この「バウンド」はウォシャウスキー姉妹がまだ兄弟だった時に製作されたもので*1、「暗殺者」*2の脚本で注目を集めたふたりが初めてメガホンを取った映画になる。たしか劇場公開時かなり話題に上っていて、私もビデオを借りた記憶はあるのだが、内容は全くと言っていいほど覚えていない。このところ観るのも読むのも不倫絡みが続いていたので、ちょっとした気分転換に改めて鑑賞してみた 窃盗による刑期を終え久々にシカゴへ戻った配管工のコーキーは裏社会の伝手でマンションの一室を改装する仕事に就く。その隣り部屋にはマフィアのシーザーと彼の情婦ヴァイオレットが暮らしていたが、レズビアンのコーキーは何となく彼女の魅力に惹かれ…