遊風の養生日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2016-08-11

[][]『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』

日本の「自殺希少地域」に1週間前後宿泊した記録。

p033「この地域のひとは、独特…言うことを聞かない、わが道を行く…右へ倣えを嫌う…赤い羽根募金の寄付率は低い…」

p042「病、市(いち)に出せ…内にためず…どんどん自分の住む空間に出しなさいという教訓…困っていることが解決するまでかかわる」

p063〜064「人生は何かあるもんだ…集まって…知識を共有…蓄積…朋輩組…問題が起こらないように監視するのではなく、問題は起こるもんだと思って起こった問題を一緒に考えて解決する組織」

p083「風間浦村憲章

1,わたくしたちは、きまりを守り、親切で明るい村をつくります

2,わたくしたちは、仕事に喜びをもち、豊かな村をつくります

3,わたくしたちは、青少年に希望を、老人に生きがいを、そして心のあたたかい村をつくります

4,わたくしたちは、自然を愛し、花と緑の美しい村をつくります

5,わたくしたちは、常に知識を求め、スポーツに親しみ、楽しい村をつくります

p088「自殺で亡くなるひとの少ない地域は、外に出ていく力のないひとも死なない地域である。」

p094「世界には困難がたくさん…人生は簡単でない…たくさんある困難すべてに全面対決はできない…乗り越えられない壁の前で立ち尽くす前にどう工夫するかを先に考える習慣があるかどうか」

p111「幸福度が高い地域は、男女が平等」

p119〜120「"できないことをたらいまわしになる+重くなるほど孤立する"→"できることは助ける、できないことは相談する"仕組みを地域に作れれば、自殺の問題はずいぶん減るかも。」

p159〜p160

「オープンダイアローグフィンランドで生まれた回復援助方法、"人と人との関係の中で病は発症する"仮説の基づいて回復援助のプログラム…その人が生きているソーシャル・ネットワーク全体を見て…生きづらくなった理由、精神疾患発症した理由を見ていく…そこを修復するため専門家が動く……それが、神津島では当たり前のように行われていた」

p161〜p162「その島のひとたちは、ひとの話を聞かない…自殺が少ない地域は"自分をしっかりもっていて、それを周りもしっかりと受け止めている地域である"」

p178「自殺希少地域のひとたちは対話する……オープンダイアローグ:八割近くの人が抗精神病薬なしにそのこころが回復し、ひととつながり続ける、その核が対話…"ひとが呼吸するように、ひとは対話をする"…ひとがとりまく環境とうまく対話できなくなったときに、ひとは病む…」

p182〜183

「オープンダイアローグの7つの原則

1.即時に助ける

2.ソーシャルネットワークの見方

3.柔軟かつ機動的に

4.責任の所在の明確化

5.心理的なつながりの連続性

6.不確かさに耐える/寛容

7.対話主義

自殺希少地域で気付いたこと

1.「困っている人がいあたら、今、即、助けなさい」(od1)

2.人と人との関係は、疎で多(od2)

3.意思決定は現場で行う(od3)

4.「この地域の人達は見て見ぬふりができない人達なんですよ」(od4)

5.解決するまで関わり続ける(od5)

6.「なるようになる。なるようにしかならない。」(od6)

7.相手は変えられない。変えられるのは自分。(od7)

od:オープンダイアローグの7つの原則)」

 

 

 著者を知ってからもう20年近くになるかな、活動に注目していました。「流石、すいめいさん」と言う感じの内容でした。相変わらず、実践力はスゴいなと思いました。

 オープンダイアローグは良さそうですね。私が、「心理学精神医学に興味を持ったが離れ(10代〜20代)、体やそれに関する技術に向かった」理由と近い感じがしました。

 「今、鉄分など栄養学的な精神病へのアプローチがある」けど、それは、向精神薬よりも良いけど、それだけでは不十分な感じがしていました。この本や、オープンダイアローグには、そのれを補うというか、オープンダイアローグを中心に、「ハウジング・ファースト、インカム・セカンド、フレンド・サード」を次に、3番めに栄養学的アプローチというのが良さそうに思いました。

2016-08-09

[]今日は37℃、ですけど風があってラク

 今日は、37℃とか。しかも、エアコン無し。ですけど、風があって、部屋の空気が入れ替わっているせいか、とてもラクに過ごせています。

2016-08-07

[][]立秋と風

 今日は立秋。ここ数年ほどではないが、梅雨明け直後の暑い日が続く。けど、今日が昨日までとは違うのは、風が強いこと。冷房を使わず、窓を開けているので、それを強く感じる。

 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」(古今和歌集藤原敏行)という和歌を思い出しました。というよりも、風が部屋の中まで大きく吹き込むなと思ってから、ラジオで今日が立秋だと知りました。

2016-08-04

[]今年の真夏の夕飯:蒸豆+夏野菜漬物+ホタルイカ塩辛

今年の真夏の夕飯は、蒸豆+夏野菜漬物+ホタルイカなど塩辛で行こうかなと思っています。

蒸豆:蒸し焼きの空豆、蒸し枝豆

夏野菜漬物:キウリ、ナス、ゴーヤなどの漬物。少し、水キムチやオイキムチ風に、乳酸発酵にしてみるつもり。生姜唐辛子、糀、ケフィア菌、イカの塩辛なども試すつもりです。羅臼昆布細切りや干し椎茸を砕いたものも入れています。

ホタルイカなどの塩辛:漬物と同じように、塩だけでなく、糀や味噌や一味唐辛子ケフィア菌なども試すつもりです。

追記2016.8.22:ネット注文取り寄せした冷凍のホタルイカを使った自家製です。

とりあえず、今日は、空豆蒸し焼き、キウリの漬物、ホタルイカの塩辛、玄米ご飯。

 

 

空豆のグリル蒸し焼き

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 空豆の鞘付きを両面焼きグリルで8分蒸し焼きにして、ボールに入れた水で軽く粗熱を取ってから、鞘から出したもの。

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キウリの漬け物

 1cm位に輪切りにしたキウリを、細切り羅臼昆布、上乾チリメン、干し椎茸、一味唐辛子粉、ブラック岩塩、味噌、塩麹、イカの塩辛、ケフィアヨーグルトの種菌などと共に、押し漬けにしたもの。

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ホタルイカの塩辛

 冷凍を戻し、干し椎茸、一味唐辛子粉、自然海水塩、味噌、塩麹ケフィアヨーグルトの種菌などを混ぜて放置したもの。

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玄米ご飯

 3/4合、小豆が無くなってしまったので玄米のみ。

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2016.8.22追記:バリエーション:枝豆(蒸物)、ナス,ゴーヤ,オクラ(漬物)、ミニトマト

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生姜のスライスの漬物

 

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+新生姜のスライスの漬物

 

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[][]『死にたい老人』

死にたい老人 (幻冬舎新書)

死にたい老人 (幻冬舎新書)

 ルポやその見聞を利用した小説がユニークで昔はかなり読んでいた。これも、そういう雰囲気で、自分が断食安楽死を目指した経験を書いたルポとも言える作品で、読み応えが有りました。

 私なら先ず化学合成薬を止めることから始めると思いますが、まぁ70を越して持病があると無理かもしれないなとも思いました。

2016-08-03

[][][][]アニミズム自然科学

私の信仰アニミズムです。「自然てスゴいな!」です。小さい頃は、森に行くと妖精が居るような気配を感じる子供でした。大きな木や打ち寄せる波を見ること、刻々と強さや向きを変える風に吹かれることが好きでした。

そして、小学生の頃は、図書館に通い、主に4類(子供向け自然科学解説本)と9類(神話、ファンタジー)の本を読みました。9類では、特に、「ギリシャ神話」と『だれも知らない小さな国』に始まる佐藤さとるさんのコロボックル・シリーズが好きでした。「森に行くと妖精が居るよう気配を感じる」子供らしい選択だったなと思います。(今でも『蟲師』とか好きです)

このアニミズム的心情は、大学の数学基礎論数理論理学ゼミで「ゲーデル不完全性定理」を知り、ますます強くなりました。以下のことが分かったからです。

A1:「ゲーデルの完全性定理」が適用できる数学的論理を使っても、「真偽判定不能な命題の数(=実数以上)」の方が「真偽判定可能な命題の数(=自然数以下)」よりも圧倒的に多い。

そして、A1から必然的にA2も理解しました。

A2:科学が発展しても、人間が科学的に解明できることよりも、科学的に解明できていないことの方が圧倒的に多い。

そして、以下の2つも分かりました。

B1:「定性科学の正しさの根拠」は、数理論理学数学基礎論

B2:「定量科学の正しさの根拠」は、確率論と「大数の法則

そして、それらの応用としての認知科学や知識工学も学び、エキスパート・システムにおいては、推論エンジンよりも知識ベースの方が成否に大きく関係することを知りました。「経験を帰納し自然法則を見付ける」のは自然科学の本質なんだけれど、難しく、天才の仕事という感じです。日本の伝統医学の世界では、吉益東洞と尾台榕堂が例になると思います。

B3:経験を帰納し自然法則を見付けるのが、自然科学の本質

かと言って、自然科学が嫌いになったわけでなく、自然科学もますます好きになりました。特に、AIロボット、自然人類学や縄文学や実験考古学生物学生命科学などは、今でも、新しい発見の情報を集めています。

それで、「A2を踏まえた上で、自然科学の成果は利用しよう、自然科学的合理性は大切にしよう」というのが、私の基本的立場です。

A3:「科学が発展しても、人間が科学的に解明できることよりも、科学的に解明できていないことの方が圧倒的に多い」ことを踏まえた上で、自然科学の成果は利用しよう、自然科学的合理性は大切にしよう。

また、確率論と「大数の法則」を学んだ立場から、以下のことも大切に思っています。

A4:同一民族同一世代100万人単位で10年以上経過していないことは、「大数の法則」を満足したとは言えない。年齢変化を考慮すれば30年、世代間の影響を考慮すれば100年の調査が必要かも。

例えば、食養で、私は、患者さんには、先ず基本的に「精製品や化学物質を減らし、丸事食を増やそう」と伝えています。これも、A3とA4から、以下のことを考えているからです。

C1:精製品から削られたものにミネラルなど体に必要な物も含まれている、それの欠損が病気を招くこともある(例:白米、ビタミンB1脚気)。そして、そういう関係は分かっているものだけではない可能性もある。

C2:化学物質の危険性は、いま知られているものだけでないかもしれない。特に、複合摂取の危険性は検査すらされていないことの方が多い(欧米などで、薬剤処方が基本1薬、どんなに多くても3薬は、この点を踏まえていると思います)。

ですから、「縄文時代の食(パレオダイエット+豆類穀類芋類)」〜「精製品や化学物質を使わない時代の日本の伝統食」を基本にしていこうと思っています。

具体的には、玄米はじめ未精製穀類、豆類、芋類、野菜、小さい魚介類や鳥類などの昔からの食材、自然海水塩やそれを原料にした味噌醤油など昔ながらの日本の伝統的調味料、漬物や納豆などの発酵食品を中心に、たまに、お祭り的に大きな魚や羊豚牛も食べるという感じになると思います。ただし、食材は、化学物質や精製品の使用が少ないものを選びます。