「そして、バトンは渡された」(2020)を見る。原作は2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの小説。2021年10月時点で累計発行部数は110万部のベストセラー。予想以上に脚本がよくできていて面白い。 タイトルの意味は、3人の父、2人の母(生みの母は幼いころ事故で死亡)、血の繋がらない親の間を「リレー」して、現在3人目の父親・森宮壮介と暮らす17歳、高校2年生の主人公・森宮優子が成長していく様子を描く。 監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018)「老後の資金がありません!」(2021)の前田哲。 主演は「仮面病棟」「キネマの神様」の永野芽郁(ながの・めい)。共演は、田中圭、石…