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2018-11-21 DUO-RなPC再び このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント


またRyzen(と対応マザボ)を買ってしまった!

…というのも、ただ組むために買ったわけではありません。


以前作成したDUO-R PC(http://d.hatena.ne.jp/suna_typeb/20160217)を

ビルドアップアップグレードする為です。



出来ればPCエンジンが発売された10月30日に間に合わせたかったのですが、

色々と時間がかかってしまって1ヶ月近く遅れてしまいました。

では早速旧DUO-R PCとの比較をしつつご紹介していきます。



写真の色合いが多少違っていますが、使ったデジカメも違うのでご了承下さい。

(旧DUO-Rの写真が実際より青白っぽいです)


DUO-R PC

DUO-R PC


外観はそんなに変わっていません。

PC Engine DUO-R」のロゴが、左上から元々表示されているNECロゴの上に変更し、

CDトレイカバーを開けた時に見えた「ASRockロゴ本体正面右側に変更したぐらいです。


DUO-R PC

DUO-R PC



先に書いたASRockロゴがあった場所には、RYZEN 3のロゴを貼りつけ。

VISIONロゴがあった位置には、RADEON VEGA GRAPHICSロゴを貼りつけています。


この2つのロゴ。当初は正面に2つ並べて貼りつけていましたが、

白い本体にグレーやらオレンジやら赤は目立ちまくってしまったので、DVDトレイ内に移動しています。

トレイ内に開けた2つの穴に貼ってあったメッシュシートは外しました。


DUO-R PC

DUO-R PC


I/Oパネルは、マザボ付属I/Oパネルをスキャンし、ステッカー用紙に印刷カット

前も使った塩ビ板を端子の形にくり抜き、印刷したI/Oパネルを貼り付けています。

多少ガタガタしている感じはご愛嬌。本物のI/Oパネルを加工して使えばいいんですが、

万が一また入れ替えするようなことがあった時の為に本物は保管しています。


今回使用したASRockのAB350 Gaming-ITX/acは標準でWi-Fiが付いているので、

横に寝かせているアンテナWi-Fi用のアンテナです。

その下にもアンテナ取付ネジが付いていますが、ここはBluetooth用らしいので付けていません。

あと、リセットボタンは今回取り付けていません。


DUO-R PC

DUO-R PC


今回1番の変更点はマザボ取付位置です。

後程説明しますが、本体底部分をガッツリ切っています。


DUO-R PC

DUO-R PC


起動時の状態

ACアダプターは余裕を持たす為に12V120W出力の物に変更。

以前使用ACアダプターは84W出力で、事前に調べていたR3 2200Gの消費電力だと

ギリギリになりそうだったので。ACアダプタ自体の大きさは多少大きくなった程度です。

電源ランプはAMD赤色に変更しています。


では、ここから各パーツと組み上げる前のDUO-R本体のご紹介。

まずは使用パーツや旧パーツとの変更点を。右側の括弧内は旧使用品です。


OSWindows10 Pro ←(Windows7 Pro)

CPUAMD Ryzen 3 2200G ←(AMD E-350 APUオンボード)

CPUクーラー:A4-7300純正ヒートシンク

CPUファンワイドワーク 70mm角厚さ10mm DCファン 7010L12S/A 2600rpm

M/BASRock AB350 Gaming-ITX/ac ←(ASRock E350M1/USB3)

メモリCrucial DDR4-2133 4GB×2 ←(PQI DDR3-1600 4GB)

SSDCrucial CT250MX200SSD4/M.2 2280 SATA3 250GB ←(MARSHAL MAL2200SA-T54/200GB SATA)

ストレージTEAC DW-224S CD-R/RW、DVD-ROM

DC-ATX-160W 24PIN 超小型ATX電源

ACアダプタノーブランド 12V120W汎用ACアダプター ←(FSP 12V84W ACアダプター/abee AC84-AP03AA付属品)

ケースファン:70mm 厚さ20mm DCファン ←(70mm 厚さ15mm DCファン/AMD純正ファン)

フロントUSBポートジャンクケースから取り外し品 ←(拡張スロット用加工品)

その他:アクリルパネル、チップヒートシンク、ATX12V 4ピン→EPS12V 8ピン変換ケーブル

ケース:PCエンジン DUO-R PI-TG10



またASRockマザーボード



最近やたらASRockマザボを使っている気がする(Ryzen 5 1400のもASRock)

というか、DUO-R PCに当初使用予定のVIAのも、旧DUO-RのE-350のも、

PS2PCに使用したMINI-STXのも全部ASRockマザボっていうね。


でも今回は、GIGABYTEGA-AB350N-Gaming WIFIというマザボ使用する予定で、

Amazonお気に入りリストにも入れていました(今回使用したASRockのも入れてたけど)

そろそろ買おうかな?って時に、マザボ写真を見てあることに気づき

ASRockに変更しました(ちょうどマケプレ品が安くなってたし)



というのも、GIGABYTEのだとCPUソケット位置マザボ真ん中よりメモリスロット側に寄っていて、

DUO-R本体に取り付けた時、DUO-R本体の上部分に当たりそうだな、って思ったからです。

DUO-R PC記事にも書きましたが、DUO-Rは本体フロントに傾斜しており、

フロント側はリア側よりスペースが少ないので、中のパーツが当たる可能性が高くなります。

GIGABYTEのは、メモリスロットがマザボ端っこっていうのも気になってました。


今回はE-350のようなオンボードCPUではなく、ソケットタイプかつ性能もかなり上がるCPUで、

熱の問題も確実に出てくるのでなるべくスペースを稼ぐ為にCPUソケットが中心に位置している

ASRockマザボに決めたのです。実際、熱処理でかなり試行錯誤しましたので…

チップセットもB350じゃなく、A320マザボなら熱の問題も少なくなったかも?



CPUCPUクーラーメモリを組んだ状態。右側は旧使用品のE350M1/USB3です。

もう見た目からすぐわかる通り、CPUクーラーの大きさが全然違いますね。



マザボ裏側です。アクリル板が取り付けられています。

このマザボは裏側にM.2スロットが付いていますので、そこの部分だけくり抜いています。

そのままだと結構熱をもってしまう(60℃近くまで上がりました)のでヒートシンクを取り付けています。



M.2 SSDに付いていた型番シールは剥がしてアクリル板に貼りつけています。

元々保証は無いので、より熱伝導をよくする為に熱電導両面テープで直接チップに貼り付け。



先に話した今回1番の変更点。DUO-R本体底部分を半分以上カットしました。


↑にも書いた通り、CPUクーラーも大きく高くなったので、

そのままマザボ入れ替えでは到底設置できませんでした。

ファンも10mm厚にしたり、ヒートシンクもより薄いタイプにしたりと、

なるべく低く低くしても無理だったので、底部分をカットし次のような状態で配置しています。



画像クリックで大きい画像



この画像見てもよくわかりにくいと思うので写真も。



この写真の部分は後ろから見て右側(マザボのネジ穴部分が本体からはみ出している部分)で、

ここだけ図と違ってDUO-R底部分とマザボがほぼ平行になっていますが、

他の3ヶ所はDUO-R底部分→マザボの順になっています。


画像真ん中の解説ですが、赤い色で示したDUO-R底部分が短くなっているのは、

ネジ穴部分だけ残して他はカットして取り除いたよ!ということです。

カットすることにより、紫色で示したCPUバックプレートや電子部品の足(リード線)、

M.2 SSDが当たらなくなり、スペーサーを取り除いて紙ワッシャーにすることにより、

マザボ位置が下がるのでDVDドライブCPUファンとの間にスペースが生まれました。

ただ、それでも約3mm。この状態で実際に起動すると、CPU温度はアイドル時でも50℃近く。

更に、狭いDUO-R本体内で熱がこもってしまいマザボも熱くなり、M.2 SSDにも影響して余計熱くなる始末。

排熱ファンを変更して風量UPしたり、追加でヒートシンク取り付けたりしましたが、

本体内にスペースが広がらない限りどうしようもない状態でした。

FF14ベンチでは実際に途中でブルースクリーンならぬグリーンスクリーンで固まってしまいました。


そこで考えたのがDUO-R本体底の「外側」からマザボを固定する方法

ただ、この方法だと↑の写真見てわかるように、アクリル板含めてだいぶ地面に近づきます。



そうなると、四隅に取り付けているゴム足の背を高くしないと、アクリル板ごと地面に付いてしまうし、

M.2 SSDと地面との隙間を確保しないとSSDが高温になってしまうため、

フロント部分には約10mmのゴム足、リア部分には溝が付いているゴム板をカット&アクリル板でかさ増しし、

写真のように若干前のめりになるようにしています。

少し見えているギザギザSSDに取り付けたヒートシンクです。



I/Oパネルの隙間から写しましたが、色々やってこれだけのスペースです。

でも、このスペースでも当初の約3mmよりかはだいぶ排熱的に良くなりました。

CPU温度などは後述します。


DUO-R PC

DUO-R PC


DUO-R底部分にマザボを取り付け。

DUO-Rの写真は上部分のケーブル等も繋いだ状態ではありますが、

ごちゃごちゃ感は減っていると思います。

2.5インチHDDマザボ装着のM.2 SSDにするだけでケーブル2本いらなくなりますからね。

他だとフロントUSB端子とマザボUSB端子部分が近いというのも。


DUO-R PC

DUO-R PC


DUO-R本体上部分。

HDDを取り外したので、DVDドライブ制御基板をHDDがあった方に移動しています。

移動することにより、CPUクーラー側のスペースが確保されました。メモリにも干渉しません。

DVDドライブのフラットケーブルは、そのままだとたるんでしまいCPUファンに当たるので、

塩ビ板を取り付け、垂れ下がらないようにしています。ピックアップレンズの動きにはなんら影響ありません。

そして今回もフラットケーブルをダクトテープで固定していますが、

塩ビ板などと両面テープを使って固定すると厚みが出てしまうのでダクトテープのみで固定です。


DUO-R PC

DUO-R PC


Huカード差込口に取り付けていたSDカードリーダーは外しました。

多少でもスペース確保するためです(まぁ殆ど使わないってのもありますが)


DUO-R PC

DUO-R PC


フロントUSB部分は、上下2段になったUSB端子をジャンクケースから取り外して固定。

基板上のIEE1394等、余計な部分やパターンなどをカットしてます。

固定も中途半端USB差込具合も悪かった旧USB端子と違い、ちゃんと基板ごと固定できてて、

USB端子もスムーズに取り外しができて見た目もよくなったと思います。


DUO-R PC

DUO-R PC


ACアダプターを変更したので、ジャックも変更しました。

一般的DCジャックです。というか、元々超小型ATX電源に付いていたジャックですね。

下の黒い四角は電源スイッチです。



では、ここからは各ベンチマーク等の紹介を…の前にBIOSでのCPU設定情報を。


Ryzen 3 2200Gは、BIOSでConfigurableTDP(以下cTDP)の設定を変更すると性能を下げる事ができます。

2200G以外でもこのcTDPは設定できるようです(Ryzen 5 2400GやKaveri APU等、対応マザボ利用時)


性能が下がると当然発熱や消費電力も下がるので、今回のDUO-R PCにも有用と思い設定しています。

設定値はオート(デフォルト)、35W、45W、65Wがあり、以下のベンチで特に記載が無い場合は、

cTDP45Wに設定してベンチマークなどを動かしています。内蔵グラフィックメモリは1GBに設定しています。






Windowsエクスペリエンスインデックス3DMARK 11の結果です。

Windows10は、標準ではエクスペリエンスインデックスGUIはありませんが、

コマンドプロンプトでWinSAT.exeを実行し確認ができます。

ただ、そのままだとそっけない黒背景に白い文字で表示されるので、

外部Webサービスを使って↑のように表示することができます。


3DMARKはさすがにRadeon Vega11を搭載しているだけあって結構良い結果になってますね。

DUO-R PCのE-350が295PS2 PCCeleron G3930+H110M-STX938なので、その差は歴然です。


画像クリックで大きい画像


タスクマネージャーASRock ATuning、Core Temp、CrystalDiskInfo情報

CPU温度は、Core Tempが若干高めに表示されるようです。

ベンチマークを走らせた後なので、この画像は50℃付近とやや高めです。

室温25〜26℃のアイドル時は35℃辺りまで下がっています。

平均的には40℃前後ぐらいかな。まぁ普通にPC組んだ時よりは高めになるのは仕方ありません。

M.2 SSDはSATA3ですが、こちらもマザボからの熱の影響もありそうなやや高めの温度です。

ベンチマークゲームをすると50℃辺りまで上がります。



CINEBENCH R15。画像シングルコア測定時の結果。

OpenGLマルチコア時の結果は上の方に数値が出ています。

ちなみに、E-350が44、Celeron G3930が226です(マルチコア測定時)


cTDP35W/1920×1080


cTDP45W/1920×1080


cTDP65W/1920×1080


cTDP35W/1280×720


cTDP45W/1280×720


cTDP65W/1280×720


FF14ベンチマーク共通設定は「デスクトップ標準品質」「フルスクリーンモード


見てわかる通り、cTDP変更してもベンチマークスコア殆ど変りません。

ただ、PC全体の消費電力はcTDP35Wにすると45W、65Wの時よりも下がりました。

CPU温度も2〜4℃下がっていましたので、熱や消費電力的には変化はあるようです。

ちなみに、MAX消費電力は90W(cTDP65W/1920×1080時)を記録しました。


cTDP65W/1920×1080


cTDP65W/1280×720


ついでに(?)カスタムオーダーメイド3D2のベンチマークも。

共通設定は「フルスクリーン」「影のクオリティMedium」「被写界深度:On」

テクスチャクオリティMedium」「カットイン演出:Cut In+Effect」

「アンチエイリアス:X4」「ブルーム:50」「ノートSE再生:On」


最高画質ではありませんが、そこそこな画質にしてもFHDで快適動作するようです。

HDなら高画質にしても快適に遊べるかもしれませんね。


ベンチマーク以外にsteamゲームもやってみましたが、

L4D2がFHD(画質は標準程度)でぬるぬる動くなど、Ryzen 3 2200Gの性能に感心。

FF11は、メインPC(Core i5 4690K+Radeon RX480)と同じ最高画質設定でFHDにすると

フレームレートが下がりましたが、解像度を1600×900にして画質を標準程度にすると、

フレームレートも下がらずに快適にプレイできました。

FF14カスタムオーダーメイド3D2のベンチマーク結果見るに、標準品質でなら快適に遊べるゲーム結構ありそうですね。





おまけ



4個目のZEN CPUが…Athlon 200GEです。


これ、なんで買ったかっていうと、2200Gで色々やっても高温になってしまうので、

からTDP35WなAthlon 200GEならいけるかもしれないっ!…と思い買いました。

実際には、先に説明したように「マザボを外側から設置する」という案でなんとかできた為、

このAthlon 200GEは使用せずに保管中となっています。


…でも、せっかく買ったのでどれぐらいの性能か試してみよう!

ってことで、組んでベンチマーク走らせたので以下結果を。


3DMARK 11



FF14ベンチ/1920×1080



FF14ベンチ/1280×720



カスタムオーダーメイド3D2ベンチ/1920×1080



カスタムオーダーメイド3D2ベンチ/1280×720


各ベンチの共通設定項目は2200Gと一緒です。

さすがに2200Gよりは下がりますが、それでもそこそこ良いスコアだと思います。

Athlon 200GEにはRadeon Vega 3が搭載されています。こちらもグラフィックメモリは1GB設定。



PCエンジンDUO-R筐体を使っての自作PCはもう2度と作らないと思いますが」


とか言っておきながら約2年9ヶ月後に再び作ってしまうあたり、また何か作りそう(笑)

次あるとしたら、PS2 PCマザボCPUを入れ替えするかもしれません。

ASRockがAPU版のDesk Mini(MINI-STXマザボ)を出すらしいので…


最後に、新DUO-R PCにかかった大体の費用を書いて終わります。

購入品は全て新品で、ここに書かれてないパーツ等は流用品です。

長々と読んで頂きありがとうございます。


AMD Ryzen 3 2200G:6102円(Amazon5000ポイント分引き)

CPUファンワイドワーク 70mm角厚さ10mm DCファン 7010L12S/A 2600rpm:1577円

M/BASRock AB350 Gaming-ITX/ac:10800円

ACアダプタノーブランド 12V120W汎用ACアダプター:1680円

チップヒートシンク、ATX12V 4ピン→EPS12V 8ピン変換ケーブル、ネジ、ナット等:合計約1500円


総合計:約21659円

製作期間:約1ヶ月


Athlon 200GE:6998円

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2017-12-30 コミックマーケット93頒布情報 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント


砂糖酢公園は、コミックマーケット93にサークル参加します。

スペースは、12月31日(日曜日)、東き-15a「砂糖酢公園」です。

今回の新刊は「はぴます14」になります。

いつもと同じく、アイマス&ぷちますのゆる〜い感じなギャグ4コマ漫画本です。

はぴます14の購入特典といたしまして、もれなく表紙&裏表紙ロゴ無しポストカードをお付けいたします。

裏表紙のイラストは、今回もぽんねつさんに描いて頂きました。

また、フルカラーの両面4コマ漫画ペーパーももれなく付いてきます。


本以外では、ぷちもばますアイドルのマグネットシートやぷちトレーナー4姉妹マグネットシートもあります。


既刊誌も在庫がある分を頒布予定です。以下のタイトル頒布を予定しております。

一部の本は在庫数がかなり少なくなっております。


・はぴます13

・はぴます12

・はぴます11

・はぴます10

・はぴます9

・はぴます6(100円に値下げ)


当日ビッグサイトへお越しの際は、どうぞお気軽に当スペースへお立ち寄り下さい。

追加情報などありましたらツイッターにて告知します。よろしくお願いします。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/suna_typeb/20171230

2017-10-04 PS2なPC完成 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

2016年2月に完成したDUO-R PC紹介記事最後にこんな事を書きました。


PCエンジンDUO-R筐体を使っての自作PCはもう2度と作らないと思いますが、

MINI-ITXマザボがまだあるので次はPS2(SCPH-50000NB)を使って作ってみようかと。

これも電源が入らない本体があるので、試しに分解してマザボを配置してみましたが、

DUO-Rよりもマザボがはみ出ました。2cm近くはみ出てたかも…うーん。



あれから1年と約7ヶ月半経ちましたが、PS2 PC完成しました!

ブルーレイ再生、書込可能(もちろんDVDCDも)、PS2PSコントローラー直接接続可能(1P側のみ)



MINI-ITXだと後方にはみ出てしまうのでどうしたもんかと放置していましたが、

MINI-STXなるマザボがあるのを知り、これを利用して作成しようと思ったのが2016年後半。

ただ、実際に手を付けたのは2017年8月下旬からでした。色々と忙しかったからね。


基本性能・主な使用パーツは次の通り。詳細は後述にて。


OSWindows10 Pro

CPUINTEL Celeron G3930

M/BASRock H110M-STX

メモリhynix SODIMM DDR4 PC4-2400(DDR4-2133動作) 4GB

SSDCrucial CT250MX200SSD4(M.2 2280 SATA3 250GB)/2.5インチSSDに変換

ストレージパナソニック UJ240AS(BD-R/RE,DVD-R/RW/RAM,CD-R/RW)

無線LAN子機:エレコム WDC-150SU2M

ACアダプタ:日立 PC-AP7800

ケース:SONY Play Station2 SCPH-50000NB



一部パーツの組込前。DUO-R PCと違って、コントローラー接続部分や電源ケーブル接続部分が別パーツになってるので、

加工や作業はしやすかったです。


では、各配置パーツ・端子・ボタンスイッチなどの説明です。



まず外観。

先に書いた通り、なるべくPS2の外観を損なわないようにする為、極力切る事はしていません。

内部は色々ぶった切ったりしていますが、外側は殆ど切っていないです。

切ったのはリセットスイッチを取り付ける丸い穴ぐらい。他はネジ穴のみ。



外観を損ねないようにするには、元々付いているパーツはそのまま利用!

…ってことで、背面ファンACインレット、メインスイッチそのままです。

分解してわかったんですが、PS2の背面ファンはDC7V仕様。これを5Vで動かしています。

電源は当初USBから取っていましたが、メイン電源オンの時は常に通電して回ってしまうので、

BDドライブの電源から配線を分岐して接続しています。


光デジタル出力端子があった場所には、アナログ音声出力端子を設置。

ここもPS2と同じ光デジタル端子に出来るとは思いますが、HDMIで音声出力できるのでアナログ出力にしています。

ステレオミニプラグ−ステレオミニ端子ケーブル作成し、マザボ上の音声出力端子にそれを挿しこみ、

背面まで持っていって固定しています。


HDMI端子については後程。



ACインレットは内部に配置した日立のノートPCACアダプタに接続。

容量は19Vで3.42Aなので64.98W…約65Wですね。H110M-STX説明書にはTDP35WのCPUには90WのACアダプタ使用

とありましたが、実際はこの容量でも動いています。負荷を掛けても電源が落ちる事はありません(G3930のTDPは51Wです)

まぁ本当なら90Wの電源を使いたい所ですが、内部に設置するにはちょっと窮屈になるので…

ちなみに、TDP65WのCPUまで使用可能だそうなので、やろうと思えばCore i7 7700も使えてしまいます。

その場合は120Wの電源を使わないといけないようですけどね。

(ASRockのH110M-STXCPUポートリストにTDP95WのCore i7 7700Kもあるけどどうなんだろう)


ACアダプタを固定している結束バンド(着脱可能)は縦置きにしたときに落ちないようにする為でもあります。




正面電源スイッチ部分と側面リセットスイッチ部分。

光り輝く「intel inside」ステッカー(笑)



電源スイッチもそのまま使用…ですが、動作PS2と異なります。

PS2は背面の主電源スイッチを入れてこの電源スイッチを押すと起動、もう1度押すとリセット、長押しで電源オフになりますが、

このPCWindowsを起動する電源スイッチとしてのみ機能します。あと電源ランプ。

リセットスイッチは↑にあるように本体横に設置。間違って押さないようにボタンは飛び出していません。



エクスパンションベイ(EXPANSION BAY)部分は見た目はBDドライブ固定ネジが見えるのと、

HDMIASRockロゴを貼ったぐらいで特になにもないです。

EXPANSION BAYのふたにある突起物は内部パーツに干渉するので一部削り取っています。

ふたは両面テープで固定。





スリムドライブなので、開閉ボタンを押すとピョコッと少し飛び出てそれを手で引っ張りだします。

開閉ボタンPSマーク右隣にある小さいポッチになっています。

アクセスランプPSマークの上の方から確認できます。これはスケルトン筐体であるSCPH-50000NBならではですね。


そしてPS2ではCD/DVDトレイ開閉に使うボタンですが、このPCではアクセスランプが点灯するのみになっています。

本当ならPS2と同じようにトレイ開閉に使いたかったのですが、

スリムドライブの開閉スイッチからここのスイッチに配線するのがとても難しく断念。

このスイッチへ接続するべくあれこれやってスリムドライブを2つダメにしたぐらいです。

(当初はDVDドライブを予定していたのですが、この件でBDドライブに変更しています)


じゃあリセットスイッチに…とも思いましたが、間違って押してしまいそうなので却下

電源スイッチよりも斜めに飛び出していますしね。

電源のLEDはPS2と同じ緑色にしました。アクセスランプはいおりんピンクですw


ちなみに、5インチドライブは入るけどもケーブルが接続できないぐらいスペースが無かったので断念。

5インチドライブならPS2の開閉スイッチに結線が簡単だったんですがね。




フロントUSB部分。

これは接触不良を起こしていたエレコムの4ポートUSBハブの基板を切ってスペーサーを入れて二段重ねにしています。

そのまま配線してしまうと元の基板パターン電子パーツのせいでショート誤作動の原因になるので、

基板上のパーツを削り取り、パターンカッターカットしています。

このフロントUSBポートマザボ上のUSBピンヘッダとD-Sub端子横のUSB端子に接続。



本体内部全体画像


DUO-R PCもそうでしたが、設計図殆ど脳内(と実際にPS2筐体合わせ)で描いていたので、

パーツ配置は当初予定していたのと違っていますが、この配置が色々とベストと思っています。

当初、ACコネクタファンの部分をマザボのバックパネルを取り付けるべくザックリ切る予定でしたが、

その配置だと反対側のUSBや音声出力端子などが使用できなくなる、フロントUSB端子が取り付けできない等の理由で却下

バックパネルを使わない案が出てきたので「どうせならなるべく外観をPS2のままにしよう!」という案に。

マザボを右に左にあれこれ配置してみて、なるべく各入出力端子が使えて、各々干渉しない配置がこの場所になりました。



写真左下の緑色の基板は、PSコントローラーPCで使えるようにするコンバーター基板。

昔買ったPSコンコンバーターですが、今はPCで箱コン使ってるのともう1つ持っているので分解して使用

元々付いていたPSコン端子からケーブルを切り離し、それをPS2の1P側端子基板にはんだ付け。

USBケーブルが繋がっていた部分にUSBヘッダ端子が付いたケーブルをはんだ付けして、

マザボ上のUSBピンヘッダに接続しています。

PSコンコンバーターPS2コントローラー端子(1P側)→マザボUSBヘッダ…という順です。


もちろん、PS2側のコントローラー端子とメモリーカード差込口の基板もパターンカットしています。

PS2メモリーカード差込口は今の所なんの動作もしないですが、

メモリーカード差込口基板にUSBケーブルをはんだ付けしてマザボUSB端子に繋いだあと、

メモリーカードMicroSDカードリーダーを付けて取り外し可能にしようかとも思っていますが、

使い所が微妙なので今の所実装予定はありません。



BDドライブPS2筐体上部分に、高さ調整のスチロールボードに両面テープで固定&アクリルパネルで押さえつけ&金具×2で固定。

スムーズにトレイ開閉できるように調整するのが大変でした。

マザボとの接続はスリムラインSATAケーブル使用(マザボ側がSATA信号と電源が一体型なので普通のとはちょっと違います)


左側は下部分に取り付けた2.5インチHDD(またはSSD)取付用のマウンタ。

左上に固定されているのが先に紹介したフロントUSBポート×2です。



H110M-STXにはD-Sub端子HDMI端子、Display Port端子の3系統映像(音声)出力がありますが、

今回はHDMI端子のみ使用になります。HDMI延長ケーブルを利用して本体背面のAVマルチ端子接続があった場所HDMI端子を設置。

普通HDMI延長ケーブルだとケースに干渉するので上向きにケーブルが出る延長ケーブル使用


CPUクーラーはCelelon G3930に付属純正

入るかどうか気になっていましたが、今の純正クーラーは背が低いので問題無しでした。


ACアダプタの電源プラグはそのままだと延長したHDMI端子が干渉して挿せない為、

メスプラグが付いたケーブルマザボ基板にはんだ付けし、EXPANSION BAY部分まで延長して接続しています。




ACアダプタに隠れていますが、少し見える銀色部分の下にSSDがあります。


このマザボ。M.2端子が付いているのでM.2のSSD使用可能なんですが、SATA仕様のM.2 SSD使用できません。

M.2のSSDを使うのは初めてなので、PCIe仕様SATA仕様のがあるとは知らずにSATA仕様SSDを買ってしまいましたorz

どうしたもんかと思いましたが、AmazonでM.2 SSDを2.5インチSSDに変換するキットがあったので購入。

これを取り付けています。変換しても速度は公証値とほぼ同じ数値が出ています。

テスト運用時はSATA2の2.5インチHDD使用していましたが、やっぱりSSDにすると色々速さが違いますね。

Win10の起動がめちゃ速いです。ファイル操作などももちろん速い。

SSDだけの速度ならメインPCより速いっていうねw


M.2 SSDに関しては勉強になりました。自作PCは日々勉強ですね。

PCIe接続のSSDはかなり速いのでいずれは交換したい所です。

M.2にするとACアダプタの下にあるマウンタがいらなくなるので、

マウンタと干渉しているマイク入力端子とUSB3.0 Type-Cポートも使えるようになりますしね。


LANポート使用できますが、内部にあるので容易に着脱はできません。

(LANポートは、PSコンコンバータ基板の下にあります)

なのでネット無線LAN接続です。音声出力端子隣のUSB3.0端子にエレコム無線LAN子機を接続しています。


無線LANは、マザボ上にM.2端子(Key E)があるのでそこにM.2 Wi-Fi/BTカードを挿し込む事でも使用可能

そうするとUSB3.0端子が空きますが、空いたからといって特に接続する機器もないな…ってことでUSB子機にしました。

↑で書いたメモリーカードMicro SDカードリーダーを作るならここを使用しないといけませんけどね。




ここからは実際に起動して各ベンチマークパフォーマンス動作について。




CPUINTEL Celeron G3930(Kaby Lake-S)を使いましたが、Pentium G4400(Skylake-S)と迷っていました。

価格差は2000円ぐらいでしたが、Kaby Lake世代のCeleronがどんなもんか気になったのでG3930に。

実際に使ってみると60fps HD動画ブルーレイなどもスムーズで、通常操作ももたつく事なし。

3Dゲーム(後述)は設定次第では動くし、普通に使う分には特に問題ありません。

DUO-R PCよりも快適です。まぁ世代が全然違うので当然ではありますけどもね。



CrystalDiskMarkスコアCrucial MX200の公証値に近いです。

PCIeのM.2 SSDだとこれが4ケタいくそうで…




CINEBENCH 15の結果(黄土色の数値)

左側がCPU、右側がOpenGLですが、どちらの結果もDUO-R PCの約4倍です。

GeForce GT620よりもスコアがいいなんて、INTELの内蔵グラフィックスも進化したもんだなぁ。




3D Mark11はDUO-R PC(スコア295)の約3倍に。

はいえ、ベンチマーク中はほぼガクガクなのは同じですけど。




FF14ベンチはデスクトップ標準・1280×720でこの結果に。

色々いじって軽くしたら動くかもですが、画質も解像度も低くなると思うのでFF14プレイは厳しいと思います。




FF11は画質などを下げたらHD解像度(1280×720)でも普通にプレイできました。

キャラが多くなると多少フレームレートは落ちますがガクガクとまではいきません。


FF11PS2サービスが開始され、2016年3月31日PS2版(とXbox360版)のサービスが終了しています。

今はPC版のみになっていますが、このPCで遊べば雰囲気PS2プレイに…なるかも。

ちなみに、解像度PS2に近い設定にすると高画質にしても普通にプレイできました。





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ブルーレイ問題なく再生可能。60fpsのHD動画もぬるぬる再生できます。

ブルーレイ見ながら他の操作しても問題ありません。


ぷっちまーす!






同型番のPS2との比較

PS2 PCはEXPANSION BAY部分にもギッシリパーツが入ってるので後ろ側が全く見えませんね。

リセット穴やネジ、ナットこそありますが、外観は殆ど変っていないです。


重さを量ってみましたが、PS2が約2kgでPS2 PCが1.8kgでした。

HDDだったらもうちょい重かったでしょうね。


今回のPS2 PCにかかった金額は約26000円です。元々持っていたパーツ(BDドライブとか)やOSは除いています。

DUO-R PCよりも6000円高くなっていますが、SSDHDDの差かなと思います。

(マザボポイント値引きで安く買ってますのでその分含めると11000円の差)

製作期間は約1ヶ月。毎日は触ってなかったですが、本格的に作り始めた時から計算するとそれぐらいです。




DUO-R、PS2ゲーム筐体を使ってPC作りましたが、これでゲーム機筐体を使った自作PC最後になると思います。

本来自作PCパーツを買って放置しているので、今度はそれらを使って自作しなければw


ただ、もし次作るとしたら…PC-FXかな。でも本体持っていないので本体調達からしないといけませんが、

さすがに動く本体を分解してまで作るかっていうと…ね。安いジャンク品があればいいけど。


PS2 PCは色々とパーツの変更が楽しめそうなので、構成が変わったらまた紹介したいと思います。

120WのACアダプタもあるので、Core i7やi5にしてPCIeのM.2 SSDを…


長々と読んで頂きありがとうございます。

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