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現状で史上最強の日本語版Windows Mobileか？


スペックをよく見ると本当に凄いマシンです。

イー・モバイルのシャープ製端末「EM・ONE」は、4.1インチディスプレイと縦横2方向に開閉する「デュアルスライド」機構を装備。HSDPAのほか無線LANとBluetooth通信、ワンセグ視聴に対応するWindows Mobile機だ。

●HSDPA対応
●PC接続も定額
●無線LANとBTの両方搭載。BTモデムとしての使用も可能？
●イーモバイルは来年から通話対応。EM・ONEは通話対応しない。
●Windows Mobile 6.0ではなく、5.0
●ワイドVGA（800×480ピクセル）4.1インチASV液晶
●タテ・ヨコ2方向に開閉するデュアルスライド構造
●ワンセグチューナーを内蔵
●カメラは有効約131万画素CMOS
●miniSDカードスロット
●ホスト機能対応のUSB端子
●Webブラウザ「Internet Explorer Mobile」と「Opera Mobile」
●フラッシュメモリ 512Mバイト／SDRAM 128Mバイト
●3月1日より、同社オンラインストアと一部家電量販店で予約販売
現状、発売されているWindows Mobileスマートフォンと比較して、劣る点と言えば、通話できない、携帯メールが使えない、利用地域が限られている、ことでしょうか。

スペック表 > W-ZERO3、W-ZERO3［es］、X01HTと比較

スマートフォンとして重要であることは「通話」なのは間違いありませんが、実際の利用として、携帯電話を併用しているユーザーにとっては、通話できない端末でも、これだけのスペックがあれば、魅力的に感じてしまいます。
これを言ってはいけないことかもしれませんが、ウィルコムのW-ZERO3シリーズも、W-ZERO3[es]をリリースするのではなく、このEM・ONEのような全部入りの凄い端末を出してきたら、また違った展開になったんだろうなあ、と残念に感じてしまいます。
第４のキャリアとして、イーモバイルが、Windows Mobile端末を投入してくれたのは、嬉しく感じます。通信に制限を加えるソフトバンクや、中途半端に投入しかできないドコモや、動きのないau、そして、高スペックWindows Mobileを投入できないウィルコム、そんな既存のキャリアを超える、Windows Mobileスマートフォンのシェアを奪えるように頑張っていただきたいです。使いやすい端末、利用しやすい料金体系を提供するイーモバイルに期待したいと思います。

課題

ケータイWatchが突っ込んだ記事を書いています。

「EM・ONE（エムワン）」は、シャープ製のWindows Mobile端末。QWERTY配列のキーボードを搭載する。

●Windows Mobile 6が発表されたばかりだが、EM・ONEに搭載するかどうか、イー・モバイルでは今後マイクロソフトと協議する。
●国際ローミングサービスが提供されるかどうかは、今後の検討課題とされている。
●USB経由での充電はできない。
●Bluetoothの対応プロファイルは、GAP、SDAP、GDEP、SPP、HSP、DUN、OPP、A2DP、HID
●マイクも搭載しているが、W-CDMA網での通話はできない。
●SkypeのようなVoIPサービスは、HSDPA網でも利用できる見込み
●ワンセグ映像を引き延ばして視聴することになる。その画質は、やや粗く感じる
●通話サービスが2008年3月と、1年遅れで登場するが、EM・ONEで音声通話が利用できるかどうかは、現時点では未定
●SIMカードなしの単体販売も現時点では予定されていない。

写真

内蔵メモリが400Mを超えているのは凄いです。

メモリを参照したところ

SIMカードなんですね。

バッテリーカバーを開けたところ。SIMカードスロットも見える

さらに詳しい写真解説がありました。

写真で解説! 5分でわかるS01SH その1

W-ZERO3にない特徴が一杯です。
●キーボードにアプリケーションボタン
●タブレットキーでアプリ起動
●スクロールホイール
●ポインティングデバイス

デザイン変更

いとうSNS

mixiのようなＳＮＳ（ソーシャルネットワークサービス）を自前で作ってしまった「いとうSNS」は、モバイルユーザーの憩いの場です。登録者が1700名を超えております。

EM•ONEに興奮して、デザインを変更してみました。よろしければアクセスしてみてくださいね。「新規登録」をクリックすれば、紹介なしに登録が可能です。

デザイン変更はこちらをお借りしました。

オープンソース方式で開発が進められているソーシャルネットワーキングサービス（SNS）のエンジンの派生プロジェクトです。今まで難しかったスキンの作成等をより簡単にすべく、1枚の画像からどこまで作れるかな？ということで開発を進めております。

EM・ONE

固定通信と同様に、ケータイのブロードバンドにも革命を起こす──イー・モバイル千本会長
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0702/20/news014.html
●日本の携帯は、世界に比べて今なお高くて遅い。
●イー・モバイルが提供するのが、「世界で初めての、定額による高速な携帯ブロードバンド接続」
●美しいワイド液晶画面、使いやすいスライド型の形態、そしてQWERTYキーボードという3つの大きな要素を1つに融合した、世界でもっとも先端的なモバイル端末」
●おそらく米AppleのiPhoneを上回る、世界でもっとも革命的な端末
●毎日30分ネットを利用する標準的なお客様の場合、他社の携帯電話サービスを利用した場合より30〜70％安くなる
●PHSの定額プランと比べると速度は数十倍で、料金はほぼ2倍。圧倒的メリットがある
●シャープの代表取締役副社長、松本雅史氏は「ちょうど1年ほど前にイー・モバイルのトップから端末の開発要請を受けた」
●最終的には要求仕様を満たしながらも小型化をさらに進め、厚さ18.9ミリを実現した
●EM・ONEが通信システム事業本部、AVシステム事業本部、そして情報通信事業本部にまたがるプロジェクトで、携帯電話とPC、そしてAQUOSの技術を融合した製品
●EM・ONEに搭載されているWindows Mobile 5.0 software for Pocket PC 日本語版は、ワイドVGAディスプレイに対応したほか、ワイドVGAに正式対応を果たしたInternet Explorer Mobileを搭載する最新バージョン

店頭で初めて触る


有楽町ビックカメラにEM・ONEが展示されている、という情報があったので、早速、開店と同時に行ってきました。モックが数台ありましたが、何と実機もありました。実機を触ってしまいました。発売の3月31日まで、まだ一ヶ月以上ありますので、開発途中のものかな、と思いきや、とても安定した実機でした。触った感じは、予想を超えた凄い端末でした。いや〜、感激しました。細かい点は以下になります。
●液晶がキレイ。ワイドVGAはとても広い。
●薄い。スライドキーボードでこの薄さは驚異的。
●ワンセグ起動も簡単。画面横のアイコンをタップするだけ。ワイドVGAに拡大しても結構キレイに表示。アンテナを立てたら、すぐに受信。これだけ大きな画面でワンセグが見られると、実用的です。
●HSDPAの通信は快適。ただし、IEの表示の遅さがあるので、通信速度が生かせていない感じ。NetFrontで試してみたいです。
●キータッチは良いです。ほっとしました。
●速度は快適。これだけ速いとバッテリが心配だったりします。
●メモリ容量は凄い。
●筐体は巨大で迫力があります。薄型液晶TVを持って操作しているような感じ。

雑記

★展示されているそうです。

展示コーナーを設けたのは，東京・新宿のビックカメラ新宿西口店とビックカメラ有楽町店本館。発表されたばかりのシャープ製新端末「EM・ONE」（エム・ワン）やデータ通信カードの実機を手に取ることができる。

★３月１日から予約受付だそうです。

イー・モバイルへの加入と端末の予約は、現時点では3月1日、ビックカメラ有楽町店と新宿西口店の２店舗で受付開始する予定（電話にて確認）

★山根博士のおっしゃる通りです。携帯天国の香港にやっと誇れるサービスが日本に登場しました。

イー・モバイル、すごいですわ。だって日本じゃありえない＆海外であたりまえのサービスを開始しちゃうんですから。月額6000円で使い放題！端末は95000円！いたってまともな売り方です。端末が高い？何言ってんの？（笑）。この端末が1000円で買えるわけないじゃん（笑）。

★私も日本市場向けだけにこれだけのWM端末を作れるシャープは凄いなと感じます。W-ZERO3のDNAがどれだけ生かさせれいるか、触ってみたいです。

とりあえずシャープさんの底力に久しぶりに驚きました。EM-ONEにW-ZERO3シリーズのノウハウを生かしたのと同様に、是非是非次期W-ZERO3にも、EM-ONEのノウハウを生かして、WM6ベースのさらに魅力ある端末をウィルコムから出して頂きたく(^^;。ウィルコム向けにはハイエンド端末は出さないとか言わないで。

★aviさんも史上最強と表現しています。

面白いのはデュアルスライド。縦画面でも操作機能をスライドして引き出すことが得きる。Universal で弱点とされていた点をこのように解決したのは面白い。また 300MHzで WVGAとパフォーマンスが心もとないといわれていたG900にたいして、PXA270 の 520MHz をしっかりと持ってきて、さらにGPUというフォローまでつけたデバイス。バッテリーのもちが心配。

★データ通信が主流の携帯事業だそうです。こういう発想はよいですね。

音声通話の携帯電話事業ではなく、データ通信が主流となった携帯電話事業を始めるんだと力説されていた。
音声通話を中心とすれば既存事業者との奪い合いになる
データ通信が主流になりつつあると捉えているので、別の新規市場であると捉えている

★使った方がいるようです。羨ましいですね。

「Nike+iPodを使いながら走る人っているんだろうか・・・」と、思っていたら、何と何と！、かなりの人がチャレンジしたみたい。

★SIMロック問題は進みそうもないですねえ。

構成員からは、キャリアもメーカーも、いかに環境を変化させないようにするかという、ソフトランディングばかりを考えているように見え、急激に変化させたら、実際どうなるかを示せというわけだ。モバイル研究会の会合は既に3回を数えるが、構成員とキャリア側の考えが交わることはなく、未だ平行線をたどっている印象を受ける。

★山田さんも店頭で触ったそうです。好印象な模様です。

個人的には購入すると思う。問題点は，もはやエリアの問題だけだと感じている。

★kzouさんも触ったようです。そうそう、液晶部分と枠の段差がないんですよね。液晶保護シートをどうやって貼ったらいいのかなあ、なんて無駄なことを考えてしまいました。

液晶部と本体表面の段差がなく平らなのは新鮮

★メッセンジャーの名前って、Windows Liveメッセンジャーになったんですね。今更ですが。
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