およそ16世紀末から18世紀前半にかけての西洋音楽を指す。 声楽でオペラ、オラトリオ、カンタータ、器楽で協奏曲、ソナタなどの多くの新しいジャンルが生まれると同時に、イタリア、フランス、ドイツを中心にして明確な国民様式が形成される。 作曲家が書く楽譜は作品の骨格にとどまることが多く、不動の土台となる通奏低音を除いて、他の声部の奏法に関しては演奏家に大幅な自由が許されていた。
グローヴ音楽事典、世界大百科事典
ヘンリー・パーセル(Henry Purcell 1659年~1695年)今年は没後330年 バロック音楽期のイギリスを代表する作曲家です。 生年は1659年とされますが幼年期の記録はほとんどのこっておらず、両親・家族の詳細もわからないそうです。音楽教育を受けたのは9歳頃に王室礼拝堂の少年聖歌隊に所属していた時で変声期を迎えると共に聖歌隊から楽器管理助手(オルガン調律師)に任じられます。 1677年パーセルにも影響を与えたマシュー・ロックが死去するとその後任として王室合奏団の常任作曲家(指揮者も兼ねる)に就任します。後に王室礼拝堂のオルガニストにも任命されます。 1659年の生年としたら18歳!…
バロック音楽(ピリオド楽器)が好きなのですね。 まあ、音楽はわかりませんが。 なぜかというと再生が難しいからですね。システムが悪いと小うるさいだけで、救いようがないカテゴリーなので、再生を頑張ろうという気がするからです。 そういう意味でオーディオ的です。 ポピュラーあたりは、さすがに録音する方が良く考えているので、どんな装置でもそれなりに鳴ってくれるのですが、この手の音楽はそういう忖度が少ない。 それがいい。 好きなカテゴリーだけを聴いていては機材の性能を引き出せないし、音楽よりオーディオが好きなので、機材の可能性を切り開くことが楽しいというのかな。 空気感が出ないと、本当にガシャガシャしてう…
今日は昨日と比べ、肌寒かったですね。秋っぽい気候が訪れた感じがします。 そんな今日は、ゆっくりとバロック音楽を楽しみました。 アルビノーニのアダージョ ヴィヴァルディのフルート協奏曲ト短調作品10の2『夜』 バッハのG線上のアリア パッヘルベルのカノンとジーク グルックの精霊の踊り モーツァルトのセレナーデ第6番ニ長調K.239 セレナータ・ノットゥルナ が収録されています。 どれもショートピースなので気楽に聴けるCDだと思います。しかしながら、1曲目がアルビノーニのアダージョなので、いきなり重たい印象を受けるかもしれませんね。勝手な解釈ですが、このCDは最後にいくにしたがって曲調が明るくなっ…
今週ご紹介する1曲はバロック時代のイタリアの作曲家トマゾ・アントニオ・ヴィターリ Tomaso Antonio Vitali (1663~1745)のヴァイオリンと通奏低音のための変奏曲「シャコンヌ」ト短調です。 ヴィターリは同じく当時著名な作曲家ジョヴァンニ・ヴァティスタ・ヴィターリを父親にもち、生涯のほとんどをモデナの宮廷楽団でヴァイオリニスト・作曲家として活動しました。 また、親子二代でモデナの宮廷学長を務めました。父親の作品はきいた記憶がなくて、息子の方もこの曲しかきいたことはありません。彼には申し訳ないですが、多くの歴史の中に消えていってしまう作曲家がある中で、300年以上前のこの1…
自宅の近所にあるリサイクルショップ(Eco Reuse Factoryとお店は名乗っています)の一角に中古レコードを販売しているスペースがあり、原則こういった店舗の買取基準は新しく、きれいなものに高値がつくそうで、古くて何年も不良在庫になってしまったレコードは陳列棚の下に段ボールに入れられ、歌謡曲などジャンルを問わず雑多に(環境音楽や民謡、相撲甚句から付録みたいなものまで―これはこれで興味深く、面白いものもありますが)LP・EPが置いてあります。 発売されたときは人気のアーティストのレコードで、買うのにお小遣いを貯めて手に入れた。憧れのレコードだった。など人によっては思い出や思い入れのある物も…
ツェルニー左手のための24の練習曲 テクニック向上のために練習曲は必要かもしれない バロック好きなのにトリルが下手すぎて困る 「ツェルニー左手のための24の練習曲」の23番 AIでなくて人間が弾いている動画がみたい! テクニック向上のために練習曲は必要かもしれない 99%の確率で村上春樹の言だったと思うのだが、どの作品だったかが思い出せないので、100%定かではない。 その言とは 「音楽家は耳がよくなくてはいけない。しかしよすぎても困る。というのは自分の演奏が(下手すぎて)聞くに耐えないから続かないのだ」 という趣旨のものだ。 私はどうやっても上手にならないなぁと思う時、いつもこれを思い出す。…
お題「聴くとテンションが上がる曲」 ゴダール映画に出てくるんだよ 気狂いピエロ アンナ・カリーナ Amazon フルートはランパルさんでした… Flute Concerto in F Major, Op. 10, No. 1, RV 433, 'La Tempesta di Mare': I. Allegro クラウディオ・シモーネ, クラウディオ・シモーネ指揮 イ・ソリスティ・ヴェネティ & ジャン=ピエール・ランパル クラシック ¥255 provided courtesy of iTunes 古楽器も良いけど、こういうのも良い
本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 昨シーズンから私とアンサンブルが取り組んでいますクラシック音楽のジャンルに、 バロック音楽があります。 昨シーズンはヴィヴァルディとテレマンの作品を取り上げました。 私の心の中では、こちらのギターアンサンブルさんとバロック音楽との相性は極めていいと思っていまして、 今シーズンもヴィヴァルディとバッハの作品を取り上げます。 今日も練習中に思いましたが、 一見簡単なパッセージに見えて、 実はとても難しいと思える部分が多くあります。 でも、そのことを真正面に取り組んでこそ、確かな成果が出てくるものと私は信じています。 事実、クラシックギター…
急に思い立って・・・。 急に何かを食べたくなるって時ってありませんか?音楽の場合もそうです。あの曲を聴いてみたい!メロディーは浮かんでも、バンド名と曲名が思い浮かびません。半日考えてバンド名は分かりましたが曲名がわからず息子にメールしました。しばらくして返事あり。下の曲です。evil warning - Bing video なんでもそうですが好みがあるので「これはねー。」と思う方がいらしても納得です。ただ知名度の高いバロック音楽のフレーズが出てくるのでそこまで聴いてくださると嬉しい。 私はかなりの音量で聴きます。夫がいますから勿論イヤーホーンで。(ワイヤレスは便利です。)ボーカルのアンドレ・…
YouTubeを立ち上げて、最初に出てきた作曲家が、「フランチェスコ・ヴェンチュリーニ」である。 YouTubeだけではないと思うが、このようなサイトには、学習機能があるようである。 今このサイトを見ている人間は、どのようなものを好んで見ているかを知っているのである。 ということは、私の使ってるコンピュータを識別していて、データを蓄積しているということなので、考えると恐ろしいことである。 私は、最近はバッハやモーツァルトには見向きもせず、聞いたことのないような名前の作曲家の作品だけをきいている。 だから、そういう聞いたことのないような名前の作曲家の作品が出てくる。 もちろん、孫娘が来た時によく…