生クリームやフルーツをたっぷり挟んだ派手なクレープではなく、ハチミツ、バター、砂糖だけというシンプルな「クリーム無しクレープ」が近頃人気を集めています。この人気の背景には「原点回帰」の流れがあるとスイーツジャーナリストの方は指摘しています。クレープはもともとフランスで生まれたお菓子で、元来はシンプルに生地を味わうデザートでした。日本で見られる生クリームやフルーツをたっぷり挟む形式は、1970年代に広まった日本独自のスタイルだったのです。東京・下北沢の「GH COOKIES.」では「シュガーバター」(650円)が人気を集め、「gelato pique cafe」では「バターとお砂糖のクレープ」(…