ゴシック

アート

ゴシック

ごしっく

【Gothic】(もともと「ゴート族の」の意)

美術様式のひとつ。主に教会堂建築に用いられる。12世紀中ごろ北フランスにおこり、その後西欧諸国に広まった。

特徴としては、尖頭アーチ、交差ヴォールト、バットレス(控え壁)などを多用し、天井の重さをうまく逃がすことで壁を薄くし、また窓を大きく取ることで建物の中を以前より格段に明るくすることができるようになった。大規模建築での画期的な構造改革であった。この工法が生まれ、もてはやされた原因はいくつかあるが、天にも届くようなプロポーションの高い教会堂が可能だからであり、また良石が次第に手に入れられなくなったために比較的小さな石、それも量的にも少なくてすむ工法であったからである。

ちなみにゴシックという名称の由来は、ルネサンス期のイタリア人による「あんなものは野蛮なゴート族の作った建築だ」という意見からであるらしい。

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