Hatena::ブログ(Diary)

服と明日のおしゃれなカンケイ

2018.09.28

キャロルのウッチャンのサイン!にキャー!

2ヵ月以上もブログを怠けてしまいました。何もないからではなく、感動することや楽しいことがありすぎて追いつかなかった(笑)

そんな中でもスペシャルなことが起こったので、書かずにはいられない気持ちで久しぶりにページを開きました。

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キャロル解散1975年のことでした。

1972年12月にシングルデビュー。

翌73年3月に発売されたファーストアルバム『ルイジアンナ』で若者たちの心を鷲掴みにした。

篠山紀信が撮影した、黒い革の上下を着たメンバー四人の圧倒的な存在感、音も、歌声も、「時代を象徴するバンド」となるにふさわしい魅力とエネルギーに溢れていた。鮮烈なデビューからわずか二年半の活動だったが、これほど私を夢中にさせてくれたバンドは、後にも先にもないと言えます。

既に人気のメジャーバンドだったキャロルが、「東のキャロル、西のファニカン」と言われていた桑名正博がヴォーカル&ギターを務めるファニー・カンパニー(このバンドも活動期間はたったの三年だった)と共演したステージを観たのが、新宿伊勢丹デパートの屋上だったという記憶が、あの時代を彷彿とさせる。


今なお伝説として語り継がれている1975年4月13日に日比谷野音で行われたラストライブで、興奮してステージに駆け上がろうとしたところを、警備にあたっていたクールスのメンバーに押し返されて悔しい思いになったのも今ではいい思い出だ。

アンコールが終わったあと、演出効果として使われていた爆竹からのアクシデントでステージが炎上したハプニングは、「ひとつの時代の終焉の象徴」とも言われているが、このとき19歳だった私は、「CAROL」の大きい文字が吊るされた、メンバーが立ち去ったステージに、はらはらと火の子が落ち、煙が上がってゆく様を茫然と見つめながら、自分の青春が終わった気持ちになって泣いていた。


私にとってのそんなキャロルのギター&バックヴォーカルだったウッチャンこと内海利勝さんと9月26日にお会いすることになったのです!

友人であるクールスの元ベースのキイチさん(大久保喜市)が、ウッチャンのかわさきFMの『内海利勝Love&Peace同じ空の下から』にゲスト出演するから遊びに来ない?と誘ってくれたのです!

ウッチャンに会える!前の日から高校生に戻った気分でドキドキしました(笑)

1973年に買ったアルバム、2枚を(サインをもらうために)持って行くことにしました。

「私の青春はこれで終わった」と泣いた日からなんと45年後、まさかのサインをもらえることになるとは!

長く生きててよかったな〜♪

キャロルをずっと好きでいてよかったな〜♪

と、心底思えた日。

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キャロルのメンバーの中で唯一、育ちがいい(笑)雰囲気だったウッチャンは、母性本能をくすぐる、はにかんだ感じの笑顔が魅力的な、当時十代だった私から見ても「カワイイ」最年少でした。

ステージを思い出すと、ギトギト脂ぎった、汗の匂いがするメンバーの中で、清涼な水のような存在感でもあったな。

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そんなウッチャンは、直に話してみると、とてもおおらかな、優しい笑顔が魅力的な、とーっても素敵な中年紳士になっていました。

清涼な水のような若者だった人が、あれから45年経っても、業界に長くいる人に付きがちな「アク」のようなものが、まったく付いていない、相変わらず「きれいな佇まい」だったことに、なんか、とても感動しました。

会った途端、「お久しぶりです」と手をさし出してくれ、たしかにお久しぶりではあるものの、あちらはステージの上の人、こちらは、客席で黄色い声を上げているだけだったのに(笑)。

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私が作った写真集、『70’HARAJUKU』を持っていただいてもいいですか?とドキドキしながらお願いしたら「もちろん!」と。

キャーーーー!タイムマシンに乗って、17歳のときの私に自慢しにゆきたい!(笑)

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私の師匠であるスタイリストの草分けであるヤッコさん(高橋靖子)は、キャロルが出演した山本寛斎さんがパリで行ったファッションショーでスタイリストを務め、映画『キャロル』のスタイリストもやっていました。

私はその直後にヤッコさんにファンレターを送り、友達になり、そしてバイトとしてヤッコさんのアシスタントに就くことになったので、一般のファンが知らない現場でのエピソード等もヤッコさんから聞いていました。

「ヤッコさんは元気?」と言うウッチャンと、そんな話もちらっとできたことも嬉しかった。

キャロルとのエピソードはヤッコさんのこの本にも書かれています。

時をかけるヤッコさん

時をかけるヤッコさん


ウッチャンとキイチさんがトークするところを横で見ていました。

曲がかかっている間に二人が、キャロルとクールス時代の思い出をフランクに語り合ってる場面を横で見てるなんて、原宿レオンでよく見かけてたクールスも雲のような存在だった当時の私からすると夢のような出来事です。

音楽の話題になると、少年のような顔になる二人でしたが、横で見てる私もきっと少女の頃の表情になっていたことと思います(笑)

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スタイリストという仕事柄、有名な芸能人やミュージシャンには山ほど会ってきてるし、友達にさえなってきてるけど、十代の頃に夢中になってたアイドルと会えることは、格別の嬉しさであり、ミラクルとも思えるほどの出来事です!


キャロルの中で一番背が高かったウッチャン、クールスの中で一番背が高かったキイチさん、二人とも60を過ぎた今も素敵な佇まいです。

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クールス時代の70年代の原宿、青山、赤坂を舞台として大久保喜市さんが書かれた実体験に基づいた小説『ストレンジ・ブルー プラス』(DU BOOKS)は2刷が発売されたばかり。

こちらから買えます!

ストレンジ・ブルー プラス 70年代原宿の風景とクールス

ウッチャンに会わせてくれたキイチさんに、心から感謝!


ウッチャンについて、今年のウッチャンのお誕生日(2018年5月30日)に書かれたこちらも参考として貼っておきます。

http://www.1242.com/lf/articles/106394/?cat=entertainment&feat=music_calendar

2018.07.19

山口はるみ展 『HARUMI’S SUMMER』

7月6日〜8月25日まで、山口はるみさんのイラスト展『HARUMI'S SUMMER』が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されています。

http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

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7月17日に、スタイリストの草分けであり、私にとっては師匠であるヤッコさん(高橋靖子さん)と行きました。

銀座のアスファルトからの照り返しを受けながら会場に向かって数分歩いただけで汗だくになるくらい暑さが厳しい日でしたが、入り口のドアを開けた途端、夏の素敵な気分が押し寄せてきてテンションが上がりました!

この雰囲気は、1970年代の終わりから80年代の頭にかけて、私が浴びていた夏の匂い。

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シンガポールナイト、シネマクラブ、極楽鳥、この当時よく行ってた、原宿にあったそんなお店のインテリアや、この時代、一世を風靡したイタリアのブランド「フィオルッチ」のセンスを咄嗟に思い出しました。

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今回の展示のアートディレクターは、1985年生まれのヨシロットンさん。

1960年代から活動してきたイラストレーターの巨匠・山口はるみさんと、はるみさんが時代を作った頃(70年代)にはまだ生まれてなかったヨシロットンさんがタグを組んだのは、面白い試みです。

プールの波はユラユラ形を変え、色も変わるのです。

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「私は何も言ってないのよ。すべて彼にお任せしたの」とはるみさん。

展示の熱量に、ヨシロットンさんのはるみさんに対する熱いリスペクトが伝わってきました。

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70年代半ば、渋谷の公園通りを上がったところにある桑沢デザイン研究所の学生だった私にとって、パルコの広告を手がけるはるみさんは、大スターであり、憧れでした。展示されいていたパルコのために描かれていた絵は、どれもこれも記憶にしっかり焼き付いているものばかりで、「懐かしい〜!」という言葉と共に、当時のワクワク感が蘇ってきました。

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なんてたって、毎日、この絵を見ながら、通学していたのですから!

はるみさんの絵に刺激され、憧れて、エアブラシを買って作品を描いていた学生たちもいましたっけ。

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イラストレーターのレジェンドである山口はるみさんと、スタイリストのレジェンドであるヤッコさんと、はるみさんの絵をバックに撮ったスリーショットを、タイムマシーンに乗って70年代の私に見せたら、どんなにビックリすることでしょう!

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1階、2階、3階の3フロアを使って展示されてる会場を移動する階段も、素敵なディプレイで感激しました。

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ヤッコさんが来場されたことに、はるみさんは心から嬉しそうで、

「初めてヤッコさんと会ったのは、たしか1970年だったわよね。

私はまだパルコもやってなくて、西武デパートの広告をやってた頃。

二人ともミニスカートをはいていて、ヤッコさんはショッキングピンクのミニスカートで、すごく可愛かったわ」と、思い出話をしながら、絵の説明をしているはるみさんとヤッコさんの姿に、若く可愛かった頃のお二人の姿が、すんなり浮かんできました。

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「下から撮ってね。そのほうが足が長く見えるから」

「はーい!」

なんて言い合いながら、はるみさんを撮るヤッコさんの、和気藹々の場面を思わずパチリ!

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ヤッコさんは喜寿を迎えたばかり。はるみさんはちょっと年上。

若々しさといい、可愛さといい、凄すぎる先輩たちです!

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このインテリアにピッタリはまるのも凄い!

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私も最後にはるみさんとツーショットを撮っていただきました。

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エアブラシ以前の、西武の広告のために色鉛筆で描かれたイラストや、男性を描かれた絵も展示されていました。ちなみに男性の絵ははるみさんの好きな尾崎豊です。

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サガンをなぜ好きかっていうとね、たーくさんお金を稼いだけど、全部、ギャンブルに使ちゃったでしょ」と、競馬大ファンのはるみさん。

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昔も今も、全然、守りに入っていないはるみさんは、やっぱり、めちゃめちゃカッコイイのでした!

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追記

この帰りにとても不思議なことが起こりました。

あまりの暑さに「うちまでタクシーで帰るわ」と言うヤッコさんのために、私はタクシーを拾ったのですが、何台か通り過ごさせたあと、白髪の品のいい運転手さんの姿が見えたので、安全な運転をしてくれそうだなと思って、このタクシーに手を上げました。

私は表参道から帰るため、青山三丁目の交差点で降りて、ヤッコさんはそのままご自宅まで乗って行かれました。

うちに帰って留守電が入ってることに気づき、聞いてみたら、ヤッコさんの声で、

のんちゃんが降りたあと、タクシーの運転手さんから『ヤッコさん、お久しぶりです』と言われて、え?と思ったら、その人は、私が昔、レマンにいたときによく仕事をしてた、レマンにいたカメラマンK・Yさんのアシスタントだった人でした。驚きました」と。

「レマン」といえば、大学を出て大手広告代理店に就職したヤッコさんが、そこを8カ月で辞めてから、コピーライターとして入った、原宿のセントラルアパートにあったデザイン事務所。

おそらく、はるみさんとヤッコさんが出会った時期より少し前の時期に、ヤッコさんは、当時はカメラマンのアシスタントだったこの運転手さんと出会っていたのでしょう。

思い返すと、このタクシーの後部座席で、ヤッコさんは、若かりし頃のはるみさんがどんなに魅力的だったか、どんなに頑張り屋だったかについて、私に語っていました。もしもこの会話が聞こえていたら、運転手さんはきっと「ヤッコさん、あなたも魅力的で、頑張り屋でしたよ」なんて思っていたかもしれませんね(笑)

はるみさんのおかげで、私にとってもヤッコさんにとっても、本当に素敵な一日になりました!

2018.05.22

1968 - 1972 TOKYO の写真展

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野上眞宏(マイク野上)さんの写真展「BLUE TOKYO 1968-1972]が、港区白金台のBIOTOPで、5月19日〜30日まで開催されています。

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18日に行われたレセプションのパーティに行ってきました。

はっぴいえんどの写真で有名なマイクさんは、私が作った写真集『70’HARAJUKU』の参加カメラマンでもあります。

27歳で渡米し、30年以上をニューヨークで過ごされていましたが、今回の写真展に展示された写真は、21歳から25歳の間に撮られたものです。

細野晴臣さんと立教大学同級生だったマイクさんは、はっぴいえんどのメンバーと行動を共にしながら、彼らのスナップを撮っていたそうですが、この当時はまだプロカメラマンにはなっておらず、でもその感性の瑞々しさとともに、写真の早熟な構図に驚きます。

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これはマイクさんの作品の中のもっとも有名な一枚です。

1971年に発売されたはっぴいえんどのアルバム「風街ろまん」のイラストの元となったオリジナルも展示されています。

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7年前に私が青山の円形劇場で松本隆さんと一緒にいたとき、このアルバムへのサインをお願いにきたファンの方がいて、そのとき、私が瞬間的に撮ったスナップをここに並べたくなりました。

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会場では6月に発売される写真集『BLUE TOKYO 1968-1972』が先行発売されていたので、写真集と、はっぴいえんどの写真のTシャツを購入しました。

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背中のデザインも素敵です。

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展示も写真集にも、はっぴいえんどだけでなく、当時キラキラしていた数々のミュージシャンたちの姿を見ることができます。

ルイズルイス加部さんの、あの時代ならではのカッコよさに目が釘付けになりました。

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つのだひろさん、吉田美奈子さんの若かりし頃の姿も。

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大学卒業後、マイクさんは写真家・鋤田正義さんのアシスタントになりましたが、師匠の鋤田さんも会場にいらしていました。

この日は、鋤田さんのドキュメンタリ映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」が公開される前日でしたが、この映画を撮影したカメラマンのマーク東野さん、鋤田さんの元アシスタントでもありこの映画の撮影カメラマンでもある北島元朗さんも一緒に、マイクさんを囲んでいるところを撮らせていただきました。

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貴重なメンバーとの記念写真に私も加わらせていただきました!

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弟子マイクさんが撮られた師匠・鋤田正義さんの若かりし頃の写真も貴重です。

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マイクさんが、Tシャツにサインをするとき、その端を引っ張って協力してた鋤田ファミリーの「あ・うんの呼吸」に感激しました!巨匠、鋤田さんまでもが!

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私がいただいたサイン。マイクさんは作品はとってもスタイリッシュで哀愁に満ちていますが、ご本人は、とーってもキュートでハッピイな方なんです。

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鋤田事務所があった原宿のセントラルアパートの中庭をのぞむ写真にキュンとします。70年代半ばに、中庭はセントラルパークという名のカフェになり、私は毎日のように通っていました。

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この写真集には、キュンとする時代の匂いがいっぱい詰まっていて、この時代をこよなく愛する私にとっての宝物の一冊を作ってくださったことに感謝したいほどの気持ちです。

写真展にはまた行こうと思っています。


※写真展についての情報はこちらをご覧ください。

http://www.biotop.jp/野上眞宏-写真展「blue-tokyo-1968-1972」開催/

※現在上映中の鋤田正義さんのドキュメンタリ映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」に関してはこちらの情報をご覧ください。

sukita-movie.com/

http://sukita-movie.com/theater.php

2018.05.01

祝!『70’HARAJUKU』重版と 祝!ウドー音楽事務所50周年

嬉しいものが二ついっぺんに届きました!

ひとつは、私が作った写真集『70’HARAJUKU』が3刷となり、5月2日に発行というお知らせのハガキが小学館から。

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写真集はなかなか売れないと言われているこの時代に、2015年8月に出版してから2年半弱で、このような運びになったことを、ご協力いただいた9人の参加カメラマンの方たちにご報告できることが本当に嬉しい!

担当編集の尾崎靖さんと企画段階から「ベストセラーよりもロングセラーを目指したいですねー」と言い合いながら作った本でした。

「持ってますよ」「買いました」という方たちにお聞きすると「人から勧められて」「友人からプレゼントされて感動したので、自分でも買って別の友人にプレゼントしました」と言う方が多く、人から人へという形で広がっていることに感謝すると同時に本当に嬉しいです。

これからも4刷5刷と、版を重ねてゆきたい本ですので、引き続きの応援、よろしくお願いいたします!

もうひとつ届いた嬉しいものは、『50th Anniversary 1967-2017 UDO (株)ウドー音楽事務所50周年社史』でした。

ブルーのBOX入りの真っ赤なカバー、素敵な装丁の立派な本!

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1967年創業2017年に50周年を迎えた(株)ウドー音楽事務所の社史は、「社史」を超えた貴重な「音楽シーンの歴史」を物語る内容で、ページをめくりながらワクワクしっぱなし!

巻頭のグラビアに『70’HARAJUKU』でも人気の染吾郎さんの写真が見開きで大きく使われています。

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1972年、原宿のセントラルアパート1階の喫茶店、レオン店内の写真です(染吾郎さん自身も写っています)

歌謡曲グループサウンズフォークソングから、ポップス、そして洋楽ロックへ。若者が支持する音楽に大きな変化が訪れた時代」

というコピーが添えられ、この当時、16歳だった自分と、自分を取り巻いていたこの時代の空気感を思い出し、大きく頷きました。

この本には、1967年〜2017年に至るウドー音楽事務所が関わった半世紀のコンサート歴が(頭が下がるくらい)丁寧に、つぶさに、記録されていて、ひとつひとつの写真も貴重ですが、各時代について書かれたテキストも、うまくまとめられています。

「1972年ー79年」には

「MTVもYou Tubeも存在しない頃。

レコードジャケットでしか見たことのなかった憧れのアーティストの登場に、湧き上がる歓声。轟くギターリフの爆音。

世界を熱狂させたビッグ・アーティストたちが、日本公演に照準を合わせてきた70年代。ロックコンサートの時代が始まった。」

とあります。

私と同い年の(二十歳からの友人でもある)ギタリストCharから、

「ギターを始めた頃は、MTVもYou Tubeもなかったから、たとえば、クラプトンをコピーしたいと思っても、レコードを何度も何度も、擦り切れるくらい聴いて、想像しながら弾くしかなかった」と、幾度となく聞いてきましたが、

この本の中のどの時代の写真からもテキストからも、その時代時代の肉声のようなリアルが伝わってきて、まさに「現場」にいた「現場」を作ってきたウドー音楽事務所だからこそ作れた本だと感動で胸がいっぱいになりました!

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そして、そのリアルな空気感を体感しながらティーンエイジから今に至る時代を送ることができた自分を心から嬉しくも感じました。

1ページ1ページめくって、走馬燈のようにいろんなことを思い出しながら、

愛する70年代の、愛する原宿の写真集は作った、

次は、自分が生きてきた時代、楽しんできたカルチャーを題材にした本を書きたいなー、という気持ちがムクムクしてきました。


『50th Anniversary 1967-2017 UDO』に、めちゃめちゃ刺激されました!

こんな素晴らしい本を作って下さったことに、そして贈呈して下さったことに感謝いっぱいです!


重要!^^; 画像をクリックしてAmazonへ!

『70’HARAJUKU』3刷は5月2日、発売です!

70’HARAJUKU (小学館SJ・MOOK)

2018.03.20

『草笛光子のクローゼット』

草笛光子さんと広告のお仕事でご一緒させていただいたのは15年以上前のことでしょうか。お会いした途端、肌の美しさに驚きました。

撮影は数時間で終わりましたが、ポチ袋に入った心付を下さったことにも驚きました。スタイリストの私だけでなく、ヘアーメイクさんにも。撮影現場ではたくさんの芸能人の方とお会いしてきましたが、こんなことは初めてであり、その後も経験したことはありません。嬉しかったのはもちろんですが、手渡してくださったときの自然な所作の美しさにも感動しました。

その後、2010年に私が本を出版したとき、ラジオ番組でファッションに関して草笛さんとお話しさせていただきました。ラジオは姿が見えないけれど、カジュアルながらもゴージャスな、とーっても素敵なコーディネートで来られ、「素敵ですね〜」と言って質問したら、「そこらへんの洋品店で買った安物よ。いいなと思ったら、ブランドとか関係なく、すぐ買っちゃうんです」と仰っていましたが、とても安物を着ている思えない装いでした。

そんな思い出がある草笛光子さんがファッションの本を出されることを知ってすぐ、発売前にAmazonで予約しといた本が先週末に届きました!「草笛光子のクローゼット」(主婦と生活社)。ファッション雑誌より小さく書籍より大きい版の大きさ、紙、装丁も素敵です。

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中年以上の女性を対象としたリアルファッション本が目白押しに出版されている昨今。

書店で時々チェックしながら、でも50代以上となると、リアルと夢の匙加減が難しいもんだな〜と思っていたところに出たこの本。写真を見た途端、「草笛さんのお部屋、なんて素敵!」と思いましたが、よく見たらオール横浜のホテルニューグランドで撮影されたものでした。でもその背景が、自前の服でもしっくりくる草笛光子さんの存在感

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そして、50代以上の人が自前の服を着てポーズしてる姿は、よほどの人じゃない限り、どこか無理があったり、場合によっては気恥ずかしい感じもするものですが、いかにも作られたシチュエーションでも、どんなポーズでも、84歳にして似合っちゃう、どころか、うっとりしちゃうのは、やはり、さすが、長年舞台に立ってこられた方の貫禄と文句なしのゴージャスさがあってこそ。

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スタイリストやデザイナーが主役のこの手の本は、どうしてもファッション哲学や、読者への教えが入ってしまうけど、「ただ楽しんでる」その感じがストレートに伝わってきて「いくつになっても楽しむことが大事なのね〜」と単純に思わせてくれるところも気持ちよく嬉しいです。

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「私は何十万もする高価なブランドの服も宝石も持っていません。ごくシンプルな服に、プラスチックのアクセサリー類をたくさんつけたりと、ないなかで工夫するほうがずっと楽しいです」by草笛光子

こういう台詞が説得力をもつ素敵なコーディネート!

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巻末にまとめられた服にまつわるエピソードも素敵です。

越地吹雪さんが亡くなる1週間前、一緒に買い物に行って「今、買っておいたら、あとでよかったと思うから」と勧められ「こんな高価なのいらないわ」と言ったが「絶対に似合うから。私のおしゃれを信じなさい!」と強く言われて買ったロエベの革のコートの思い出等々。

「和」じゃなく、ファッションで、しかも「遊び心のあるファッション」で、日本にも高齢のこういう女優さんがいる!そのことを知るだけでも、なんだか嬉しくなる本です。

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この本、きっとすごく売れると確信します!

(私は関係者でも、回し者でもありませんが(笑))

草笛光子のクローゼット

草笛光子のクローゼット