丙午とは? 丙午(ひのえうま)は、十干十二支の組み合わせのひとつで、60年に一度巡ってくる年です。直近では1966年、次は2026年が丙午の年となります。この年に生まれた女性は「気性が激しく、夫の命を縮める」といった迷信が昔から語られてきました。 このような言い伝えは江戸時代に広まったとされており、特に「八百屋お七」の逸話が元になっているとも言われています。 結論から言うと、歴史的な裏付けは不確かで、科学的な根拠は一切ありません。 「八百屋お七」 『天和笑委集』によるとお七の家は天和2年12月28日(1683年1月25日)の大火(天和の大火)で焼け出され、お七は親とともに正仙院に避難した。寺で…