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2015-01-15 さよなら私 と、j漢方

オトナの解脱・・

宝島」「ビックリハウス」や「ガロ」なども
つまみ読みし、仏像が好きな私は

実はみうらじゅん氏の愛読者でもある。

LOVE (角川文庫)

LOVE (角川文庫)




これは名作だ

見仏記 (角川文庫)

見仏記 (角川文庫)




これも。

最近読んで「解脱の境地???」と思ったのがこれ。
Kindle版もあります。

さよなら私 (角川文庫)

さよなら私 (角川文庫)



「オレがオレが」とか「自分さがし」とか
「自分って何?」とか言ってる場合ではなく、
「さよなら私」せよと説いているのである。

「オレ病」だった若者が、「さよなら私」へ変貌。

そして

今日は駒場東大生産技術研究所へ。
生協の書籍コーナーを覗くのが結構愉しみである。

新書は結構面白いのだが、どんどん増えて置き場に困るので、
最近はKindleで読んでいる。




漢方薬は結構お世話になっている。
前作の



を読んで結構衝撃を受けたし、同門の半蔵氏に
「そうです。漢方は本当は速効性があります」という話や
業界の話を聞いて「へええええ〜」と思っていたのだ

そういえば、先日テレビでやったのかどうだか知らないが
薬局に「麻黄湯」入りの風邪薬を買いに行ったら
売り切れていた・・。

いいんだ。かかりつけのクリニックに行って処方してもらうもん。

2015-01-13 関西と関東。

関西と関東 (文春学藝ライブラリー)

関西と関東 (文春学藝ライブラリー)



昨年の6月、大阪で全国操体バランス運動研究会のプレ大会が開催された。
その際、師匠三浦寛が講師として呼ばれたので、我々東京操体フォーラム実行委員メンバーも
10名大阪に遠征した。

その時痛感したのは

「関西と関東(東北)では、操体は全く違うものなのだ」ということだった。

それは簡単に言えば

関西は「操体は自分でできる健康体操で、自分でできるから、安くて簡単」
(受講料に大枚を時間をかけるなんて考えられない)
やっているのは殆どがOver70のマダム達の「○○操体の会」のような
サークルか、体操教室。指導しているのは「体操の先生」が多い。

関東は「操体は医師が行っていた臨床である。操体の勉強は『診断法』の勉強であるから
時間がかかるが、それは自己投資した分だけ返ってくる」
操体臨床家を目指すものが多数。

これは、
橋本敬三医師が、患者には「操体なんて簡単だよ」と言っていたのに対し
弟子(臨床家志望)には、「よくもこんな難しいことに足を突っ込んだな。でも
操体は面白いぞ。一生たのしめるからな」と、使い分けをしていたことからも予想がつく。

関西は、臨床というよりも、ある先生を通じて「健康体操」として伝わり、
関東は、三浦寛先生から「臨床」として広がったのである。

なので「自分でできて簡単で安い」のであり

「じっくり臨床の勉強をして、操体臨床の専門家を目指す」

の違いである。目的が全く違うのだから

この二つがかみ合わないのは仕方ないことだと思う。



また、大阪の先生の一人が「大阪は商人の町やさかい、すまん」みたいなことをおっしゃっていた。
東京は「学問の町」と言ってもいいのかもしれない。


というわけで何となく読んでみたのがこの本だ。

著者も書いているが、本人が関西なので、いささか関西贔屓となっている。

私は関東だが、ルーツは東北なので、途中で読んでいて可笑しくなってきた。

関東は、土地がやせていて、作物もとれないので、関東武士は質素になった。
東北は寒く、家の中に籠もって我慢するので、我慢強いが愚鈍である。
関西は、土地も豊かで文化の程度も高い(著者は関西贔屓)
中国は、平気を人を裏切ったり欺したりする

など、色々書いてある。

面白いのは「関西は盗み、関東は殺す」というヤツ。

これは、「武士の真似をする関東、サムライ嫌いの関西」に何となく通じるかなと
思ったりもする。


ちなみに、中国地方の操体関係者に裏切りというか
「今更そんなことするか?」とか「二枚舌め」という目にあったことがあったりする。


★操体関係者です。念のため。中国地方に知り合いがおりますが、このケースは
あくまで一例です。


それを考えてみると、橋本敬三先生の「操体」というのは、
非常に東北っぽいのである。

じっくり、
愚鈍でもいい(ちなみに、橋本敬三先生のお墓ががあるお寺は「愚鈍院」といいます)
即効性を求めず、遠回りだけれど、じっくりと確実に。

という感じがしてならないのです。