劇作家、演出家。チェルフィッチュ主宰。 『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。
📣速報!チェルフィッチュの岡田利規さんが 🎭2025年度より東京芸術祭 アーティスティックディレクター🎪2026年度より東京芸術劇場 芸術監督(舞台芸術部門)に就任🎉 📣速報!岡田利規が🎭2025年度より東京芸術祭 アーティスティックディレクター🎪2026年度より東京芸術劇場 芸術監督(舞台芸術部門)に就任🎉東京芸術劇場:https://t.co/CiQQ8tUSs0東京芸術祭:https://t.co/ec3JvZes0C — チェルフィッチュ/岡田利規 (@chelfitsch) 2024年4月25日 おめでとうございます😀 「東京芸術劇場では、令和8年(2026年)3月31日をもちまして…
チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演(2024) 作・演出:岡田利規セノグラフィー:金氏徹平出演:青柳いづみ、 安藤真理、板橋優里、 原田拓哉、 矢澤誠、米川幸リオン 青柳いづみちゃん出るから行きます。マームとジプシーは前回青柳いづみちゃん出てなくて「うーん」と思ったので、5月も出ないからやっぱり私は青柳いづみちゃんが出ているマームとジプシーが好きなんだと思う
www.kaat.jp ■作岡田利規■演出本谷有希子■音楽環ROY■出演家納ジュンコ、栗原類、山中崇、環ROY、俵木藤汰、猪股俊明、モロ師岡■会場KAAT 神奈川芸術劇場 - - - 引きこもりの50代娘、無職の40代息子、80代の父親が暮らす家の情景を「掃除機」の目線から描く本作では、日本のみならず世界的な社会問題として露わになってきた8050問題をテーマに、掃除機・デメの視点から、ある一家の日常ととある出来事が描かれる。 引きこもりの50代娘(家納ジュンコ)、無職の40代息子(山中崇)、80代の父親(俵木藤汰、猪股俊明、モロ師岡)、無職の40代息子の元同僚(環ROY)、掃除機(栗原類)、役…
たぶん2月8日かな、そのあたりに演出が変更されたらしいと聞きました。どうもその他の情報からも、私が観た時からラストが変更されたのは確からしいです。 若手の俳優さんとかがロングラン公演で後半めっちゃ上手くなるのとか、アドリブの客いじりが毎回違うのとか、怪我したのでちょっとそれに合わせて演出変えるのとかはライブ・エンタテインメントとしての楽しみでもあり、しょうがないところでもあるな、と思っているので別にいいんですけど、こういう風に(おそらく俳優さんが怪我したわけでもないのに)演出までもが「進化&深化」されると、「そういう試行錯誤は初日までにやっておくのが『お仕事』なんじゃあないですかねえ…」とか意…
あうるすぽっとにて木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』観劇。D列下手。 とても良い東京公演千秋楽でした。楽しくて大好き。上演期間が短いよね〜もっと観たかった〜。 木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』2回目★★★★★ この舞台は劇中劇なんだけど、劇を観ながら大向こうを叫ぶ、そう、芝居を観ているその人たちも私たち観客と同じように真ん中に出る「あらすじ」を眺めている。劇中劇を見る観客を見る「入れ子構造」のシェイクスピアみたいな木ノ下歌舞伎。そう、蜷川さん演出でたくさん観てきた「さぁ、これからしばいしますよ」なあれです。 今日はサウンドデザイン&ダブ演奏の荒木優光さんが体調不良で不在というレアな回になった東京楽。荒木さん…
今夜は「インフォーマ」 藤井道人監督のストーリーズに岡林(田島亮)カンテレは4話を放送。私はNetflixで5話見ます。😍ではないドキドキが予想されます😱😨 5話の監督は林田浩川さん。 チェルフィッチュ・岡田利規が『アクティング・クラス』で感じた「演技」の危険さ brutus.jp
木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』2回目。席はB列。 1回目『桜姫東文章』初日★★★★★ https://magnoliarida.hatenablog.com/entry/20230202/1675347556 今日もおもしろかったー。初日と客席の反応がまるで違っていたのを感じたので、舞台ってコール&レスポンスなんだなぁと改めて思ったわけです。(初日の方がキノカブとチェルフィッチュファンが多かったのかも…) 幕間に廊下で木ノ下さんにお会いしたので、すごく楽しいです!とお伝えできたのも良かった😊キノカブ初めての友だちも岡田さんの演出を楽しんでくれて、終わってからワイワイ感想を話し合えてよかった! 小道…
「意外と真面目で気が利く男そっと花マルつけてみる」 岡田利規×木ノ下歌舞伎で立ち上げる「桜姫東文章」開幕(舞台写真あり) natalie.mu 日本ばし大増のハーフの恵方巻きと福豆、いただきました。恵方巻の習慣ないけれどなんとなくね。
2日続けて早退してしまった。 あうるすぽっとにて木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』観劇。脚本・演出:岡田利規さん。F列下手。舞台がやや下手向きの美術でした。 すごくおもしろかったです〜。思いっきりチェルフィッチュ歌舞伎という感じです〜岡田さんカラー強め(^O^)だから好き嫌いはあると思う。 清玄・釣鐘権助・伝六役の成河くん、キノカブ常連の武谷公雄さん(なかでも長浦がとても良い)はもうさすがです。桜姫… 動きがチェルフィッチュなのに石橋静河ちゃんの美のオーラたるや…美しくて眼福。せりふを発する声も好き。 ハレル屋!! 板橋優里ちゃんも好きだなぁ〜癖になります。 「見得」と言われる、いわば決めポーズが決ま…
「世界が昨日と違って見える創る未来の春はすぐ」 稲葉浩志、最強でした。LIVE声出し解禁してくれて、愛と優しさと感動をありがとう。LOVE LOVE LOVEに溢れた横浜アリーナ、ありがとう稲葉さんとサポメン・スタッフの皆さま。 そして今日は木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』の初日。おめでとうございます㊗️ 全公演皆さまお元気で完走できますように🙏 成河くん、石橋静河ちゃん、武谷さん、がんばれーー。 その石橋静河ちゃんも出演!「乗るしかない!「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」主演は窪田正孝」 5月6日(土)~28日(日)THEATER MILANO-Za こけら落とし公演 COCOON PRODUC…
2月28日に琵琶を購入してから、まもなく2ヶ月。熊本に移住してから、もうすぐ3年。肥後琵琶について、色々学ぶ日々が続く。本日は肥後琵琶リサーチ5回目。南関町地域おこし協力隊で肥後琵琶奏者の岩下小太郎さん、最後の琵琶法師とも言われた山鹿良之さん(1901-1996)から9年間琵琶語りを習ったという後藤昭子さんと。 玉名市立歴史博物館に晴眼者の琵琶奏者永松大悦さんが使っておられた肥後琵琶と達筆に書き綴った譜本が展示されているとのことで、見に行く。譜本は、戦争で物資が不足する中で、徐々に紙質が悪くなっているとのこと。 www.city.tamana.lg.jp 移動中の小太郎さんの車内のBGMは肥後…
岡田利規の小説の特徴として*1、一人称視点を採用していながら、語り手が知り得ないはずの情報までエクスキューズなしに語る、ということがある。 十分以上、誰も来ない時間があったあとで、小さな男の子をつれた女性が入ってきました。男の子が背伸びをして、パンをつかむためのトングを、それが何本も細い金属のハンガーに並んで引っ掛けられているところからひとつ取ろうとして、摑むなり、床に落としました。レジでおばあさんに歳を尋ねられて、男の子は右手の指を四本にしました。それを見て、おいおいまだ三歳だろう、と女性が言いました。でも、男の子は、小指を親指で引っ掛けるのに失敗してしまっただけなのでした。 自分が三歳なの…
時間の中での出来事というと、ひとつに因果関係がある。しかし私は因果関係というのがどうも胡散臭くて仕方ない。ニーチェもどこかで「なぜ、原因と結果に分けて考えたがるのか。原因-結果はひとまとまりの出来事である」という意味のことを書いていた。 人間は大きな連鎖の中から、自分の理屈で把握できるものを都合よく抜き出して、因果関係という方便を作っているだけなのではないか。 小説のストーリーは因果関係によって作られる。ある犯罪や事故が起きたときも、因果関係が問題にされる。しかし、同じ境遇に育った人間の中で、実際にその犯罪を起こすのはその人ひとりだけだ。現実の行動とそれ以前の過去や状況との間にはその人だけが飛…
『ゴドーを待ちながら』の比重は、「ゴドー」でなく「待ちながら」の方にあるのだが、人は動詞や状態をあらわす言葉よりも圧倒的に名詞に反応するようにできているらしい。それが、小説に書かれていることをそのまま読むのではなく、意味を考える性癖の原因の一つともなっているのではないか。 (保坂和志『小説の自由』 p.163) 8時半起床。三年生のS.Sくんから明日いっしょに新疆烤肉を食べにいかないかという誘いがとどいていたが、明日はK先生たちといっしょに(…)街で火鍋を食べる予定なのでこれは断る。 10時から二年生の日語会話(四)。今日もディスカッション。二部構成。第一部は「必要なものはどれ?」がテーマで、…
ムニ『つかの間の道』『赤と黄色の夢』二本立て公演・作・演出:宮崎玲奈(『つかの間の道』)@アトリエ春風舎 ムニ『つかの間の道』@アトリエ春風舎を観劇。4年前に青年団若手自主企画vol.81 宮﨑企画『つかの間の道』@アトリエ春風舎*1*2として上演された作品の再演だが、今回の上演では演技の様式や方法論、演出を大きく変更したものとなっていた。前回上演では平田オリザの現代口語演劇に準じたようなスタイルでの演技で作品を構築していたが、今回の上演ではセリフの調子やニュアンスの込め方には現代口語的なものが残されてはいたものの全体の印象はまったく違う。松田正隆のマレビトの会がそうであるようにニュアンスなど…
未だに、面白くない人間には価値がないという呪いの中にいる気がする。でも見えてた世界が絶対じゃないって思えたこと 一方で、ただの人間が舞台にいるだけで演劇的に面白いかと言われたら面白くないということはそうであり、やはり見せ物にすることは大切であると思うし、でもそのための方法は色々あるということ(これだ)、劇研的な、例えば唐十郎的な、身体だけが、「舞台上の身体」でないこと! (五反田団が部屋で練習してたから会話サイズが日常サイズになったみたいな話とか面白かった) あ〜私この光景が好きだったんだ、舞台上の彼らを観ていて、死にたくなって苦しくなって憧れてどうしようもなくなるような、そういう感情にずっと…
⚫︎スーパーデラックスで『フリータイム』(チェルフィッチュ)を観たのは16年前の3月だったが、今でも憶えているが、会場に入って舞台上の美術を見た時に嫌な感じがした。中途半端に状況を(舞台がファミレスであることを)説明していて、中途半端にオブジェとして自己主張していて、これからここで演劇を始めるのに邪魔にしかならないように思えた。しかし、始まってみれば、この舞台美術があったからこそ、この作品はこうなったという、この作品の固有性を決定するような、作品そのものと不可分であるような装置だった。まさに「これからここで演劇をするのに邪魔にしかならないような装置」が、この作品をこのようなものにしていると思っ…
2024年2月3日(土) 14時~ 3000円 ひなた旅行舎 構成・演出 永山智行演出 木村佳南子 それぞれが音楽性にこだわって活動しているひなた旅行舎3人が、音楽ライブの形式で、「うた」から作品をつくりあげていくのが、ひなた旅行舎のうたうシリーズ。チェルフィッチュの岡田利規が現代訳した狂言「木六駄」、詩人の書いた不思議な夫婦の会話、川上弘美原作の小説を落語に書きおろしたテキストが、どんな「うた」になるのか!?(きびるフェス公式サイトより) セットリストは8個歌や演奏とお芝居を交互に上演する。ちらしのように3人で並んでだから、お芝居はリーディング形式だ。演奏はプロのチェリスト坂元陽太さん、日高…
第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定 第68回岸田國士戯曲賞の選考会が2024年3月1日金曜日・午後5時より東京神保町・學士會館にて行なわれます。なお同賞は昨年度より公益財団法人 一ツ橋綜合財団の後援を受け、「白水社主催・公益財団法人 一ツ橋綜合財団後援」の体制にて運営されております。 選考委員は、市原佐都子、上田誠、岡田利規、タニノクロウ、野田秀樹、本谷有希子、矢内原美邦の各氏(五十音順、敬称略)です。 本年度の最終候補作品は下記の8作品となっております。 今年も私が個人的に絶対これが入らないのはおかしいと思っていた宮崎玲奈 「ことばにない」が最終候補作品に入っていないことに落胆は隠せない…
* 天使館『魔笛』(1月8日 KAAT 神奈川芸術劇場 ホール) 振付・演出・構成は笠井叡。笠井はポスト舞踏派と称して、これまで『櫻の樹の下には―笠井叡を踊る』、『櫻の樹の下には―カルミナ・ブラーナを踊る』を創作してきた。大植真太郎、島地保武、辻本知彦(辻のシンニョウは一つ点)、森山未來、柳本雅寛、笠井が踊る形式だったが(カルミナは笠井がコロナ陽性でリモート参加)、今回は柳本が外れ、菅原小春が加わった。 モーツァルトの『魔笛』を終曲から始める破天荒な構成。衣裳も定番となった黒スーツに高下駄から、褌、長襦袢を経て、最後に『魔笛』の登場人物らしき服装に至る(笠井は最初から黒服)。タミーノ:森山、パ…
(…)その一方で、御田寺さんは「かわいそうな弱者vs.かわいそうでない弱者」という対立が不可避であるように煽っている。しかし、それは間違いだとぼくは思う。 たとえば、こんな感じで描かれている。「すべての構造はやがて「強者vs.弱者」や「富裕層vs.貧困層」「マジョリティvs.マイノリティ」といった、勧善懲悪的あるいは階級闘争的な構造を超えて「かわいそうな弱者vs.かわいそうでない弱者」へと変移していく」とか、「「助ける対象を自由に選べる社会」とは「助けない対象を自由に排除できる社会」と同時発生的である」とかだ。 だが、本当にそうなのか。「かわいそうな弱者」が助かりたければ、「かわいそうでない弱…
TBSのバラエティ番組に沖縄出身の二階堂ふみが出演して、番組内に「方言禁止」のゲームがあり、それがSNS上で話題になり、炎上している。「かつての方言札みたいだ」という意見が多数。 まっさきに連想したのはチェルフィッチュの演劇『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』だった。私は2023年の10月に、KYOTO EXPERIMENTで鑑賞した。 chelfitsch.net 日本語を母語としない俳優が多く出演するこの作品では、終始、一般的に日本人が想定している標準語とは違うイントネーション、アクセント、発声で台詞が発せられる。 上記のURLにはこのような記載がある。
【オンライン】2024年1月19日(金)19:30~21:00 中村文則さん×又吉直樹さん『列』「行列」(『palmstories あなた』所収)特別対談 コトゴトブックス https://cotogotobooks.stores.jp/items/6568196710a492002e29f467 列 作者:中村 文則 講談社 Amazon palmstories あなた 作者:津村記久子,岡田利規,町田康,又吉直樹,大崎清夏 palmbooks Amazon