さいたま市緑区は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの1つである。
さいたま市の南東部に位置し、旧浦和市東部を区域とする。
面積は26.44km²、人口は120,248人*1。
さいたま市浦和区、さいたま市中央区、さいたま市大宮区、さいたま市見沼区、さいたま市岩槻区、さいたま市南区、越谷市、川口市に隣接する。
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芝川や綾瀬川、見沼田んぼの周りを流れる見沼代用水などがある。
綾瀬川は緑区と越谷市の境界を流れる。
見沼田たんぼは江戸時代に新田開発及び水害対策を目的として見沼溜井を干拓し、形成される。
当区の南側に武蔵野線が通り、東部には南北に東北自動車道、国道122号が通っている。
衆議院小選挙区のブロックは埼玉第1区である。
現在の大門地区は、日光御成街道の宿場大門宿として知られる。
区名選定の際の住民投票では「緑区」は6候補中5位であったが、1位と3位にランクインしていた「浦和東区」や「東浦和区」は旧市名が入っており好ましくないと判断され、2位の「美園区」は旧美園村の村域を現在の区域がそのまま受け継いでいないことなどを理由に除外され、4位の「東区」は岩槻市がさいたま市との合併を希望していたことなどを理由に除外されたために「緑区」が繰り上げ採用となった。一方、現在の見沼区にあたる旧大宮市東部区域の住民投票では、「緑区」が2位にランクインしていながら、それより下位(4位)の「見沼区」という区名になった上に、区内に「見沼」という地名はなく、緑区や北区に「見沼」という地名が存在する。
有料道路
一般道路
*1:2016年8月1日現在