kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

従軍慰安婦問題で河野洋平氏の参考人招致を求めた右翼政党「国民の生活が第一」が衆院選で社民党と連携か

野田佳彦首相(「野ダメ」)でさえ、河野談話を継承すると言っているのに、与党のくびきから解き放たれてやりたい放題の小沢新党「国民の生活が第一」は河野洋平氏の参考人招致を要求した。


http://www.jiji.com/jc/zc?k=201208/2012082700419&g=pol

河野元官房長官の招致要求=生活


 新党「国民の生活が第一」の外山斎氏は27日の参院予算委員会で、1993年に河野洋平官房長官(当時)が旧日本軍による従軍慰安婦問題をめぐって「心からのおわびと反省」を表明したことに関し、「韓国の慰安婦といわれる方々の証言だけを基に河野談話を発表した。大変問題だ」として、事実関係や経緯を確認するため河野氏官房副長官だった石原信雄氏の参考人招致を求めた。
 柳田稔委員長はこの後の理事会で「各会派が持ち帰って協議していただければありがたい」と述べるにとどめ、結論を持ち越した。

時事通信 2012/08/27-14:50)


これが小沢の「生活が第一」の正体なのだろう。まるで「立ち枯れ日本」もとい「たちあがれ日本」じゃないかと見まがうばかり。そういえば宇多田ヒカルが「国民の生活が第一」の党名を「キラキラネーム」と言ってバカにしていたが*1、「キラキラネーム」の政党といえば「たちあがれ日本」が先輩格だ。


さらに呆れるのは、そんな「生活が第一」が社民党衆院選での連携を図っていることだ。


http://www.asahi.com/politics/update/0827/TKY201208270431.html

生活、社民と衆院選連携探る きづな・大地・減税も参加


 「国民の生活が第一」の山岡賢次代表代行は27日、社民党又市征治副党首らに呼びかけ、次期衆院選で反消費増税脱原発を掲げた勢力の結集を目指す「国民連合」の設立準備会を国会内で開いた。

 新党きづな渡辺浩一郎幹事長、新党大地・真民主松木謙公幹事長、減税日本の代表代行に就任する小林興起衆院議員、民主党辻恵衆院議員が出席。終了後、山岡氏は衆院選反増税などの共通公約を掲げた選挙協力に意欲を示し、「連携を強めていけば、おのずと選挙区調整が出てくる」と記者団に語った。

朝日新聞デジタル 2012年8月27日19時33分)


社民党代表の福島瑞穂は、河野洋平氏の参考人招致を要求するような極右政党「国民の生活が第一」が持ちかけてきた連携話をいったいどう考えているのか。是非とも見解をうかがいたいものである。