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枕の下の秘密 

2017-12-31 これから

●公式サイト→ http://kitamurasakiko.net/

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北村へのライブ依頼はコチラ☞ kitamurasakiko.info(アット)gmail.com

その他のお仕事依頼はコチラ☞ warabisco15(アット)yahoo.co.jp


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★飯田華子さんと共著の超特殊装丁の小説『裸の村』(円盤/リクロ舎)ついに出来ました!呪いの歌のCD付です!

http://enban.cart.fc2.com/ca0/3957/p-r-s/  (←通販はここから)

☆キンチョー社のトイレの消臭剤クリーンフローという商品のテレビCMにOL役で一瞬出ています。ここのサイトからも見れるみたい→http://www.kincho.co.jp/cm/html/clean_flow_idol/index_sp.html




《 ライブ 》(予約はいづれも kitamurasakiko.info(アット)gmail.com まで)




〇7月14日(金)ポレポレ東中野にて上映中の、堀禎一監督の映画『夏の娘たち〜ひめごと〜』の21時からの上映後のアフタートークに、主演の西山真来さんとふたりで登壇します。西山さんとはわたし、同い年で、わたしがはじめて音楽をやらしてもらった映画で西山さんがはじめて主演してらした縁もあり、同じくらいの時期にお互い関西から上京してきていた縁もあり、時を経てこうやってご一緒できるのはすごく楽しみ! というか、この『夏の娘たち』DVDで拝見させていただいたのですがなかなか危険で、でも清涼感のある不思議な映画やったのでおすすめです。音楽は虹釜さん!


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〇7月19日(水)『早樹子、高円寺気分 第三回』

場所:高円寺円盤 時間:19時半開場20時開演 チャージ:1500円(1ドリンク付)

☆月例円盤ワンマンショーです。初心に返ってどっぷり暗い歌を歌い、ちょっとおしゃべりタイムもします。新曲もやります。この企画でだけで入手できる「早樹子のてきとう新聞」というのも作って配布しています。



8月6日(日)『第一回 北村早樹子トイピアノワンマン』場所:下北沢lete

時間:19時開場20時開演 料金:予約2000円当日2300円+1ドリンク

下北沢レテで定期的にトイピアノ企画をやらしてもらえるようになりました!この日は榎本美月ちゃんにも数曲、リコーダーハーモニカでお手伝いしてもらう予定です。

 

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〇8月16日(水)『早樹子、高円寺気分』

時間:19時半開場20時開演 チャージ:1500円(1ドリンク付)

☆月例円盤ワンマンショーです。



〇8月25日(金)『飯田華子と北村早樹子の母親教室・最終回』

場所:阿佐ヶ谷よるのひるね 

☆2年にわたってお届けしてまいりました母親教室ですが、この度最終回と銘打ってケジメをつけます!

前回はわたしがなぜ母親になりたくない人間に育ってしまったを飯田さんに尋問される会でしたが、

今回は飯田さんがなぜこんな風になったのか、わたしが掘り下げ問い詰めます。最終回ならではの面白い回になる思います!




テレビブロス姉妹誌『Culture Bros.vol.6』発売中!》

コラム『極私的おっさん見聞録』がついに連載になりました! わーい! 巻末に4ページどーんと載ってます。題字は今回も飯田華子さん! カストリ雑誌風のイカした絵&字を書いてくれて素敵なページに仕上がってます。読んでね☆ (←残念ながら休刊中)




《月刊官能文芸誌『特選小説』にて連載開始!!》

月刊官能文芸誌『特選小説』にて、北村早樹子の「マイクを握って♡」というほんのりエロいエッセイ連載はじまります! 『特選小説』は岩井志麻子せんせい、森下くるみさん、ドルショック竹下さんと、大好きな方がたくさん書いておられる雑誌なのでたいへんうれしい! これを機にみなさま手にとってみてください! 連載ページのイラストはもちろん飯田華子さんです☆



《北村早樹子の「そんなに不幸が嫌かよ!」》

わたしが連載エッセイや連載小説、コラム、書評などの文章をお送りする【北村早樹子の「そんなに不幸が嫌かよ!」】というメールマガジンがはじまりました。ぜひご登録を。毎月月末配信。無料です。バックナンバーもここから読めます→http://www.mag2.com/m/0001664038.html

2017-07-17

7.10〜16日記

06:22

7.10月

朝から普通に労働。IKAZUGOKEアルバムを出すことに決めて結構脳みそが忙しい。一応、わらびすこ舎からのリリースということになるので、舎長はわたしなので、そして今回はひとりで完結するものではなくって、飯田さんというパートナーがいなければ作れないものやし、それから色々な人の助けを借りて作って行かねばなので、方々へ連絡を取って考えないといけないことがたくさん。とはいえ、飯田さんがわたしの苦手分野はすごく助けてくれるのでありがたい。今日も急遽レコ発の企画書なるものを作らないといけなくなったのだけど、それも緊急で、わたしはとりあえず夕方までは労働なので動けず、という相談を飯田さんに朝連絡したら、夕方までの間に概ねを考えてくれてめちゃんこ助かった。そっちの件はなんとかなりそうと光が見えだしたのやけど、今度はレコ発会場の件で急遽予想外のことが起きたので、夜、飯田さんと近所のベローチェで緊急会議。そこでまた方々へ連絡をとるも徒労に終わる。お金のことを考えるのがとても苦手なふたりなのだけど、赤字になっては何の意味もないので、最良の策を考える。これが最良の策かどうかはわからんけど、一応方向性が決まって会議は終了。先週から連日ふたりで飲酒(いやわたしは飲んでないけど)してるので、今日は飲まずにコーヒーだけで健全に解散

7.11火

朝から普通に労働。コーヒー運んだり高速皿洗いしたりしながら、休憩時間に企画書も送る。わたしったらよく働くやーんとしばし自分をほめる。夕方労働上がったら、休憩室に今日は仕事休みのはずの若人たちが集まってきていて、なんなん?今日なんかあるん? と聞くと、来週のAちゃん送別会のビンゴ大会の景品をみんなで買いに行くというので、他の人やったらわたしは今までどちらかというと送別会すら欠席する付き合いの悪い人間やのやけど、Aちゃんというのならって感じで、わたしもついていくことに。というのも、若人たちに任せていた結果、半年くらい前に辞めたわたしが2番目に好きやったKさんは女の子なのにビンゴでオナホールが当たるという可哀想な最後を迎えることになったらしく、また若人たちに任せてたらそんなことになるから、「わたしもついていくわ!」と勇んでドンキについて行く。しかしH田くんという、わたしとタッグを組めばいつも下ネタを言い合って遊んでくれる24歳の青年とわたしは、ドンキアダルトグッズコーナーで盛り上がってしまい、結局大人のオモチャを2個もカゴに入れてしまった。しかし、今は色んな気の利いたデザインの可愛い大人のオモチャがあるのやね。100均でラッピングの包装紙なんかも買って、みんなでラッピング大会。こういうのも意外にたのしい。その後、みんなで飲みに行くというので、たまにはこういうのもいいかと思ってついて行く。鳥貴族のバッタもんのような、鳥貴族より更に安くてしょぼい居酒屋へ。ここで、わたしはCCレモンを注文したのやけど、一口飲んで、あれっ?と思ったので、これお酒とちゃう? と心配になって若人たちに飲んでみてもらうも、完全にCCレモンですよ〜とみんなゆうので、そうゆうもんかな〜とびびりながらちょびちょび飲んでたのやけど、やっぱりみるみるわたしの体調も変になってきて、店員呼んだらわたしがさっきから飲んでたのはレモンサワーやった! がーん! ホレ見たことか! もう誰も信じない! しかしちょっと前にもウーロン茶頼んだらウーロンハイが来ててぐびっといってしまってひっくり返りかけたことがあったから、用心して舐めるくらいしか飲んでなくて助かった。でも一応店員の前では「水を! 早く! 水を!」と渾身の演技をしてみたけど、普通に伝票はつけられたままやった。まあそんな事件もあったけど、男2人女3人、わたし以外全員20代前半という面々やのやけど、たまにはそういう、同僚というだけで別段なんの趣味もあわない若人たちと交流するのも悪くないなあと思った。若くても意外と大人やな〜と思う子や、やっぱりピュアやな〜と思う子もいて、こういう機会でもないと、どうしても偏った人としかわたしは会わないしプライベートでも接触しないので、外を見渡すという意味でも人付き合いって大事やなあと思って勉強になった。

7.12水

洗濯ものがたまりにたまっていて、気づけばパンティが引き出しにゼロ。しょうがないので全部洗って、今日はノーパンで過ごそう。別におでかけの用事はないし。もちろんノーブラです。というかわたしは申し訳程度にしかお乳がないので、基本家ではノーブラやし、いや、足立区内ではほぼノーブラである。一人暮らしの女の子は意外に家では全裸ですという子が多かったりするのやけど、わたしは一応ちゃんと服は着ています。裸族ではありません。でも、意外とノーパンで過ごせることがわかってしまったので、これからちょいちょいノーパンの日が増えるかもしれません。といっても一応仕事やお出かけの時はちゃんと履きますよって、公序良俗には反しませんのでご安心を☆ 昨夜帰ったらポストにMTから月亭可朝さんの33年ぶりの新曲「いってる北朝鮮」というCDが入っていたので、朝イチから6時間ぐらいずっと聴いていた。このCDは歌は1曲だけやけど、あとは可朝師匠のお噺と、去年のベアーズライブの模様が42分も入ってるお得なCDで、やはし可朝師匠噺家さんやからか、ものすごくおしゃべりがおもしろく、そして何回聴いても飽きない。音楽ですらわたしは何回もは聴けない人間なので、6時間も聴いちゃうなんてやっぱりすごい。可朝師匠は、結構色んなスキャンダラスな歴史もあられるけど、話をきいてたらものすごくやさしい人なんやとしみじみ感じて、こういうおっさん(いや、もうおじいちゃん?)は必要やと痛感。あの有名なボインの歌かって、なんか一般認識的にただのスケベソングのような扱いになってるけど、実はあれはすごく女の子にやさしい歌なんである! 女の子はつらいことや苦しいことを、男みたいに酒やギャンブルで飛ばさずにじっと胸に溜めてるから、おっぱいが膨らんでるんやで、という歌なのらしい! 今までそんなこと知らんかったので目から鱗やった。6時間も聴き続けていたら、だんだん可朝師匠にときめいてきている自分に気づいて焦る。いや、あれはモテるでしょ。モテるよ。おっさん好きにはたまりません。そうやって可朝師匠にときめきながら、今日は家で原稿と、わらびすこ舎の仕事。某文芸誌へのみじかめの単発エッセイを書いて編集さんに送信して、その後はワードを駆使してわらびすこ舎資料をつくったり、情報収集してプロモーションのやり方を考えたり、明日のジャケ写アー写撮影用の衣装を縫ったり。一日ノーパンノーブラやけど、それなりに仕事した気分の日。

7.13木

昼から、衣装を色々もって自転車ころがして飯田さんちへ。今日は撮影。といってもカメラマンはいないので、お互いがお互いを撮影しあうスタイル。飯田さんちについたら、白い布をバックに貼って、漫画や本をたくさん積み上げた上にライトを挟んでスタジオのようになっていた。すごい! まだ秘密ですが、今までにない色んな恰好の写真を二人分で合計246枚も撮った! すごい楽しかった! すごい楽しく撮影を終えて、データをデザイナーのU崎さんに送り、ふたりで乾杯しようとスーパーへ買い出ししにいって、部屋に帰ってきて乾杯しながら、今後の相談などもしていたところへ、また問題点が勃発。そこから折角の乾杯モードが一変し、2時間ほどふたりで狼狽える。いや、実のところわたしはそんなに狼狽えてはいなく、というと恰好つけてるみたいやけど、俯瞰で見て冷めた気持ちで、うーわって思いつつ、でもそう冷めてても話は好転しない、そこからふたりで1時間半くらいお相手と電話で話し合う。話をするときに、超素直に感情をぶつけることができる人と、そうでない人がいて、わたしも飯田さんも後者で、お相手は完全に前者の方やったので、すんごいストレートに怒りの感情をぶつけておられて、どうしたもんやろうかと、とりあえず怒りを鎮めて冷静になっていただかないとおはなしはできないので、ふたりで平謝り。そう、こうなったとき、後者側の人間は必要以上に遜って謝り倒してしまう、これも本当はたぶん、あかんのやろうとおもうけれど、確かにこちらに非があったは認めるけれど、そんな逆鱗に触れることか? そして、そこまで言われないとあかんことでしょうか? と、改めて問題が起きた最初の文脈を読み返しても、そこまでのことには思えないし、でもお相手がこうなってしまった以上は、無理やり仕事をお願いするわけにもいかないから、無礼を詫びたおした上で、引き下がって、もうこちらでやります、と伝えたのだけど、たぶんそういう態度をとると前者側の方は余計に腹が立つのか、怒り心頭しながらもどうしてもやると言いだして、もーどうしたもんかな〜と飯田さんと代わりばんこに電話口に立っておはなしする。お相手はすごくいい仕事をしてくださる方なのは間違いなく、しかしわたしたちとは当然状況も違えば、生活も性格も全然違うくて、お相手は超ド級の情熱家さんであり、感情はすべてぶつけ合うことが美徳やと信じていらっしゃり、だけど、わたしは正反対の冷めた人間なので、感情のぶつけ合いが必ずしもいい結果を生むとは思っていない。というかどうやったらそんなに情熱をもてるのか、感情を相手に思うがままに叩きつけられるのかが不思議でたまらなくて、出来るものならわたしかってそうやってみたいのかもしれない、でも、その回路がない。ひとつわかることは、この前者と後者の間にはどうしようもない溝があるので、それは埋まらない、わからないままわからない上で、自分とは違う人種なんやと思った上で、お付き合いしなければいけない、ということで、とはいえ大人なので、しかも仕事なので、わたしも少し公私混同しかけた部分もあったけれど、仕事の出来栄えの面では、お相手とわたしたちは一緒におもしろいものが作れる、という自信はあるので、ここはお互い我慢しながらもやっていかないといけないのでしょう。せやけど、もういい大人なのに、色んな人間がおるのやで〜ということを前提に生きておられない方もいらっしゃるというのは、これまでも経験してきたとはいえ、またかーという感じ。感情をぶつけるということで、相手が喜ぶとおもってぶつけるのやろうか。負の感情をストレートにぶつけられると、相手は傷つくということを考えたりしないのやろうか。謎は深まるばかり。しかし、一応今回の件は話はついたので、電話を切って改めて飯田さんと飲みなおし。だけど、人と関わるというのは本当に疲れることだね、出来れば自分ひとりでやれないものかって思っちゃうよね、と語り合った。わたしも飯田さんも基本、自分ひとりで10年以上やってきた人間なので、多くの人を巻き込んでなんかをするというのが大変苦手である。とはいえ、自分以外の人とやるからこそ発見しておもしろくなるという経験もしてはいるので、最初から排除してしまうのはなるべく避けたい。しかし似ているところは多々あるわたしと飯田さんやけど、飯田さんの方が圧倒的に心が広く、ちゃんと負の意見も聞き入れる、そして真面目だからそれによって悩んだりしている、でもわたしはまず人からあまり意見を言われることがない。もしかしたら、聞き逃してるだけなのかもしれないけど、批判というものをたくさん受けた経験があまりない。し、たぶん批判されたところで、ふーんて感じで別に悩まない=聞き入れないでありましょう。なんかすごく今回の件でつかれたけど勉強にもなったわ、と1時半頃にお暇して自転車ころがして帰った。

7.14金

昨日あんなに揉めに揉めたにも関わらず、U崎さんは最速でいい仕事をしてくれて、早速仮のアー写がきたので、ありがたく頂戴し、資料にハメ込んで印刷。うむ、良い感じや! なんやかんやでいい仕事をしてくださるので、やっぱりU崎さんはこのプロジェクトには必要な人やと改めて思った。我らの心が折れてしまわない限りは。昼間は原稿の直しをして送ったり在宅業務をして、夜はポレポレ東中野へ。今日は堀禎一監督の映画『夏の娘たち〜ひめごと〜』のアフタートークゲストで呼ばれていて、主演の西山真来ちゃんとトークした。映画もあらかじめDVDで拝見してたけど、改めて映画館で見るとやはし全然迫力が違うくて、特に音がすごくよかった。音楽は、音楽というか録音から整音まで全部、虹釜太郎さんがやってらして、虹釜さんとはわたし、円盤で出会って、その後もイベントに来てくださったり、映画の音楽も、ちょうどわたしが『息衝く』や『チョコレートデリンジャー』の劇伴音楽作りで悩んでいた頃に、虹釜さんはこの映画の音楽を作ってらしたので、お互い裏話なんかを交換したりしてたのやけど、しかし、あの虹釜さんがこんなに素晴らしいちゃんとした映画音楽を作る方やったなんて!?と、わたしはびっくりしてしまった。虹釜さんといえば、カレー野獣館という、普通には読めない謎めきすぎてる本を書かれていたり、一か月ひとつの食材だけ食べて生きるという謎のストイックな暮らしを趣味で何年も続けておられて、結果体調を崩しまくっておられたり、そういう変人奇人枠の方(←褒めてる)と思っていた。だけど、今回の映画音楽を聴いて、すごーと改めて見直した! 映画のストーリーは、とある山村に戻ってきた32歳の女(西山さん)と、そのまわりの家族、親戚、ご近所さんなどの、一見のほほんとした肌触りの映画なのやけど、実はかなりえげつないことが行われまくっていて、ネタバレになってしまいますが、田舎では喧嘩とセックスしかやることがない、という田舎ヤンキーあるあるを彷彿するような内容で、とにかく誰彼構わず見境なく、みんなセックスをしまくる。それが兄弟姉妹、親族であろうと見境ない。でも閉鎖された村の中では別段、おかしいことにもなっていなくて、みんなのほほんと暮らしている。わたしは勝手に自分の小説『裸の村』と繋がる! と思ってしまったんやけど、田舎の村の閉鎖感とその内側でさも当たり前に行われているタブーが重なって、うわーっと思いながら拝見した。そんな内容やったので、アフタートークでは壇上でセックスセックスと連呼してしまいましたが、ほんとにそういう映画やったし、でも西山さんが「わたしたちも夏の娘たちが他人事やないじゃないですか」といわれ、確かに、32歳(西山さんとわたしは同い年)、しばらく都会で生きてみたけれど、恋愛もうまくいかず田舎に出戻るという選択をした友人知人は多々いるし、わたしたちやって明日は我が身な話でもあった。堀監督ともお会いしておはなししてみたかったけど、今日は体調を崩されたそうで会えず。でもまた会えるかな。映画は異例の人気作につき延長が決まったらしく8月4日?くらいまでポレポレ東中野でやってるらしいです。この夏、ぜひ見た方がいいです!

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7.15土

朝、昨日こさえた第一陣のIKAZUGOKE売り込み資料を投函して、今日はブス会*を御徒町へ見に行く日! いきしな電車の中、日比谷線で、お向かいに座ったおっさん金魚を持ってて、しかも完全に金魚すくいで取ったであろうビニール袋にはいったやつ。なんかほっこりした。御徒町、せっかくなので近くの純喫茶丘に行こうと早い目に家を出る。上野とかこの近辺は実はいい喫茶店がたくさんあるのであーる。丘は中でも別格の、わたしの中で五つ星の喫茶店。年季もんのシャンデリアやステンドグラスは当然のことながら、ちゃんと文春やミナミの帝王なんかの漫画も充実してるのが信用できるポイント。そして値段も新宿渋谷の喫茶店と違って全体的にお手頃。ナポリタンもおいしそうやったけど、おなかは空いてなかったのでコーヒーフロートを注文。外があまりにも猛暑やったので調子こいて冷たいのたのんでしまったけど、中は冷房ぎんぎんなのですぐ寒くなってちょっと後悔。でもカーディガンもってたので助かった。しばらく読書。

罠~埼玉愛犬家殺人事件は日本犯罪史上最大級の大量殺人だった!

罠~埼玉愛犬家殺人事件は日本犯罪史上最大級の大量殺人だった!

いい時間になってきたので歩いて会場へ。今回は12月にやる男女逆転版「痴人の愛」のリーディング公演とのことやったけど、リーディングではじめてわたし、面白いと思った! 唐組の若手看板役者福本さんがナオミ役なのやけど、唐組での汗水涎の滴る熱烈な芝居とは真逆の、冷めた冷徹なお芝居がすごくよかった。もちろん話をひっぱっていく安藤玉恵さんも素晴らしかった。みなさんうまいなあ〜っと思った。12月の本公演が今から楽しみ。

7.16日

特選小説連載の取材で某M駅にあるダンススナックボンソワールというお店へ飯田さんと潜入。ここは飯田さんのザギンの同僚が紹介してくれたお店なのやけど、スナックのような形でありながら真ん中にはかなり広いダンスホールがあって、そこでみんな飲みながら手をとり腰を合わせ社交ダンスを踊るのである。わたし、社交ダンスなんて当然初体験やったのやけど、社交ダンスというのは基本男性がリードしてくれるから、女子はめちゃくちゃでもついて行けば乗っていけるもので、いや決してちゃんとは踊れてないのやけど、男性にリードされてクルクル回してもらったりするとやはり心踊るもので、取材のはずが普通に楽しんでしまった。客層の年齢が60代〜80代って感じで、男性も女性も、だからもうみんなおじいさんおばあさんなんやけど、そんなおじいさんおばあさんが楽しそうに踊っているだけで絵になるし、おじいさんにクルクル回してもらうのはなかなか楽しいものやった。詳しくは特選小説の連載で書くのでこの辺までにしときますが、おじいさんとおばあさんが手をとりあって腰をあわせて踊るというのはなかなかロマンチックで絵になる光景ですっかり取材を忘れてたのしんで、また行こうという気になっている。いや〜想像通りと言えば想像通りやったけど、良いところやったね、と近所の居酒屋で飯田さんと言い合って終電で別れた。

2017-07-09

7.3〜9日記

05:23

7.3月

朝から普通に労働。終わって、もうすぐ辞めてしまう、唯一の友達だったAちゃんとジョナサンドリンクバーだけで6時間くらい喋り尽くした。理不尽なことやシャレにならんくらい腹立つことなどを、ギャグと捉えて笑いあえる人って、この職場にはAちゃんくらいしかおらんかったので、すごくたのしく6時間笑い尽くしたけど、今後のことを思うと先が思いやられる。それから文化的なことを分かち合える唯一の同僚やったのでそれも淋しい。しかしなんでこの職場は、こんなに文化人が集うお店なのに、全然違う畑の、文化のブの字も興味ない子ばっかり入ってくるのやろう。。。

7.4火

朝から普通に労働。後、マッハで高円寺へ行き、円盤でT口さんに上納金を納め、新たに10冊「裸の村」を物販用に買い取って、急いで某大衆酒場へ。ひさしぶりにK井さんと飲んだ。お誕生日プレゼントも渡せた。K井さんに、今回の春公演が本当に最高におもしろかった旨をあらためて伝え、しかし代理座長としては色々思うところが多々あられたみたいで、それにまだ旅公演から帰って1週間しか経っていなく、だいぶお身体お疲れなのやろうなあと勝手に心配になった。やはし、大きな歴史や伝統を背負っていらっしゃるその背中は、すごくすごく大変そうやけれどかっこいいなあと思った。ひさしぶりにふたりで楽しく飲んでいたのやけど、台風がどんどん迫ってて、大雨が降ってきたので、そろそろ帰った方がいいよと言われ、泣く泣く帰路。台風のバカたれ。そういえば去年も今時期K井さんとしょんべん横丁でたのしく飲んでいたのに台風に邪魔された。台風ちょっとは空気読め。そもそもお前は空気の塊やろ。

7.5水

今日はIKAZUGOKEレコーディング後半戦。ここ数日ふたりで練りに練った台本の物語をしゃべって録音。文章ではおもしろいかどうか不安やった部分も、声にだして掛け合ってしゃべってみるとおもしろく、このIKAZUGOKEアルバムは、すごく面白い代物になったのではないでしょうか!と自画自賛モードですが、本当に最高で、今までになかった新感覚のアルバムが出来た気がしています! 飯田さんは夜はザギンへホステス仕事へ出かけていくのでまたわたしクーラーの効いた部屋で、金太(猫)を触りながら、飯田さんがシャワーを浴び、髪を乾かし、お化粧をばっちりして、ドレスも着て、綺麗なおねえさんになっていく様をゴロゴロしながらみとどけ、ひとときのヒモのよな心地を味わわせていただく。こう見ると、飯田さんはやっぱり美人でオトナのおねえさんや。かつかつ鳴らすヒールは実は中身が破けているけど、そんなの微塵も感じさせない貫禄。出勤する飯田さんと一緒に家を出て、わたし自転車をころがして帰宅。明日はこのIKAZUGOKEアルバムをプレゼンしに流通会社のB社さんに行くので、その紙資料を作る。今回IKAZUGOKEリリースに当たり、ひさしぶりにわたしの自主レーベル、わらびすこ舎を動かすので、ちょっと張り切りモードになっている!(そうは見えないかもしれませんが……)夜、今日が締め切りだった原稿を一個、仕上げて送った、

7.6木

朝、プレゼン資料をコピーしにコンビニへ行こうと家を出たら、ちょうど扉の前にコピー用紙に昔の活版印刷のような文字で「みっこくやろうをやっつけれ」という怪文書が落ちていた。これは、なんや!? 一瞬、わたし個人が誰かさんの恨みを買ってしまって、このような攻撃を受けているのか怖くなったけど、近所を見回すとあらゆるところにこの怪文書が落ちている。玄関前や、自転車の籠なんかに片っ端から入れて行ってる様子。うひゃっ! わたしカルト心くすぐられまくるこの怪文書。まず、全く何を訴えているのかがわからない。そして「やっつけれ」っていうカタコト感のニュアンスが可愛い。そして、活版印刷ぽく細工してあるのやけどちっちゃい「っ」だけは作れなかったからか、よくみるとマジックで「っ」だけ入れている。と、いうようなかわいらしさと危なさを兼ね備えた犯人は一体……?て思うと、たぶん、年の頃合いは60代70代、パソコンは使えない世代の仕業と推測できる。おじいちゃんが朝方ひっそりこうやって近辺の家じゅうに怪文書を撒くというささやかなテロを行っている、という絵を思い浮かべるだけでなんてときめくのでしょうか! んん? 普通は気持ち悪いこんな怪文書、見て見ぬふりか無言で捨てるのが正しやり方なのかな? わたしはすごくおもしろいもの見つけた気持ちになって、るんるんで近所にまき散らしてあった怪文書を拾い集めて楽しんでしまった! けど犯人からしたらせっかく撒き散らした怪文書を回収されて、さぞ不本意やったことでしょう。さて、そんな怪文書を拾い集めながら、駅へ行き、飯田さんと待ち合わせして、ふたりでいざ学芸大学。今日は学芸大にある流通会社のB社さんへ、IKAZUGOKEアルバムのプレゼンをしにいくのであーる。B社さんにはわらびすこ舎でかなり前からお世話になっているので、わたしはわりと馴染みの会社で、みなさんアットホーミーな感じでギョーカイ臭を一切出してこられないのでわたしはあんまり緊張せずに訪問。わらびすこ舎営業担当のY田さんにおひさしぶりですのご挨拶をしつつ、飯田さんを紹介する。そして出来たばっかりでまだマスタリング前のアルバムを聴いてもらいながら、昨夜作った紙資料を見ていただく。しかし今回のアルバムは一言でいうとコンセプトアルバム? というやつなので、たぶんなんの前情報もなく突然聞いたら、一体なんじゃろうこれはっとなることでしょう。紙資料を見てもらいながら、色々裏設定などを説明説明。Y田さんは営業担当の方なので、これをどうやって売っていきましょうかという話になる。そら、当然なる。わたしがいちばん考えるのが苦手な分野である。いちばんありがちな手法は、大物の誰かにコメントをもらって、それを全面に押し出して宣伝、というやつやのやけど、今回の場合、誰にコメントをもらうのがいいのかすごく難しい。IKAZUGOKEはヒップホップユニットやけど、たぶんいちばんの売りはそこではないし、悩む。悩みながらも今後のざっくりとした情報出しなどのスケジュールを決めていく。と、わりとあっという間に発売日がきてしまいそうなので、若干焦る。途中からプレス担当のN瀬さんもいらしてくれて、N瀬さんは今でこそプレス担当になっておられるけれど、もともとわたしチューバディスクから『聴心器』でデビューしたときの営業担当さんやったので、なんだか懐かしい気持ちに。和気あいあいとジャケットの形や紙の相談をし、納期などを調べてもらい、打ち合わせは終了。終わりくらいに入れ替わりでM尾さんが帰っていらしたのでM尾さんにもサンプルをお渡し。我らの次に打ち合わせでいらしてたいかついめのお二方、アナーキーのTシャツとか着てはったからもしかしたらアナーキーのメンバーさん?とか思ってたら、後々S肌M殊さんやったということがツイッターで発覚。ご挨拶したけばよかった。飯田さんとB社を出て、せっかくはるばる学芸大なんかに来たからこの辺で、ちょっと今後のぷらんを練りながら飲もうとなり、しかし足立区と違ってこの辺はたぶんお高いのよ、とびびって、懐にやさしそうな養老乃瀧へ。そこで今後のプランを打ち合わせしてたらいつのまにか10時くらいになっており、忘れてたけどここは目黒区足立区へ帰るには1時間以上かかるんやった!と思い出して帰路。しかし今日はちゃんとプレゼンも出来たし、飯田さんとゆっくり飲めたし、充実した日やった。

7.7金

朝、某溺死ジャーナルの原稿の決定稿をK吉さんに送る。これは溺ジャ以外では絶対書けない、いや、普通の倫理観念がある人間なら、墓場までもっていくような内容なのかもしれないけど、K吉さんから「溺ジャでしか書けないことをお願いします」とのオッファーやったので、これはもう、書くしかないでしょうって感じのやつを書いて送った。飯田さんが14時に我が家にやってきて、ライブの練習。そう、今日はIKAZUGOKEで秋葉原グッドマンでライブなのであーる。一応七夕イベントなので、七夕コントを考えて飯田さんが天の川織姫彦星を段ボールで作ってきてくれたので、それで七夕コントの練習。楽しい。そこからラップへ流れる練習や、ひさしぶりのネタの練習などもして、ふたりでいざ秋葉原秋葉原はこちら足立区からぎりぎり近い範疇に入るので比較的行きやすい。普段、わたしはもう最近はワンマンとか、ツーマンとかしか出てないので、こういうザライブハウスで対バンがたくさん長丁場のイベントに出ることがひさしぶりだったので、音の大きさや、若者率の多さに若干やられる。イベント自体はわたしの大バンドのベース、ゆっきー主催だったので、決してアウェーではないはずなのに、やっぱり我らはそもそもバンドじゃないからアウェーというか、なんか気を抜いたら居たたまれない気持ちに負けそうになる感じ。という個人的な性格上の問題点のせいで、知らない人が話しかけてくれてもわりと愛想悪く対応してしまい、人見知りが結構出てしまって後々ちょっと反省した。今日は、秋にやりたいと思っているIKAZUGOKEのレコ発にゲストでお呼びする予定のM崎T夢さん、K井K夫さん、あとそのお友達放送作家Hさんなどがいらしてくれてて、我らを見たあとは近くで飲んで待ってくれている状況やったので、色々気が気じゃない感じもあり、最後片付けや物販を飯田さんに託してわたしだけグッドマンを先に出て、みなさんと合流。そこで、どんな感じでしょう、出ていただけますでしょうか?という相談をしつつ、色々楽しく恐ろしい演劇業界の裏話に花が咲いた。しかしお三方みなさんわたしらなんかからしたら立派な大御所というか、名のある方々なのに全然威張らない寧ろすごく低姿勢で接しやすくおはなししてくださって、そしたらT夢さんはおもむろに秘密ノートを取り出して、年下と仕事するときの三ヵ条、みたいなのを見せてくれて、威張らない、愚痴らない、見下さない、みたいなのをすごい普段からご自分に言い聞かせてらっしゃるそうで、なんて、なんて誠実な、そして可愛らしい方なのやろう!となった。途中で飯田さんも合流して、レコ発にどんな形で絡んでいただくかなどの具体的な相談なども一応できたので、というかもう普通に時間が終電くらいになってしまっていたのでお開きに。いや〜本物の方は業界臭を絶対出してこないし寛大で、わたしらみたいなぺーぺーにも同じ目線で話してくださるんやねって飯田さんと言い合いながら足立区へ帰還。今日の反省や今後のことなども相談したかったので、結局いつもの和民へ流れる。そこで、ちょっと今直面している我らの結構まじでしんどい悩みについて話し合って、具体的な解決策を試案しあい、なんとかうまいこと、なあなあにもならず、こじれもせずいい方向へもっていけるように考えに考え、朝方やっとこさ光が見えた! ということで、3時半くらいに店を出たらもう明るくなりだしており、今日も今日で、山あり谷ありやったけど充実したいい日やった。

7.8土

さすがに朝帰りしたし、今日は寝れるやろ〜寝よ、だらだらしよ、と思ってたけど、眠り薬飲んでも結局1時間で目覚めてしまい、なんやかやパソコンへ向かって、昨夜の悩み案件のメールを考えに考えながら書く。わたしは、文章になるとわりとソリッドに人を傷つけたり不快にさせることをやってしまう傾向がある人間なので(既にこの日記をお読みの方はご存知だとおもいますが)なるべくそれをやらないように、しかし感情は伝えた方がいいので、感情も伝えつつ、しかし冷静に大人に、なかなかの長文を書いて送信。ひと仕事終えたらちょっと気が抜けて、ぼんやりしてたら気づいたら眠ってたりして、夜はまた飯田さんと駅で待ち合わせ、しかし今日は遊び。赤犬のライブを代官山ユニットに見に行った。代官山ユニット、中に入ったのははじめてやったのやけど、すんごい地下なんやね! ものすごい地底まで階段を下りると、ザ・クラブ的な雰囲気で既にDJさんがぶいぶいに盛り上げておられて、たぶん総勢500人くらいはおるんじゃないってくらいの大人数が湧いていた。飯田さんとふたり、ちょっとびびる。しかし、赤犬のライブは最高やった。これぞエンターテインメントというか、お客さんの心を確実につかんで楽しませ、そしてご本人たちも全員楽しんでおられる感が漲ってて、ほんとにすごくすごく楽しいライブやった。でも人を楽しませるというのは実は簡単ではないのは、わたしもよーくわかっているので、あれは当然の如く全員演奏力が抜群で余裕のよっちゃんな上に、実はしっかり構成を決めて、ナイトサパーズとイトウタカアキさんのバランスも絶妙やし、ショウとして完成度がすごい! ってわたしったら何様ですかって感じやけど、楽しませるプロってすごいなあと感銘を受けたのでした。そして、ナイトサパーズの踊りを見て、わたしらももっと踊りを研究しよう! っと飯田さんと帰り道誓いあった。あと、レオタードかわいいね、ナイトサパーズは全員おっさんやけど、おっさんレオタードって可愛い。ユニットを出て、駅までの道、クリーム色のレトロなベンツやBMが当然のように止まってて、やっぱ代官山てすごいなあって、ちょうど不動産屋があったから外から部屋の間取り図とか見てたら、ワンルームで15万とかで、足立区と違い過ぎて笑っちゃった。足立区に帰り、貧乏なので今日はふたりで日高屋足立区日高屋は毎回、なんかしら怖い人が隣の席に来ちゃうのやけど、今回は見た目普通のにいちゃんが、野菜たっぷりタンメンに、ラー油をひと瓶全部かけて食べていて引いた。そんなのを横目に、わりと真面目に、IKAZUGOKEジャケットの相談をした。来週は撮影であーる。飯田さんは連日の飲酒により、アルコール筋症とゆうのになってるそうなので、今日は深酒はせず、早めに午前様寸前に帰宅。

7.9日

お昼に家を出て、下北で取材大阪アンダーグラウンドシーン、特にベアーズ近辺のことを本にしようとしてらっしゃるMCBOOさんという方と、ライターの方とカメラマンの方で下北のザックという喫茶店で取材&撮影をした。はじめましての方とちゃんと喋れるかちょっと不安やったけど、色んな共通の話題がありすぎて、結構かなり盛り上がり、あっという間に1時間が経っていた。ベアーズに出ていた頃のことを思い出したり、H山さん界隈の愉快なみんなのことを思い出した。当時のわたしはもっと暗かったけど、今思うとすごい色んな愉快な人に囲まれてたわけやから、もっとエンジョイできてればよかったなあ。でも、そしたら大阪が好きなままで東京なんかに出てきてなかったかー。取材がおわり、渋谷に出て、今日はその後、C子せんせいと花代さんとの劇の練習。今日はダンスの先生が来て、最初ちょっと後ろ歩き後ろしゃべり?なんかの動きを教わった。そうこうしていたら今回の4人目の役者さん、というかたぶんキモとなるであろう、奇病のおじいさん役をやってくださるA屋N水さんがいらっしゃり、一瞬にして只者やない空気を発せられていらっしゃる方で、おお…となった。しかしご本人はすごく温厚で話しやすくていい方やった。Kちゃんとい10歳の娘さんを連れてきていて、というかたぶんKちゃんはこうしてそとにお父さんが出るときはいつも着いてきているんだろうなあというのがわかる関係性、お父さんのことがすごく好きで、そして絶対的な存在であるということをすでに知っている、だから常にお父さんを気にかけていて、10歳の少女らしくはしゃぐのだけど、まずお父さんの顔色を気にしていて、ちょうどお父さん、調子悪そうでおでこに冷えピタを貼っていらしたので、本当に具合悪かって単純に心配してるだけなのかもだけど、「大丈夫? 横になる?」とかまるでおかあさんのように振舞って、頭をよしよし撫でたりしていて、すごくきゅんとした。そして、子どもには懐かれないことで有名な北村さんなのに、なぜかKちゃんは会うなり「声がやさしいからわたしあなたが好き」と超ストレートに言ってくれて、それでこっそり耳元で「遊んでもいい時間になったら教えて、わたしあなたと遊びたい」ってゆってくれて、そして気づけばわたしは、Kちゃんと屋根の上に泥んこになりながら登ってはしゃいでいた。ふしぎ。でも、今思うと、彼女はもう立派な大人で、10歳だけど既に大人達と一緒に何本も舞台に出ている女優さんでもあるので、ただの子どもでは絶対になくってすごく聡明で相手を見つめる力のある子で、だけど、だから、すごくオトナな面と、そうとはいえ10歳の少女の面がどっちもあって、ものすごく神秘的な奇跡の存在に思えた。そんな少女がわたしを気にってくれるなんて!とありがたい気持ちで、一緒に屋根に登ったりしてたけど、その屋根の上でする会話もまるでオトナと話してるような感覚になる感じで、終始わたしは負けていた。いや、勝ち負けではない。また遊ぼうねって言ってお父さんに連れられて帰って行かれました。だけど、よーし!お芝居もこれで役者がそろったー!という感じで、しかもいよいよ楽しみな面々。どんなものになるのかは未知やけど、10月27、28、29日は今からあけといてください。

2017-07-02

6.26〜7.2日記

04:59

6.26月

朝から普通に労働へ。特筆すべきことはない感じ。帰って、明後日やるIKAZUGOKEレコーディングの、ピアノ演奏部分を録音して飯田さんに送る。IKAZUGOKEは相変わらず手作りユニットなので、レコーディングの歌録りも飯田家でやるのですが、ピアノ部は我が家で録って、それをミクスチャーして作るのです。その後はメルマガの最終回の原稿を書く書く書く。今回は読書感想文からエッセイに流れていくのを書いているので、結構むずい。そして今週は何気にやることが多くて忙しい。たぶん。

6.27火

今日も朝から労働へ。女子更衣室の鍵を開けると、なんと知らない外国人の女の子が寝ており、腰が抜けそうなぐらいびっくりして、「どどどちらさまですか?」と聞くも、あんまり通じない様子。「あの、こちら喫茶〇〇の女子更衣室なんですけど」というと、すごく不機嫌に「店長に許可もらてるよ!」といわれた。えっそうなのか。ていうかこの子、誰? 新人さん? 一応この更衣室は鍵があるのやけど、鍵もってるってこと?? 色々と明らかに不審なので、わたしはずっと警戒した質問を問いかける。「えっあのう、はじめましてなんですが、喫茶〇〇の新人さんですか?」ときくと「違う!そうじ!」とのこと。あ、そうか、そういえば会ったことはないけど、うちの店を含め、1階のパチ屋や地階の雀荘、6階の居酒屋などを深夜にそうじしてくれるそうじ部隊がいらっしゃるというのは聞いたことがあった。そのうちのひとりか。しかし、何故ここで、この更衣室の中で寝ているのか!? とかとかひとりで溢れる疑問と戦っていたら「あなた、新しい人?」と聞かれた。ここでわたしはちょっとイラっとして「いえ、もう丸8年ここで働いてますけど!」と冷たく言い放ってしまった。だって事実やし。しかし、まあたぶん留学生さんとかで若いのもあるし、日本語がむずいのもあるけど、終始ぶっきらぼうな単語言い切りの口調やと、こっちはすごい低姿勢で敬語つかってるんがアホみたいに思えてくる。でも敬語なんか日本人だけの文化やから、向こうからしたら意味わからんシステムなんやろな。でも、郷に入らば郷に従えと思ってしまうわたしはやっぱり心が狭い。そして、わたしはそういう言葉の問題で絶対無理やから、外国には行ったことがないしパスポートも持っておりません。朝から外人の女の子とそんなやりとりをしてたら完全にテンポ崩れて、まずタイツを持ってくるのを忘れたことが発覚し、コンビニに買いに行く。しかもコンビニの入り口で段差に気づかず派手に転んで膝を負傷&恥ずかしい。いや、この下りは外人の女の子全く関係なく、わたしが単純に忘れ物したうえ、どんくさくて転んだだけやのに、全部あの子にテンポ乱されてるわ〜みたいな気になってくる。もう働く前から色々ありすぎては〜って感じで疲れ果てて出勤。その他は特筆すべきことはなし。でも、むしゃくしゃするので帰りに紀伊國屋によって2冊も新刊を買ってしまった。

デンジャラス

デンジャラス

罠~埼玉愛犬家殺人事件は日本犯罪史上最大級の大量殺人だった!

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6.28水

今日はIKAZUGOKEレコーディングの日。といっても、我ら手作りラップユニットなので、レコーディング場所も飯田さんち。12時飯田さんちへ行き、そこからバンバン歌入れしていった。別に踊る必要もないのやけど、ラップやし、テンションあげるために無駄に踊って動いたりしながら録音。途中、何度か飯田さんのマックちゃんがフリーズしてしまい、冷や冷やなことになったけど、なんやかやで動き出してくれて、全曲一応録り終わる。が、歌部分が録り終わっただけで、ここからIKAZUGOKEの本領発揮というか、具体的にはまだいえませんが、趣向を凝らす部位についてふたりですごーく考える。変な設定がたくさん出てきておもしろい。おもしろいけど残りはお互いの宿題ということで、飯田さんは夜は銀座のお仕事があるのでおめかしタイム。お風呂に入ってお化粧しているのを横で猫(金太)を撫でながら待ってるわたし。なんか、彼女を働かせて自分は家でだらだらしてるヒモのよう。飯田さんがご出勤のときに一緒に家を出て自転車転がして帰宅。帰ってメルマガの原稿を書いて書いて書いた。

6.29木

メルマガの原稿が一応出来たので、編集M井さんに送って、少し晴れやかな気持ちになり、昼間っから窓あけてぼーっと読書してたら、突然、荘厳なおじいさんの合唱が聞こえてきて、何やらお向かいのお寺で壮大なお葬式が始まった様子。音声が筒抜けなので、ベッドに転がりながら聞いていると、何やらお亡くなりなったのはこのお向かいのお寺のお坊さんで、このお坊さんはなかなかファンキーなお坊さんやったらしく、「かの北野武さんとは竹馬の友であり…」とか言いだしで、ほんまか?! でも北野武足立区出身やから、ない話ではない。「そしてアルピニストとしては植村直己さんとも親交があり…」とか言いだして、これまたまじかよ!? とひとりでつっこみいれまくるけど、弔辞のときに、日本山岳協会会長とかが涙ながらに「山では共に雪崩に遭い、肋骨が7本も折れたこともありましたね」とか言ってたから、あながち嘘ではなさそう。なんか、わたし別に参列者でもなんでもないのに、勝手に参加してるような気分になってきた。なんか昼間から一方的に楽しませていただいた。夕方から、ちょっと日暮里へおでかけ。日暮里にはトマトという、安い生地屋さんがあって、みなさん舞台衣装とか演劇の人は結構御用達?なところで、大阪でゆうととらやなんやけど、とまとは広い! そして規模もでかい! 本館で、新しいトイピアノを何とか手作り鞄に入れて持ち運べないか、作ってみようと思って赤いキルティングを買って、そのあと1m100円コーナーがすごい充実してたので、無駄にいらんけど可愛い生地を買ったりする。あと既に開いてる形で売ってる水中花が売っててしかも30円という破格やったので、可愛いから買った。そうゆえばレースのカーテンが欲しかったので、それ用にレースのカーテン生地も100円コーナーにあって激安やったので購入。カーテンなんか普通に買ったらめっちゃ高いよね。我が家のカーテンは全部、只の布をぶら下げておるだけです。材料は買ったのでほくほくしながら帰宅。とりあえずカーテンを上の部分をちょっと縫って金具というかぶら下げる用の杭のようなのをハメる作業をして、無事カーテン化に成功。トイピアノバックまで作るパワーはなかったので、これはまた後日。しかし、うちはミシンなんていう家電がないので、全部手縫いの介になるので、これが結構めんどくさい。ミシン、1年に2回くらい欲しくなる。ネットカフェみたいに、1時間いくらとかで貸してくれる場所ないかなあ〜ってまじでおもう。1年に2回のためにわざわざ買うほどちゃうし。夜は明日のライブの準備をしたり、読書したりした。桐野夏生の『デンジャラス』。谷崎潤一郎家の女たちの話なのやけど、そこまでが実話でどこからが作り話かわからんけど、なかなかえげつなくて面白い。谷崎は、佐藤春夫との嫁入れ替え作戦?に代表される狂った癖、というかそれも小説のネタのためなのやろうけど、そう、書かれる身と書く身について結構わたしは自分と照らし合わせてしまったりなんかして読んでいる。わたしは谷崎のように、作品のために変な行動はしないけど、でも嘘がつけないのでプライベートがすぐ歌に出てしまう傾向があり、歌にされてしまう男性からは顰蹙を買いがちなので他人事ではないな〜とか思った。

デンジャラス

デンジャラス

ぼんやりダウンタウンデラックスをつけてたら、偶然自分が出ているCMが流れて焦った! というか、テレビではじめて自分で目撃した! ほんまに流れてるんやな〜。

6.30金

朝から雨。ザ・梅雨。髪の毛がチン毛のようになって、何度アイロンとかしてもダメ。またストパーをかけに行かないとあかんのやろうか。でも美容室いややし、ていうかたぶん美容室行ったらその前に白髪染めでしょうってなって、そしたらものっそいお金かかるでしょう? わたし、美容にお金をかけるというのが意味わからないと思ってしまう、女子力ゼロの女なので、どうしてもお金をそっち方面にかける気にならない。しかし、チン毛のごま塩ヘアーは悲しい。夕方には雨は止んで、今日のライブ会場、入谷なってるハウスへ。入谷は比較的我が家から近所なので行きやすい。行きしな、うちの最寄り駅で、すごい真っ赤な子がいるなあ、しかもランドセル背負ってる、可愛いけどオトナやな、とおもたら、あれっどっかでみたことある、ハッそうや、十四代トイレの花子さんや! もう覚えてらっしゃる方はどれくらいいるかわかりませんが、1年半ほど前にアウトデラックスに出た一回目の登場時の、2本立てのもう1本の方が、山口敏太郎率いる日本版アベンジャーズという謎の軍団で、その中にトイレの花子さんがいたのやった! でも彼女、調べたら、アベンジャーズ関係なくひとりで結構ライブ活動などをやっておられるようで、ファンも多く有名人! それがなんでこんな駅に?(わたしが暮らしている駅は文化のブの字もない、ライブをする場所なんてあるわけもないし、まともな本屋のひとつもない、わざわざ用事があるわけがない駅なので、住んでいらっしゃるのかなあとしか思えない) もしかしたらご近所なのかも? とか考えてしまった。でも、彼女はプライベートからランドセル背負って眼帯つけてキメキメなので、話しかけられる余地なんて微塵もない感じだし、話しかけたところで話が続く気もしない。また見かけても、こっそり見守ることにしよう。入谷について、下町感を吟味しながら会場入り。K林さんがかくかくしかじかで今や店長になっておられて、それが結構大変そうやった。でも音周りのことは完璧で、グランドピアノやし、すごくやりやすい環境やった。本番まで1時間ちょっと時間あるから、どっか喫茶店行こうと思って歩いていくも、行くとこ行くとこ「もう閉店ですー」と言われてしまう。合羽橋自体もだいたいどこも6時くらいに閉まるから喫茶店もそんな感じ。ガーン。諦めて、セブンイレブンソフトバンクユーザーは無料でもらえるソフトクリームを近所の公園のぶらんこに座って食べながら、曲順を考えたりする。時間になって会場に戻る。お客さんは少なかったけど、ライブ自体は自分的にもきもちよく出来て、くらーいライブをMCゼロでやっときながら最後カラオケで「だいすき」を歌い、間奏から物販のCMに入るという姑息な手を使ったら、物販がものすごく売れた! というかこんなけしかお客さんいないのに、こんなに売れていいんですかって感じで、小説は全部なくなって、CDも、まさかの全部買いしてくれる神様が現れたりして、ありがたや〜〜〜という感じだった。対バンの鶯色さんもおもしろかった。山田民族さんは、単体では存じていたけれど、単体でも芸達者な印象やったけど、鶯色では本来は女装して、おもしろい歌を、相方の鈴木美紀子さんと不思議なハーモニーで歌うみたいなのやけど、その衣装がここ数日でなくなったとかゆってて、だからすごく微妙に中途半端な、上半身だけおばさん、下半身はおっさん、みたいな恰好やねんけど、やっぱり歌の破壊力がすごいから、歌詞が全部おもしろいし、いや〜変なライブやった。ひっくるめて良いツーマンやったとおもたねんけど、お客さんが少なかったのが残念。とはいえ、本が全部売れたので、明日もライブやけど明日のが足りない心配が出てきたので、急遽、帰ってから自転車で夜中、飯田さんちに在庫を取りに行く。そしたら、お父様とお母様が来てて、おかえり〜という謎のお出迎えをしていただき、今日は飯田さんの愛猫金太を美容院に連れてって散髪する予定で、ご両親がいらしてたそうなんやけど、お籠に入れて連れていこうとしたら金太は錯乱状態になっておしっこをまき散らして暴れてそれどころじゃなくなったそうで、なので普通にご両親、お酒飲みながらまったりしてはる感じやった。お父様に至っては布団を敷いて寝てらした。折角家族水入らずな場面にお邪魔してしまい、申し訳ないって感じだったけど、もうわたし、飯田さんのご両親には自分の親よりもよくお会いしているので、普通に、ただいま〜みたいなノリでお邪魔。しばらく4人でおしゃべりし、ご両親は終電で帰られる流れになったので、ふたりで駅にお見送りして、せっかくなので飯田さんと、IKAZUGOKEアルバムのことで相談もあったし、ちょっとコンビニ焼き鳥など買って、家で飲みながらお喋り&ミーチング。結局3時くらいまで長居してしまった。なんやか不思議な日やった。

7.1土

今日もライブで、本日は大久保のひかりのうま。ここはお店の内装もトイレやカウンターに置いてるオモチャも全部可愛くて、店長マルタさんも、ユニちゃんも可愛いし、好きなお店。実はユニちゃんはわたし、元同僚で、一緒にウエイトレスしていたのはもう4年くらい前になっちゃうのかもしれんけど、最近の労働先の近況なんかを伝えたりしてカウンター越しにひと盛り上がりする。でもユニちゃん元気そうでよかった。対バンペガサスさんは、この春に一緒に沖縄ツアーご一緒した方々やし、今日はアットホームな感じでたのしい感じ。とはいえ、ライブ自体はわたしも含め、全員アットホームしない感じでよかった。ペガサスは相変わらずかっこよすぎで、本当に興奮して立ち上がって、拳を突き上げたくなってそれを抑えるのに必死やった。主催の大河内大祐さんは普段はお坊さん?らしく、3日に一回頭を剃るそうで、すごく綺麗な坊主頭やった。歌は色んな声が出るんやな〜と思った。お坊さんて、こういう課外活動されてる人多いんやなあ。大河内さんはすごくまだお若い(たぶんわたしより若い)けど、一昨日葬式やってたお向かいのお坊さんもアルピニストやったらしいし、それから呪殺祈祷僧団の面々なんてまさにその権化というか、上杉清文さんこそ、僧侶の傍らおもしろパホーマンスをやったり、たくさん本をお出しになってたり、そして全部おもしろい。なんかこの1,2か月でお坊さんの見方が変わった。昨日とは違ってライブは結構お客さんいっぱいいて、でも物販は殆ど売れなかった! お客さんの量と物販の売れ方は比例しないなあと思った。みんなとおしゃべりしてたらなかなか遅い時間になってしまい、終電の一本前で帰宅。途中、C子せんせいからたいへん切羽詰まったLINEが来てて、乗り換え待ちの時間に10分くらいお電話。また1日だけ、クレールちゃんにならなければいけないかもな話になる。最善は尽くそう! 最寄り駅から家までの間に吐瀉物に7個も遭遇するという最高記録を達成。しかしこの町はそういう町やから、別に嫌な気持ちにもならない不思議。

7.2日

朝から、パソコンさんに向かい、IKAZUGOKEの紙資料を作りかけたりして、そしてもう夏。うちは木造アパートで隙間風も入るからなんか夏場でも何故か涼しいので、冷房もまだ使ってないし、扇風機もまだいらんかな〜て感じやったけど、一応押し入れからだしてくる。扇風機回したら、やぱり涼しい。昨日のC子せんせいからのお電話で、また一日だけ『女中たち』のクレールをやることになりそうなので、しかも結構急なスケジュールで、なので、セリフを思い出そうと去年使ってたぼろぼろの台本を出してきて復習。するも、復習どころか、もう全然覚えてなくってびびる。1年前に入れ込んだはずのセリフやけど、1年経ったらパアなんやなあと自分の記憶力にショックを受ける。これは1から覚え直しと思った方がいい。がんばろう。夜になって、IKAZUGOKEアルバムのアイデア出しあいメールが白熱しだす。こっちもひとまず来週(もう今週?)が山て感じ。なんやかやで頭の中は忙しい。でも全部楽しいことやからストレスはない。

2017-06-26

6.19〜25日記

06:09

6.19 月

朝から普通に労働。が、また電車で寝過ごして代々木上原に行ってしまう。おまけに階段をすべりだいのようにどんくさく滑り落ちてお尻&右肩を強打。朝のラッシュ時、痛いより恥ずかしいが勝つ。無事労働を終えて、帰りに紀伊國屋によって上原善広さんの新刊『路地の子』を購入。その他は特筆すべきことはなし。

6.20火

病院の日。今日は診察も検査も午後だったのやけど、いつも血管が細くて失敗しまくられる採血が、午後やとちょっとは血の巡りが良いからか、見ていて感動的なまでに綺麗に注射器の中でぴゅうと放射線を描くように血が抜かれて行ってて、おおーと感心感心。その他はいつもと変わらぬ、バケツリレーのような流し診察。眠れないといったらまた新たに睡眠薬が増えた。これで眠り薬だけで5種も飲むことになるんですけどー。もちろんその他のお薬もあるから寝る前に7種も飲んでいることになるんですけどー。これ、いわゆる薬漬けという状態なんではないでしょうか! と、先生自体には言えないし、処方通りに薬を飲むのがクランケの務めな気もするのでなんともいえない。薬代がすごい金額になっていた。帰って明日の円盤ワンマンの練習。新曲をやるのでそれの練習。と、ちるめらさんの「一輪のりんどう」をひとりでピアノでやってみようと練習。さみしくていい歌。そして、声がちゃんと普通に出るってありがたいことやとしみじみ感じた。夜、『路地の子』がおもしろすぎて一気に読んだ。肉屋の裏も表も丁寧に書かれていて、それからヤクザ右翼との絡みなんかも出てくるのでわたし的に好物だらけの本やったけど、反面教師的に生きてこられた上原さんがこうやってお父様の半生を緻密に取材してお書きになるって、かなり色々な葛藤があったんではないかなあと思うと、結構胸にくる本やった。あとがきで、実兄の性犯罪も、ご自分の女性関係トラブルも、全部復讐ではなくて、お父さんに振り向いて欲しかっただけやと認めてはって、それもすごくぐっときた。母VS娘もかなり色々あるけど、父VS息子も、女にはわからん苦しみが付きまとうものなんやろうなあ。そして、大阪の肉屋の事情を読みまくったせいか、非常にかすうどんが食べくなった。

路地の子

路地の子

6.21水

朝、というか夜中、まだ眠りに落ちて1時間くらいのときに、パッと目が開いたら突然発作的ないてもたってもいられない感に襲われて、と思った瞬間猛烈な顔面の痛み&衝撃音。要するにベッドから落ちました、しかも顔から。そして、顔が直撃したのが枕もとにおいてる、積読などを積んでる折りたたみ机やったのやけど、どんな落ち方したのか不明なのやけど、折りたたみ机の脚が一本完全に折れて、刺さっていた釘が飛んでいき、色々信じられない形になっていたのであーる! 顔面の方は鏡でよくみたら左面ほほの下の方にちょっとアザが出来てますがその程度、わたしは冷静に、朦朧とする意識の中で無意識にねじ回しなどを出してきて、なんとか机を直そうとがんばっていたらしい。しかし、その発作的な居ても立っても居られない感の方が勝って、狭い部屋じゅうをとりあえずうろうろし、そしてそれだけでは我慢できなくて何の用もないのに夜中に近所を徘徊。なんか近所のコンビニを無意味にはしごして歩いたら気が済んだのか帰宅したのやけど、この原因は昨日はじめて処方された新しお薬のせいでありましょう! あーあぶないあぶない。とりあえず、新しくなったお薬は明日からは飲むのやめよう。そんな最悪の目覚めだったけど、落ち着いてから「早樹子のてきとう新聞6月号」を書いてコンビニでコピー。ほんで練習練習。夕方から高円寺円盤へ。着いたら外人さんが4人くらいいて、T口さんが質問攻めにあっており、おやおやと思っていたけど、どうやらものすごく日本のアングラサイケマニアの外人さんたちで、その手のレコードを漁りにはるばるオーストラリアからやってきたそうな。カタコトの日本語で、「わたしのいちばん好きなバンドは不失者です」と自己紹介してくれてたまげる。他にもジャックスが好きとか、三上寛が好きとか、わたしも知らんようなその時代のサイケバンドの固有名詞が飛び交いまくり、すごい、こんな外人おるんやーと感動した。T口さん曰く彼ら円盤で10万くらい買っていったらしい。そして、わたしが徐にリハをはじめたら、「グー」とかゆってくれて、わたしもカタコトで「今日20時からここでライブします」て伝えたら見にくると言ってくれた。日本語オンリーの歌やから、外人さんには全く理解不能の音楽やと思うけど、ジャックスが好きとかゆうくらいやから、何かわたしの音楽でも伝わるものがあるかもしれない。4階のタコ部屋でしばし準備して、時間になって円盤へ。今日は前回と順番を変えて、最初から暗い弾き語りコーナーをどっぷり行く作戦にしたので、T口さんに照明を落としてもらう。雨やし、お客さん全然おらんかったらどうしようと思ってたけど、前回よりちょっとだけ増えていた! ということは、悪くはないでしょう! ありがたし。例の外人さんも途中から入ってきて見て行ってくれた。この円盤ワンマンの会は、一切拍手をしないという暗黙のマナーをみなさんが守ってくださり、今回も小一時間、一切拍手もMCもなく、ひたすら歌に集中して歌い続けるライブが出来てわたし的に満足でした。恥ずかしながら例の新曲も披露。内容が内容なので、聞く人にとっては、うわ……みたいになったやもしれませんが、あの曲については質問は受け付けません。チーンと張り詰めた空気の中ひたすら歌い続けといて、最後におしゃべりコーナーで、てきとう新聞のトピックを一個ずつおしゃべり。こうやって書くと、一か月色々あったなあと思う。末井さんや呪殺祈祷僧団の話から、上杉清文さん一派の日本冷やし中華連盟(通称日中連)話をしたら、T口さんがあとから色々昔のあの辺のおもしろ話をしてくれた。冷やし中華連盟という謎の団体名のからくりもわかった。妹が初任給わたしのライブのチケットをお姉さんにプレゼントしてくれたという、素敵な可愛い姉妹が来てくれたりして、他にもはじめましての女性のお客様もいて、個人的にうれしかった。来月は7月19日!また新しい曲をやるつもりでいますので、どうかみなさん、見捨てず来てくださいね。

6.22木

新しいお薬を飲まなかったので変な発作も起きず、でもいつも通りあんまり眠れず。今日は突然先週から浮上した(1年前に企画倒れたと思ってた)アニメーションのエンディングソングのレコーディングの日。ピアノのフレーズを思い出して練習して、昼過ぎからレコーディング場所神保町。ついたら珍しくわたし以外全員来てて、今回、急にエンジニアとしてお願いしたU波さがグランドピアノ開けて特殊マイクなどを立てて準備中。U波さん、またしても若返った気がして、「また若返りました?」とかきいたら、どうやらグルテンフリーというやつをこの1年ぐらいずっとやっておられたらしく、わたし、なんとなく聞いたことある言葉やけど実際意味をわかってなかったのやけど、どうやら食生活から徹底的に小麦を除くというストイックなものらしく、パンもあかんし麺も全般ダメ、10割そばだけいけるけど、あともちろんお菓子もダメやしビールもダメ、厳密にいうと醤油にもグルテンは入ってるからあかんとかで、えーじゃあ何食べるねんってゆうたら、お米やお肉はもりもり食べるらしい。でも醤油なかったら味ないやんね。けど、グルテンフリーしてから便通もよくなって体調がすごくよくなり痩せて若返ったらしい。身近にそういうことを実践している人がおらんかったのでびびる。しかも男子でそういうのって珍しくない? わたし的には、男性は好きなもんを好きなだけ食べて、ちょっと太ってるくらいで全然ええのにな〜とかおもったけどこれは個人的な趣味のはなしやな。U波さんは先日の劇団サンプル最期の公演の音楽を担当してらしたので、サンプルの話などをしつつ、アフタートーク村田沙耶香さんがいらっしゃる日をわたしはわざと選んで見に行って、U波さんも村田さん大好きとおっしゃってたから絶対来てはるとおもったのにいなかって、なのでここぞとばかりに村田さんが打ち上げで話してくださった素晴らしいエピソード披露して羨ましがらせる。とかってわりと楽しく緩い感じで録音開始。といっても今回エンディングの1分弱の曲1曲だけなので、しかもピアノ1本とボーカル1本なので、取り直したとはいえ結構すぐ終わった。1時間弱で終わった。わ〜もう終わった〜! とかゆってたら、これでも今回は結構テイク多かったですよ、とU波さんがゆってて、今回はそのアニメーション監督にOKか、NGか、もうちょっとこうゆう感じ、とか結構色々オーダーされるがままに何回か録ったから、わたしにしてはテイク多かったかも、そういえばわたしっていつも本番レコーディングもだいたい1発2発でオッケーですもんね、とか話した(U波さんには何度もレコーディングエンジニアとしてお世話になってて、『明るみ』というアルバムはまるごとそうやし、『卵のエチュード/お葬式』シングルもそうやし、結構わたしのやり方をわかってくださってるので話が早いというか、やりやすい)パパッと録音は終わったので、データの受け渡しの話とかを監督とU波さんがしてて、一応2時間会場を借りてたから、あとは無駄話をして盛り上がった。けどここには書けないお話です。U波さんは神保町の古本街に消えていき、わたしと監督も半蔵門線で反対方向に乗って別れて今日のお仕事終了。

6.23金

寝れないので、夜中3時から活動はじめ、原稿直しを3件ほど片づけて送信。その後労働へ。休み時間先日円盤で買った本を読む。戦後すぐから寿町のドヤ在住で日雇い労働者やったのやけど急に思い立って60歳すぎてから受験して東大生になり、そしてその東大も卒業して、生活保護をもらいたいがために貯金を全部なくそうと思って、突然小説を書いて自費出版し、そしてそれを適当に知り合いに配ってた85歳のおじいさんの小説を読みだす。長編の『霧笛』というやつと、短編集があって、長編から読みだすも、これがすごいおもしろくて、作品を固有名詞を使って褒めるのは本来よくないのやけど、例えるならば、「家畜人ヤプー」ミーツ武田泰淳の「富士」って感じで、こんなんをドヤでしこしこと80すぎのじいちゃんが書いてたのかと思うと色々胸が熱くなる。労働後、渋谷の桜丘町にある千絵ノムラさんがママをやってるスナック雨という店で、飯田さんがライブをやるので見に行く。桜丘町は渋谷でも綺麗な方の渋谷で、オフィスと高級住宅地て感じやのに、突然花畑のように飾り立てられた壁面にマジックでぎっしり「ロシアエルミタージュ美術館には猫ちゃんが8匹雇われていて…」というはじまりの、なんかちゃんと読んでも意味があんまりわからへん、所謂デンパ屋敷が出現し、あっけにとられてたらどうやらその並びの建物の二階がスナック雨で、ひさしぶりにしゃべった千絵ちゃんに、「ちょっと下の壁怖かったんやけど!あれはここのビルのオーナーがああゆう人なん?」とかゆってたら「あははこのビル全部なんかやばいよ!」と軽く流された。ついたら飯田さんが一生懸命準備中で、わたしは前の方のソファーに座って、青ぐらいところで暇つぶしに例の本を読んでいた。どんどんお客さんが入ってきて、いつも飯田さんのライブにくるお客さんもいれば、たぶんこのお店の常連さんというか千絵ママについてるお客さん? とかもいて、すごいな〜と思う。飯田さんの紙芝居は、一部はCDをつかったエンタメ寄りの紙芝居で、二部は大人しめの音楽なしの紙芝居、「街」とあとその次に続けてやった短編(タイトル失念)の2本攻めがわたし的にとてもよかって、飯田さんはすごく色んな夜を見てきた人なんやなあと思った。夜の美しさや淫靡さを描きながら、でも結局朝になるから今夜も全然大したことじゃないんだけどね! みたいなクールな描き方が飯田さんらしくって、じーんとした。最後に謎のダンスを千絵ママと踊るといってたけど、それが予想外の創作ダンスのような結構しっかり長尺のダンスやって、意味はわからないけど面白かった。あと今日は飯田さんずっと、手作りの、ゴミ袋で作ったドレスを着てて、段ボールをビニールひもで編んでしっかりコルセットまで作ってて、キッチンペーパーでお花の飾りまでいっぱい作ってあしらって、完全にホームレスお姫様って感じで衝撃的やったけどすぐに見慣れた。足立区まで一緒に帰って、ふたりで庄屋で飲んで、ちょっと秋に出すIKAZUGOKEアルバムのレコ発に関する会議なんかもした。来週はアルバムのレコーディングであーる! 朝方閉店で追い出されて帰宅。

6.24土

朝帰りしてちょっと寝て起きて、部屋を一応片づけて掃除して、何故なら今日は榎本さんが我が家にきて、ささやかに6月10日のライブの打ち上げをやろーとなってて、駄菓子を用意したりブドウを洗ったりしてパーティの気分。榎本さんも駄菓子をたくさん持ってきてくれて、わたしが見たことない、パチパチパニックという駄菓子、あのサーティーワンホッピングシャワーの口の中でぱちぱちはじけるやつの、あのはじける部位だけが小袋に入ったラムネのような飴のようなお菓子で、口に入れたらほんとに結構なパチパチパチと大きい音が出ておもしろくてはまった。ブドウにまぶして食べたらファンタみたいになるかな〜とかゆってやってみたけどならなかった。そういう問題ではないらしい。色んな話が止まらなくて、結局7時間ぐらいふたりで喋っていた。わたしがパチパチパニックにすっかりはまってしまい、そこからサーティワンに行きたくなったので、夜、榎本さんを連れ出して駅前のサーティワンへ。今はダブルの値段でトリプルにできるキャンペーン中だったので、欲張ってスモールのトリプルを選択ホッピングシャワーと、チョコミントと、ラムレーズンの3つにした。ホッピングシャワーは、パチパチパニックを体験したあとに食べるとやはりアイス要素が強いからそんなにパチパチしなくて、あれ〜て感じやった。そしてスモールとはいえアイス三種は結構おなかいっぱいになった。折角足立区くんだりまできてくれたのに、お料理も出さず、ごはん屋さんにもいかず、お菓子を食べてサーティワンで締めるという、変な打ち上げだけど、わたし食生活こんな感じやので榎本さんを付き合わせてしまったかなあとか思ったけど、たぶん、榎本さんもかなりこちら寄りの人な気がしたので、楽しかったし、よかったかな。蛍の光を流され、サーティワンを閉店で追い出され、駅で見送って、帰り道、ひさしぶりに知らない人に声かけられて「アウトデラックスの人ですよね!」と、もう1年半以上前なのに、まだ覚えててくれてる人おるねんな〜と不思議に思った。可愛い小柄で若そうな女の子やった。

6.25日

朝からメルマガの原稿を書いたりゴロゴロしたりして、昼から衣装的な洋服を色々見繕って、渋谷の某所へ。今日は9月にC子せんせいと花代さんとやるお芝居のチラシの撮影をまずした。花代さんは素晴らしい写真家さんでもあるので、花代さんディレクションの元、持ってきた服を着たり脱いだりして、最終的には殆ど裸のようなイヤンな恰好で撮影。だけど花代さんフィルターを通すと覆われてる布は悉く少ないけどたぶん、ドエロい感じとは180度違う、オシャレで可愛い絵になっていることでしょう。ソロショットと、C子せんせいと絡むショットも撮ったけど、C子せんせいと絡むショットはえっと、わたし人生はじめて、手ブラならぬ足ブラをしました。どんなやつが使われるかわからないけど、花代さんの写真はどれみても完全に素敵なんで、きっと心配は無用! C子せんせいとふたり、渋谷の邸宅で半裸&全裸になってましたが、絶対綺麗ないいチラシになるでしょう! 撮影のあとは、C子せんせいが持ってきてくれたテキスト、まずはこの邸宅の元の持ち主である、難病の末に亡くなってしまった作家のおじいさんのエッセイを、朗読したり、そのあとはアルトーの『神の裁きと決別するため』というすんごくヘンテコな文章を邸宅じゅうを歩き回りながら、代わりばんこに読むという稽古をした。どっちもお芝居本番にやる直接の内容とは関係ないんだけど、3人でこの舞台で、動きながら喋るというのはとても勉強になったし、おもしろかった! アルトーの文章なんて、黙読してたらわたしくらいのオツムの出来だったらきっとわけわからなくて挫折しちゃうんやけど、声に出して読むことによって、なんか、結構意味がわかってきて、しかも自然と3人の役名が出来たり、盛り上がるとこは一緒に大きな声で読んだり、初見の文章やったけど、気持ちよく読めてしまった。アルトーの本ちゃんと読めたことないけど、C子せんせいが説明してくれたところによると、アルトーの残酷演劇というのはなかなか興味深かった! 撮影もして、すこし声を出して体動かして稽古もして、その後近くのリキッドルームへ遊びにいこうとなり、恵比寿の方へみんなで歩いてたら、途中で道端で飲んでいるパーティーピーポーな方々がいて、どうやら花代さんのお友達だったらしく、その中にTTコちゃんもいて、ひさしぶりに会っておはなしした。これからそのパーティーピーポーな方々と一緒にリキッドルームのロスアプソンTシャツ祭り?に行く感じだったけど、楽しそうやけど既に10時半くらいで、わたし明日も朝から労働だったので、失礼ながらお暇して、C子せんせいとふたりで恵比寿駅から帰宅。