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枕の下の秘密 

2016-12-31 これから

●公式サイト→ http://kitamurasakiko.net/

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北村へのライブ依頼はコチラ☞ kitamurasakiko.info(アット)gmail.com

その他のお仕事依頼はコチラ☞ warabisco15(アット)yahoo.co.jp




《 ライブ 》(予約はいづれも kitamurasakiko.info(アット)gmail.com まで)



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♡飯田華子さんとやっているユニットIKAZUGOKEでワンマンツアーします♡

12月10日(土)大阪北堀江アオツキ書房

時間:18時半開場19時開演 チャージ1000円+1ドリンク

12月11日(日)大阪西成難波

時間:13時半開場14時開演 投げ銭

12月12日(月)愛知高蔵寺カフェ花音

時間:18時半会場19時半開演 チャージ2000円+1ドリンク

!!ゼッタイ来てネ!!


2017年1月9日(月・祝)【U.F.O.CLUB21周年記念 知久寿焼・北村早樹子with大バンドツーマン】

時間:18時半開場19時開演 料金:予約2500円(+1ドリンク)

出演:知久寿焼、北村早樹子with大バンド(キクイマホ、ユキヨ、石井さやか、榎本美月)

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ヴィレッジヴァンガードフリーペーパーヴィレッジヴァンガード・プレス』》

2016年9月25日から配布の号に、飯田華子さんとのユニットIKAZUGOKEでインタビューしてもらっています。

見つけて読んでみてね☆



テレビブロス姉妹誌『Culture Bros.vol.4』8月24日発売!》

前号では中編エッセイを書かせていただきましたが、今号では『極私的おっさん見聞録』というコラムを書かせていただいております。題字は今回も飯田華子さん!カストリ雑誌風のイカした絵&字を書いてくれて素敵なページに仕上がってます。読んでね☆




《月刊官能文芸誌『特選小説』にて連載開始!!》

月刊官能文芸誌『特選小説』にて、北村早樹子の「マイクを握って♡」というほんのりエロいエッセイ連載はじまります! 『特選小説』は岩井志麻子せんせい、森下くるみさん、ドルショック竹下さんと、大好きな方がたくさん書いておられる雑誌なのでたいへんうれしい! これを機にみなさま手にとってみてください! 連載ページのイラストはもちろん飯田華子さんです☆



《北村早樹子の「そんなに不幸が嫌かよ!」》

わたしが連載エッセイや連載小説、コラム、書評などの文章をお送りする【北村早樹子の「そんなに不幸が嫌かよ!」】というメールマガジンがはじまりました。ぜひご登録を。毎月月末配信。無料です。バックナンバーもここから読めます→http://www.mag2.com/m/0001664038.html

2016-11-27 11.21〜27日記

11.21月

ドヤで目覚める朝。8時半に受付のおばちゃんが起こしに来る。9時にドヤを出て、今池商店街の喫茶日本一へ入ってモーニング。名前だけで惹かれて入ったけど、他にお客さんは誰もおらず、わたし西成の醍醐味はおっさん鑑賞が9割なので、残念。今日は神戸塩屋のグッゲンハイム邸でヒゲの未亡人ツアー神戸公演やのやけど、入りは夕方やのでそれまで時間を潰すべく、ひとりでスパーワールドへ。新今宮駅前にある世界の大温泉スパーワールド。ここは1200円で世界中の温泉施設を模したお風呂や何種類もあるサウナに時間無制限で入りまくれるだけじゃなくリクライニングベッドが50床くらい並んでてテレビが各種チャンネル映ってるスポットやら、フードコートとかゲーセンとか色々ある。新今宮界隈で高校生のときからうろうろしていたわたしですが、このスパーワールドの中に入るのははじめての体験。時間つぶしに入ったつもりやったけど思いの外天国で感動! すんごく空いてる上にめっちゃんこ広いので殆どのお風呂貸し切り状態。噴水というか滝みたいになってる露天風呂があって、すぐ下にはあのしょんべん臭い西成の町並みが広がっているのが嘘みたいに、ここは天上の極楽。わたし家のお風呂はあんまり好きじゃないので基本、女とは思えないスピードの行水やのやけど、ここでは延々漬かってられる気がする。熱くなったら一旦出てベッドでゴロゴロしてもいいし、もっかい入ってもいいしね。ベッドコーナーでちょっと寝ようかと思ったけど、ものすごい鼾で寝てる美女がおって結局眠れず。でもだらだらしてるだけで元気復活してきた。3時ぐらいまでスパーワールドを満喫し、ついでに裏手にあるかの首吊り廃墟を見に行ってから脱西成、いざ神戸神戸といっても須磨の向こう側の塩屋は大阪駅から1時間以上かかって結構遠い。でも旅気分をしっかり味わえてよい。塩屋についたら、駅降りたら淋しい冬の灰色の海が見渡せて気持ちいい。駅のまわりにもチェーン店めいたものは何一つ見えなくていい。グッゲンハイム邸はすごいかっこいい洋館で、あれは2012年やったかな? レコ発させてもらった以来で二度目のライブ。着いたらヒゲミボご一行さんがリハをしていて、ほんとにここはそのままヒゲの未亡人が寝起きしている洋館のようでぴったりのシチュエーション! 名前忘れちゃったけどここにあるグランドピアノはすごく上等の珍しいやつで、わたしなんかが弾いても特にその持ち味は生かされないのでなんとも言えませんが、ヒゲミボのゲイリーさんがアダルティに弾いたらすっごく素敵やー。今日は奥の長屋部分に泊めていただけることになっていて、そこの部屋を案内してもらい、これまた立派でオシャンティなお部屋。普段は誰かミュージシャンが住んではるのか、コントラバスとか置いてあった。荷物整理しつつ、自分のリハ。ステージ建物はまあるい形になってて、お庭から直結でステージに入ってこれるようになってるので、よしゃこっから登場しようっと決める。そして昨日懲りたにもかかわらず、またしてもあのジュネの「女中たち」をちょっとやる。なんかロケーションによって、やりたいことが色々浮かんじゃう。対バンオオルタイチさんYTAMOさんや、DJ安田謙一さんにご挨拶しつつ、物販を並べたりして、宿泊棟の部屋を楽屋にして行き来して準備。いざ会場。京阪神はおなじ関西といえど全然客層もお店の雰囲気も違うものでそれも面白い。そうそう、関東はわかりませんが、基本的に大阪の人は大阪から出ないし、京都の人は京都から出ないし、神戸の人は神戸から出ない傾向が根強くって、わざわざお隣の県へなんかを見に行ったりはあんまりしないからなのです。神戸はいちばんお洒落さんが多いイメージ。そしてお着物マダムなお客さんがたくさんいた。お友達MちゃんIちゃんもきてくれた。Iちゃんはヒゲミボ10年前から好きやったらしく、岸野さんとそっくりのお洋服&お帽子! かわいい! わたしのライブは、元気よくお庭の扉から登場したから、真横のお客さん寒そうで申し訳なかった。けどライブは気持ちよく出来ましたが、「解放」でまさかの歌詞が1番から2番へ飛んでしまった! そしたら岸野さんにもばれていた! ギャフン! グッゲンハイム邸で見るヒゲの未亡人は最高やった。昨日とはまた違う構成になっていて、こんなに毎日、移動もしながら違う場所で公演しまくりの日々やのに、面白いことを毎日毎日更新していかれるその心意気、かっこいい。今日はこれまでになかったお客さんいじりまでやっていらした! しかもMちゃんが標的になっていて笑っちゃった。あ〜東京公演も合わせたら全部で4回も拝見できたの、ものすごく幸せなことやけど、でももう今日でおしまいなのは悲しい。終わってその場で打ち上げ。グッゲンの人が前の海で釣ってきたらしいイカのおさしみとか出してくれていたけど、わたしは生モノやから食べれず。今日は喫茶ゆすらごが出張営業しにきていたので、おでんなど食べる。あとミルクコーヒーを2回も飲んだ。ゆすらごのミルクコーヒーおいしい。だんだんにみなさん散って帰って行かれ、ヒゲミボ3人とわたしの4人だけで2時ぐらいまで飲んでおしゃべり。何故か、「おちんちんに真珠入ってる人みたことある?」って話から、みんなでアイホン真珠おちんちんの画像検索をした、ら、これがめっちゃ気持ち悪くて、なんか性病感染してブツブツ出来てるだけの病気にしか見えない。よくヤクザとかはほんまにこうやって真珠入れてたりするらしいけど、あれはなんのため? 女子が気持ちよくよがるとは到底思えない!(絶対痛いだけ)そんなこんなしょうもないことで盛り上がったり、ヒゲミボさんたちは真面目にライブのプランや反省点などをミーチングしたりしていらして、その飽くなき探求心、見習いたい。「今回の反省点は、みんなに感動しましたって言われちゃうことだね。そうじゃなくって、ゲスさをちゃんと出さないと」的なことをおっしゃっていて、うわ〜この人たちはほんとに信用出来る! と思いました。そろそろ寝ましょうかとなって、流しのところで、ゲイリーさんと一緒に食器洗いをする。なんかこういうのも合宿っぽくて楽しい☆ 片づけて部屋に帰っておやすみなさい。

11.22火

目覚めて、朝、ちょっとパソコン開けて作業したり、荷物を片づけたりしつつ、11時ぐらいにヒゲミボ部屋へおはようを言いに行く。みんなで駅前の喫茶店へ行きましょうとなって、わたしはもう11時半に塩屋を出て新大阪へ向かい、ぷらっとこだまで帰京しなきゃなので荷物を持って喫茶店。おじいさんがひとりでやってる営業スタイルで、先客がいたのでたいへんそうやった。岸野さんはうんこしてくる!と報告してくれてトイレへ。もっとみなさんとおしゃべりしたかったけど、わたしは時間が差し迫っていたので、コーヒー一気飲みしてみんなとお別れ。あ〜旅が終わってしまう、さみしい。ヒゲミボのみなさんはまだまだツアー折り返し地点であと5か所、中国四国九州方面のライブが残っていらっしゃる。お身体に気を付けてがんばってくださいねと言ってみんなとお別れ。塩屋から新大阪、ほんでぷらっとこだまに乗って帰りました。

11.23水

あんなに楽しかったツアーも終わり、今日から普通に労働。祝日らしく朝から忙しくてひいこら働いた。特筆すべきことはなし。

11.24木

雪で極寒。でも今日も普通に労働。雪のわりに忙しかった。ちょっと前にお世話になったVマガジンのT橋さんがいらして、少しおしゃべりしたりしつつ、3時に上がってマッハで病院へ。今日は通院&お注射日なのやけど、どうしても人手がなくバイト出ないといけなくなってこのような時間割に。マッハで病院へ向かう。雪はだんだん雨に。しかし寒い! こんな天気やからか病院はかつてないほど空いていてラッキー。すぐに検査&診察。先生の診察は30秒で終了。まあ、いつもこんなもんやけど。通院もぶじ終わり、大量のお薬を抱きしめて、夕方からI田さんちへ。しばらく2週間くらいあっていなかった&雨宮まみさんの訃報を聞いてからI田さんに無性に会いたかった。I田さんは明日の横浜ライブに向けて新ネタを制作中で、そのネタを見せてくれた。なんと、I田さんのニュー芸はモノマネ! 美輪明宏桃井かおりを使い分けて紙芝居! これは横浜のライブ会場に合わせて苦難の上に生み出された新作らしい。一通り笑わせてもらい、では飲もうかってなって、スーパーへ買いだし&紙芝居の段ボール集めに行く。新作紙芝居には段ボール小サイズ34枚必要らしく、段ボールコーナーでふたりで吟味して、ガラガラに括り付けて帰宅。ふたりで飲みながら、わたしは横で金太(猫)を触りながら寛いでたのやけど、その隣でI田さんは手際よくダイナミックに段ボールに下絵を描きだしていてさすが! 結局終電まで飲んで帰宅。我が家は本当に極寒で、こんな日にこんな冷たい家に一日中いたらつらすぎた。友達がいてよかった。

11.25金

朝から特選小説連載の宿題の直しをやって編集O高さんに提出。今日は夜、神保町試聴室でライブなので、ピアノ練習をして曲を決めたりして、そういえばまだツアーから帰ってきてトランクの荷物を全部片づけてないままやのやけどまだ後回しになってるけどそれは放置のまま。夕方、物販やパソコン入ったトートバックを持って家を出て、駅まで歩いてる途中にクシャミを一発した。途端、右のアバラに激痛が走り、それから息しても痛くて肺が膨らんだら痛い、これは、もしかしたらアバラをやってしもたかもしれない! ま、でもとりあえず電車に乗って神保町。リハで歌ってみても、やっぱり痛い。わたし、骨密度が既に70代やと検査で医者に言われてるので、クシャミ一発で肋骨がイカれてしまっても不思議はない。おまけにこんな日に限って、リハ終わりにどっかでメルマガ用の文章書こうかなあとかってパソコンを持ってたせいで結構鞄が重くて、その重量がクシャミの勢いで肋骨にどーんときた模様。ついてないー。でもわたし、現在31歳、前厄なので、そんなことも起きても全く不思議じゃない。痛いなあ、これは、ちょっと厄介なことになったかもしらんなあ、とか思いながら、リハ終わり近くのベローチェ行って、パソコン立ち上げてワードとにらめっこ、してたら、パチーンと電源が落ちて、充電は満杯やったはずやのに! うっそやーん! 確かに、最近パソコンのバッテリーのマークが点滅してて、充電ちゃんとしてても点滅してるので変やなあとおもってたのやけど。電源落ちてからもっかい立ち上げようとしても立ち上がらない。まさか。。。これは、もしかしたらもしかするのかい? アバラ折れてパソコンまで潰れたら、まじで泣くわ〜でもこれも前厄のせいならあり得る。えーんと泣きたい気持ちで試聴室に戻る。ライブはじまって、一曲歌ってみたら、あっやっぱり息がちゃんと吸えないからすぐ息切れてちゃんと歌えない。がーん。ということで、だらしなくて申し訳ないのですが、ちょっとでも楽になるかもっと思ってブラジャーのホックを堂々とはずさせていただくことにした(でもわたしおっぱいは控えめサイズなので大丈夫◎)。ライブは多少息切れていたけど一応ぶじ終わって、優しい店主Nさん&Gさんが心配して車で家まで送ってくださった。感謝。

11.26土

朝から近所の整形外科へ。開店前に行ったのにもう待合室にはぎっちぎちに人がおって、2時間ぐらい待った。レントゲンしてみてもらったら、骨折ではないとのことで、肋骨捻挫でしょうっと言われる。肋骨も捻挫するんですね! お薬手帳を見せたら、持病で常用してる薬でもう十分飲んでるからこれ以上痛み止めは出せませんと言われ、湿布だけ処方される。折れてないのかーと思うとちょっと痛みが引いてきて元気になってきた。要は気持ちの問題かもしれない。ついでにJTBに寄って、12月のツアー用のぷらっとこだまのチケットを取りに行って、帰ってしばらくメルマガ用の宿題に励む。パソコンも、アダプター繋いだら無事復活したので、一応まだ壊れてはいなかった。ホッ。前厄で骨粗鬆症でも、意外と大丈夫かもしれないとちょっと希望が湧いた。夜は新宿のカールモールへ、ビニヰルテアタアのお芝居『少女神第九号』を見に行った。これ、フランチェスカ・リア・ブロックの原作が好きやったので、どんな感じにお芝居にするんやろ? とか思ってたら、全然違う別物になっていた。でも、これはこれで、面白かった。ビニヰルテアタアのこれまでの感じとは違ってコント色が強いけどわたしはこっちのが好きやなあ。杏理ちゃんご結婚おめでとうございます。

11.27日

朝からメルマガの原稿を書く書く書く。昼から渋谷へ、ユーロスペースの下のユーロライブへ、お世話になっている劇団サンプルが出ているテアトロコントというお笑いライブを見に行く。お笑い芸人さんが作るコントはやはりテンポがよくって、笑かしたいというひた向きなサービス精神で作っておられるから面白いなあと勉強になった。でもサンプルの古屋さん奥田さんコンビも、すごいナチュラルで低温なのにおかしくて笑った。笑かしにかかってないように見えるのに笑っちゃう。例えるなら、そんな奴おるかーい!という笑い(前者)と、うわ〜いるいる平然と町に溢れてるよねそういう痛い奴ぷぷぷってなる笑い(後者)って感じ。古屋さんは声のボリューム自体は小さいのに、ちゃんとしっかり聞こえる聞いてしまうしゃべり方をしてらして、お上手やなあと思った。最後に出ていたゾフィーっていう芸人さんが面白かった。あほらしいのに風刺的で冷笑的で好き。政治討論番組のとか、マルチ野球部のとか。おわって軽く奥田さん古屋さんにご挨拶し、制作トミーちゃんにもひさしぶりに会えてうれしかった。演出松井さんは鳥取にいるらしい。K井さんと山家で飲んだ。エシャロットとネギと玉ねぎの生態を教えてもらったり、今年を振り返ったり、楽しかった。

2016-11-23

思い出のアルバム

08:37

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(撮影:ALiさん、むむちゃん、北村、ほか)

2016-11-21

11.14〜20日記

07:11

11.14月

普通に労働。某誌のコラムでゲラを即日戻しというやつだから届いたらすぐ確認して直して戻してくれと言われていたので通勤中や休憩中もアイホン見まくってたけど結局届いたのは夜9時前で、メールみたら明日の10時戻しでいいって書いてあってなんやねんどっちやねん! しかもプロフィールに勝手に声優って追加されててそんな風に名乗ったことは一度たりともないし、先週の日記で一回だけそういう声優さんのお仕事したのを書いただけやのに、気を利かしてるつもりかもしれへんけど勝手にプロフィールいじられるのは気持ちのいいものではないですぜ? で、変更してほしいむねを即返信したのやけどそこから音沙汰なくなった。なんでや? わたし、おかしいか? まあ、わたし如きの分際ではこれくらいの扱いが妥当なのかもしれへんけど、自慢やけど連載させてくださってる特選小説の方は、編集者O高さんという方がめっちゃんこ誠心誠意満点で対応してくださる方なので、どうしてもそれと比べてしまって、あっれれ〜となってしまう、これはわたしの思い上がりもあるかもしれません。

11.15火

早朝、特選小説の次号のコラムネタを編集O高さんに相談メールしたら、なんと8通りも考えて即返信くださった! こんなに信頼出来る編集者さんって、普通いないのかもしれませんね。感激しまくりで突然執筆意欲がむっくむく湧いてきて、労働中もあれ書こうかなあこれ書こうかなあとウキウキ。帰って書き始める。楽しくなってきて夜なべ。

11.16水

昨夜書いた文を推敲して、編集O高さんに送信。あー信頼関係がちゃんとあるお相手と気持ちよく仕事出来たら本当に楽しいしいい気分。でも、こういうお相手と巡り合えるのは奇跡的な確率なんやろうということを最近しみじみ思う。夜11時半頃に、先輩ミュージシャンMTから連絡で、雨宮まみさんが亡くなったとの訃報が入る。信じられない。わたしはもともとファンだって、それが高じて『ガール・ウォーズ』というアルバムを出したときに、タワレコのインストアイベントのトークゲストで来ていただいたりもして、その後一緒にお茶したり、すごく大好きで憧れのおねえさんやった。わたしはIKAZUGOKEという名前のユニットまではじめてしまったけど、こういう、女が家族を作らないと決めて、世間と戦って生きていく、その先頭にはまみさんがいてくれているって勝手に思っていて、すごく心強い、希望の星やった。夜中、『女子をこじらせて』を改めて読み返したり、大和書房のサイトの連載「40歳がくる!」と読んでいて、そしたらこの連載の中には、死が臭ってくる文章があちこちに散っていて、真相はわからんけど、ああ、ああ、、、とひとりで布団で呻いた。まみさんはわたしの記憶の中ではお酒は飲まれない方で、いつもソフトドリンクで乾杯していたのに、この連載の中で、この1年くらいで急にテキーラをショットでガン飲みするようになっておられて、それに少し前に出た『愛と欲望の雑談』という本の中でのお写真がすごく痩せてらっしゃって、なんだか色々すごくおつらかったのやろうなあとか思ってしまった。結局眠れないまま朝。

女子をこじらせて (幻冬舎文庫)

女子をこじらせて (幻冬舎文庫)

東京を生きる

東京を生きる


11.17木

朝、バイトへ行く準備をしていると、M本K吉さんからメールで、雨宮まみさんの火葬に行くので上京するから、ごはんでも食べましょうと連絡いただく。わたしも火葬伺いたかったのやけど、バイト如きやのにこんなときでも休ませてもらえない、それくらい人手が足りない職場を呪う。早退出来たら火葬行きたかったけど結局敵わず普通に17時まで働く。そういえば朝働いてたらお客さんでちょっと前にインタビューしてもらったライターのO部さんがいらして、少し雑談。インタビューしてもらったとき、色々連絡の行き違いとかでちょっと怒りをぶつけてしまったことがあったのやけど、今思うとO部さんのせいではなくその向こう側の方に問題があったようで(とかいう裏の人間の信用できる奴できひん奴の判別のやっとわかるようになってきた)、その節は濡れ衣を着せてしまってすみませんでしたとお詫びしたら、O部さんも色々謝ってくれてしまって、いやいやこちらこそ、いやいやこちらこそ、みたいにちょっとコントみたいになって面白かった。昼過ぎにはC子せんせいが来てくれて、また着なくなった洋服や鞄など色々袋にいっぱいくださった。わたしの来ている洋服の2割くらいはC子せんせいがくれた洋服で、あとの3割くらいも色んな人がくれた洋服なので、全体の5割はお下がりの洋服である。でもみんなおしゃれさんで可愛い洋服ばっかりくれるからたいへん助かっています。夕方仕事終えて、品川へ、K吉さんと駅ビルのレストランでごはんを食べる。なんかオシャンティなお店でメニューは英語ばっかりで、ふたりともよくわからずピラフというのを頼んだら、超赤ちゃんサイズの味なし色なしごはんの上にパセリだけが申し訳程度に乗っている衝撃的なものが登場してふたりで笑う。K吉さんに火葬の様子などを教えてもらい、ふたりでまみさんの思い出話をする。もともとわたしは10年ぐらい前にK吉さんが作っている「溺死ジャーナル」という雑誌で雨宮まみさんを知って、K吉さんが引き合わせてくれたようなもんやった。まみさんの昔の写真などを見せてもらったりして懐かしみ、そこからだんだんサブカル下世話茶話会みたいになってしまったけど、まみさんがいなくなって不安になっていたところK吉さんとおしゃべりして元気が出た。レストランを出て、名古屋へ帰るK吉さんを新幹線改札でお見送りし、わたしも電車で帰路。千代田線人身事故北千住までしか行かなくて、そこから歩いて帰ろうかと思たけどたぶん1時間ぐらいかかるし嫌やなあってちょっと歩きはじめたけど寒いし足痛いし途中で挫折して戻る。結局千代田線動くまで待って、すし詰めの電車に乗って帰った。K吉さんから、おもしろく長生きしましょうね、とメールが来て、うう〜てなった。I田さんに会いたいなあと思って、連絡しようかなあと思ったけど、急すぎかなあとか思って結局連絡せず。

11.18金

明日からヒゲの未亡人ツアーにお邪魔するので、家で準備したり、ライブの計画を練る練る。ピアノ練習もする。夜は高田馬場のプロト・シアターというところにK井さんが客演で出てらっしゃるお芝居を見に行った。前情報なく見に行ったら、ホームレス日雇い労働者のにいちゃんたちと炊き出しボランティアねえちゃんの話やって、わたしの好きなジャンルでおおっとなった。K井さんは後半でにいちゃんのひとりを探しに来た堅気じゃない叔父さんの役で登場。しかし叔父さんとゆってはいるけど本当は叔父さんではなくって、この青年を何かしら洗脳状態に陥れて操っているとかそういうことかも? とか考えたりした。シンプルな舞台美術で、日雇いにいちゃんたちが白と黒のマスクマンになって色んな役を回して進行していく演出も、こたつの分娩台もおもしろかったけど、劇場の構造上? 声がすごく響きまくる造りな上に役者さんの声量が半端じゃなくすごいので、普段大きい音に慣れていないわたしは耳が痛くなっちゃった。マイク的な設備ない人力の声でこんな耳にダメージ与えられるのはすごいこと! 終わってK井さんい誘ってもらい、打ち上げにも参加させていただく。銀杏のうんち臭い詳細とかイルカの脳みその話とかK井さんは色んなものの生態をなんでも知ってはるのでおもしろい。作演出の樋口ミユさんともおしゃべりさせていただいたら、なんと西成の方やって、ドヤが好きとか目の奥笑ってない人が好きとか色々意気投合する。なんやかんやみんな帰ったあともK井さんと樋口さんと話盛り上がってしゃべっていたら終電ぎりぎりに滑り込んで帰路。金曜の夜やので混み方がえげつなかった! 明日の準備できてないけどとりあえず一回寝た。

11.19土

朝からバタバタ準備していざ、ヒゲの未亡人ツアーへ! ぷらっとこだまに乗って京都へ。電車ではよく眠れるわたしですが、新幹線では何故か眠れない。スピード早すぎ滑らかでガタンゴトンが足りひんのかなあ。新幹線内では中村文則『悪意の手記』を読んでいた。15時前に京都駅について、そこから地下鉄阪急と乗り換えて大宮、会場のBLUE EYESへ。着いたらみんないらしてて、岸野さん、参助さんとしばし歓談。その後リハをして、ゆうてる間に本番。DJサワサキヨシヒロさんが昭和ソングをブイブイでかけて、一発目ジョンソンtsuさんのライブ。どこの国かわからんけど外人という設定? てアチャラ語で歌う不思議なライブやった。二番目は泊。わたしは参助さんとはよくご一緒しておりますが、泊としてライブを拝見するのは実ははじめてやった! 戦前の歌などを昔の曲やオリジナルまじえて歌ってらしたけど、オリジナルもどれも戦前のような雰囲気で、玉音放送を聴いている気持ちになった。そしてわたしの出番。最初にCDでカラオケするやつやったら、なんと途中で曲が止まり、??となって、CDウォークマンを見ると、電池切れやった! ガチョーン! こんなこと、わたし芸歴15年くらいですがはじめての出来事! ひい! あたふたしてたら、優しいお客さんが電池持ってる名乗り出て来てくれて電池くださった。感謝しかない! そうやって命拾いしつつ、なんとか自分のライブ終了して、最後は待望のヒゲの未亡人。あの映像と音と歌とお芝居のリンクは、やっぱりこうやってその場その場ではじめましてのスタッフさんと作るのはすごくむずかしそうで、リアルタイムでAliさんが撮ってる映像を映してほしいシーンが悉くスクリーンに出なくて、スーデラの完璧バージョンを見ちゃっただけに少し残念な気持ち。でも、それでもヒゲの未亡人はそんなハンディにはびくともしない最高のステージやった。会場ごとに登場シーンの映像を作り変えていらっしゃる芸の細かさにも感動。終わって、片づけて打ち上げは王将一号店。岸野さんは王将のメンバーズカードを持ってらして、しかも餃子も「両面よく焼きで」と玄人の頼み方! わたし王将っ子のつもりでいたけど岸野さんの方が何枚も上級者やった! 見に来てらした、「けいおん」の映画監督さんもいて、めっちゃ美人で可愛らしい人やって、こんな方が特大商業アニメ映画の監督してはるてまじかっこいいっておもいました。1時頃に店を出て飲酒組さんはとは一旦おわかれしてわたしと岸野さんは今夜のお宿のゆすらごへ。ゆすらご、噂にはきいてたけど全景が緑色で古い町屋、可愛いものがたくさんあってほっこり&テンションあがる。店主の翠娘さんと、岸野さんと3人でコーヒータイムしながら深夜のおしゃべり。楽しかった。飲酒組さん帰ってこないのでとりあえずおやすみしましょう、と床についたのは、3時半頃かな。しばらくしたら下で飲酒組さんが帰ってきた音がした。と同時にもう新聞配達屋さんが動き出している音も聞こえてきた。身体は疲れてるけど頭は興奮しててなかなか眠れず、とはいえ3時間ぐらいは寝たかな。

悪意の手記 (新潮文庫)

悪意の手記 (新潮文庫)


11.20日

目が覚めたら7時。早朝からやってる銭湯が徒歩5分くらいのところにあって、散歩がてらひとりで行ってみる。おばあちゃま方がたくさんいて賑わっていた。芸術的な老女体たちをしかと観察するべく眼鏡かけたまま入った。そういえば、岸野さんは銭湯ですっぽんぽんでラジオ体操するらしい。そして行きつけの銭湯の人からは「ラジオ体操の人」と呼ばれているらしい。銭湯で岸野さんがすっぽんぽんで元気よくラジオ体操しているところを想像してみてください。可愛いね☆ こっそり覗きに行きたい。銭湯で温まってゆすらごに帰ると、まだヒゲミボご一行さまはスヤスヤと気持ちよさげに眠ってらっしゃった。そーっとゆすらご本棚から安部慎一の漫画を抜き出して読んだり、パソコンあけて文書いたりして11時頃まで過ごし、それくらいにみなさん起きだしてきたのでちょっと寝起きの未亡人さまたちとおしゃべりしつつ、翠娘さんにバス乗り場と大阪への行き方を聞く。みんなと一旦お別れしてひとりでバスに乗り四条大宮まで出て、そこから阪急。座ったまま行きたかったので特急に乗り換えるのをやめて、鈍行で梅田まで1時間以上かけてちんたら移動。梅田、日曜日やのにあんまり人多くなくって移動しやすいけどちょと大丈夫か?感はある。動物園前で降りて、ただいま西成! はい、愛しの西成、今日はドヤ泊やので先にチェックイン。荷物を整理して、ライブにいるものだけ持って今度は本町。HOPKEN、ほほーこんなとこにあったんや。めっちゃオフィス街のど真ん中。ちょと変わった構造やけど、本もレコードも充実した良いお店。ヒゲミボチームは、映像の位置とかタイミングとか照明とか、ものすごい緻密なので入念にリハをしていらした。そう、あんなに面白いショーはすごく綿密に計算され尽くした演出なのでしょう。しばし1階でだらだらしたりして、わたしもリハ。今日はこういう雰囲気やから、生声でも声届くのちょっとおもいつきで最初小芝居をやることにした。夏にやったジャン・ジュネ「女中たち」の引用やったんやけど(そうは見えなかったかもやけど)結局なんか、いきなりどうしたんやこの人!? みたいな登場になってしまい、反省。でも楽しかった。ピアノもナマピアノで良い鳴りでライブしやすかった。続いて泊。今日はおふたりMCも結構してらして、昨日、純日本で戦前感うんぬんといいましたが、実は最近はアラブの音楽などに影響されて作ってはったそうな。ひえ〜。寡黙やと思ってたギターの武村さん、実はめっちゃ愉快な人やと発覚。そしてお待ちかねのヒゲの未亡人。今日も本当に最高にゴキゲンで感動的で危険で超すばらしかった。今日は映像も照明も概ね良い感じやった。楽しかった〜。終わって、ちょっとだけその場で打ち上げ。周囲の飲食店は壊滅的にしまってて、なので飲み物だけで乾杯しただけやったけど、ヒゲミボのみなさんお疲れ&腹ペコやろうところ、大丈夫やったかなあ。わたしと参助さんは終電で12時走って会場を出て、御堂筋線最終で西成へ帰った。夜の西成は本当に静か。ツアーはまだ続きます。

2016-11-14

11.7〜13日記

06:22

11.7月

風邪の山は越した感があるとはいえ、喉痛と鼻水がすごい。3連ライブが終わったところやけど、今日ははじめてのアニメーションの声優さんのお仕事の日! ああ、喉めっちゃ大事な期間にこの体たらく、情けない。そしてわたしの風邪は一年に一回しかひかない定説は崩れてしまったのかもしれない! ついこないだ、夏にもひいてたよね? さて、アニメーションの声優さん、もちろんわたしははじめてなのやけど、K野さんが、大阪弁の小学生の子の話ということでわたしを紹介してくださって、昼から北千住にある某T京G大へ。同じ足立区とはいえ、G大、こんなところにあったのかあ! ものすごく綺麗でガラス張りの校舎には中庭があって、高級ホテルとか大企業のオフィスみたい。すげーっと感動しつつ、録音するスタジオへ。ここはピアノがあって、普段はピアノ練習室のようなところ? なんかな? 天下のT京G大、立派やわあと至る所を見て感動、していたまではよかったのやけど、いざはじまったらこれがとっても難しいハードワークでわたし必死のパッチ。いや、声優さんってすごい大変なお仕事っすね! まず、映像を見ながら、今回人形アニメ―ションやったのやけど、人形の動きを見ながらそれに合わせてセリフをしゃべるのやけど、セリフも初見なので紙を見ないとあかんし、それに加えて何秒間でこのセリフをゆわなあかんというのがものすごい精密に決まっててちょっとでもずれたら変になるので、ちょっとこれ、完璧にやるん神業やでって思った! 一応監督さんが仮のセリフを入れてくれていた音声を聞きながらしゃべるのやけど、そのセリフのスピードと同じでしゃべらないとあかんし、でもイントネーションはちょっと違うし、例えるならば歌を聴きながらそれとはまったく別の歌を歌わないとあかん感じ。目玉の数も足りひん、耳も、そしてそれをつかさどるオツムも全然足りない! わたし普段アニメってほぼ見ないので、それがどういう作られているのかも、関心を持ったことがなかったのやけど、そうなんか、こういう風に映像に声が吹き込まれんかあと勉強になりました。お芝居や演劇ともまた全然違う感じ。15分弱ぐらいのアニメーションの声を4時間ぐらいかけて録ったのやけど、脳みそ使いすぎて、あと喉も使いすぎてからっからになってしまった。むずい。声優さんってすごい。

11.8火

朝から普通に労働。なんか変ないたずら電話を朝から何回も受ける。職場は未だにピンクの電話を使っていて、業者への注文もそれやし、あとお客さんも普通に10円玉入れて使ったりするから、相手はこちらを何やと思ってかけてきているのか? 謎。それ以外は特筆すべきことはなし。しかし家が寒い。こたつに入ってても、おしりだけ冷える。すんごいおしりだけ冷たくなるんやけど、これわたしだけ?

11.9水

朝から虎の門の病院。なんか先生ゴキゲンの模様で、お薬がちょっと減った。なんかわたししばらくずっと貧血の薬飲まされていて、数値的に貧血気味といわれたのやけどでも貧血自覚症状は特にないむねをはなし、じゃいいか、ってなっただけのはなしなのやけど、医療費がシャレならんのでちょっとでも減るのはありがたいことです。気分がよくなったのもあって、虎の門からお散歩がてら日比谷公園を抜けて有楽町まで歩いて、ヒューマントラストシネマで山戸結希監督の『溺れるナイフ』をみた。山戸作品の圧倒的な色味の美しさはやっぱり素晴らしかったし、役者さんも魅力的やったけど、もう三十路のわたしにはこの、若さゆえの鋭利な切実さは響かなくって、テーマでもある「若さゆえの全能感」みたいの、わたしは十代の頃にももち得たことが皆目ないので、ちょっとたぶん根本的な部分ではあんまり好みではないなあと思ってしまった。でも菅田将暉小松菜奈が田舎を駆け抜ける疾走感はすごいいいなあと思ってなんか記憶あるなあと思ったら、この『溺れるナイフ』脚本は井土紀州さんやった! 『HYSTERIC』の千原浩史小島聖の、若い危うい尖り方が大好きでわたし、高校のときレンタル屋でVHSで借りてめっちゃ何回も見たのやった。瀬々敬久さんと井土紀州さんが組んで事件モノを撮ってらした一連の作品がすごい好きやった。井土さん、こんなガーリー少女漫画原作の脚本も書きはるんやなあ。ところでわたしは今更ながら、菅田将暉の魅力に気づきました。『そこのみにて光輝く』ではじめて菅田将暉みたとき、ほんまに頭の弱い子にしか見えなくて、本物の子なんかなって思っちゃったのやけど、単純に芝居がうまい子やったのや! しかも今更気になって調べたところ、なんとこの子、箕面の子で、わたしとドンピシャで同郷なのである! 大阪の中でも大阪臭がちょっと薄いというか、みなさんが想像する大阪ってたぶん、南の、河内の方の、血の気が濃ゆい感じとか、でんがなまんがなの世界観やと思うのですが、大阪の北端の箕面って地味で大人しめの片田舎なので、こう、でしゃばる気質が少な目なので、どうしても南の血の押されがちでスターがいないのです(わたしの勝手な分析です)。せやから、箕面からこんなスター俳優がね! と、こっそり自慢な気持ちになった。 

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11.10木

朝から普通に労働。またしても変な電話が何度もかかってくる。ハアハアゆってブチっと切るとか、無言電話やったのやけど、今日はパワーアップして、変な歌うたったり、ボクドラえもん!とかゆったりして、完全に遊ばれてる感じや! 糞! でも労働中、ちょっとお届け物をしにTレットJさんがいらしてくれて、なんとおかあさまとご一緒にいらしてくれて、とても可愛いおかあさまで和んだ。そしてちゃんと親孝行してはる光景を目の当たりにし、偉いなあとしみじみ思った。労働後、わたしポレポレ東中野へ『あなたを待っています』を見に行く。レイトショーまで2時間ぐらい時間あったので、ミスドで宿題の某誌のコラムを書く。1000字のオファーやったのやけど、書いてたら楽しくなって盛り上がって2000字以上の大作になってしまい、しかし結構自信作の面白い文章になったので、これどうしようかなあ。うーん悩む。でも宿題捗ったのでいい気持ちで、ポレポレへ。『あなたを待っています』は、漫画家いましろたかしさん×いまおかしんじ監督×松江哲明監督×山下敦弘監督という、すごい4人組が組んで、おまけに主演は漫画家大橋裕之さん、音楽は坂本慎太郎さんとオシリペンペンズ、もう、その界隈が好きなら色々たまらん人たちが集結してる企画なわけやけど、自慢やけどわたしはこの企画を、打ち合わせをしてはる光景を何年も前からずっと結構近くで拝見していて、それはその打ち合わせがわたしの労働先で行われていたからなのやけど、みなさん別口でいらっしゃることも結構あられる方々が、ある日から一つのテーブルで首脳会議していらっしゃって、全くなんの企みをしてはるんかはわからんのやけど、わたしはニヤニヤ挨拶したり接客したりしてて、でもたぶん4年ぐらい前からよく打ち合わせしてらして、4年がかりぐらいの企画で、上映後のトークでいましろさんが総製作費47万円とおっしゃってたのやけど、そんな低予算で映画が作れるの? しかもこんなに面白い! てまあそれはこの集結してらっしゃる方々がほんとに才能ある方々なのやなあと思ったし、そのひとかどの方々が、ほんとに純粋な気持ちでおもしろいことがしたくて楽しく作ってはる感じがして、だからほんとにおなか抱えて爆笑した。大橋さんはいつも何で見ても大橋さんそのものなのやけど、いいなあ、漫画家さんやけどいい役者さん。最後のトーク、いましろさんと大橋さん、ふたりとも寡黙なタイプなので普通に沈黙したりしててそれも面白かった。そして、いましろさんがおっしゃってた「君の名は。みたいなあのよくある入れ替わり、あれ、おっさんとおっさんが入れ替わるとかじゃだめなの?」て、ほんまや〜! すごい同意! て、わたし君の名は。見てないのですが、だって可愛い女の子と美少年が入れ替わるんでしょ、興味わかん! でも、いましろさんのおっしゃるよう、田舎のおっさんと都会のおっさんが入れ替わる、とかの設定やったらおっさん好きのわたしにはたまらない! ぜひともそういうやつをお願いしたいね! なんか、世間は美少女と美青年に席巻されすぎているような気がします。魅力的なおっさんはたーくさんおるのに、商業映画ってだいたいみんなおっさんは引き立て役になちゃってるよね。それはさておき、『あなたを待っています』は、まじ切れとユーモアが絶妙のバランスで配合された、劇場ではアハハと笑いまくれるけど、いざ帰り道思い返すと、色々怖くなる映画でした。自分の地震以後の5年間を考えたりしながらとぼとぼ帰りました。 

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11.10金

雨。朝から某誌のコラムを一旦編集さんに全文送り、これを前後編にするべきかどうか相談。結局、前後編とあけてしまうよりいっぺんに載せましょうとなって、ページ数も2倍になった! ありがたい! ゆうてみるもんや。その後、区役所へ行って、課税証明書なるものを取りに行った。保険証の更新で、わたしの収入を証明するあれこれの書類を集めて提出しなきゃで結構面倒くさい。夕方からI田さんと会った。いつもの我らのいきつけの飲み屋で、先週は二回も一緒にライブしたけどわたし風邪やったからちゃんと乾杯したりおしゃべりしたりできなくて、そろそろI田さんに会いたいなあってわたし昨日くらいから思ってて、そしたら今日急に、今からちょっと会いませんか? とまるで恋人同士のような、以心伝心的なメールを拝受し、わーい♡と会いに行く。すっぴんパジャマのままでふらっと飲みに行けるのは、ここが足立区相手が心許してるI田さんやったからでしょう。衝撃的な近況報告を聞いたりしてたのしく飲む飲む。この飲み屋、基本おばはん店員しかおらんしそれが売りの店でもあるのやけど、今日行ったらすごい若い、たぶん我らより年下の、若くておぼこい可愛い女の子がいて、ちょっとびっくりした。こんな店で働いちゃったら、じじいにモテてモテて大変でしょうな、なんて余計な心配をした。ここの飲み屋はテレビがついていて、みんな結構テレビにくぎ付けやったりするのやけど、ちょうどニュースで、「修学旅行中に、28歳の男性教師が夜こっそり部屋にデリヘルを呼んでいてトラブルになり、翌日この男性教師は引率が出来なくなった」と流れてきて、I田さんとふたりでちょっと盛り上がる。いい話やんって、だってこの男性教師、普段は愛媛の学校で、旅行先は大阪やったらしく、都会でちょっとテンション上がってしまったのであろう。まだ28歳、そらやりたい盛りのお年頃ですやんか〜。そして、「翌日引率が出来なくなってしまった」ていうのがいいね、きっと心ここにあらずになって、周囲に発覚しちゃったのやろう。なんか可愛いニュースやねって、世間はトランプトランプと大変な感じで騒いではるけど、日本は平和やなあと思った。

11.11土

先週の日記で、わたしがT山ハイツについて書いたら(先週名前出してるのに今更伏字というのもなんですが…)、なんと! I田さんのおばあちゃまはT山ハイツに住んでいらっしゃるとのことで、しかも今日、おばあちゃんちに行ってお昼ごはん食べる日やとのことで、ついていかしてもらうことに。朝、駅のホームで待ち合わせして、ふたりで西早稲田へ。1時間かかった。結構遠い。でも駅降りたらわりとすぐ、大きな団地群が現れて、うおーここが噂のT山ハイツか〜。ものすごく何個も棟があるらしく、ザ団地という感じ。しかも結構年季が入っていていい味わい。I田さんが「ちょっとドヤちっくだよね」といっていて、確かに! スーパーの前の小さな広場で住人のおじいさんおばあさんたちが遠くを見てひなたぼっこしながらみんなタバコ吸ってて、ゲットー感が漂っている。そしてちょっとドロボー市的な勝手にお店広げちゃってる感じのおばちゃんフリマみたいなのもあったりして、T山ハイツ、いい! すごくいい! エレベータ―ホールには「ペット飼育禁止!」という貼り紙と「ペットの糞は持ち帰りましょう」という張り紙が並んで貼ってあってめちゃくちゃ、でも敷地内をわんちゃんのお散歩してるおっさんとか普通にいる。いや〜すばらしとこやね〜とI田さんと言い合いながら、スーパーでお弁当やお惣菜を色々買って、最上階のおばあちゃまのお宅へ。お部屋にお邪魔すると、おばあちゃまも色々ごはんを用意してくださってたので、全部並べるとテーブルにはご馳走がいっぱい! ホームパーティのような状態に! 最上階のベランダからは、スカイツリー東京タワーも見れて、真下には箱根山があって、かの731部隊事件で有名なT山公園が綺麗に紅葉している。今日は晴れ渡ってあったかくっていい気持ちで、こんな日にお友達とお友達のおばあちゃんちでお昼ごはんを食べるなんて、ピースフルでハートフルで、わたしがこんな幸せな家族的な(注:友達の家族ですが)集いに参加できるなんて、不思議な心地。おばあちゃまのお話はとってもおもしろくって、昔おばあちゃまは四谷で喫茶店をやっていらしたそうで、そのときの「やってます」という看板がタンスにかけてあって、その看板はひっくり返すとマジックで「やってませんよ。また来てね。」と可愛い子どものひらがなで書いてあって、それは小学生のI田さんが書いたものやそうで、キュン! その隣には野中ユリコラージュ作品ではないの? と思っちゃうくらいセンスがよくて斬新な写真のコラージュが吊るしてあって、富士山とリンゴとその中に幼き日のI田さんがくり抜かれた写真が4つ、良い具合に青く焼けてて、すごく素敵で、これなんですか? と尋ねると、おじいちゃまが生前に作ったものだそう。なんでもおじいちゃまは近所で有名な発明家で、爆竹で手作り鉄砲を作って箱根山に上って遊んだり、イチゴごはんなるオリジナル料理を作ったり、とにかく色々作ってみちゃう愉快なおじいちゃまだったそうな。でもおばあちゃまもなかなかイカしたお方で、喫茶店ではオリジナルの納豆サンドイッチを出していたそうで、ひきわり納豆生姜をまぜてパンにはめて(この「はめて」て表現が素敵☆)、結構人気商品やったそうな。I田さんと、I田さんのおばあちゃまとわたし、3人でごちそうをつつきながら思い出をたくさん聞いて、とってもとっても楽しかった。ああ、ほっこりいい休日を謳歌している。これもお友達のおかげ。すっかり幸せな気持ちにひたりつつ、I田さんは夜はライブで、わたし六本木岸野雄一さんのヒゲの未亡人レコ発を見に行くので、電車でバイバイ。ちょっと時間あったのでサイゼリアで、宿題やろうかなってパソコン持ってたけどなんかそんな気になれなくて読書。閻連科の『年月日』を読みだしたらぶっつづけで最後まで読了。閻連科、前に読んだ『愉楽』てゆうやつがめっちゃ強烈で危険な話やったから今回もそういうのを期待してたら、真逆の、おじいさんとメクラの犬とネズミしか出てこない、すごい静かな本やった。これはこれで面白かったけど、わたしはやっぱり『愉楽』的なやつを期待しちゃうよね。読書したあと夜はスーパーデラックスでヒゲの未亡人を拝見。これがもう、めっちゃんこすばらしかった。実はわたし、岸野さんソロや、「正しい数の数え方」とかは拝見してたけど、ヒゲの未亡人としてのライブは初見で、なんでわたしは今までこんな素晴らしいものを知らずに生きて来てしまったのやろう……という、唐組をはじめて見たときと似たような衝撃を受けた! 岸野さん扮するヒゲの未亡人・ゾラちゃんが、若い頃の思い出を遡って人生を振り返りながら歌い、踊り、演じるこの不思議なショーは、映画と人形劇とミュージカルが合わさってて、あははと笑わせてくれながらもなんか泣きそうになってしまう、恋をしたり落ち込んだりして生きている世界中の女の子たちを、ヒゲが這えた未亡人のゾラちゃんが、笑い飛ばしながらそっと肩を抱きしめてくれたくれたようなそんな気持ちになった。ああ、こんな素敵な物を見ずに生きるなんて人生損してる! やっぱり生で見て聞いて得る感動って他では得られない。ということで、こんな素晴らしいヒゲの未亡人のツアー、関西編三本同行させていただけるなんて光栄すぎてうれしすぎてどうにかなりそうやけど、来週末、19日京都、20日大阪、21日神戸と、ご一緒するのでぜひ西の方見に来てくださいネ。いや、でもわたし関係なく本当にヒゲの未亡人は最高で見ないと人生損するので、全国各地、近くにヒゲの未亡人が来たら絶対見に行くことをおススメします!

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年月日

年月日

愉楽

愉楽


11.13日

昼間は家で洗濯などをしてだらだら家事。夕方「月の砂漠」が聞こえてきて、ハッ! 灯油の巡回販売や! と勇んで赤いポリタンクを持って外で待つ。今年はなかなかのこの巡回販売と会えなくて、もしかしたら廃業してしもたんかな、だって昨今灯油買う人そんなおらんやろうし、などと心配してたので、ぶじ巡り合えてホッ。これで我が家の越冬出来る。夜は神保町試聴室へ、飯田華子さん柴草玲さん熊坂るつ子さんのライブを見に行った。これがまためっちゃんこ素晴らしかった! 飯田さんの紙芝居にるっちゃんの音楽は抜群に合う! 「富士山」も「花」も見たことあるはずやのに、音楽付きで見ると印象がまたがらっと変わってゾクゾクしながら見た。久しぶりに見た柴草さんのソロもすばらしくて、「ホテルおぎくぼ」恐れ多くも昔ご一緒させていただいた際一緒に歌ったこととか思い出しながら、「たたみちゃん」ではなんかこういうことやりながら年をとっていくことの希望になったようなとても励まされた気持ちになった。ほんで最後の全員による女子会という名の出し物が、これが最強にすごかって、まじで来なかった人、見れなかった人聴けなかった人は人生損するでしょう。それぐらい超最高やった。飯田さんの天才っぷりを改めて嚙みしめたし、るっちゃんも柴草さんもご自分の芸風もしっかり確立されている上で、とても心が広くて芸の幅の広いお方なので、すごく小芝居も上手で、わたしはまんまと最初騙されてしまっていました。いや〜本当に最高の3人組やった。でももうこの3人でこれ見れることはないのかな、と思うと超勿体ない! 見なかった人は一生後悔するがいいでしょう!