廃校図書館、3099年夜 このページをアンテナに追加

2018-01-19

1月19日

今日は、少し勉強した。というか勉強の真似事みたいなことをした。日本語の古い詩(海潮音)を読んで、漢詩名句辞典を読んで、英語(Lolita)を読んで、フランス語(教則本)を読んだ。言葉の、静かな面白さが、少し分かるようになってきた。勉強は、しようと思えば出来るな、と思った。しかし、何か忘れているような感じを、どうしても拭えない。何かもっと決定的に、書きたいことがあるはずなんだ。それが分かっていながら、いや、分かっているからこそ、何にも出来ない。でも、今出来ることは、勉強することと、家族とは仲良くすることくらいだ。いや、何か苛立って、すごく腹が立ってきて、今まで自分が苦しんできたことや、されてきたことを思い出して、喚いて暴れたくなってしまうことがあるんだ。何か、何か忘れている。今生きている、ということに対して、僕は盲目になっている。
明日は何か、見えればいいんだけど。

記憶

よく匂った、枯れた。
ビー玉の光、ミルク色の飴玉、
記憶に属する、荒れた生命体たち、
「あの日」を思い出してごめん、
私には、もう機械しか無いから、

 また雪が降りつむ、降りつむ、
 傷付いた髪にも、
 壁際の空冷装置にも、
 雪は、降りつむ、
 また降りつむ、

私には記憶しか無いから、
「あの日」を思い出すだけ、
飛行機が飛んでいます、
鳥が鳴いています、
Bluetoothで音楽を聴いています、

 雪は降りつみ、音は枯れ、
 よく寝た指は、震えません、
 海上自衛隊の、ヘリが飛び、
 私には回想しか、ありません、
 ビー玉の色、ミルクの髪、…

よく晴れた景色、
廻る白い独楽のような、
手探りの記憶、
光のような、
面持ち…

  空冷装置は、はたずれて、
  回想ぐらいしか、私にはありません……

2018-01-18

1月18日

とても神経質な一日だった。感情が昂ぶったり、落ち込んだりする。とても壮大なことを想像したり、悪夢を見たりした。自分が、何をしでかすか分からない感じがする。早めに眠ってしまおう。

雨、甘い雨

僕は混乱している。頭の中が滅茶苦茶だ。指先から地面に付くまで雪崩れるように叩いている、繰り返し繰り返し弱音を吐いている、狂い咲きした桜のように、私に必要な身体を探し求めている、んだ、夢の坂の許のように、クレイアニメのように灰色の手を翳している、きっとこれは柔らかすぎるんだ、宙に浮いたような感じがする、けれど私、ここからしか何処も行けないんだ、無接点、なのだとしても、私の身体は、それを受け止めてくれるもの、優しいものがなければ、無いのと一緒なんだ。


私は幾つもの身体を所有している、厳密には二つだ、重たくふわりと受け止めてくれる身体と、小さくさくさくと受け入れてくれる身体、夢を見たい、

またあの、花の音が聞きたい、許される限りに於いて、私はひとつの星の上にいる、服を着た単体として、皮膚もまた服だ、虚言癖さえ無いならば、脱衣とはひとつの細胞膜、夢中に融解する誘拐、する、私の中にはピンセットがあって、透明な銀の活字を摘んでいるけれど、行く先が無く震えている、カエルの歌が聞こえる、友禅織りのバッタも、呼吸器の心臓の灰色の濁音も、それから頭の奥の奥に突き刺されたUSBの、ジーッジーッ言う音も、かも。


私は象徴をしない、仮定をしない、私は象喩をする、適当に、敵と鵜に、改正されたハンカチの序文のように空は白い、私は手に入れたい、それがひとつ、私は象徴したい、それがふたつ、私は世界でいたい、みっつ、

ねえそのつまり、身体から、世界は発端しているのですか、?、目やに、膨れる涙に、電線が通る/を通る、床に眠るとき床は私の何です? 床、身体、太陽でs、温度ですか?、私は何も分からないのです身体でいて、骨は潰れたいのです、ですが私は指先にいて、温かい、さくさくした地面に、腕を垂れている、完結していたいのです、土塀に、花の咲き誇れる、黒い、指先のダンスに、扁平した・心に。


私はかっちりとした電磁の光や、音波の波に、その空中点にいたいのです。空回りする黄金の微睡み、私は完結したいのです、人たちはみな、眠っている時間に。何故なら人は眠るとき、それを見ている私は他人で完璧にいるからです、行動療法が功を奏する時間、窓に叩き付けられるエニシダの葉っぱ、声をとどろく限りに無く、泣くのですが、ここで頭をなでつけている私の養分は、覚醒の……

眠る人は回るコマのようで、コマは夕暮れをいつまでも伝います、夕べ見た夢から、私は少しでも涙を呼び起こします、覚醒、する人々に押し出されるように、存外遠くに来てしまった、と、眠りを愛し、私は、鶏声を祈ります・・・、食い気のあるものは押しつぶされろと平たく板書します、思い出と空白の狭間でディスプレイで、目を瞑りながら、何せ倒れそうに目が覚めているので。


私たちの精神は例えば(大仰に小さく叫ぶ)身体的な身体への依存なのですよ、と人形が微笑する。割に合わない、弦と弦との数え方や、指先に走る爪弾きのリアルのセンスが、まどろっこしくて、歯を合わせて、悔しくて泣きます、混乱は、カラフルなようでいて、幸福と灰色の分離体です、そこにボタンを押せ、こっちに泡を吹け、紙幣は乱雑に捲ってはいけない、灰色のボタンを押せ、中指と人差し指では別の人格を与えろ、人間たちは、人間たちは…きっと光なのに、闇の形態でしか目の当たりに出来ない、さ、こっちに銀のボタンを押せ、リズムは無闇に淡々と、私以外のものの為に、私よ、賛辞が出来ない、くるめかしいような、三段に分かれた音楽が鳴る。


私は身体という一面から人生を見てみようとする。さすれば人生とは自分の、ぴったりの身体を探し求める日常という旅なのだ。自分の身体を、神経の内側から、チューンナップしていく。、、、
(あなたの色を見せてください。あなたの素肌を見せてください、衣服や、着替えて着古された皮膚ではなく、とどのつまりは生きているのでしょう? 血を見せてください、あたたかい、涙を見せてください、海を見せて、)

甘い時間が過ぎていく、甘い時間は永遠の味がする、私は古典的な夜に閉じ籠もりたくない、左手の気持ちを右手は知らない、私は背骨を中心として透明に空転している、嘔吐物の中に沈むように、黄緑色の白煙が上がる、上がり、上がり、宇宙を超えて、水となり、寒暖も無いような冬の世の中に、それは、私の吐き気は、雨となる。黄緑色に。青い、
『鍵』のような言葉が下りてくるはず。そしたら、私は死んでもいい。

2018-01-17

1月17日

今日は落ち込んでいた。ずっと表面的にざわついた精神を抱えている。何が足りないのだろうか、と考えてみる。何もかも足りない気がしてくる。集中した状態に入れない。何かが気になっている。あるいは何もかもが気になっている。頭の中に、脈絡のない映像が浮かんでは消える。何も気にならない状態を、知っているし、何も気にする必要なんてないと知っているのに。
僕は考えや情念を身に着けすぎてしまった。もっと、もっと真っ白になりたい。
横になろう。横になって、何も考えずに眠ろう。

2018-01-16

日記

1月16日、
今日は本当に怠い日だった。それに不安で動悸が止まらない。少し眠ったら楽になるかと思ったけれど、少しも眠れなかった。
でも、夜になって、急に気が楽になってきた。詩が書けそうな気がする。他にも何か、書けそうな気がする。……しばらく横になって、頭の中を空っぽにしよう。

2018-01-15

日記

1月15日、
今日は小説を書いていた。いや、殆どの時間は、小説について研究していた。小説家が書く情景描写って、さらりと読んでしまうところほどすごい。ずっとスティーヴ・ライヒを聴いていた。延々とループされるメロディが心地いい。
何となく殺伐とした気分で良くない。
いい言葉が書けるようになればいいのだけど。書きたい。

毎日書いているのだけど、明日はきっといい日になるだろう。
今日は眠ろう。おやすみなさい。