ひと坪ビフォー・アフター。 風のない日だ。今日の三十分作業は、一昨々日に続く隣のひと坪だ。 主題は同じ。ドクダミとシダ類の跋扈を停める。開花せぬうちにできるだけ進捗させておきたい。ドクダミの花は小ざっぱりと可憐で、一面に咲き揃った観映えは壮観だなどと悦に入ったがために、後のちえらく往生した年があった。 しょせんは果てしもない、虚しいイタチごっこなのではあるが、第一陣を叩いておくと、急遽芽を吹いてくる第二陣は格段に与しやすいと、経験から学んだ。 もうひとつの主題は、これも一昨々日と同じだが、もと植木棚の下に当るので、放置されたり半分土に埋れていたりする鉢類を回収し、「プラ」と「割れ」と「再利用可…