見込みがありそうなベンチャー企業に対して投資を行う投資事業。するもしくは同事業を実施する法人。 投資の回収効率を上げるためにベンチャー企業を監督・支援する機能を持つことが一般的となっている。
ベンチャー・キャピタルにとっての投資事業のゴール(EXIT)は、そのベンチャー企業のIPOか、またはベンチャー企業が買収されること(バイアウト)である。
どうも、おらくるです。投資って難しいですよね。初心者時代はよくわからず、投資して損こいたこともあります。今は少しか上達しましたが。それなりに投資の知識のあるエリート達でさえ散々な目にあってしまう。今回は、ソフトバンクについて。 さて、ソフトバンクって通信メインのイメージが強いですが、色々手がけていて、投資会社でもあるんですよね。細分化するとベンチャーキャピタルといって、主に有望な新しい会社を見つけ、投資(出資)して、その会社が上場したりして大きくなったら売ったりして大きなリターンを得る投資会社のこと。 銀行とかは新しいスタートアップにお金貸すのを渋ります。成功するかわからないですし、返済されな…
新興国株の中で中国株が占める割合が高い(3割くらい)ことから、中国株をめぐる話題に敏感になっています。そんな中で中国の将来が不安になる記事を2つ読みました。1つは1989年6月4日で起きた天安門事件が中国でタブーになっており、6月4日を意識させることが避けられているという記事です。中国の民主化を目指す人たちが逮捕されるだけでなく(「だけ」と言っても、これ自体が酷いことですが…)、私企業の64周年記念広告で64という数字を意識させないようにしたり、私的な映画上映会を映画館がキャンセルするなどされているそうです。権威主義的な国家運営は、経済においては良いこともありますが、社会が窮屈になることは、中…
本ページでは、アメリカのシリコンバレー銀行が破綻した理由についてまとめたい。現時点で分かっていることを文末の情報ソースなどからまとめている。 カリフォルニア州に本拠地を置くシリコンバレー銀行は、ベンチャー企業(とりわけテック系)を主要顧客として抱えている銀行である。 シリコンバレー銀行破綻の経緯 2023年3月10日、シリコンバレー銀行が経営破綻に陥った。この背景として、FRBによる断続的な利上げが挙げられる。シリコンバレー銀行は長期の住宅ローン担保証券(MBS)等の有価証券を多く保有していたが、利上げにより価格は下落、多額の含み損を抱えることとなった。 金利上昇局面においては、期限前償還(プ…
アメリカのベンチャーキャピタル業界を歴史的視点から掘り起こし、その変遷について事例を交えながら説明されていてわかりやすい内容だった。過去を知ることで未来がみえてくる(予測に役立つ)というのも納得。アメリカの経済成長にはスタートアップとベンチャーキャピタリストの存在は不可欠でリスク資本と起業家精神を後押しする土壌を国として耕してきたからこそなのだということを知ることができた。日本でも2022年をスタートアップ創出元年と位置づけて今後5年でスタートアップを10倍に増やすということを発表してたけどこの本を読んで、アメリカに太刀打ちできるようになるにはだいぶ時間が掛かるのではないかなという感じがした。…
「人の為すことには全て潮時というものがある。上手く満潮に捉えれば成功するが、潮時を捉え損なうと、人間一生の航海は不幸と最悪の浅瀬に閉じ込められてしまう。今ちょうどそうした満潮の海に我々は浮かんでいる。まさに潮時が自分に有利であるときにそれを捉えるか、でなければ投棄もなしに無くしてしまうだけのことだ」、シェークスピアの言葉に、こうあります。 潮の満ち引きがあるように、人間社会もまた同様であるということなのでしょう。ここ最近、様々な潮目が変わってきているように感じます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 米テスラが、ヒト型2足歩行…
アドビが2.8兆円買収、フィグマの共同創業者とは 4年前、ディラン・フィールド氏はサンフランシスコ市内の薄汚れたミッション地区にあるワンベッドルームのアパートに住み、通勤途中に1杯1ドルのコーヒーを買う生活を送っていた。フィールド氏は無名で、内気な人間だった。市内のベンチャーキャピタル企業が開く交流会では、きまり悪そうに飲み物をちびちび飲みながら、一人で立っていることが多かった。 今月15日、フィールド氏のデザインソフトウエア会社フィグマは同業のアドビに200億ドル(約2兆8500億円)で自社を売却することで合意した。30歳のフィールド氏は突如としてテクノロジー業界でもっとも話題に上る人物の一…
新興企業出資に条件、シリコンバレー支配力に変化 ベンチャーキャピタル(VC)は長年、起業家に資金と力を惜しみなく与え、新興(スタートアップ)企業の評価は急上昇してきた。だがここにきて、出資に条件を付け始めている。 ハイテク株全般の下げを受け、VCは近年行ってきたような出資にブレーキをかけ始めた。新たな環境下で、資金調達ラウンドに厳しい条件を付ける投資会社もある。 スタートアップ企業にとって、そのような条件を付けられるのは10年に及んだハイテク株の強気相場では、異例といえる。低金利で資金調達がしやすくなり、投資家はリターンを求めて未上場市場に押し寄せた。一部の資産運用会社はここ数カ月、「ストラク…
「市場のクジラ」と呼ばれ、国民年金と厚生年金の保険料を一括して運用する公的機関GPIF 年金積立金管理運用独立行政法人が、国内のスタートアップへの投資に乗り出すそうです。世界最大級の機関投資家が動くことで、遅れているといわれるスタートアップの育成に弾みがつく可能性があるといいます。 GPIF、国内スタートアップ初投資 年金マネーの呼び水に: 日本経済新聞 独立系VCのグロービス・キャピタル・パートナーズが組成するファンドに数十億円規模で出資するそうです。このファンドはすでに500億円の資金を集め、製造業や医療、建設といった業界の有望企業を探すといいます。 乱立するファンドとは違う視点で、投資し…
VC(ベンチャーキャピタル)のTikTok、通称「VCTok」が着々と成長を続けています。 yuru-business.com TikTokは10億人以上のユーザーを抱え、その大半は30代以下となっています。 VCTokは、企業のインターンシップ参加や、次世代の投資家や起業家の鼓舞、業界知識の普及などに貢献すると考えられます。 VCTokの先駆け アメリカのVCであるRedpoint Venturesは、2022年1月からベンチャーキャピタルについてのTikTok運用を開始。次世代の創設者やVCとつながる為のプラットフォームとしてTikTokを選択しました。 6ヶ月後の現在、同社のアカウントは…
VC(ベンチャーキャピタル)はベンチャー企業や投資に関わる際によく耳にするワードですが、実際にベンチャーキャピタルとはどのようなものか、ここでは分かりやすく解説します。 ベンチャーキャピタルとは? 投資会社や投資ファンドのことで、これから成長するベンチャー企業に投資し、その企業が上場した際に株価が上がった株式を売却することで利益を得ています。 ベンチャーキャピタルの仕組み ベンチャーキャピタルは、資金を提供する金融機関や事業会社とベンチャー企業との間に立って、出資や経営コンサルティングを行って企業の価値向上を目指します。 https://m.incubatefund.com/media/vc_…
はじめに 連続起業家直伝、成功に欠かせないマインドとスキルを徹底解剖! 成功の秘訣を知りたいですか?連続起業家の田中さんに学ぶ、ビジネスを成功させるためのマインドとスキルをご紹介します。
「木村 悟志の警告」シリコンバレー銀行破綻が示すリスク シリコンバレー銀行(SVB)は、テクノロジー業界にとって重要な資金源としての役割を果たしていた銀行であり、その破綻はテクノロジーセクターに新たな課題をもたらしました。2022年末から2023年初頭にかけての大量解雇と共に、この銀行破綻は特にテクノロジー業界に大きな打撃を与え、2008年のワシントン・ミューチュアル以来の最大の銀行破綻となりました。米国政府は顧客の預金を保護するために介入し、HSBCがSVBの英国部門を買収する計画を立てています。 シリコンバレー銀行(SVB)とは? 1983年に設立されたSVBは、崩壊する直前、米国で16番…
ベンチャーキャピタルに関する記述として,最も適切なものはどれか。 新しい技術の獲得や,規模の経済性の追求などを目的に,他の企業と共同出資会社を設立する手法 株式売却による利益獲得などを目的に,新しい製品やサービスを武器に市場に参入しようとする企業に対して出資などを行う企業 新サービスや技術革新などの創出を目的に,国や学術機関,他の企業など外部の組織と共創関係を結び,積極的に技術や資源を交換し,自社に取り込む手法 特定された課題の解決を目的に,一定の期間を定めて企業内に立ち上げられ,構成員を関連部門から招集し,目的が達成された時点で解散する組織 解答・解説 (adsbygoogle = wind…
先物 (-360) ドル円(5Days) ナイトの様子と今後の見立て ダウ 38,460.92 (-0.11%) ナス 15,712.75 (+0.10%) 日経先物はパッとしない内容ですが、アメリカはぼちぼち頑張った印象。 NVIDIAが3.3%下げてる割にはナスダックがなんとかプラスで取引を終えました。 先物がパッとしないのは無論日銀会合意識でしょう。 もしくは為替介入。 会合時に為替介入なんてやる余裕あるんですかね。 そんなダブルチームを組めるような状態じゃないと思いますが。 まぁ、同じようなことを考えているから155を余裕で突破してるんだろうなと思います。 あとは、METAがまたやらか…
ベンチャーキャピタル業務内容 ベンチャーキャピタルの業務内容は、有望なベンチャー企業への投資を通じて収益を得ることです。投資資金は、起業家による事業拡大や研究開発などに活用されます。ベンチャーキャピタルは、投資先の経営戦略や財務状況を継続的にモニタリングし、必要に応じて助言や支援を行います。ベンチャーキャピタルの仕事は、起業家の夢を支援することでもあります。しかし、投資した企業が失敗するリスクも伴うため、高いリスク耐性と投資判断力が求められます。 投資先の選定
シリコンバレー銀行破綻と斉藤 隆の警鐘 シリコンバレー銀行の破綻は、テクノロジーセクターにとって大きな打撃となった。この破綻は、2022年末から2023年初めに大量解雇で初めてニュースになったばかりでなく、2008年のワシントン・ミューチュアル以来の最大の銀行破綻という歴史的な出来事だ。 SVBは1983年に設立され、崩壊前は米国で16番目に大きな銀行だった。彼らは、ベンチャーキャピタルの支援を受けた新興企業(主にテクノロジー企業)への融資と銀行業務を専門としていた。連邦預金保険公社(FDIC)によると、シリコンバレーに拠点を置くSVBの資産は2022年末時点で総額2,090億ドルに達した。 …
学習院大学発ベンチャー企業「MitoGenic (マイトジェニック)」が老化に対抗 MitoGenicが老化防止の研究成果を発表 MitoGenicが社会への貢献に注力 MitoGenicが長寿と健康を支援 学習院大学発ベンチャー企業「MitoGenic (マイトジェニック)」が老化に対抗 株式会社MitoGenic (マイトジェニック) 学習院大学から大学発ベンチャー企業「株式会社MitoGenic(マイトジェニック)」が老化に対抗する取り組みを行っています。このベンチャー企業は、学習院大学の理学部生命科学科柳茂教授研究室のミトコンドリア研究成果を基に設立されました。ミトコンドリアは私たちが…
当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。 出遅れおじさんです。 エイリスキャピタル<ARCC>より待ちに待った、というかこの時期恒例の「ナゾの還付金」を頂きました。 頂いた金額そのもの、及び2023年各四半期の1株利益、1株配当、還付金の推移は以下の通りです。(単位:$/株) 利益 配当 還付 3 月期 0.57 0.48 0.03688 6 月期 0.58 0.48 0.03688 9 月期 0.59 0.48 0.03688 12月期 0.63 0.48 0.04367 年計 2.37 1.92 0.15431 ご存じの通り、ARCCはBDC(Business Developme…
The Blockが報道した記事によると、柴犬(SHIB)プロジェクトのチームは、未発売のTREATトークンを通じて、新たなプライバシー重視のレイヤー3ブロックチェーンの開発資金として1200万ドルを調達した事が明らかになりました。 Shiba Inu raises $12 million in token round for its new Layer-3 Blockchain https://t.co/ocuE6lSWA2 $SHIB #SHIBARIUM $TREAT $BONE— Shib Dream * Shib Army News * Shib Army Social 💎 (@th…
コロンビア・ワークス(146A)のIPO銘柄情報! コロンビア・ワークス(146A)が直近で公募価格の水準まで株価が下落してきました。初値後の高値は4,985円となっておりますので、もし公募価格の3,300円まで下落しますと下落率は33.83%となります。今後の展開が気になるところ。 ※4月22日大引け時点のチャート SBI証券より(日足チャート) <独自見解> 今後は公募価格を割って、そのまま下落していくのか、それとも公募価格付近から反発して半値戻しくらいまでは上昇するのでしょうか。上場時の中身を見てみますと、業績も好調で、ベンチャーキャピタルの保有株もなく、ストックオプションの未行使残高も…
2024年4月22日に、QYResearchは「ベンチャーキャピタルファンド―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2024~2030」の調査資料を発表しました。本レポートは、ベンチャーキャピタルファンドの世界市場について分析し、主な売上、動向、市場規模、主要企業の市場シェアとランキングに焦点を当てています。また、地域別、国別、製品タイプ別、用途別の分析も行っています。ベンチャーキャピタルファンドの市場規模を2019年から2030年までの売上に基づいて推計と予測しています。定量分析と定性分析の両方を提供することで、企業がビジネス成長戦略を策定し、競争環境を評価し、市場位置を分…
2024年4月22日に、QYResearchは「マイクロベンチャーキャピタル(VC)ファンド―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2024~2030」の調査資料を発表しました。本レポートは、マイクロベンチャーキャピタル(VC)ファンドの世界市場について分析し、主な売上、動向、市場規模、主要企業の市場シェアとランキングに焦点を当てています。また、地域別、国別、製品タイプ別、用途別の分析も行っています。マイクロベンチャーキャピタル(VC)ファンドの市場規模を2019年から2030年までの売上に基づいて推計と予測しています。定量分析と定性分析の両方を提供することで、企業がビジネス…
こんにちは!専業投資家歴19年目のSAITAMANです。 株式投資型クラウドファンディングサービスイークラウドで開催されている「2024年春のエンジェル投資応援キャンペーン」の期限が迫ってきました! 本キャンペーンでは、投資家登録のみで「えらべるPay」1,000円分がプレゼントされます! →イークラウドに新規投資家登録 えらべるPayは、ポイントやPay系の商品を自由に選べるギフトです。ポイント内であれば複数のギフトと自由に交換することができます。なお、えらべるPayの利用に専用アプリのダウンロードや会員登録は必要ありません。 対象期間2024年3月19日〜2024年4月30日 特典適用条件…
2023年の我が国のスタートアップの資金調達額が7,536億円となり、2022年の9,664億円を2割以上下回りました(INITIAL発表)。これにより右肩上がりで伸びていたスタートアップの資金調達は2022年がピークとなったため、ブームが落ち着きつつあるように見えます。しかし、ピークアウトの原因が海外からの投資の急減であったり、100億円以上の調達は2023年が過去最高の件数となったり、日本ベンチャーキャピタル協会のCVC会員数は増え続けていることから見ると、まだブームの勢いは衰えていないようです。 今後の課題は、スタートアップ・ブームの熱を保ち続けることでしょう。日本銀行もそうした問題意識…
ベンチャーキャピタル全史 作者:トム・ニコラス 新潮社 Amazon はじめに ベンチャーキャピタル、それは単なる投資手法を超え、アメリカという国そのものの精神性を象徴する概念なのかもしれません。 ハーバード・ビジネス・スクール教授であるトム・ニコラス氏の著書『ベンチャーキャピタル全史』は、その歴史を紐解こうとした意欲作です。 本書はベンチャーキャピタル(以下、VC)の革新的な力がアメリカ社会にどのように根付き、イノベーションを支えてきたのか、その歴史的変遷を丁寧に説明しています。 リスクを恐れず、大きな飛躍を夢見る開拓者精神。そこから生まれたイノベーションが、今日のアメリカ経済の強靭さを支え…