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2014-04-11

なぜあの人はいつも助けてもらえるのか(藤巻幸大著)

最初に、藤巻氏のご冥福をお祈りいたします。

私にとっては、福助を再建した人、というイメージが一番強いのだが

藤巻氏なくして、サロン・ド・シマジはなかったのであった。

島地勝彦先生のメールマガジンによると

急性膵炎で倒れられ、入院先で暫く入院し、鬼籍に入られたとのことだった。

私も一度やったことがあるが、あの痛さは尋常ではない。

痛みなら、どうにかすれば痛みがおさまるポジションがあるのだが

膵炎は「膵炎体位」といって、どのポジションでも痛い。

本当に、お疲れ様でした。

昨年6月、私はかねてからファンであったシマジ先生の

「迷ったら二つとも買え」を師匠に「読んで下さい」と渡した。

その後師匠は仕事先のホテルオークラ東京のテラス・レストランの

庭先の席で一気読みした。金曜日のことである。

それから私に電話がかかってきた

「サロン・ド・シマジは土日やってるんだな?明日行くぞ」

というわけで、それ以来通っているのである。

そして、藤巻さんは、サロン・ド・シマジが新宿伊勢丹に

オープンする橋渡しの役をなさっていた。

藤巻さんがシマジ先生と伊勢丹の大西社長を結びつけたのである。

「伊勢丹で"文化"を売って下さい」という名セリフはここで生まれた。

サロン・ド・シマジは、まさに文化を売っているのである。

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★スカルリング。これは「バー・リング」みたいなもので、

互いに「チャージ」と言って、互いにリングをくっつけあい、

エネルギーをチャージするのである。結構愉しい。

さて、この本のサブタイトルは

「職場で「可愛がられる」ひとが心がけていること」だ。

「最近の人は、可愛がられることが下手」。

と、藤巻氏は書いている。

可愛がられるために、媚びを売るとか、尻尾を振るのではない。

余計なプライドや自信に溢れた可愛げのない新人になるくらいなら、

学生時代は遊びまくっていても、まっさらな気持ちで白紙で社会に飛び込んだ方がいい。

ダメダメの烙印を押されながらも素直に真剣に頑張る新人の方が、僕は伸びシロがあると思います。

なぜなら確実に後者の方が可愛がられますから。

「めんこい」か「めんこくない」(可愛いか、可愛くない)というのは非常に

大切である。

★めんこがられると、妬まれることもあります

可愛がられたほうがいいに決まっている。

同じことをやっても「あいつならしょうがないなぁ〜」で済むこともある。

ちなみに、こちらも是非ご参考に。

えこひいきされる技術 (講談社+α新書)

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えこひいきされる技術 (講談社プラスアルファ新書)

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2014-04-04 成功のための未来予報

成功のための未来予報

成功のための未来予報

この本は、神田昌典氏が昨年末県立宇都宮白楊高等学校の全生徒900名の前で語ったものをまとめたものだ。

10年後の君は何をしているか。

成績優秀で、いい大学に入って、いい会社に入る。

そういう時代は終わった。会社員が生涯安泰とは言い切れなくなった。

ここには7つの未来予報(予言ではなく、予報である。予言は頼り切るだけだが、予報は自ら考えるちからがつく)が書いてある。

第1の未来予報 お金がなくなる

第2の未来予報 会社がなくなる

第3の未来予報 病気がなくなる

第4の未来予報 国境がなくなる

第5の未来予報 学校がなくなる

第6の未来予報 貧困がなくなる

第7の未来予報 制約がなくなる

ここで私が「なるほど」と思ったのは、第3の予報「病気がなくなる」である。

西洋医学一辺倒だったものが、代替医療、統合医療も取り入れた治療が増えてきている。

神田氏ご自身は3年前に腺がんにかかっているが、完治している。勿論最先端医療も受けたのだが、枇杷(びわ)温灸などの民間療法も受けたのだそうだ。

それまで代替医療は余り信用していなかったのだそうだが、個人的には300万の最先端医療よりも、3000円の枇杷温灸のほうが効いた気がしたとのことだった。

そして、医療分野では「治療」はもとより、最近は「予防・未病医学」が進んでいる。

あと数年もすると、朝トイレに行った時の尿から、日々の健康状態がわかるとか、心音のチェックができるとか、わざわざ病院に行って検査しなくとも、日々の健康チェックができるようになってくるのだ。

そして

民間療法を家族内で行うことで、介護がなくなる」という一節。

「家族のメンバーがそれぞれ、指圧なり温熱療法なりの民間療法を提供しあう、というのが、これからの10年で起きていくことではないかと思うのです」

「病気がなくなるというのは、最先端医療、西洋の医療技術が進化することからということもありますが、医療がよりお金がかかり、複雑になればなるほど、病気になならいための民間療法が家族の中に浸透していく、そういう流れができていくのではないかと思っているわけです。それだけ、一人ひとりの健康への意識が高まっていくということでもあります」

「医療現場だけに高齢化社会の矛盾と責任を押しつけるのではなく、私たちが自らできることがたくさんある。年をとったからといって、病気になるわけではない。そんな当たり前のことを思い出したとき、私たちには医療が必要なくなるんじゃないかとおもうほどです」

そうなってくると、

操体の出番である。

この話を師匠にしたら「みんな、操体を覚えればいいんだよ」と。

私達操体のプロは、

症状疾患がすすみ、自分では手に負えなくなっている、間に合わなくなっている

方々を、自分でメンテナンスできるところまで、健康の度合いを引き上げるのが

目的である。もちろん、家庭でできる範囲以上のことをやるのは当然である。

勿論操体は家庭でできる。

介護や育児、未病医学ということで考えたら、操体は非常に有効なのである。

道具もいらない。時、場所を選ばない。

そしてきもちいい。

個人的に「足趾の操法」というのは「万病を治せる妙療法」だと思っている。

きもちがいいうえに、寝たきりであるとか、からだを動かせない場合、

幼児などにもできる。

操体のプロになりたい、プロにならなくてもいいから、

家族のケアをしたいという場合は、まず受けてみて、

足趾の操法を勉強すれば?というのが私のお勧めである。

講習中「ハタケヤマ先生、起きてください〜」と、あまりの気持ちよさに

寝落ちすることもある。

ある受講生は、もともと私のところで操体を受けていたのだが、

現在「足趾」の講習を受けている。

家族も私のところで足趾の操法を受けているので、彼が家族に練習台になってもらうと「ハタケヤマと違う」と、ダメ出しが入って勉強になります、とのことだったが、

家族の体調がすこぶるいいのである。