選挙に行こう!

THE大市民 1 アッパーズKC The大市民 2 (アッパーズKC) The大市民 3 (アッパーズKC) The大市民 4 (アッパーズKC) The大市民 5 (アッパーズKC)

 ↑「THE大市民」(柳沢きみお)より*1
 議会制民主主義を以って民主主義としている、その仕組みは「選挙」にあるわけでして。 参政権つまり選挙権も被選挙権も持っていて、(まあ被選挙権は行使するにもかなりの手間隙カネがかかるんで仕方ないとしても、)選挙権まで棄権するとなると、これは民主主義を棄権しているのと同然といえます。 つまり、「どういう結果になっても私はそれに従います」ってことで、本当にそれでいいんですか?ってとこです。私はいやだなあ。
 それはそうと、今回の衆議院選挙は、どちらかというと従来の衆院選よりも国民投票の意味合いが強い感じですね。
 つまり郵政民営化にYES/NOか。 うーん、面白い!
 まあたしかに

と、挙げりゃあキリないけど、それを吟味した上でバシっと条件一致する候補者がいるとは限らない(理論上)というのと、そもそも・・だいたい「この法案に賛成する人はあの法案にも賛成」っていう相関が何故かあるじゃないですかw だったら「郵政解散」の名の通り、郵政にポイント絞って投票してもあんまりブレないんじゃないかなあ。

*1:この話は4巻なのだけど、なぜか4巻だけ表紙イメージが無いはまぞう

つーことで情報収集

 してみたはいいんだけど・・

 (以上はTBN http://tbn.to/ より丸コピ;^^)

 まあ個人的には、

インフラが不十分な戦前・戦争直後ならともかく。 電話は一家に一台どころか一人一台以上あり、道路はアスファルト整備されバンが走りガキがスクーターに乗り、コンビニにATMが置かれ、生協・農協も安定して機能し、銀行が合併を繰り返し、海外の証券会社が入り込んでいる昨今、・・郵政業務をふた昔前のボリュームで残しておく必要も無いでしょう。 民営化賛成、ビバJR・NTT・JT

・・なんて思ってますんで情報収集も偏ってる可能性アリ、つーか、民営化反対派の、うならされる指摘がみつからないというか。 まあ、皆さんは皆さんで情報収集して、自分が納得できる理論を見つけてください。

例によって、マスコミに注意。「何を抽出リピートするか」

 例によって、マスコミは偏った編集・偏った報道を繰り返すと思います。

  • トリミング
  • コラージュ
  • BGMかぶせ
  • リピート

 「何がリピートされるか」というのは気をつけるべき点です。 普通、「インタビューや発言を短く編集する」というと「発言を要約するように編集する」と考えます。 が、それは正しくなくて、「使いやすく編集する」、往々にして「自分(自社)の結論・主張に最も導きやすいように編集する」ようになりがちです(それが意図的か無意識かはさておき)。

 そしてマスコミ・ジャーナリズムは基本的に反権力指向・反与党なので、反与党の第一党、つまり今は民主党贔屓になりやすくなります。 って今更言うまでもないですねw

 そういうことで例によって:

「原文に当たれるときは、原文に当たれ」。

 原文に則した抽出をするのか、ずれた抽出をするのか。 要・警戒。


 とりあえずこれ↓、判断材料として必読。 



 自分の頭で考えて、投票する。
 これが大切。

(8/11追加)で、郵政民営化法案そのものについて

 コメント欄で指摘ありましたので、これも追加しておきます。
 まあ、こっちも当然読んどいてください。

 とはいえ、全部読んで一問一答できるようにするってのも、一般には量的にキツい話なので・・・
この法案、大まかにはこういう構成になってます(章をインデントするというのは変な話ですが、まあ、見やすくする為)。

  • 第一章 総則(第一条―第三条)
  • 第二章 基本方針(第四条―第九条)
    • 第十一章 日本郵政公社の業務等の承継等(第百五十九条―第百七十四条)
    • 第十二章 課税の特例(第百七十五条―第百七十九条)
  • 第十三章 雑則(第百八十条―第百八十七条)
  • 第十四章 罰則(第百八十八条―第百九十五条)

 とりあえず最初「第一章 総則」「第二章 基本方針」当たりを読んでから、「第十三章 雑則」「第十四章 罰則」この辺を(表とかは斜め読み)読んでおくと良いでしょう。
 第三章は民営化のための本部・委員会をつくるということ、第五章―第十章は民営化でできる6法人など。
 残り(第四章・第十一章・第十二章)は民営化手続きの整合性を取るものと考えればいいと思います。

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