独立に$\chi ^{2} (m _{1}), \chi ^{2} (m _{2})$に従う2つの確率変数 $W _{1}, W _{2}$があるとき、それぞれをその自由度で割って比をとった $$ F = \frac{\frac{ W _{1}}{ m _{1}}}{ \frac{W _{2}}{ m _{2}}} $$ が従う分布を、自由度$(m _{1}, m _{2})$のF分布と呼び、$F( m _{1}, m _{2})$と表します。 この確率密度関数は次の式になるのですが、今日はこのF分布の確率密度関数を導出します。正直覚える気にならない式の形ですね。 $$ f _{X} (x) …