが歌っている様。とかレビュー表やらポップに書かれててナジャソラと思いながら試聴してみたらナルホドーと笑ってしまって、音も好きな感じだったので買いました。

夜中に聴くと、まどろみと現実の狭間感が「シーン」としてハマる。


あー、またふわぁっとしたものばかりか。と御思いになっている事でしょうが、しかし

Yuckもよく聴いてます。

90年代オルタナ感が匂う。匂うね。ふるえるね。でも個人的には日本人に耳触りの良いメロディーの曲も多々あるなぁと感じます。とくにゆっくりめな曲。あまり海外の曲聴かない人にも海外ロック入門に良いかもしれません。わからんけど。
ただ最近聴いていて思うのは、冬に聴くよりも、またもう少し暖かい気候になってきてから聴いた方が素敵な「シーン」を味わえる率の上がるアルバムですね。


それと、Cloud Nothings
このバンド、前のアルバムは「結構POPな人ら」っていう印象でしたが、最近出たばかりの音源は何と言うか「ずいぶん男っぽく」なってます。モテたい軟派さを削ぎ落として目付きがグッと鋭くなった感じというか。兎に角カッコいいです。
その今作、レコーディングをスティーブ・アルビニがやっているそうで、何だか納得です。そら削ぎ落ちるわと。個人的にはこれからも今作の流れのまま進化していってほしいです。

この曲は今作の中でもわりとPOPな曲だと思います。ドラムの音が超良い。
今みたいに冬の寒い日にタバコに火をつけて今作を聴けば、貴方が女性であろうとも男のテイで「シーン」に浸れるでしょう。カッコいいスわ。

へぇー、ふわぁっとしたのばかりでは無いじゃん。と御思いになったでしょうか。ありがとうございます。


つづいては女性シンガー。

Princess Chelsea。

よっしゃ。ふわぁっとしてドツボや。
しかし、日本ではCD売ってなさそうです。多分。このサイトでCD購入orダウンロードできます。
上の動画の曲では男女で歌っていますが、デュオではないらしく女性のソロアーティストみたいです。この曲は、聴けばいつでもどこでもアンニュイな「シーン」に誘ってくれます。なんか女性が主人公のちよっぴり悲しい映画のエンディングに流れても合いそう。


疲れてきた…。

最後に、LANA DEL REYという女性シンガーを紹介。
現代にこんな歌うたえる人いたのか。と思いました。いや、いるんでしょうけどもね。なんと言うか、なんとも言えませんが。とにかくこの曲を聴いた時イッパツで虜になりましたわ。

これがバックミュージックだったら、コンビニあたりでアホのような輩がわめき騒いでいたとしても、その者達を愛おしい眼差しで見ていられそうですよね。
そんなラナデルレイ嬢、CDについていたレビューや歌詞を読むとさらに気になる存在に。
「生まれて死んで行く」考えれば誰でもたどり着く闇。でも彼女は「考えてたどり着いた」というよりは、その闇に「ふと気づいた」人なんじゃないか、という感じが曲や詩やレビューに書かれた人物背景から漂ってきます。それがどうしたと言われると何ともうまく言えませんが…。ある日、闇を抱えてしまった人。というよりは、自然に闇と同居してる人。みたいな雰囲気。まぁそれがどうしたと言われると何ともうまく言えませんがね。というかそんな事わりとどうでもいい。とにかく何だか謎めいていて不思議な魅力を放つシンガーです。
要チェックやで。


もうちょっと、レコード屋の福袋で買った音源とか紹介したかったけどもうダメ。疲れた。へたれきった。

2月後半あたりにはPerfume Geniusの新譜でるみたいで、楽しみです。
調べてみたら、今年は夏までに好きなアーティストの新譜がめっちゃ出そうでわくわくしている。そんな毎日。
という事で、みなさんも時折日々にバックミュージックを流して、ただの「風景」を「シーン」に変えて、そして時にはその「シーン」にひたっていつもと違う自分を演じてみたりなんかしちゃって生活を彩ってみてはどうでしょうかという所で終わっときます…。


あ、そうそう。こんな人の音楽紹介ばかりして、自分のバンドはどうなっとんのだ、と思っていらっしゃる方も2、3人いるかもしれないので言っておきますと、我がバンドCODYは現在、新曲を鋭意製作中であり、そしてLIVE活動復帰も間近にせまっておる状況であります。詳細はもうしばしお待ちになられるようお願い申し上げたく候。

鋭意ってなんかカッコイイ。


へどろのように疲れた。

おわり。