相鉄線とともに流れる帷子川。子どもの頃から、走る車内からその光景を見てきた。ふっと気づくと、知らぬ間に大きな変化をしている。これまでの断片の記憶と、車窓から見える断片的な光景。河口から上流に向かて歩きながら昔と今をつなげてみることにした。 そのきっかけとなったのは… ・横浜都市発展記念館の「運河で生きる」の展示だった。→*1 ・そこには帷子川沿いの生活をとらえた一枚の写真があった。→*2 展示は過去から現代に至る時間の流れが、歴史として記録されていた。その瞬間を自身が体験として記憶していたことに感慨深いものがあった。地元のロカールな川だが、ラッコが迷い込み全国的にも知られるようになった。過去に…