長くCDを聴いてきましたが、初めて聴いた時の衝撃が一番大きかったのは、マーラーの第9交響曲です。 20歳頃、アルバイトで貯めたお金で少しづつ、1曲づつ聴いて、CDを集めること、またその時間は、本当に楽しかったです。未知の世界の曲を1曲聴くごとに、音楽の世界が開けたような気がしていました。 しばらくすると、また知らない曲が聴きたくなり、次々と世界が開けるような冒険をしているような気分でした。 なかでも、マーラーの交響曲は、第1番の巨人から聴いて、まさに、かけていた眼鏡がぶっとびそうになり、時間をかけて、次は、(レコード芸術にもオススメ記載があり、標題付きであったことから手にとりやすかった。)第4…