きょう3月30日に『国原譜(250330)』は思う。何かの拍子に、ふと思い出す。『フランシーヌの場合』という反戦歌。1969年3月30日の日曜日の朝、30歳の女性がパリの路上で焼身自殺。女性は当時のベトナム戦争や多くの餓死者が出たナイジェリア内戦に心を痛めていた。日本人の作詞・作曲による歌は同年6月15日に発売された。「ホントのことを言ったら/オリコウになれない/ホントのことを言ったら/あまりにも悲しい」。世界の各地で戦争があり、国内ではこの年の1月に「東京大学・安田講堂攻防戦」があった。昔の記憶をたどりながら、いま自分は何をしているのだろうと思う。「ひとりぽっちの世界に/残された言葉が/ひと…