少しハンカチ濡れるかもしれませんが、鬱陶しい梅雨の今、じんわりと心地良さを味わうにはピッタリの一作を紹介します。 心臓病の娘のために町工場を経営する父親が人工心臓を開発する感動の話……かと思ったら、感動のポイントが違ってジーン。 人工心臓は出来上がるのか? 娘を助けることができるのか? 物語をひっぱるこの2点は一緒なのですが、人工心臓を目指すその先にグッとくる展開が待っていました! ----- 知らなかったのですが、元になった話がありました。 多分その話は、どこに焦点を当てるか(たとえば、人工心臓の開発秘話など)で幾通りの物語になりそうです。 でも本作はタイトル通りに“家族”に焦点を当てた物語…