京都・伏見散歩(4)・・・・酒造りと名水

ikomanokaze2007-11-13


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  酒造りと名水

ミネラル分を多く含む水を硬水、少ない水を軟水と呼び、伏見は今でも豊かな硬水の地下水「伏水」が湧き出ているそうです。
伏見は28社(2007年2月現在)が酒造組合に加盟し、酒造りが行われているそうです。、日本で一番酒造りがさかんな神戸・灘についで2番目に多いそうです。
灘の水は「宮水」といい、「宮水」は飲料水としても「おいしい水」といわれるています。
この水は、六甲山地花崗岩層を流れれてきた水が海岸近くに湧き出た「硬水」で、カルシウムをはじめとする、適量のミネラル分を含んでいるからだそうです。

 伏見の水

京阪電車中書島駅に伏見の湧き水が汲めるところが紹介してありました。
黄桜記念館の中の「伏水」にも 朝からたくさんの人が水を汲みにきておられました。
鳥料理屋「鳥せい」の横の水「白菊水」も、御香宮神社の「御香水」も水を汲みにきている人たちにあいました。おいしい水が飲めるなんていいですね。

鳥料理の「鳥せい」本店の中も素敵です

鳥せい」横の駐車場角にある名水「白菊水」の水汲み場





カッパのキャラクターでお馴染みの黄桜記念館には名水「伏水」がありました





貞観4年(862年)境内から香りのよい水がわきでたことから御香宮神社と呼ばれるように

御香宮神社の御香水も自由に汲めます





 伏見の酒蔵見学

2007年2月現在で伏見には28の酒造りをしているところがあるそうです。
(1)黄桜酒造記念館
早朝から掃除が行き届いた黄桜記念館には自転車や車で水を汲みに来ている人がたくさんおられました。



 




カッパのキャラクターは「週刊朝日」に清水崑さんが描くマンガ「かっぱ天国」をみた黄桜の先代が依頼し、それ以来50年。清水崑さんから二代目作者の小島功さんへと受け継がれ、今や黄桜といえば「かっぱ」といわれるほど広く親しまれています。記念館にはたくさんのカッパの絵が展示されています。



黄桜記念館の庭で隠れキリシタンの灯篭がありました。当時はキリスト像は土の中に埋められていたそうです。





(2)宇治川派流から見える白壁と煙突の月桂冠酒造
ここはバスで団体客の見学があり、入場料が300円要ります。小さいお酒のビンのお土産があります。







 「酒林」と酒蔵

酒蔵見学していると軒下の大きな玉が気になります。「酒林」と呼ぶそうです。
「酒林」は杉の緑葉を竹で編んだ玉状の籠に挿して作る大玉です。
古くは酒造家がその年の新酒の出来たことを愛飲家に知らせるために軒先につるしたそうです。
今では縁起物として、酒蔵の風物詩になっています。

杉の葉が青から茶色に変わる様子で、酒造りの経過を表すとされ、酒造りを終えて杜氏が蔵をさる日まで吊されるそうです。

黄桜の酒林



月桂冠の酒林