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2015-03-19 「神代文字」言霊治癒のしくみ



著者は気功治療家で、鍼灸師でもある。

私も実は外気功(医療気功)を修めているが
なかなか面白い治療をなさる先生である。
(現在はおおっぴらに気功はやっていませんが、GWに
視診触診気功という「診断分析法」のセミナーを
三浦寛師匠と共にやります)

不思議な「読感」の本だなあ、と思ったら、
著者がTwitterで投稿したものをまとめたものだそうだ。

短いフレーズの中に、実際の臨床の様子や
体験談が収まっている。
これが、不思議な読感の正体だったのだ。

神代文字。
操体をディープに勉強している方ならば
橋本敬三先生が「医家藝術(昭和35年11月)に寄稿された
「神代文字」というエッセイを思い出すとか、
あるいは仙台市郊外葛岡霊園の、橋本家の墓所にある
丸い不思議な形の墓石の裏(見えにくいところにある)に
掘ってある丸い文様を思い出すだろう。

★上記を思い出すのは、相当のマニアです。。。

橋本敬三先生は、晩年「相似象」に興味を持っていらっしゃった。
定期的に東京から先生を呼んで勉強会を開催しており、
開催場所の神社に資料が入った風呂敷包みをもって行ったとは、
わが師匠三浦寛先生である。

最近は東京操体フォーラムの若手が「ホツマ」や「相似象」に
興味を抱き、自主的に勉強会などに行っている。

というわけで、昨年の「伝統療法カンファレンス」で、
「神代文字」言霊治癒のしくみ(1巻目)を購入した。

これは「全部人体で確かめた」というサブタイトル通り、
確かめたものである。

簡単に言うと、神代文字(ホツマ文字)を皮膚に書くと、
一瞬にして筋の緊張や皮膚のひきつれが取れる、ということと、
神代文字の持つ「音」「波動」がからだを調整することだ。
皮膚に文字を書くと変化するというのはよくわかる。
皮膚は、情報伝達機能に最も長けているからだ。
以前、電車の中でホツマ文字らしいものを手に書いている人を
見かけた。この治療をやっているのかもしれない。


さて、2巻目が出た。今度はホツマ文字を皮膚にマジックで
書くよりも、ヘナで書くというワザが出た。
ヘナというのは、染料である。髪の毛を染めたり、
インドでは花嫁がからだに唐草のような模様を描いているのを
見たことがあるかもしれない。
また、海外のビーチに行くと「ヘナタトゥー」をやってくれる
ところがある。
これはやってみようと思う。

そして、今回「これは面白い」と思ったのは、
「こほしのゑなの健康法」というものである。

中国に鍼灸の治療法があるのに、
日本にはなぜ独自の治療法がないのだろうかと
不思議に思ったことがあります。推測するに古代日本人は
爪ですべての病気を治し、予防していたので、
鍼もお灸も必要なかったのです。


爪の周囲を三箇所にわけて3回ずつ刺激するというもの。
これは、現在私がライフワークの一つとしてやっている
足趾の操法に通じるものががある。

ヒカルランドパークで著者のワークショップがあるのだが、
見事に自分の講習と被っているのだった。。。残念。
まあ、またのチャンスはあるだろう。

ひとつ、ココロにのこった一節を。

人の生死に関わる気功治療をしているうちに、
助かる人と死ぬ人の境界線があることに気づきました。
それまでの生き方を反省し感謝の気持ちを持って
自分の意思で努力した人は助かり、他人任せにした人は
死んでいます。

2015-03-03 、「妖(あやかし)八犬伝」

ご無沙汰してます。

とはいっても、
東京操体フォーラム実行委員ブログとか
操体法大辞典などは書いております。


本も読んでいるのですが、
確定申告(終わりました)やら何やらで
こちらをすっかり忘れておりました。

妖 八犬伝 (3) (まんがグリム童話)

妖 八犬伝 (3) (まんがグリム童話)



魔木子先生の「妖(あやかし)八犬伝」。
最終巻3巻。
なかなかいい解釈です。
犬塚信乃が実は女子で、玉梓の呪いにより
男と交わることによって精を吸い取り死に至らしめるとか、
ついに登場、八人目の犬士、美貌の犬坂毛野とか、
八犬伝好きにとってはなかなか興味深い内容です。

魔木子先生ですから
色っぽいシーンも満載です。

元々が非常に魅力ある話なので、愛されるのでしょう。

この話も「物語」の元型なのかもしれません。

剣士達は、それぞれからだのどこかに牡丹の模様のアザが
あり(伏姫の愛犬、八房の模様でもある)、
伏姫が持っていた八つの球をそれぞれもって生まれます。

八人はそれぞれ、特殊な力をもっているため、
孤独であり、心の奥底で「仲間」を求めているのです。

これって、

主人公は孤独で不幸な生活を送っている(親とも大抵は別れている)
大抵は特殊能力を持っている
始めは敵対したりしているが、仲間が集まってくる
仇あるいは敵を討つために仲間が集結する
故郷あるいは故郷に準ずるところに戻る
敵を討つ
仲間のうち何人かは命を落とす
それぞれの道を行く

そうなんです。物語の「元型」ですね。

STARWARS
スーパーマン
ONEPIECE
ハリー・ポッター

など、人気作品も、この「物語」が元型になっているのです。

桃太郎もそうですね。

八犬伝もそうだったのか!と気がつきました。。