乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3974 入谷(2024.3.25)

雨の影響もあって、バスが開成駅に着いたのは予定よりも5分ほど遅れて11:35頃。開成から乗る小田急線の快速急行は11:40発だったので一応間に合いはしましたが、少々焦りました。が、その快速急行の方も遅れての到着で何やら連鎖的な展開に。次の行程が危ぶまれたものの、海老名に着いた時点で遅れは解消し、ひと安心となりました。

海老名からはいよいよ神奈川県内の鉄道駅で未乗降だった最後の一つへ。相模線の入谷です。

相模線に乗るのは2021年8月18日以来。行きつ戻りつパターンでその日に4駅クリア(→参考しましたが、行程に甘さがあって降り乗りが叶わなかったのが入谷で、ずっと持ち越しになっていたという話です。「座間市ひまわりまつり」の会場最寄駅でもあるので、ひまわりシーズンにと画策するもこれがなかなか... 今回、海老名~入谷の単純往復で臨む形となりました。

「次は入谷」(E131系車内ディスプレイ)。海老名の隣ですが、所要時間は約4分(営業キロ3.0km)。

海老名12:30発→入谷12:34着-41発→海老名12:45着という至ってシンプルかつ短時間な行き来でしたが、神奈川県内380駅はこれにてめでたく達成。相模線E131系に乗るのは初めてだったこともあり、いい記念になりました。

橋本行き普通列車(入谷12:34発)
来駅記録として、簡易Suica改札機(出場時)の画面を撮影。海老名からのIC運賃は147円。
入谷駅外観。雨は小降りでしたが、撮影ままならず・・・これぞという一枚は撮れませんでした。
茅ヶ崎行き普通列車(入谷12:41発)。周囲に建物がない直線区間にある駅(かつ1面1線)のためか、列車をしっかり捉えた上で撮影できるのもポイントでしょう。

今後、神奈川県での乗降記録は新駅開業に合わせて増えていく形に。延伸分などを含めて当面予定はなさそう*1なので、気長に待とうと思います。

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*1:開業が遠くなさそうなのは東海道本線「村岡新駅」くらい? 横浜市営地下鉄のあざみ野~新百合ヶ丘、リニア(中央新幹線)の神奈川県駅はまだまだ先...

#3973 和田河原(2024.3.25)

大雄山線の未乗降駅ラストは和田河原小田急線の開成駅とバスで通じているのは前々から知っていたので、そのルートでいずれと思っていたら最後に当駅が残ってしまい、この日ようやくと相成りました。

和田河原からは正にそのバスで開成に出ることにしていたので、行程もバスが前提。箱根登山バス開成駅行き(和田河原駅11:24発)に合わせて、井細田、穴部での降りて乗ってを経て、和田河原に着いた格好です。次の列車(11:20着)でもタイミング的には良かった訳ですが、駅で過ごす時間がないのもどうかと考え、11:05着に。あいにく雨が本降りになってきたので、(滞在時間はそれなりにあったものの)駅周りを散策するのは見送りとしました。

和田河原駅での行き違い(どちらも11:05発)

駅の方は1面2線で行き違いが可能。この時の小田原行きは「天狗電車」でした。改札口は構内踏切の先で、しっかりした駅舎があり、有人の窓口も。その駅舎がマンションと一体というのは承知していましたが、建物が修繕工事か何かで写真のような状態・・・これまた驚きでした。

1番線ホーム=大雄山行き。駅舎は1番線側(南側)。
構内踏切、改札口、窓口。後方に駅舎一体型マンション。
大雄山線沿線案内図。和田河原での下車を以って全12駅達成。
和田河原駅出入口
駅としての外観はこの通り。足場などがなければ駅名がしっかり撮れた訳ですが... 期間限定という意味では逆に貴重かも知れません。

かくして神奈川県内の未乗降駅はあと一つ。開成からは最短コースでその駅をめざしました。

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#3971+3972 井細田&穴部(2024.3.25)

3/24は18きっぷメインで移動し、寄り道しなければ帰宅できたところをあえてそうしなかったため、東京近郊区間に入ったのも遅め。小田原に21:19に着いたところで旅を終え、予約していたホテルに向かいました。

小田原で泊まることにしたのは、無理して帰るのを避ける意味もありましたが、神奈川県内の未乗降駅をクリアする上で当地が好都合だったというのがあります。残っていたのは4駅。うち3駅は伊豆箱根鉄道大雄山線だったので、小田原を起点に降り乗りに臨もうという話です。

1日乗車券を使うには及ばなかったため、それら3駅を順に巡る行程。小田原10:00発に乗り、井細田(10:03着-18発)、穴部(10:22着)までは予定通りでした。

大雄山行き列車(井細田10:03発)
井細田駅外観
細田10:08発の小田原行き。ヘッドマークが目印の「天狗電車」でした。
大雄山行き列車(井細田10:18発)

細田では東に少し歩いたところにある八幡神社に寄り、穴部では地図に載っていない線路下を通る道を歩きといった感じで、駅周りのみで過ごすのとは違うパターンとなりました。これは、行きつ戻りつではなく同じ方向で進むこと、一定間隔で列車が来ること(次発を逃しても15分待てば済むこと)があってのもの。穴部での下りは10:37発ではなく、10:52発にシフトしましたが、それでもまだ余裕はありました。

大雄山行き列車(穴部10:22発)
穴部駅外観。1面1線という点で井細田駅と同じですが、駅舎はありません。
穴部10:52発の大雄山行き。一つ前(10:37発)なら「天狗電車」でした。

未乗降駅の残りはいよいよ二つ。あわただしいと感慨も何もないので、このくらいのペースが丁度いいと思うのでした。

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#3969+3970 港区役所&東海通(2024.3.24)

美濃赤坂線の往復を終え、大垣から快速に乗って東京方面へ。18きっぷでそのまま帰れば東京に20時半には着くため、決して帰れなくはなかったのですが、3/24はこういう機会でもないと行かない催しがあったので、寄り道することにしました。ららぽーと名古屋みなとアクルスでの「貨物鉄道フェスティバル」です。

みなとアクルスとの呼称からわかる通り、所在地は名古屋市港区。金山から地下鉄名港線に乗り換え、最寄りの港区役所で降りればそう遠くはありません。18きっぷのルートからは外れるものの地下鉄の運賃を足すだけで行けるとあれば楽なものです。

名港線は起点の金山を除くと駅数は6。終点の名古屋港は乗降済みでしたが、間の5駅はどこも下車したことがありませんでした。金山14:10発でまずは港区役所へ。14:19に着き、10分後には貨物鉄道フェスティバル会場に入りました。

名古屋港行き列車(港区役所14:19発)
港区役所駅出入口(2番)。ららぽーと名古屋みなとアクルスのメインエントランスまではここから約450m。

メイン会場は1階センターコート。貨物駅などの現地型イベントではないので、東海エリアの鉄道各社による出店、TOMIXのNゲージ展示、記念撮影が主な内容で至ってコンパクトでした。それでも滞在時間は25分ほど。時間的に多少余裕があったので、次は二番目に近い東海通*1から名港線に乗ることにしました。

「貨物鉄道フェスティバル in ららぽーと名古屋みなとアクルス」案内板
Nゲージジオラマ展示の一例。JR貨物の機関車や貨物列車のほか、樽見鉄道ハイモ330-700形の模型も。
東海通駅出入口(4番)。当駅の出入口は東海通交差点の各角にあります。
東海通可動式ホーム柵(2020年6月~稼働)
大曽根行き列車(東海通15:22発)

東海通15:22発の大曽根行きに乗って金山へ。金山での乗り換えは15:29着-35発でした。この後の乗換駅は豊橋、浜松、熱海。旅の方は3/25の午前中まで続きます。

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*1:駅出入口から、ららぽーと名古屋みなとアクルスのメインエントランスまでの距離は、港区役所が約450m、東海通が約700m。地下鉄駅からのアクセスはまずまずと言えます。

#3968 美濃赤坂(2024.3.24)

大阪から乗った新快速で米原まで行き、11:53着-12:00発の乗り換えで大垣へ。18きっぷで移動している手前、本来なら決まった時間に動かなくても良さそうなところ、今回はこの乗り換えがマストでした。東海道本線の支線である美濃赤坂線に乗るためです。

日中時間帯は本数が限られ、土曜・休日の大垣発は10:38、12:52、15:53、16:40といった具合。大垣着は12:34で、お昼の一本に間に合うにはこれしかなかったという訳です。

過去に何度か行程を考えては見送っていたのが美濃赤坂線(大垣~美濃赤坂)の乗車。中間駅の荒尾での降り乗りが残ってしまいますが、未乗区間をクリアするのがこの日のテーマなので、終点まで行って戻る単純往復で臨みました。

支線と言っても荒尾に至る途中までは本線内を走るので、実質的な未乗分はその分岐点から美濃赤坂までの1.9kmでした。とりあえず分岐した先からはより注力して沿線風景や荒尾駅などを見たり撮ったり。気が付けばもう終点といった感じでした。

美濃赤坂駅構内。旅客用ホームは1面1線ですが、その横(東側)には貨物列車が使う線路が何本もあります。

美濃赤坂には12:59着。乗車時間としてはあっさりしたものでしたが、終点に近づくと貨物駅ならではの構内の広さに目を見張り、東側で分かれてさらに北に進む西濃鉄道の線路を目で追い...終盤に見るべきものが多い線区という印象です。旅客用としては1面1線とシンプルながら、駅全体で見ればスケールは大きく、折り返し(13:12発)の発車時間までの10分程度ではその全体を見て廻るのは困難。昔ながらの駅舎をしかと堪能し、駅前を少々散策し・・・そんな過ごし方になりました。

美濃赤坂線はこの終端部(駅北側)まで
当駅の開業は1919年。駅舎は開業当時からということなので2024年で105歳。
駅名看板もこの通り。さすがに開業時からのままではないと思いますが、十分に歴史を感じます。
美濃赤坂駅外観
普通運賃表と「美濃赤坂線時刻表」。全列車が大垣行きで、本数は平日19本、土曜・休日18本です。

赤坂は中山道の宿場町なので、本陣跡をはじめ少なからず観光要素があります。当駅周辺のほか、隣の荒尾駅西濃鉄道の線路や駅、さらには養老鉄道(北大垣~東赤坂)も含めた形で赤坂エリアを改めて訪ねたいものだと思いました。

美濃赤坂駅前にある「赤坂・青墓地域観光マップ」。赤坂宿、赤坂本陣公園、赤坂港跡など、いずれも駅から徒歩圏です。
大垣行き普通列車美濃赤坂13:12発)

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#3966+3967 加美&新加美(2024.3.24)

桜島線の往復を終え、ホテル近くのチェーン店で指定の朝食を済ませ、それでもまだチェックアウトの時間までは余裕がありました。そんな余裕を活かすべく、予定より早めに新今宮を出発。この先はおおさか東線を経由してから新快速に乗ることにしていましたが、大阪駅での「大阪DCロゴヘッドマーク列車」出発式の件を思い出し、その開催時間に合わせる行程に変更しました。

新今宮9:02発の大和路快速でひとまず天王寺に行き、そこで王寺行きの普通列車に乗り換え。めざしたのは加美です。加美に出れば、おおさか東線の新加美は目と鼻の先。両駅の出入口で最も近い組合せの距離は100mない程です。加美に着いたのは9:16。新加美を出る大阪行きは9:20発があり、おそらく走れば間に合ったと思いますが、いろいろ撮っているとそういう訳には行かず、その次(9:35発)に乗ることになりました。

王寺行き普通列車(加美9:16発)
加美駅東側。大和路線の上下線が離れた間に、おおさか東線の高架部が挟まる構造になっているのがわかります。
加美駅は2面2線の地上駅。2番線ではそれなりの数の人がホーム狭しと待っている状態でした。次の天王寺方面は9:18発のJR難波行き。
加美駅外観



新加美駅の窓口横には、加美駅と新加美駅の利用案内などが掲示。「おおさか東線全線開業5周年記念イベント」は当日11:00~15:00の開催でしたが、さすがにそこまでの余裕はなく...
新加美駅の「JRきっぷ運賃」(抜粋)。隣接はしていても駅としては独立しているので、新加美から加美まで電車で移動すると運賃170円がかかることに。
次の列車は、久宝寺行きが9:27発、大阪行きが9:35発。同じ9:35に乗るのであれば、一つ先に行って始発駅から乗るのが有意義な訳で。

何となく時間が空いてしまったので、改めて加美駅を見物するもよし、あえて周辺を散策するもよしと思っていると、久宝寺行き(9:27発)が来る時間に。これで久宝寺まで行ってから折り返しで大阪方面に向かえば、より長く列車に乗るという点では有意義というものです。

久宝寺9:29着からの9:32発で、ようやく北上。目的地は大阪なので、このまま終点まで乗ってもいい訳ですが、それだと着くのは10:11です。出発式が行われるのは10:00~10:20頃につき、全く見物できない訳ではないものの、せっかくならもう少し早く着きたい・・・この打開策が放出と京橋での乗り換えでした。

久宝寺行き普通列車(新加美9:27発)

放出では同一ホーム乗換で9:49発、京橋では2分ほどの接続で9:56発。大阪には10:03着、かつ出発式が行われるホームに着いたので、西へ歩くだけで済み、出発式はほぼひととおり見ることができました。乗り換え策が的中した格好です。

出発式での出番に備える「ミャクミャク」(大阪・関西万博公式キャラクター)と「もずやん」(大阪府広報担当副知事)

出発式の対象列車は、大阪10:19発の大阪環状線内回り。朝、安治川口~西九条で乗ったのと同じ編成かどうかは定かではないですが、この日二度目の大阪デスティネーションキャンペーンロゴマーク掲出列車との対面となりました。

「大阪DCロゴヘッドマーク列車」出発式(テープカット)の様子。左から、堺市の永藤市長、大阪市の横山市長、JR西日本近畿統括本部阪奈支社の水口支社長、「謎の制服おかっぱ集団ダンスグループ『アバンギャルディ』」のメンバー。総じて晴れやかな出発式だったと思います。

ちょっとした催しを見た後は、当初予定していたプランにシフト。大阪10:30発の新快速で一気に米原まで向かいました。

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#3964+3965 桜島&安治川口(2024.3.24)

どの区間も全く乗ったことのないJRの路線がまだいくつかあって、都市部におけるそうした一つが桜島線(JRゆめ咲線)でした。大阪在住だった1980年代の5年間ではご縁なく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開園して以降は、いずれ遊びに行く機会ができるだろうからその時にと考えていたのが同線。何だかんだで何年も経ってしまったので、USJ抜きでとにかく乗ろうということで、3/24朝に桜島まで行ってきました。宿泊地を新今宮にしたのも、桜島線への行き易さを視野に入れてのこと。おかげで早々に行き帰りができ、USJ来園者ラッシュに巻き込まれずに済みました。

今宮から「大阪・関西万博」ラッピング列車に乗り、乗換駅の西九条には6:44の着。初めての桜島線は西九条6:48発で、7分後には終点の桜島に着きました。桜島線(4.1km)はこれでクリアとなった訳ですが、同時に近畿2府4県のJR線もめでたく完乗となりました。

桜島駅ホーム。1面2線です。
桜島駅駅名標
通路には「EXPO2025」のカウントダウンボードも。会期中は桜島駅と万博会場を結ぶシャトルバスの運行予定もあるそうで。当駅はまた来ることになるかも知れません。

気分的には晴れ晴れしいところ、空模様はそれに反していま一つ。雨が気になる程度の降りだったため、駅の外にはあまり出ず、最低限の撮影にとどめ、次の7:06発で引き返すことにしました。

桜島駅外観
桜島駅停車中の車内ディスプレイ(323系)。桜島線はここに出ている全4駅。

ホテルでの朝食時間が決まっている場合はそろそろ戻る頃合いになりますが、某定食チェーン店で使える食券を利用する形の朝食つきプランだったため、特に急ぐ必要がなかったのがこの時のアドバンテージ。桜島の隣、ユニバーサルシティでの降り乗りは来園時にとっておくことにして、その次の安治川口で降りることを思いつき、乗降記録に加えました。当駅では7:09着-25発。ホームからはJR貨物の貨物駅が一望でき、あれこれ眺めているとそれなりの時間を要するため、15分ほどというのはちょうどいい感じでした。

安治川口駅駅名標。後方は貨物駅。
JR貨物の安治川口駅で待機中のHD300形+コキ107形、EF210形「桃太郎」。後方の白い建物はJR貨物の事務所棟(2023年3月竣工)。

日曜でしたが改札を出る客は多く、その流れを追っていくと駅前にある新大阪郵便局の関係者が大勢であることがわかり驚きました。桜島行きに乗っている際はUSJ客がメインだったので気付きませんでしたが、安治川口での降車もおそらく少なくなかったと思われます。

11時~15時は上下各4本ですが、朝・夕などは平日、土・休日とも結構な本数が発着。
安治川口駅外観。橋上駅ですが、貨物線などを跨ぐ自由通路はありません。

いろいろと注目ポイントがあった安治川口。7:25発(天王寺行き)が大阪デスティネーションキャンペーンロゴマーク掲出列車だったというのも当駅の「持ってる」要素ゆえ?と言えそうです。

大阪環状線外回り経由)天王寺行き普通列車安治川口7:25発)。大阪DCロゴマーク掲出列車でした。

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#3963 今宮(2024.3.24)

前日に無理をしなかったのがよかったようで、3/24は朝早くに起床。当初は朝食後に考えていた行程を前倒しして、出たとこ勝負で乗り降りに臨みました。

ホテルの最寄駅はJRだと新今宮通天閣口で18きっぷの改札をし、まず向かったのは隣の今宮でした。

今宮は新今宮側から行く場合、大阪環状線でも大和路線でも可。2路線使える駅だからいつでもという訳ではなかったと思いますが、すっかり後回しになっていて、大阪環状線の未乗降駅で最後に残っていたのが当駅でした。大阪環状線のホームが設けられたのが1997年3月の話なので、同線の駅としては最も新しいのだとか。見落としていたというのが正直なところかも知れません。

大阪環状線外回り電車(今宮6:28発)

今宮に着いたのは6:28。次に西九条方面に行くとすると6:36発、49発になるので、ここは8分後ということにして早足での見物としました。大和路線の1・2番線だけを見れば2面2線。その2番線と同一ホームなのが大阪環状線外回りの3番線・・・2階部分は2面3線という形になります。では大阪環状線の内回りはどこにあるのかと言うと、2・3番線の上、つまり3階部分に4番線があるという構造。大阪環状線ホームが後からできた件と関連する訳ですが、これには意表を衝かれました。

2・3番線ホームにある上りエスカレーター。大阪環状線内回り(4番線)は一つの上の階。

その4番線ホームを見に行くには余裕がない感じだったのでひとまず駅の外へ。3階構造の駅にしては西側外観は質素な感じで、これぞ駅舎といった観はなし。存在感という観点では弱めな駅と言えそうです。

発車標は路線別ではなく、天王寺方面かJR難波・西九条方面かの別。6:49発が縦に並んで表示されるあたり、この発車標ならではと言えるでしょう。
今宮駅外観(西側)
京都行き普通列車(今宮6:35発)。発車標にも出ていましたが、大和路線奈良線を直通する京都行きがあるとは驚きでした。あとで調べたら、この列車は奈良までは各停、奈良からは快速という変則系でした。

ともあれ大阪環状線はこれにて全駅クリア。期せずして、6:36発は「大阪・関西万博」ラッピング列車だったので、そんな記念に相応しい一本になりました。

大阪環状線外回り電車(今宮6:36発)。「大阪・関西万博」ラッピング列車でした。

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#3961+3962 門真南&横堤(2024.3.23)

1990年、「花の万博」(国際花と緑の博覧会)が開かれた際に初めて乗ったのが大阪市営地下鉄鶴見緑地線(当時)。5/6に京橋~鶴見緑地を乗車し、その後の延伸で大正~門真南を結ぶ路線になってからは大正方面は乗車した一方で、もう片方の鶴見緑地門真南がすっかり後回しになっていました。この1駅分(1.3km)が大阪メトロ未乗区間の一つで、今回ようやく乗る機会をつくった次第。満を持しての乗車でしたが、実にあっさりしたもので、今福鶴見から8分ほど乗ったらそれで終了(長堀鶴見緑地線完乗)となりました。

乗ってきた列車が1番線に着くと、すかさず2番線から大正行きが発車(門真南17:44発)。1番線折り返しの大正行きは17:50発でした。

着いたのは17:41のところ、もともとの遅れそのままで17:43頃。一旦外に出たら、再度地下鉄に乗って未乗降駅をいくつかというつもりでしたが、「シティバスのりば」を見て気が変わります。南森町から乗ったバスの終点は地下鉄門真南だったので、タイミングが合えばバスに乗って南森町方面に戻るのも可能・・・折よく17:52発の36号系統が待機していたので、これで長堀鶴見緑地線にアクセスできる駅に向かうことにしました。

門真南駅は1997年8月の開業。随分と経ってしまったものだと思います。
当駅用のスタンプ台紙と駅スタンプ。スタンプにデザインされているのは、駅近くにある「東和薬品RACTABドーム」。
地下鉄門真南から大阪シティバス36号系統に乗車。定刻通り17:52発でした。

地下鉄では8分の今福鶴見門真南ですが、バスの場合は多少遠回り*1することもあって、地下鉄今福鶴見~地下鉄門真南の所要時間は約25~30分。そこを承知の上で乗車し、横堤で降りることにしました。乗車時間は20分弱。バス停の名称は他の駅と同様、地下鉄横堤です。

横堤駅出入口(2番)

門真南~横堤は地下鉄で移動するのが手っ取り早い訳ですが、地下と地上の行き来を考えるとバスを使って地上から地下へというのも一手。駅周辺の様子もある程度把握できるので、歩く距離も少なからず短縮できます。出入口(2番)から改札に進むと18:12発*2が出る頃合い。さすがにこれは間に合わないので18:18発の大正行きに乗り、次のメトロ未乗区間に向かったのでした。

横堤駅からの乗車を以って、長堀鶴見緑地線は全駅達成となりました。
大正行き列車(横堤18:18発)

蒲生四丁目で乗り換えたら、今度は今里筋線。同線は鴫野~今里(2.5km)が残っていたので、終点まで乗ればクリアとなります。今里到着は18:38。この時点で大阪メトロも全線完乗となりました。

「まもなく終点今里」(18:37頃)
鶴見緑地門真南、鴫野~今里を乗車し、大阪メトロめでたく完乗

今里駅は千日前線の方は2005年に乗降済み。当時は今里筋線は開業していませんでしたが、同じ社局の駅については後に別の路線の駅ができた場合でも新たにカウントすることはないため、ここでは今里筋線の今里駅を降りたとするのみです。この数え方に従うと、大阪メトロの未乗降駅は、南港ポートタウン線ニュートラム)を含めてあと17駅に。ホテルにはすでにチェックイン済みだったので、その気になればまだ何駅か訪ねることもできたと思いますが、18:58発のBRT「いまざとライナー」(あべの橋ルート)に乗り、あべの橋に着くと、もう十分という気分になり、これにてお開きとしました。

「いまざとライナー」であべの橋まで乗車。停留所が少ないBRTはなかなかスピーディー・・・19:19頃、終点に着きました。

大阪メトロの駅めぐりは、「大阪・関西万博」に合わせて工事が進む中央線夢洲駅が予定通り開業すれば、その際にでも改めてと思います。

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*1:鶴見緑地駅は通らず、鶴見区大東市の境界に近い茨田大宮エリアを経由。ちなみに茨田と書いて「まった」と読みます。

*2:門真南から地下鉄で横堤に行ったとしたら、17:56発→18:00着。駅の外に出てから次に乗るとしたら、18:06発か18:12発だと思うので、バスよりは早かったことになります。

#3960 今福鶴見(2024.3.23)

大阪モノレール、阪急千里線、大阪メトロ堺筋線と乗り継いで、次は大阪メトロの未乗区間へ。そのためのポイントとなる駅が今福鶴見でした。

その区間をめざすだけなら、長堀橋堺筋線から長堀鶴見緑地線に乗り換えてそのまま乗って行けばいい訳ですが、「エンジョイエコカード」がある手前、どこかでバスにも乗ってみようとなると長堀橋まで行かずに済むルートが浮上します。それが36号系統。これに乗れば、国道1号経由で南森町から地下鉄今福鶴見までをショートカットで移動できるので、予め時刻を調べた上で臨みました。

南森町での地下鉄→バスの乗り換えは、時刻表通りであれば17:02着-07発。もともとタイトだったところ、地下鉄が数分遅れだったため、これは次の17:17発かと思いつつ停留所にとにかく行ってみるとギリギリ間に合うタイミングでした。1分ほど待っているとそのバスは定刻に到着。頻度高めな系統ながら、車内は結構混んでいて驚かされました。

立っている時間が長かったので乗車時間も長く感じましたが、地下鉄今福鶴見までは20分余り。実際は17:29着のところ2分ほど遅れて着きました。長堀橋経由の地下鉄ルートの場合は今福鶴見に最短で17:27に着くので、バス=短絡コースと言ってもやはり地下鉄に分があります。

大阪シティバスの「地下鉄今福鶴見[西]」停留所を降りた先にあるのがこの出入口(1番)

ともかく予定通り今福鶴見に来れたので、ここからは再び地下鉄で。バスが遅れた分、17:33発はまず間に合わないだろうと思いきや、今度は地下鉄が2分遅延・・・難なく乗ることができました。

今福鶴見駅名標・路線図(門真南方面)
門真南行き列車。今福鶴見17:33発→35発でした。

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