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記憶の残滓 by arkibito

2018-04-03

『梅田哲也/hyslom 船・2017』パフォーマンス・クルーズ

ブログ停滞で少し時間が経ちましたが、

梅田哲也/hyslom 船・2017』パフォーマンス・クルーズについて。


以前から注目していたのだけど、

スケジュールがなかなか合わずにいたイベントにようやく参加できました。

日常のありふれたモノ・コトを使い、

環境や音、光、行動などについて新たな”現象”を引き起こす

ライブ・インスタレーションを行っている、

大阪在住のアーティスト梅田哲也さんと、

様々な冒険や旅を通じて得られた経験や新たなモノ・人との遭遇を

表現に昇華させるアーティスト集団・hyslomの面々が、

大阪の水路や河川・港湾で繰り広げる水上パフォーマンスクルーズです。


あいにく当日は寒の戻りと雨というバッド・コンディションでしたが、

20人ほどが屋根のない小さな船に乗り込んで

東横堀川にある本町橋船着き場を20時に出航しました。

乗客はヘッドホンを手渡され、

そこから様々なアナウンスとともに

言葉のパフォーマンスが流れるようになっています。


本町橋船着場

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↓乗船

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まずは、阪神高速高架橋に閉ざされた

薄暗い東横堀川をゆっくりと南下していきます。

大阪の水路はちょいちょい船で行き来しているので、

比較的なじみの景色ではあるのですが、

夜中に通るのは初めてなので、また違った味わいがありました。

ふしばらくすると前方にhyslom隊の小さなボートが出現し、

船を先導していきながら、

ライティングやもろもろのパフォーマンスを繰り広げていきます。


東横堀川を南下

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いくつもの橋をくぐり、

深緑に淀んだ水面に波紋を刻みながら進んでいくと、

不意に、梅田さんの無線の声が忘れられた水路の物語を紡ぎ始めます。

「ガタロ?何でんねん、そのガタロて…」

まるで怪談話のように低く垂れこめた声が脳天に直接流れ、

その薄気味悪さと、

目の前に広がる非日常の暗闇の世界

(煌びやかな陸の世界の裏側で、確かに存在する暗い水路)が相まって、

まるで異空間へと迷い込んだような錯覚を覚えてきます。

我々は今どこへ引きずり込まれようとしているのか。

まるで長い間川底で息をひそめていた亡霊が、

満を持して水面へ浮上して、

その深い業にまみれた姿を現そうとしているのだろうか。


梅田さんの念仏のような声が異空間へいざなう

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↓鈍色に反射する水面

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そうやって徐々に、

現実と幻想のあわいに堕ちててゆき

片道切符の黄泉の国への渡しを渡ろうかという矢先、

東横堀川はプツリと切断され、

矛先を直角に変えて道頓堀川へと続いていきます。

それまで明かりの刺さない薄暗い洞穴のようなところを

ぬるぬると滑り抜けていたのが、

日本橋を潜り抜けた瞬間に、

眩いばかりの光の世界へと放り込まれ、

ありったけの栄華を誇るネオンの輝きに、

ただただ魅了され、我を忘れる。

それはまるで三途の川を抜けた先にある

お花畑にたどり着いたのかもしれなかった。

走馬灯のように駆け巡る光と雑踏の渦のなかで、

耳元で念仏のように続く世迷言のような物語だけが、

現実と非現実の輪郭を保ち、

ワタクシという自我をどうにか繋ぎとめるのでした。


↓島之内から道頓堀

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↓一気にオモテ世界へ

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戎橋

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おとぎ話の竜宮城の如く煌く道頓堀の幻想が

儚い夢のように過ぎ去って、

目の前に冥界への入り口のように水門が現れました。

道頓堀川水門です。

道頓堀川は潮の満ち引きによって水位が変動してしまうので、

水位を一定に保つための調整弁として水門が設けられています。

門のこちら側と向こう側では水位が違うので、

船舶の通航時にはゲートを閉めて、

水位を調整する役割を担っています。


この門をくぐれば、いよいよあの世の境地かと、

固唾をのんで水位の調整を見守っていましたが、

実はこの門は”アフリカ”への入り口でした。

温かいサバンナの風が髪をそっと撫でたような、

いや、まさか…


道頓堀川水門

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ゲートをくぐると、川の十字路へと躍り出ます。

今辿ってきた道頓堀川中之島から下ってきた木津川がクロスし、

一方は岩崎運河を経て尻無川、もう一方は木津川が南下して、

ともに南港の海へと注ぎます。

一行はそのまま直進して、岩崎運河へと向かい、

環状線の味わいのある鉄橋をくぐっていきます。


↓岩崎橋をくぐって尻無川へ

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この辺りはもう海が間近ということもあり、

雨と風が一層激しさを増してきました。

このしぶきを浴びながら、

ただ船舶の鈍いエンジン音だけを頼りに、

闇夜を切り裂いていく。

そこに自然と生まれる緊張感が、

この屋根のない低身の船をD-DAYの上陸用舟艇へと姿を変え、

今まさに死地へと赴くような錯覚を作り出し、

勢いを増す波の揺れとあべこべに高鳴る鼓動が加速してゆく。


ダンケルクかD-DAYのような緊張感

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せめぎあう住宅地の合間を抜け、

水路は徐々に幅を広げて、水面と夜空が溶け合う頃、

前方の暗闇におぼろげにアーチ型の水門が浮かび上がってきた。

それはまるで、輪廻の環を模ったような出で立ちで、

生ける場所からの離脱を告げる場所として存在していた。

我々はなす術もないまま、

銀河鉄道の夜がいよいよ石炭袋へと引きずり込まれていく要領で、

そちらへといざなわれてゆく。


↓尻無川水門。国内に3機しかないアーチ型水門

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いよいよ、結界を越境して、

河川から闇の海原へ解き放たれると、

どこからともなくhyslom船が現れ、

まるで黄泉の水先案内人のごとく、

まばゆい光線を発しながら波を繋いでゆく。

その光は実に心強く、そしてまた

夜闇に確かな方角を与える北極星のように愛おしい。

少しずつ歩みを速めて、その光へと近づいて行く。

激しい波しぶきに抗いながら、

光の道を絶やすことなく前進し続けてゆくhyslom船は

次第に後方へと小さくなってゆく。

そうしていよいよ、

流れの堰き止められた大正内港へと孤独に歩み出す。


↓アーチをくぐれば海

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↓hyslom船のおでまし

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↓躍動する発光船

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↓さよなら愛しい光

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そこはまるで、かつて栄華を極めた面影を

いまだに引きずり続ける廃墟のように

ただモノクロームの世界が広がり、

切り裂く波と、気張り続ける船のエンジン音以外には

何も聞こえない。

無名の画家の描きかけの風景画の中に

突如放り込まれたかのような、

非現実的な時間の淀みを掻き分けながら、

出口を求めて彷徨い続けていると、

黒々とした建造物の塊の一角に刻まれた僅かな隙間を見つけ、

そちらへと身をねじ込んでゆく。

ゆっくりと水をかいて、反対側へと頭を出すと、

そこには黙々と煙を吐いて呼吸する鉛の街が広がっていた。

夜行性の獣達が、

もはや生者でも死者でもなく得体のしれない我々の気配を察して

じろりと眼を光らせているかのように、

毒々しい蛍光の明かりがそこかしこで点滅し、

何処からともなく漂うケミカルな臭いが、

ここに長く留まることを拒絶している。

我々はできるだけ彼らをこれ以上刺激しないように、

忍び足で遥か彼方に見える一筋の光に向かって進む。

その道すがらに、この廃墟の王国のかつての英雄を祀る

墓標のごとくそびえる鉄骨のオブジェが何体も空を突き刺し、

よそ者の我々が二度と侵入しないように見守っている。


↓船町の工場地帯

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↓中山製鉄所

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↓鉛の墓標

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しばらく静かな運河をゆっくりと遡上していくと、

前方が急に開けてゆく。

振り返れば、あの黄泉の世界の最前線に置かれた鉛の要塞が

少しずつ小さくなってゆく。

我々は再び生なる環を模したような橋をくぐって、

無事に生還を果たした。

しかし、一度目が覚めれば、もはや思いだせない夢のごとく

あの夜の世界はもはやなかったことのように記憶を抹消されてしまう。


↓夜の世界が遠くなる

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↓再び黄泉のアーチをくぐる

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煌々と照らし出された三軒家の水門が、

まるで迷子をしかりつけるような形相で我々を迎え入れ、

この小さな難破船は戻ってきた。

我々の無事を確かめるかのように、

hyslom船は水路の真ん中で役割を終えた光を水の中へと沈め、

今宵蘇らせた水都の記憶を手厚く供養する。

推進力を失ったhyslom船はこの後しばらくの間、力なく漂流したのち、

漆黒の海へと帰っていった。


↓三軒家水門

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沈殿する水都の記憶を頼りに、

普段立ち入ることのない水路をあてどなく巡る旅はこうして幕を閉じた。

伝道師の語りを道しるべに、頭の中で一夜限りの筋書きを浮かべて、

日々横たわっている風景を書き換えるというのは

とてもクリエイティブな作業で、

ただ単に風景を切り取ったり、工場萌えな写真を狙うのではない、

新鮮な境地を楽しむことができました。


大阪ドーム千代崎港にて下船

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↓運航ルート

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2016-11-21

濱口祐自LIVE at 小川ハウス(和歌山)

日曜日。

2014年から毎年、どこかでお会いしている

勝浦ブルースマン・濱口祐自さんのライブに行ってきました。

今年は、和歌山花山温泉の近くに新しくオープンする

パブリックスペース「小川ハウス」のオープニングイベントとして開催。

ちょうどいい機会ということでチャリンコで行ってまいりました。


ライブのスタートは18時なので、朝はゆっくりして、

13:30に出動。

南方へのルートはもうお決まりで、福島からあみだ池筋芦原橋まで。

そこから阪神高速堺線のアンダーを大和川まで。

交通量の多いR26で大浜まで進み、そこから直進して県道204号に入れば

あとはほぼ一直線。

どんよりしたお天気で寒いかなあと、少し多めに荷物を持ってきていたが

結構気温が高くて暑い。

なかなか向かい風がきつかったが、泉大津までで1時間と悪くないペース。

岸和田貝塚泉佐野と続く。りんくうタウンまで2時間。

長らくおつきあいした県道204号も双子池北交差点でさよならして左折。

思ったよりペースもよく時間もあったので幡代のマクドにイン。

遅めのランチを30分ほど。

ここから大阪和歌山県境の山越え。

おなじみの御ノ山峠までえっちらおっちら。

メンテしてないので、ギアが噛み噛み、中域の5,6速に入らなかったり。

ピークを過ぎるとテクニカルなダウンヒル

京奈和道のメビウスが出来上がっており、年月を感じます。

和歌山に入り、ブルべで走りなれた裏道を伝って川辺橋で紀ノ川を渡る。

さらに裏道から県道9号に入り、和歌山ICのところでR9にはいる。

花山の交差点から裏道を少し行ったところに、

今回の会場の小川ハウスがありました。

片道82kmを4時間。まずまずかな。


↓久しぶりの御ノ山峠越え

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小川ハウスは、広い中庭のある古民家を改造して

パブリックスペースとして

これから色々なイベントや教室が催されるそうです。

県越えの手間で余裕かましすぎたせいもあり、

到着が17:30。すでに多くのお客さんが奥の大広間に集まっています。

一角で息を整え、荷物整理をしていると、

少し早めですがライブスタート!


↓小川ハウスにて

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いつものように、軽快なトークで会場を和ませながら、

さらりと名曲たちを弾きこなしていきます。

原曲の良さを最大限に引き出しながら、

極めてユニークなアレンジをからめていく、

カツウラスタイルは何度見てもかっちょええです。

テンポのいい曲は、あえて荒削りにエッジを利かせ、

ゆったりとした曲は極めて繊細なタッチでなでるように奏でる。

12弦スライドギターはゴージャスに!

曲終わりにはちょっとはにかみながら、

「ええのお」といううのが何とも親しみが持てます。

曲が終わるごとに、細かく細かくチューニングを繰り返すのは相変わらずで

それもまたこだわりぬいた匠の技。

途中、ギター1本がプラグの接触不良を起こして、

曲の途中でアンプから音が出ずに生演奏になったりトラブルもありましたが、

生音もまた会場の雰囲気に合っていました。

味わいのある歌声を聞かせてくれる

『椰子の実』『なにもない』『しあわせ』も本当に心地よかった。

どれもこれも贅沢すぎる素晴らしい内容でしたが、

個人的には『黒いオルフェ』とオリジナルの『遠足』がとても響きました。


↓何度観ても、何度聴いてもスバラシイ!

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演奏会終わりには即席の握手会。

お久しぶりですとお声をかけると、「おおお!来てくれたんか!」と、

去年すさみまでチャリンコで観に行ったことを覚えてくれていて、感激。

いつでも勝浦に遊びに来てよ、あちこち案内したるわと、

連絡先まで教えていただいちゃいました。


2014年の秋に、メジャー初アルバムの発売記念のライブで

初めて濱口さんの生演奏を目の当たりにして、魂が震えたのがきっかけで、

再び音楽、ギターを15年ぶりに再開し、

人生の真ん中に再び音楽が帰ってきました。

ある意味で、濱口さんは自分にとって心の恩人です。

今回はチャリンコ復帰までおぜん立てしてくれて、なんとお礼を言っていいやら。

これはもう南紀勝浦までのロングライド行かねばなりません!


↓今年もお会いできました

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名残惜しいですが、時刻はすでに20:30。

再び80kmを走って帰らねばなりませんので、

祐自さんにご挨拶をしてリスタートします。

時間も時間なので、往路と同じ道を帰ります。

御ノ山峠の和歌山側は短いながらも斜度が強い区間があって

少し心配でしたが足つきもせずに登りきれました。

昼間に比べて交通量も少なくて走りやすいのだが、

往路よりもアゲインストの風が強く堪えました。

でも夜間の方が集中力が増すのか、帰りは3.5hで家にたどり着くことができました。

相変わらずサイコンは不能で、自分が時速何kmかわからず、

目標スポットの通過の時刻だけで走っているので厳密にはわかりませんが

ブランクが長かった割に、いいペースで走れました。

結果的に超久々に、センチュリーライド並みの160km走でしたが、

ぐったりゲロゲロではなく程よい疲労感だけで済みました。

まあ、色々理由づけしてでもいいので走れるときは走ろう。


走行距離:164.7km

TOTAL:572.15km

2016-10-24

子連れツーリング なみはや大橋&めがね橋チャレンジ

全く何もない週末は2か月ぶりくらいじゃないだろうか。

季節の変わり目で大変なので今週末はまったり。

土曜日は通常ルーティン。

朝は音楽教室

昼からはプール教室で、自分も久々に泳ぐ。

つい、がっつり泳いでしまってヘロヘロ。

そのあと、いつものブックストアまで家族で行って、

例のものをピックアップ。

帰宅後はバタンQ。


日曜日。

がっつりプールを泳いだ翌日は相当だるくて、

昼前にどうにか起きる感じ。

ブランチを食べながら、空模様を確認すると微妙な感じ。

13時ごろになって、暇そうにしている長女の気晴らしに、

ひさびさに自転車で遠出することにする。

まずは、近くの自転車屋さんで空気入れを拝借。

そこから扇町公園〜中之島公園とつないで、定番の靭公園へ。

ここで毎年恒例のどんぐり拾い。

随分寒くはなってきているけど、

どんぐりの季節にはまだ少し早かったようで

まだ青くて小さいものがほとんど。

でも、娘はひさびさにどんぐり拾いができてうれしそうでした。


↓うつぼパーク

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↓どんぐり探検隊出動

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そこから、中央大通に出て、尻無川沿いに進み、

京セラドームをかすめて大正区へ。

目の前に現れた壁のような橋をみて、驚嘆の声を上げる娘。

大阪のべた踏み坂は伊達じゃない!

ラスボス前に少し休憩ということで、IKEAにイン。

相変わらずすごい人出。

100円ドッグで補給をしますが、娘にメタメタソースをぶちまけられ辛い!


↓IKEA

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↓100円ドッグ

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15分ほど休憩を取っていよいよ、なみはや大橋。

別に足つきしてもいいし、押し歩きしてもいいよと伝え、

とりあえずチャレンジ!

でも、取り付きの陸橋の所からすでに足つき。

上部へ上がって直線に伸びる橋から再チャレンジ。

流石にスポーツバイクではなくフツーの重い重いチャリンコなので、

しんどいはずだが、何度も足つきをしながら

リスタートして頑張っていました。

自分もそのペースに合わせながら、えっちらおっちら。

結局、時間はかかりますがママチャリでも登ろうと思えば登れたので、

まだまだ足は衰えちゃいないなあ。

娘も終盤遅れ気味になりつつも、どうにか無事登頂!

この日は結構見晴らしが効いて、

生駒の山々や、葛城山系、六甲山系もばっちり。


↓突撃!

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↓なみはや大橋

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このまま天保山側へ降りて帰れるけど、

思う1つ面白い橋あるけどどうする?と聞くと、

行く!とノリノリだったので、そちらに回って帰ることにします。

まずは今上がってきた坂を激下りします。

急な滑り台やジェットコースターが大の苦手な娘にとっては、

これほどの下り坂は恐怖ですが、

しっかりブレーキをする、車体を揺らさないこと、

怖くなったら足ついて完全停止と教え、

自分が先導する形でゆっくりゆっくり下る。

ママチャリなので、ブレーキの効きも甘いので、

キィキィ!キィキィ!と甲高いブレーキ音をかき鳴らしながら、

時間をかけてどうにか下り切ります。

二人とも、ブレーキ握りすぎて手の皮がむけそうなくらい痛い!


↓激下り!

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下りきってちょっと休憩ののち、大正通を戻り、

大運橋を直進してめがね橋。

ここはさっきのなみはや大橋に比べると斜度も緩めなので、

今度は頑張っていきましょう!

グ〜ルグルと左旋回をしつつ、えっちらおっちらと上がっていきます。

こちらも何度か足つきをしましたが、

ちゃんと自分の足で登りきる。

すると、西の空が赤く光り、夕日に照らされた鱗雲が見事でした。


↓続いてめがね橋

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↓ファイト!

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↓美しい夕焼け

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ここの下りも、しっかりブレーキングをしながら慎重に。

さっきとは違って、常に左に旋回しながらなので、

オーバースピードになるとガードレールにぶつかるので難しい。

こちらも時間をかけつつ無事に下ります。

うちの近所はほとんどアップダウンがないので、

これほどまとまった下りをこなすことがないので、

娘にとってもいい練習になりました。


ここからは堺・和歌山方面へのツーリングで

いつも利用していたルートで帰ります。

途中からお尻が痛い!お尻が痛い!と叫びながらも、

ひさびさの自転車になんだか楽しそうな娘です。

阪神高速堺線の下から、新なにわ筋を経て芦原橋

そこからあみだ池筋を北上して、再びうつぼパークに戻ってきました。

夜はライトアップがされていてきれいでした。


↓夜のうつぼパーク

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↓うわさのだし道楽

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あとは、ちょこちょこと道をたどって、帰宅。

途中、最近話題の「アゴ出汁」の自販機で、

初めて購入して、夕食はお鍋。

出汁の味わいに深みがあって美味。


↓ナベパ

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いままでの子連れツーリングでは、

娘の負担を考えて、

できるだけアップダウンのないルートを選んでいましたが、

今回はあえてしんどい登りにチャレンジしてみました。

さすがに今の鉄ゲタ自転車では足つきなしでは無理だけど、

押し歩きでもちゃんと自分の力で前へ進むことができたので

大きな進歩でした。


走行距離:31.7km

TOTAL:330.75km

2016-01-27

初ライド 抜き打ち襲撃練

日曜日。

金・土曜のダメージを引きずりつつ、昼前に起床。

この日は5年10年に一度の寒波が来ると予報でやっていて

それなら六甲の有馬側にでも行って、氷瀑でもと思っていたのだが、

雪は降らなそうだし、

もう昼になってしまったから

朝凍ったものも溶けて期待外れも考えられる。

ん〜ん〜どうしようと思っていたら、

昼過ぎから娘の同級生が遊びに来るということで

巻き込まれる前に退散を余儀なくされる。

この時間から行けるお山は限られてしまうし、

ならばいっそチャリンコでも乗るかと珍しくイソイソ準備。

お久しぶりすぎて、レイアリングが全く分からないし、

装備も不確かで手間取る。

どこに行くという目的もないのだが、寒いし、

復帰一発目に余りしんどいことしたくないので山間部にはいかない。

となれば、とりあえず淀川CRを北上することにする。

ならば、キリよいところでは京都かな。

じゃあ先日の新年会に来れなかったおトメさんでも抜き打ち検査。

彼の家はドア・トゥ・ドアでジャスト50kmなので、

ちょうどいい足慣らしになろう。


13:20に出発し、最初は試運転ということで、いろいろ確認しつつ、

毛馬閘門から淀川CRに入る。

そこそこ風が舞っていて、向かい風5割、横風3割、追い風2割といった具合。

寒いから回して暖を取りたいのと、

果たして本格的だった時期に比べてどれくらい落ちているかを確認するため、

とりあえず全力ペースでいけるところまで行くことにする。

大体35km巡航でひたひたと進む。

ほとんど2年ぶりだったが、

柵の場所も、道の具合も、抜け道の場所も鮮明に覚えていた。

ゲートを抜けるところで足止め喰らう以外は、全然ペースも落ちず、

疲労することもなく、あっという間に枚方を通過。

特に足がタレたり、姿勢を維持するのに肩や腰に来ることもないし、

止まると寒いので休憩なしで先へ進む。

樟葉の高速区間では、いよいよ向かい風がひどくて

低姿勢になり粘りつつもやっぱりちょっとペースが落ちた。

それでも御幸橋までは約70分で来れたのだから、

ほぼほぼ今まで通りのペースだった。

水泳を始めたのがよいのかな?

一応久しぶりの記念に一枚。


↓お久し御幸橋

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そこから桂川CRに入る。

ロングの時は大体夜中にこの辺りは通過していたなあ。

道幅が狭く往来があるので少しペースを落として進む。

久我橋のところでCRを外れて、おなじみの御前通で北上。

西大路でJR群をくぐり、

そのままあえて交通量の多い西大路通を進んで、

トラフィックに慣れる練習。

三条で右折して、そのまま三条会商店街へ。

それからごにょごにょ路地を進んで、おトメさん宅着。

二条城あたりまで家からジャスト2時間なら、

全然ええペースじゃないか!


自宅で完全に油断してたおトメさんに

娘からの果たし状のマヨネーズを進呈したら、

三条商店街のカフェでまったりコーヒー。

帰りがけにおみやを購入して30分ほどで帰路に着きます。


↓おトメさん襲撃

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↓さらさ御供焼菓子工房

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17時に三条商店街を出発し、まずは四条大宮に出る。

そこから大宮通を南下。

京都水族館のところでJRをくぐり東寺。

ちょっと厚い雲が張り出して日差しを遮り始め、寒くなってきた。

日もそろそろ弱弱しく、せめて日没までに枚方くらいまでには届いていたい。

帰りもちょっと急ぎ目のペースで参ります。


↓東寺

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大宮通をしばらく南下し、久世橋通にスイッチして御前通に戻ってきました。

いつもなら行きと帰りで違う道を使うのだけど、

試運転だし、だんだん寒さが厳しくて家路を急ぐので、

同じルートで帰ります。

桂川CRに入ると、向かい風がかなりきつく吹いていて、押し戻される感じ。

御幸橋の手前で夕日は天王山の向こう側へと沈んでいきます。


↓夕暮れ

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御幸橋からはさらに向かい風がきついのだけれど、

CRをいっそうペースを上げて進む。

幸いまだ明るいうちに、樟葉の高速区間を切り抜けることができました。

関西医大のトイレで一服と思ったら、トイレ閉鎖されていて、

慌てていつものファミマへ移動したらそこも閉店してた…

まあええかと、そのままリスタート。

街道沿いに進み、県道13号へ。

スカイはいつから再び淀川CRに入ると、もう真っ暗です。

まだ試運転なので気分的に交通量の多いR1をブッ飛ばすより、

交通量ゼロのCRでこの日は帰ります。

すさまじく冷たい向かい風がビッシビシ顔を叩き、

必死になって回して暖を取りますが、

あまりの寒さのせいか、左目がぼわっと視力が弱くなるような感じにさえなる。

ボロッボロのシューズカバーは機能せず、つま先が恐ろしく冷たく感覚がない。

ああ、この感覚久々だなあ。

鳥飼大橋の手前で土手に上がると、きれいなお月様。

R1に立っている電光板を見ると、なんとマイナス3度の表示。

マジかっ!!!


↓お月様

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鳥飼大橋からは土手の上をひたすら進み、豊里大橋まで。

そこからようやくブリザードの淀川CRから脱出し、

阪神高速の下を伝って19時前に帰宅。

帰路も帰路で京都から2時間かからず。


復帰初日にしてはかなりのバッドコンディションだったけど、

逆にサバイバルな方が燃えるタチなのかもしれないなあ。

もちろん今回はド平坦コースなので、

登坂力はどうかわからないけれど(きっとヤヴァイ)、

ペース的にも極端に低下しているようでもないので、一安心。

本格的に復帰なるかはまだちょっとわからないけど、

少なくともお山に行けない場合のオプションとしてはありだなと。


走行距離:101.25km

TOTAL:101.25km

2016-01-21

1.17鎮魂ウォーク2016

今年もまた1.17を迎える。

去年20年という大きな節目を越えたが、

それで阪神大震災が終結したわけではない。

去年も地震だけではなく、

集中豪雨による堤防決壊や土砂災害、

竜巻被害や火山の噴火など、

自然災害による被害が出た。

当然、自然というあまりにも大きすぎる相手に対して、

あらがえない部分もあるかもしれないが、

事前の備えや十分な知識、防災意識があれば、

被害を最小限に抑えることはできるはずだ。

日々忙しい生活の中では、ついそんなことを忘れてしまうこともあるが、

せめてこの日だけは一度立ち止まって、

ゆっくりそのことについて考えをめぐらし、

記憶を呼び起こす。


前日はレッスンなどでとてもあわただしく、

そのなかでうっかり、プールでがっつり泳いでしまい、疲労がハンパない。

そして翌日の午前中にはコンクールが控えていて、

なかなかスケジュール的にも体力的にも厳しいのだが、

最終電車に乗って、今年も東遊園地までの震災ウォークへと向かった。

今年も去年に引き続いて、阪神西宮駅からスタートする。

毎年ルートは変えていて、今年は湾岸を歩いていこうと最初から決めていました。

去年まではどちらかというと

今なお残された震災の傷跡を辿るようなテーマでしたが

節目を越え、今年は過去を振り返るというより、

これからの希望、新しいものを発見してみたかったのです。


↓阪神西宮からスタート

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0:20に阪神西宮駅を出発する。

同じ電車から降りた乗客が、駅から暗方々へと散っていく。

ロータリーを過ぎて、西宮神社の参道を歩き、西宮戎にでる。

おなじみの「ひるね」さんのところからR43をまたぎ、

そのまま西宮浜のほうへと進んでいく。

去年は歩き始めから雨が降って相当寒かったが、

この夜は比較的暖かく歩きやすい。

テクテクとえべっさん通りを南下すると、白鹿の工場のところに出る。

震災時には酒蔵も相当ダメージを受けた。


↓西宮神社

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↓白鹿

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前浜町で県道193号をまたぐと、そこから先は堤防に仕切られた水辺を歩く。

ここで一眼レフを取り出しいつでもシャッター押せる状態に。

11月にスマホに変え、最初はiPhoneのカメラ機能って

意外といいかもと思っていたのだが、やっぱり所詮スマホのカメラだった。

iPhoneのカメラで撮った写真は一見発色がいいように見えるのだが

それはiPhoneのディスプレー上で見た時に限られ、

PCの大きな画面で見たり、プリントアウトすると、ザレザレで使い物にならない。

おそらく撮影の際に、自動的にISOを上げてくれているのだろうが、

そのせいで画質がひどい。

夜景など暗い場所で撮ったり、ズームアップ撮影には全く向かないことがわかった。

今回は初めからそれがわかっていたので、一眼レフをもってきた。

ただし小さなザックだったため、三脚を持ってこれず、

ちょっと苦戦してしまいました。


↓堤防沿いに歩く

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話を元に戻すと、そのまま堤防沿いに進んでいくと、

小さな船溜まりがあり、海の匂いがする。

そのまま堤防沿いに行くと、目の前に西宮大橋が伸び、

橋のたもとにはたくさんのヨットが停留するマリーナ。

この辺りは、芦屋の裕福層たちの海の遊び場として有名で

なんとなく雰囲気が違う。

マリンクラブの脇をかすめていくと、

その奥には小さいながら西宮浜のビーチがあり、

ビーチの脇にはリゾート感たっぷりのバーやレストラン、

アメリカンなトレイラーが立ち並ぶ異国情緒たっぷりな空間。

こんな面白そうなところがあるなんて、

やっぱり地足で歩くと発見があります。

近隣では珍しいサラサラの砂浜で色々と撮影。


↓西宮浜

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↓ヨットが多数

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↓ビーチ発見

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しばらくビーチで写真を撮り、そこから対岸の人口島へ渡ります。

堤防から内側の道路へ戻ると、西側に芦屋浜の有名なモンスターマンションが、

まるで水辺に浮かんでいるように暗闇の中に姿を現しました。

あそこは学生時代に自主映画を撮影したゆかりの地です。

昼間に訪れた方が実際不気味さのある建物ですが、

夜闇にきらめく遠景もまた別の味わいがあります。

三脚があればもうちょっと撮れたのだけど、それはまた別の機会に。


↓芦屋浜のモンスターを望む

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そこから道なりに進んでいくと、歩行者専用の小さな跳ね橋。

こんなところにこんな橋があるというのも発見です。

トコトコと渡って湾岸の人口島へ渡ります。

そのまま湾岸線の高架に出て西へ転じる。

途中、神戸新聞の配達工場があり、

あわただしく配達員がトラックに荷詰めをしているところだった。

震災の時に、この神戸新聞が果たした役割は非常に大きかったのは言うまでもなく、

神戸が誇るものの1つだと思う。


↓跳ね橋

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ここからは阪神高速湾岸線の側道的に並走する県道573号をトレースして行く。

この道はチャリンコでは何度も利用しているなじみの道。

人口島をいくつか繋いでおり、その度にアップダウンが伴うが、

その代り橋の上からは絶景が拝める。

まずは西宮浜から南芦屋浜まで1つ目の橋を渡る。

海沿いではあるがこの夜はとても穏やかで風はなく、寒さをあまり感じない。

パチパチと写真を撮るのだが、車が来るたびに橋自体が揺れて

うまくブレずに撮るのが難しい。ここは三脚があっても厳しい。

先ほど遠景にあった芦屋のモンスターマンションを対岸のそばに見ながら

次の深江浜まで進む。

ここは橋自体がかなり高度があり、登るのに一苦労する。

登りきると、前方には神戸の夜景が広がり、

そこからずーっと右へ視界をパンすれば、ひとつながりの街の明かりがあり、

その奥にはべったりと黒く塗りつぶされた六甲の山並みが見える。

もし21年前のあの日にタイムスリップしたとしたら、ここからきっと、

燃え盛る炎の嵐と、黒煙が幾本も立つ恐ろしい光景が広がっているのが見えるだろう。

橋の頂上からいよいよ神戸市に入る。


↓誰もいない

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↓いくつも湾岸の橋を渡っていく

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↓神戸市に入ります

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↓眠らぬ港湾

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深江浜に入ると、県道573号はおしまいとなり、山側へ戻らねばなりません。

大通りを北へと取り、深江大橋を渡る。

そのままR43も過ぎて、阪神電車に沿って歩くことにしました。

深江から青木の区間では線路の高架化の工事が行われている。

それは街の発展にとっては大事なことなんだろうけど、

ベルリンの壁のように地域と地域が寸断されてしまうようで悲しかったりもする。

魚崎、住吉とすぎ、御影まではずっと線路沿いに進んでいく。

誰もおらず町はひっそりと眠っている。


↓高架化の最中

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御影駅に到着して広場で缶コーヒーを買って少しだけ休憩。

駅の脇にある商店街を抜けて、澤之井と呼ばれる井戸へ寄り道。

ここは古来からの湧水で、御影の地の由来でもあり、

灘の酒(御影郷)を育んだ名水です。

震災を経た今なお、コンコンと豊かな水をたたえています。


↓阪神御影の高架下の商店街

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↓御影水

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御影からは味わい深い高架下を歩く。

この駅前には名物の立ち飲み屋がひしめいているので

また別でリサーチしてみよう。

徐々に駅前のネオンから離れていき、

眠る街へと再び戻っていこうとしたとき、ふと高架を見上げると、

真っ暗な闇の中に怪しく真っ赤な物体が目に飛び込み、

思わずぎょっとする。

よく見ると、御影でこの日の営業を終了した阪神電車の特急が停車していました。

なんとなくちょっと不気味さを感じて撮る。


↓高架は味わい深い

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↓突然火車が現れる

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↓少しホラー

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御影を過ぎ、石屋川まで来ると、そろそろお腹も減ってきて、

間に合うかと思ってR2のもっこすへ向かったのだが、

タッチの差で3時閉店。

そこからR2を疲労感たっぷりで歩く。

西灘で脇道に入る。

岩屋の手前で阪神線が地下へ潜るポイントをまたぐ。

その先、JR灘駅の南側から、一本の遊歩道が伸びている。

これは神戸港まで貨物を運んでいた旧臨海線の線路跡を利用したもの。

マンション群を抜け、R2の上をまたぎ、HAT神戸までを繋いでいる。

R2の陸橋のところ辺りは、当時線路だったころの遺構がちらほらある。


↓旧臨海線を歩く

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臨海線を歩いたら、少し北側へ戻る。

春日野道の商店街を入り、そこから西へ折れて下町の生活道路をずんずん進む。

生田川を渡れば、まだ昔ながらの雰囲気を残した三宮の東側のエリア。

そうして4:30に三宮に到着しました。

阪急北側にある、この長らく仮設の売り場として活躍していた建物も

建て替えのため取り壊されると、つい先日ニュースになっていた。

まだ少し時間があったので、駅前の丼屋で休憩と補給を済ます。

そして30分前には東遊園地へと向かう。


↓春日野道の商店街

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↓おっぱい山

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去年は公園に入るだいぶ手前から人があふれて、

果たして入れるのかどうかというくらいの混雑ぶりだったが

今年は明らかに人手が少ない。

もっとも去年がすごすぎたのかもしれないのだけど。

すでに岳灯篭に入ったろうそくには火がともり、

キビキビと冷たい空気の中、不思議なほど静かに人が佇み、

その時を待っている。

自分は人ごみを分け入って、いつもの場所へ。

そうして、アナウンスと時報が鳴り始め、5:46を迎える。

黙とう。


↓竹灯籠

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↓祈りよ届け

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↓復興は続く…

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今年もまたこの地に立てたことをうれしく思いながら、

震災への想い、防災への意識を今一度はっきりと心に刻み、

慌ただしく家路に着いた。