まだ出血しているままで、クリニックを出る

まだ出血しているままで、クリニックを出る

{これ以上子供も育てられないから中絶に来ると思う
 でしょう。実際はそうなんだけれど、そういう貧し
 い人たちは、報奨金が欲しいために妊娠することに
 励むんだって、中絶すると報奨金がもらえる。その
 報奨金欲しさに妊娠を繰り返し中絶をするんだって}

高尾慶子著『外国の男と結婚した日本の女たちの話』(62)

◆◇◆立ち読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(93)

▼△第ニ章 放射線 vs 暴力団専門ライター(39)△▼ ・宗教は作業員を救えるか・(その2)
宗派の違いから、遺骨がたらい回しにされている光景
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(58)

▼△第ニ章 犧牲のシステムとしての原発、再論 〈32〉△▼ ・日米安保体制と「海に浮かぶ原発・(その2)
横須賀に原子炉をもつ原子力空母ジョージ・ワシントンが配備

高尾慶子著『外国の男と結婚した日本の女たちの話』(62)

◇日本嫌いが日本のビジネスウーマンになった広子さん(49)◇ ・すっかり変わり果てた広子さんとの再会(その5)
まだ出血しているままで、クリニックを出る
《「 ◇More Paralympic tickets go on sale (With the start of the London 2012 Paralympic Games  less than two weeks away, the London 2012 Organising  Committee (LOCOG) has released a further 45,000  Paralympic tickets for sale.) ◇ロンドン2012パラリンピック平成24年8月29日(水)開会式 - 9月9日(日)閉会式 「教えられた小さな駅に着いてね。産婦人科 を探したの。小さな田舎の村の一軒しかにク リニックでね。予約も要らないの。 訪ねて行くと待合室で順番が来るのを待って ……凄いよ。インドのクリニック……サリー を着た女性がずらりと床に座って待っている の。みんな結婚している女性ばかりよ。 インドでは婚前交渉なんてないからね。中絶 に来るような女性たちは貧しくて、これ以上 子供も育てられないから中絶に来ると思うで しょう。 実際はそうなんだけれど、そういう貧しい人 たちは、報奨金が欲しいために妊娠すること に励むんだって、中絶すると報奨金がもらえ る。その報奨金欲しさに妊娠を繰り返し、中 絶をするんだって」 私はそこまで聞いて絶句し、そんな国がある ことにもう言葉がなかった。 「女が体を悪くして死ねば、貧しい男にもす ぐ若い女が妻として見つかるからね」 広子さんは顔色も変えず、何でもないことの ような話し方をした。 「数時間待って、私の番が着て診察室に入る と、手術室の上は先にすませた人の血がまだ べったり残っていたわ。その上に上がって、 麻酔を打たれて、気がついたら別のストレッ チャーに寝かされていた。 そして、すぐサリーを着た看護婦さんがやっ て来て帰れって言ったの。痛み止めをもらっ てね。 まだ出血しているままで、クリニックを出る とき、奨励金の何ルピーかを渡されたわ。痛 みをこたえながら駅に向かったの。 もうすっかり夕暮れでね。目の前に腐ったト マトのような赤黒い太陽が、埃だらけの田畑 の向こうに沈みけてていたわ。 駅に着いたらベナレスに向かう列車は、その 日はもうないと言われてね。見渡す限り広い たんぼだけの中に、大きな犬小屋のような駅 の中で夜を明かすこと決めたの」 」》 ◎この凄惨な中絶現場に、耐えられる女の強 さには、男は逆立ちしても敵わない。私は神 を見る思いがします。神々しくて、目が潰れ そうです。 インドが、1971年に、人工妊娠中絶を合法化 した際には、ヒンズー教の立場からの強い異 議はなかったそうです。宗教の役割とは何ん なんだろうかと考えてしまいます。 中絶、人工妊娠中絶は、人類永遠の問題です。 人工妊娠中絶とは、人工的な手段(手術また は薬品)を用いて意図的に妊娠を中絶させ、 胎児を殺すことを指す、妊娠中絶の一分類を 言います。 刑法では堕胎と言い、俗語では「堕ろす」と も。堕胎とは平安時代から用いられた漢語だ そうで、人工妊娠中絶は日本国内で合法的に 「堕胎」が可能になった1940年の国民優生法 からで、戦後に、より中全可能な範囲を拡大 した、1948年の優生保護法に発展しました。 合法になったからといって、堕胎が命を奪う という事実には変わりません。 日本における堕胎の起源は明らかになっては いませんが、近代医学の堕胎方法が確立する 以前は、凄惨そのものです。私は貧血で気を 失いそうなります。 妊婦の腹を力任せに、蹴る・踏み付けるなど し圧迫する。 冷水や寒冷地方で冬の屋外の吹きさらしに長 時間身を置いて早期陣痛を誘発させる。 劇薬・薄めた毒物や下剤・月経薬の多量服用 で流産を誘発する。 細い小枝や串を子宮内に挿入して妊娠組織を 何回も刺す・掻き出す。 などの様々な方法が行われ、母体の生命や健 康に危険を伴うことがしばしばありました。 江戸時代は、正保年間までは、軒頭に公然と、 看板を掲示し、堕胎を本業とする者がありま したが、正保3年、初めて「子をおろす術を 禁ず」という布令が出されました。 日本国において中絶は、刑法の規定上の犯罪 行為です。 一方、母体保護法(1996年以前の法律名は優 生保護法)は、「母体の健康を著しく害する おそれのある」場合等に、特別な医師(指定 医師)が本人等の同意を得た上で「中絶を行 うことができる」と定めており、この規定に 則った中絶は後法上位・特別法優先の原則の 原則から罰されることは無いそうです。 しかし、、20世紀中盤以降の日本国におい ては、母体保護法が幅広く適用され、多数の 中絶が公に行われてきました。また、法的に グレーな中絶も、公然の秘密として無数に行 われていると言われています。 厚生労働省の統計によれば、2000年に日本で 行われた人工妊娠中絶は約34万件(全妊娠 のおよそ4・5人に1人)となっています。 一般に中絶というと未婚若年者のイメージが 強いですが、妊娠者が中絶を実施する割合は 10歳代と並んで、40歳代が7割近くと極 めて高くなっています。 どんな事情にせよ、一番、中絶を望んでいな かったのが、妊婦ご本人だと思います。それ でも、追い込まれた。 いつの間にか、身近かの縁が稀薄になってし まった薄情な社会の構造が、厳然とそこにあ るようです。 ◇狩野芳崖『悲母観音』 ・近代日本画史の最初を飾るのは狩野芳崖の 作品です。明治15年(1882年)、肺を病み、 すでに54歳であった芳崖に残された時間は あまりない中、さまざまな試行錯誤の結果、 この畢生の名作「悲母観音」が誕生しました。 この絵の観音像の衣文表現などには、仏画水墨画の描法が看て取れる一方、色彩感覚や 空間把握には西洋画の息吹が感じられます。 (つづく) (1107dys-740ent) **『外国の男と結婚した日本の女たちの話』 単行本:222ページ 出版社:展望社 (2012/02) 《――英国から万感の思いを込めてレポートする―― Inter Marriage と 日本女性のメンタリティ。異国に あってこそわかる……「日本」のこころ。〈東日本大 震災〉をとおしていっそう深まった母国への「愛」。 東日本大震災福島原発事故の現状を知って以来、私 は自分自身ががいかに「日本人」として母国に愛着が あるか改めて思い起こし、「日本」を書こうと決意し た。もう経済大国でも何でもない母国日本が、今は愛 しいと感じるようになった》 〔表紙帯から〕 〔目次〕 ・マルキストエジプト人と結婚した明子さんの場合 ・ロンドン生まれの英国人と結婚した三千代さんの場合 ・日本嫌いが日本のビジネスウーマンになった広子さん   の場合 ・ジャマイカ人の男と結婚した友子さんの場合 〔著者〕 ☆高尾 慶子(たかお けいこ)☆ 1942年姫路市生まれ。私立播磨高校から調理師専門学校に 進む。カトリック系病院の調理師、カトリック系身体障害 児施設の職員を経て、1972年に英国へ。イギリス人音楽家 と結婚。1976年二人で帰国し京都で暮らす。1982年離婚。 1988年に再び英国へ。ロンドンの日本レストランのウェイ トレス、映画監督リドリー・スコット氏邸のハウスキーパ ーなどを経て、1998年『イギリス人はおかしい』を発表し、 注目を浴びる。現在は、英国政府から年金の給付を受けつ つ執筆活動に専念している 著書は『イギリス人はおかしい』『イギリス人はかなしい』 『イギリス人はしたたか』『まだまだ言うぞイギリス・ニ ッポン』『書かずに我慢できないイギリス・ニッポン』『イ ギリス・ニッポンの政治の品格』ほか。 外国の男と結婚した日本の女たちの話 参照: ・2009-11-30『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』を読む2011-06-24『イギリス・ニッポン政治の品格 』(1)

高尾慶子著『外国の男と結婚した日本の女たちの話』(62)

◆◇◆立ち読み・坐り読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(93)

《「原発はタブーの宝庫。だからオレらが儲かる!」   某地方の暴力団組長   −暴力団専門ライターが実際に動いたからこそ    書ける原発という巨大なシノギ−    「原発は儲かる。どでかいシノギだな。電力会社と交渉して、   ゼネコンと話付けて、地元の土建屋に仕事を振る。代紋な   しではとても捌ききれん。原発はタブーの宝庫。裏社会の   俺たちには、打ち出の小槌となるんだよ」。ヤクザが語る   衝撃の事実。日本最大のタブーがいま明かされる!   ―誰も書けなかった 命懸けの衝撃ノンフィクション―》   【表紙帯から】  ▼△第ニ章 放射線 vs 暴力団専門ライター(39)△▼ ・宗教は作業員を救えるか・(その2)
宗派の違いから、遺骨がたらい回しにされている光景
《「――ネチネチと訊く気はなかった。プロテスタント教会もほぼ同 様の返答だった。政府や役人の対応がマニュアル主義的と批判された が、日本では宗教さえ同じと分かればいい。 仏教は門外漢だが、被災地に出かけた際、亡くなった人たちの菩提寺 の宗派の違いが問題となり、遺骨がたらい回しにされている光景は何 度も目撃している。 就職した協力会社のある社員は、遠く1F(東京電力福島第一原発) の鉄塔が見える請戸の海岸近くに住んでおり、祖母と母親を亡くした が、その際も宗派の違いが問題となり、葬儀の日程が組めないでいた。 「お宅の寺は浄土宗だから、うちではお経を上げられない。あとあと のお墓のことも考えて……そう言われたって、もう放射能のせいで墓 には近づけないねっすから。 お寺だって津波にやれれて跡形もない。墓参りにもいけねぇのに、宗 派がどうのこうの言われて腹がたちますよ」 請戸地区は1Fの水素爆発の後、住民に退避指示が出されたため、長 い間、行方不明者の捜索が打ち切られていた。 「1回目の水素爆発の翌日、事務所の様子を確認しにいった際、同僚 と2人で請戸に寄ったんです。真っ暗な中、あちこちから人のうめき 声がした。『助けてくれ』という叫び声も聞こえた。 あのとき救助すれば、何人かは助かったはずです。でも道が寸断され ていたし、どこにいるかも分からない。 たった2人ではどうしようもないから、警察や自衛隊に教えなきゃと 思って戻ったんだけど、涙が止まらなくて……2人でずっと号泣して ました」(1Fの協力会社幹部)。 ――」》 ヤクザと原発 福島第一潜入記文藝春秋 (2011/12/15) ・〈目次〉・ 序 章 ヤクザの告白「原発はどでかいシノギ」 →第1章 私はなぜ原発作業員となったのか 第2章 放射能vs.暴力団専門ライター 第3章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘 第4章 ついに潜入!1Fという修羅場 第5章 原発稼業の懲りない面々 終 章 「ヤクザと原発」の落とし前 ◎かれらは、原子力発電所から出る放射性廃棄物の最終処分方法と場 所が、まだ、何も、決まっていなのに、どうして、平然としていられ るのか不思議でなりません。 放射性廃棄物の最終処分に関しては、「高レベル放射性廃棄物」は、 深地層への「地層処分」が計画されています。 しかし、日本では、地震や火山噴火等に耐える強固な施設でなくては ならず、地下水にも汚染がないよう地下300mの箇所に多重バリア を引いて処理する手法が提示されていますが、場所の選定からして困 難で、候補地の目途すら立っていないのが現状です。 岐阜県瑞浪市のJAEA瑞浪超深地層研究所では、将来の高レベル放 射性廃棄物の処分地を決める上で必要となる技術を研究するために、 地下深く縦穴を掘っている事実はありますが、場所の選定が未確定で は、研究に熱が入らないでしょう。が、技術的には問題解決の望みは 残っているとおもいます。 しかし、放射性廃棄物の最終処分処理場の「場所の選定」に関しては、 私は悲観的です。この仕事をやり切る人間を、いまの日本人の中から 発見するのは、難しいと考えています。 東日本大震災がれき処理の中間(最終ではないのです)処理場の場 所さえ、決められられない日本人ですから。すべて、先送りというの は、日本人の特質のようです。そのうち、神風が吹くでしょうからね。 北方領土尖閣諸島竹島などの、領土問題は、過去の政権による先 送りに遠因があります。神風は、こんどもやはり、吹かないようです。

福島県 3・11 から1年5ヶ月後も県内外に16万人が避難生活

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(58)

《経済成長も安全保障も「犠牲」の上に成り立っている。  『靖国問題』以来、6年ぶりの書き下ろし新書!  本書のテーマは、犠牲のシステムとしての福島と沖縄  である。それは、一九四五年の敗戦以後、今日までの  日本を「戦後日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、  戦後日本の国家体制に組み込まれた二つの犠牲のシス  テムを表しているからだ。》【表紙帯から】 ▼△第ニ章 犧牲のシステムとしての原発、再論 〈32〉△▼ ・日米安保体制と「海に浮かぶ原発・(その2)
横須賀に原子炉をもつ原子力空母ジョージ・ワシントンが配備
《「――原子力資料情報室の予測によれば、米海軍横須賀基地で原 子力空母の原子炉の冷却装置が故障して、メルトダウンを起こし、 格納容器が破裂して放射能物質が放出された場合、風向きによって は、三浦半島だけではなく、神奈川県、東京都、房総半島の大半で 莫大な被害を引き起こす。 三浦半島では年間を通して最も多い南南西の風を想定すると、東京 を直撃し、やがて一ニ〇万〜一六〇万がガンで死亡するというのだ (上澤千尋、西尾漠「米軍原子力空母――原子炉事故の危険性と情 報の非公開」二〇〇六年)。 横須賀には現在、二つの原子炉をもつ米軍の原子力空母ジョージ・ ワシントンが配備されている。その原子炉事故の脅威は、横須賀に 原発があるのと変わらないだろう。 米国やソ連英國原子力潜水艦は、メルトダウン寸前という事故 をすでに起こしているのである。 ――」》 ◎仮の町をつくってほしい、できれば除染をして町に戻りたい、 →「除染を」「住宅早く」 双葉町民切実な声                 7000人の復興会議始動 福島県双葉町の再生復興に向け、町が町民の意見を聞く「7000 人の復興会議」は19日、福島市をトップに始まった。町民からは 「除染を進めてほしい」「復興住宅を早く造って」などと切実な声 が上がった。 県青少年会館で開かれた福島会場には、小学生や20代の若年層を 含めて約60人が参加した。ワークショップ形式で10人以内のグ ループに分かれて意見を出し合った。 (2012/08/20 福島民報☆記事全文へ福島民報社のニュースサイト 犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)集英社 (2012/1/17) ・〈目次〉・ 第一部 福島 ・第一章 原発という犠牲のシステム ・第ニ章 犠牲のシステムとしての原発、再論 ・第三章 原発事故と震災の思想論 第ニ部 沖縄 ・第四章 「植民地」としての沖縄 ・第五章 沖縄に照射される福島 ★★★本書のテーマは、犧牲のシステムとしての福島と沖縄である。 なぜ、福島と沖縄のか。それれは、一九四五年の敗戦以後、今日ま での日本を「敗戦日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、戦後日 本の国家体制に組み込まれた二つの犧牲のシステムを表しているか らだ。 沖縄が戦後日本の犧牲でったこと。それは、沖縄戦という史上稀に 見る過酷な戦闘の戦場にされた沖縄に米軍が居座り、サンフランシ スコ講和条約第三条によって、沖縄がその米軍の施政下に置かれ、 一九七二年に日本に復帰して以後も、今なお全国の米軍専用施設の 約七四パーセントが沖縄に集中しているという、このことをさして いる。

沖縄戦は、終わっていない。沖縄戦は、未だに終わっていない。

琉球新報のニュースサイト沖縄タイムスのニュースサイトWikipedia:沖縄県の歴史 ★図説 沖縄の戦い (ふくろうの本/日本の歴史) 図説 沖縄の戦い (ふくろうの本/日本の歴史)

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔秋〕 動物  ウインドウに我もうひとり秋つばめ
http://shop.bungak.com/products/detail.php?product_id=143

≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
ほつほつと無花果のジャム煮詰まりて秋昼の正午パンはふくらむ
長江恒子(69歳)大阪府 ◆◇◆◇『侏儒の言葉西方の人』◆◇◆◇ 《芥川龍之介著 新潮文庫版》 侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)神秘主義・(前段)  神秘主義は文明の為に衰退し去るものではない。寧ろ文明 は神秘主義に長足の進歩を与えるものである。    古人は我々人間の先祖はアダムであると信じていた。と云 う意味は創世記を信じていたと云うことである。今人は既に 中学生さえ、猿であると信じている。  と云う意味はダアウインの著書を信じていると云うことで ある。つまり書物を信ずることは今人も古人も変りはない。  その上古人は少くとも創世記に目を曝(さ)らしていた。 今人は少数の専門家を除き、ダアウインの著書も読まぬ癖に、 恬然(てんぜん)とその説を信じている。  猿を先祖とすることはエホバの息吹きのかかった土、―― アダムを先祖とすることよりも、光彩に富んだ信念ではない。 しかも今人は悉(ことごとく)こう云う信念に安んじている。 〈12〉

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

それを昨日のように覚えてる。
I remember it like it was yesterday.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 - 講師> ※この番組の放送は4月1日で終了しています。 Wikipedia:岩村圭南

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

エドモンド・ブレア-レイトン“リハーサル”
(Rehearsal) (1886年・所蔵:クロイトン美術館、英国) エドモンド・ブレア-レイトン (Edmund Blair Leighton〈21/09/1853〜01/09/1922〉) ・イギリス ラファエル前派・ エドモンド・ブレア・レイトンはイギリスの画家。 ヴィクトリア朝特有の甘美な画風が特徴。中世の 騎士物語などの文学作品をモチーフにした作品も 多い。父は肖像画家のチャールズ・ブレア‐レイ トン。ロイヤルアカデミーに学び、1878年から、 40年にわたって毎年アカデミーに出展。高完成 度の高い装飾的な画風はこだわりの職人技といえ る。生涯、アンチ・アカデミーを通す。 ☆Edmund Blair Leighton - painter of the old virtues☆ (MaroCR さんが 2012/07/18 に公開) 【This is my tribute to Edmund Blair Leighton,  victorian artist and one of my most favorite  painters. Enjoy beautiful art with music by  Daniel Landa and Loreena McKennitt】