およそ16世紀末から18世紀前半にかけての西洋音楽を指す。 声楽でオペラ、オラトリオ、カンタータ、器楽で協奏曲、ソナタなどの多くの新しいジャンルが生まれると同時に、イタリア、フランス、ドイツを中心にして明確な国民様式が形成される。 作曲家が書く楽譜は作品の骨格にとどまることが多く、不動の土台となる通奏低音を除いて、他の声部の奏法に関しては演奏家に大幅な自由が許されていた。
グローヴ音楽事典、世界大百科事典
波動と言ったり、エネルギーと言ったりしていますが 残念ながら、この世の物質はすべてエネルギーで出来ているといって過言ではありません。 目に見えるということ自体、ある一定の振動を起こしているから。 今日は、見えないものの話もするから、嫌いな人はここで見るのやめてくださいね☆ その「波動」が「高い」もの「低い」ものが存在することは 聞いたことがあるでしょう。 本来は高いが良いわけでもなく、低いからだめでもなくてね、 その状態の話であるわけです。 つまり、変動するもの、変わり続けるものなのです。 そんな中で「ありがとうという言霊は波動が高い」 なんて聞いたこともあるでしょう。 ここまで読み進めてくだ…
今日は昨日と比べ、肌寒かったですね。秋っぽい気候が訪れた感じがします。 そんな今日は、ゆっくりとバロック音楽を楽しみました。 アルビノーニのアダージョ ヴィヴァルディのフルート協奏曲ト短調作品10の2『夜』 バッハのG線上のアリア パッヘルベルのカノンとジーク グルックの精霊の踊り モーツァルトのセレナーデ第6番ニ長調K.239 セレナータ・ノットゥルナ が収録されています。 どれもショートピースなので気楽に聴けるCDだと思います。しかしながら、1曲目がアルビノーニのアダージョなので、いきなり重たい印象を受けるかもしれませんね。勝手な解釈ですが、このCDは最後にいくにしたがって曲調が明るくなっ…
今週ご紹介する1曲はバロック時代のイタリアの作曲家トマゾ・アントニオ・ヴィターリ Tomaso Antonio Vitali (1663~1745)のヴァイオリンと通奏低音のための変奏曲「シャコンヌ」ト短調です。 ヴィターリは同じく当時著名な作曲家ジョヴァンニ・ヴァティスタ・ヴィターリを父親にもち、生涯のほとんどをモデナの宮廷楽団でヴァイオリニスト・作曲家として活動しました。 また、親子二代でモデナの宮廷学長を務めました。父親の作品はきいた記憶がなくて、息子の方もこの曲しかきいたことはありません。彼には申し訳ないですが、多くの歴史の中に消えていってしまう作曲家がある中で、300年以上前のこの1…
自宅の近所にあるリサイクルショップ(Eco Reuse Factoryとお店は名乗っています)の一角に中古レコードを販売しているスペースがあり、原則こういった店舗の買取基準は新しく、きれいなものに高値がつくそうで、古くて何年も不良在庫になってしまったレコードは陳列棚の下に段ボールに入れられ、歌謡曲などジャンルを問わず雑多に(環境音楽や民謡、相撲甚句から付録みたいなものまで―これはこれで興味深く、面白いものもありますが)LP・EPが置いてあります。 発売されたときは人気のアーティストのレコードで、買うのにお小遣いを貯めて手に入れた。憧れのレコードだった。など人によっては思い出や思い入れのある物も…
ツェルニー左手のための24の練習曲 テクニック向上のために練習曲は必要かもしれない バロック好きなのにトリルが下手すぎて困る 「ツェルニー左手のための24の練習曲」の23番 AIでなくて人間が弾いている動画がみたい! テクニック向上のために練習曲は必要かもしれない 99%の確率で村上春樹の言だったと思うのだが、どの作品だったかが思い出せないので、100%定かではない。 その言とは 「音楽家は耳がよくなくてはいけない。しかしよすぎても困る。というのは自分の演奏が(下手すぎて)聞くに耐えないから続かないのだ」 という趣旨のものだ。 私はどうやっても上手にならないなぁと思う時、いつもこれを思い出す。…
お題「聴くとテンションが上がる曲」 ゴダール映画に出てくるんだよ 気狂いピエロ アンナ・カリーナ Amazon フルートはランパルさんでした… Flute Concerto in F Major, Op. 10, No. 1, RV 433, 'La Tempesta di Mare': I. Allegro クラウディオ・シモーネ, クラウディオ・シモーネ指揮 イ・ソリスティ・ヴェネティ & ジャン=ピエール・ランパル クラシック ¥255 provided courtesy of iTunes 古楽器も良いけど、こういうのも良い
本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 昨シーズンから私とアンサンブルが取り組んでいますクラシック音楽のジャンルに、 バロック音楽があります。 昨シーズンはヴィヴァルディとテレマンの作品を取り上げました。 私の心の中では、こちらのギターアンサンブルさんとバロック音楽との相性は極めていいと思っていまして、 今シーズンもヴィヴァルディとバッハの作品を取り上げます。 今日も練習中に思いましたが、 一見簡単なパッセージに見えて、 実はとても難しいと思える部分が多くあります。 でも、そのことを真正面に取り組んでこそ、確かな成果が出てくるものと私は信じています。 事実、クラシックギター…
急に思い立って・・・。 急に何かを食べたくなるって時ってありませんか?音楽の場合もそうです。あの曲を聴いてみたい!メロディーは浮かんでも、バンド名と曲名が思い浮かびません。半日考えてバンド名は分かりましたが曲名がわからず息子にメールしました。しばらくして返事あり。下の曲です。evil warning - Bing video なんでもそうですが好みがあるので「これはねー。」と思う方がいらしても納得です。ただ知名度の高いバロック音楽のフレーズが出てくるのでそこまで聴いてくださると嬉しい。 私はかなりの音量で聴きます。夫がいますから勿論イヤーホーンで。(ワイヤレスは便利です。)ボーカルのアンドレ・…
YouTubeを立ち上げて、最初に出てきた作曲家が、「フランチェスコ・ヴェンチュリーニ」である。 YouTubeだけではないと思うが、このようなサイトには、学習機能があるようである。 今このサイトを見ている人間は、どのようなものを好んで見ているかを知っているのである。 ということは、私の使ってるコンピュータを識別していて、データを蓄積しているということなので、考えると恐ろしいことである。 私は、最近はバッハやモーツァルトには見向きもせず、聞いたことのないような名前の作曲家の作品だけをきいている。 だから、そういう聞いたことのないような名前の作曲家の作品が出てくる。 もちろん、孫娘が来た時によく…
昨日、とある小さなアマチュアオーケストラ公演にて、エキストラ出演でした。 曲目はバロック時代の作品ばかり。 実は、バロック時代の音楽を演奏することを、私はそれほど日常のことではないのです。 練習に出向くと、不勉強の私には聞きなれない言葉が指揮者の先生から聞こえてきます。 「そこはイネガル奏法でお願いします。」 私の中では、知ったかぶりをしても仕方がないので、 イネガル奏法ということを練習の合間に、こそっと調べてみました。 Wikipedia記事からはこんなことが。 ja.wikipedia.org へ~、そういう意味だったのか! こんな専門的な用語をアマチュアのオーケストラが日常的に使うなんて…
特別な存在感を放つ打楽器 皆さん、こんにちは! 今回はティンパニーに関する雑学をご紹介します! オーケストラの中で、その重厚な音色とリズム感で特別な存在感を放つティンパニー。 古代ギリシャの「ティンバノン」に由来するその名前から、現代音楽における革新的な役割に至るまで、ティンパニーの魅力を余すところなくお伝えします。 この記事では、その歴史、特徴、そして知られざるエピソードに迫ります。 ティンパニーの起源 ティンパニーの原型は古代メソポタミアやエジプトで使用されていた「ケトルドラム」にさかのぼります。 ヨーロッパには13世紀頃にイスラム文化を通じて伝わり、最初は軍楽隊で使用されました。 特に1…
岡田暁生『西洋音楽史講義』(角川ソフィア文庫)を読む。一見地味なタイトルだが、これが素晴らしい。岡田暁生といえば、吉田秀和賞を受賞した『音楽の聴き方』(中公新書)や『オペラの運命』(同)、『西洋音楽史』(同)、『音楽の危機』(同)といった名著を量産している音楽学者だ。 本書はもともと放送大学のテキストとして書かれた。15回に分けて放送され、本書でも15章で構成されている。単なる音楽史ではない。グレゴリア聖歌から、バロックの対位法やフーガの意味、通奏低音の働きなど、それらがすたれていった歴史が根底から紹介される。 グレゴリア聖歌は最古の西洋音楽だ。それはハーモニーを持たず、拍子感もなく、伴奏楽器…
こんにちは、vionanと申します。とんえぼアドカレ19日目ということでやらせてもらっておりますが、いろいろ不具合があり再投稿となっています(運営様にはお手数おかけしました)。 突然ですが、「音ゲーコア」ってありますよね ない? あるとして聞いてください 音ゲーの中枢であるところの音楽の中でも、ことさらに特徴的なジャンルとして扱われがちな音ゲーコアですが、実際のところ、こう思ったことはありませんか? もちろん私は思ってます。胸も痛いです。そんなわけで、「結局音ゲーコアって何なのさ」という疑問を解消していこうというのがこの記事の趣旨でございます。 理解するための第一歩として、まずは「どんな曲が音…
木管楽器の詩人 皆さん、こんにちは! 今回はオーボエに関する雑学をご紹介します! オーボエは、オーケストラの中でひときわ存在感を放つ木管楽器です。 その澄んだ音色と豊かな表現力は、多くの人々の心を揺さぶり、音楽に深みを与えます。 歴史を遡ると、オーボエは古代の楽器をルーツに持ち、現在の形に至るまで様々な進化を遂げてきました。 本記事では、オーボエの起源や特徴、製造の舞台裏、そして知られざる雑学についてご紹介します。 オーボエの起源と歴史 オーボエは、17世紀にフランスで誕生しました。その原型は古代ギリシャやエジプトの木管楽器にさかのぼります。 中世ヨーロッパでは、戦場や儀式で使われた「シャリュ…
こんにちは、vionanと申します。とんえぼアドカレ19日目ということでやらせてもらっております。 突然ですが、「音ゲーコア」ってありますよね ない? あるとして聞いてください 音ゲーの中枢であるところの音楽の中でも、ことさらに特徴的なジャンルとして扱われがちな音ゲーコアですが、実際のところ、こう思ったことはありませんか? もちろん私は思ってます。胸も痛いです。そんなわけで、「結局音ゲーコアって何なのさ」という疑問を解消していこうというのがこの記事の趣旨でございます。 理解するための第一歩として、まずは「どんな曲が音ゲーコアと呼ばれているのか」を確認していきたいところですね。ということで、周囲…
今年聴いた「エクスペリメンタル・ミュージック」のベスト20です。20位から順にまとめてあります。あくまでマイベストなので客観性はないです。ではどうぞ。 -- ⑳Ludwig Wandinger『Is Peace Wild?』(light-years) カテリーナ・バルビエリのレーベルからリリースされたベルリンを拠点とするモダン・シンセスト、ルートヴィヒ・ヴァンディンガーのアルバムです。ミニマムにして壮大、もしくはインナーワールドの中の拡張、そしてその崩壊と生成のように、いわばパラドックスの果てにある美しき電子音楽世界とでもいいましょうか。そしてどこかプログレッシヴなムードもあります。 -- ⑲…
地中海に浮かぶ小さな島国、マルタ。 その首都「バレッタ」は、歴史と文化が息づく美しい街として世界中の観光客に愛されています。 バレッタは、歴史的な建造物だけでなく、活気あふれる市場やおしゃれなカフェもたくさんあります。 また、マルタは英語が公用語の一つであるため、語学留学にも最適な場所です。 この記事では、そんな魅力あふれるバレッタでの過ごし方を紹介します。 バレッタの街歩きはもちろん、歴史や文化、そして留学生活の魅力についても深掘りしていきます。 バレッタ旅行や留学を検討している方はもちろん、ただ美しい街並みに興味がある方も、ぜひこの記事を読んで、バレッタの魅力を発見してください。 バレッタ…
わたしの オーディオ機器遍歴:アンプ・スピーカー・CDプレーヤー・レコードプレーヤー これまでのわたしのオーディオ機器とのお付き合いを振り返ってみると、その時々の音楽との出合いも共にあり、多少思い出深いものでもあります。 その思い出を少したどってみたいと思い立ちました。人様にはどうでもいいようなことばかりですが、もしよかったらご覧ください。今日までのオーディオ機器とのお付き合い しかしながら、わたしはオーディオ機器には詳しいわけでもなく、オーディオ・ファンでもありません。オーディオについての素人談義と思って聞いてください。(時代は昭和30年代頃から) 小学校の頃、家にパイオニアの「ステレオ」と…
○日曜日の午後、喫茶店 「家族連れが名を名乗り、投資の説明を受けている、相手は名うての営業マンと思われる」 「ああ、なるほど、売ろうという気配無く、日常会話から見事に客の情報を把握する話術の上手さ」 「イケメン、長身、博識、友人の様な雰囲気でありつつ礼儀正しい、なるほどこういうタイプか」 #三行詩 20241208 「何やら話しが怪しくなってきた、資産家の息子と自称し、家賃収入で食べていける物件の紹介を」 「見かけ金持ち息子風、不動産の話しがメインらしく、ますます流暢に、巧みな話術を繰り広げる」 「絶対儲かる、大手じゃない魅力、借金を返せる、そして家族連れ夫はいう、何とかなるかも」 #三行詩 …
【新年の挨拶②】 ▼「蛇(巳)」(ブログの枕) 少し気は早いですが、正月は忙しいので12月に「新年の挨拶①」及び「新年の挨拶②」の二回に分けて新年の挨拶を投稿します。2025年の干支は「蛇(巳)」ですが、中国の歴史家・班固らが編纂した史書「漢書」の律暦志には十二支が自然界の輪廻転生を表したものであるという由緒が解説されており、そのうち「巳」は「草木の成長が極限に達して、次の生命が宿され始める時期」とされています。これが日本に伝来して庶民にも理解し易いように十二支に動物の名前を割り当てた作り話で物語風に仕立てたものに「巳」が転じて「蛇」が登場します。この点、蛇は、脱皮を繰り返して成長する動物であ…
ほとんどの大人が平均律を選ぶコンクール 晩秋の散歩のお供はバッハ平均律 バッハには晩秋の風景がよく似合う 平均律は弾けないし、聴けないかもしれない ほとんどの大人が平均律を選ぶコンクール バッハコンクールも3回続けてでていると、それまで全然見えてこなかったものが見えてくる(私が受けた地域だけかもしれないが) どういうことかというと、 大人の一般カテゴリーでは常連さんが一定数いる(そういう私も!) 高校生・大学生は華やかなドレスが圧倒的だが、大人は地味だ。 曲目が選択制の大人は圧倒的に平均律を選んでいる。 特に、曲目の選択ではみなさん年々難しいものを選ぶ傾向がある気がする。 私が初めてエントリー…
ラジオスイス/クラシックエミリー・メイヤー - 交響曲 第4番 ロ短調🎼(ステファン・マルゼウ指揮ノイブランデンブルク・フィルハーモニー)-----… pic.twitter.com/NwWfHzzrVg — りなも@mix (@shin16_dynamo) 2024年12月3日 今日も快晴の空だけど、風が出てきた。 コメダ珈琲店磐田今之浦店でアイスコーヒー。「この人を見よ」悲劇の誕生1を95ページまで読んだ。… pic.twitter.com/OFtcpe2Gge — りなも@mix (@shin16_dynamo) 2024年12月4日 業務スーパー磐田店で、国産いりこ。290グラム。田作…
東京の図書館から、62回シリーズで取り上げております、府中市立図書館のライブラリである、ヘルムート・リリンク指揮シュトゥットガルト・バッハ合奏団他の演奏による、バッハの教会カンタータ全集、今回はその第13集を取り上げます。 この第13集には、第194番と第23番の2曲が収録されています。一応ここまでがケーテン時代のカンタータですが、第23番は一方でライプツィヒ時代のカンタータです。これもリリンクがあえてまとめたと考えます。というのは、第23番はおそらくトーマス・カントル(ライプツィヒのトーマス教会の音楽監督)採用試験のためにかかれたものとされており、ゆえに完成はライプツィヒですがケーテンにおい…
最近ASMRのアニメにハマっている つべで見つけたお気に入りのひとつ💕 セリフがなく🐈と🐥の友情を描いていたり、🐈がエステしてあげたり とにかく可愛くて癒されるのだ 引越し先の住居にもようやく慣れ…心に少しゆとりが出てきたので小説を書いたり、つべでお気にの番組に癒されたりしている バロック音楽も耳心地良く妄想を掻き立ててくれるので小説のエッセンスになってくれる そして日々、可愛い鳩ちゃま達に癒され🕊誰でも心の居場所ってあると思うけれど自分が安心してほっこり出来るモノって大切だとつくづく思う 自分自身とはぐれない為にもね 独り時間を如何に有意義に過ごそうかが最近のマイブーム さて…今宵は何をして…
東京の図書館から、62回シリーズで取り上げております、府中市立図書館のライブラリである、ヘルムート・リリンク指揮シュトゥットガルト・バッハ合奏団他の演奏による、バッハの教会カンタータ全集、今回はその第9集を取り上げます。 第9集には、第132番、第155番、そして第70番が収録されています。3曲ともヴァイマル時代に成立したものですが、第70番に関しては現在残っているのはライプツィヒ時代のものです。 ①カンタータ第132番「汝ら道をそなえ、大路をなおくせよ」BWV132カンタータ第132番は1715年12月22日の待降節第4日曜日用として作曲されました。初演もその日に行われています。 en.wi…